遊戯王では数多くのテーマやデッキがあり、その特徴も多種多様になっています。
今回はそんな中でもモンスターを並べることを得意とする展開力のあるテーマデッキからおすすめのものを紹介していきたいと思います。
目次
今回の選定基準を紹介!
展開力があると一言で言っても、昨今の高速化した環境では展開力が高いテーマやデッキはそう珍しくありません。
加えてそのインフレに追いつかせるための強化によって展開力が大きく上がった過去テーマも見受けられます。
展開力の高さは対応力や安定力にもなるためデッキの強さに繋がってくる一方、特殊召喚メタが刺さりやすかったり特殊召喚封じのロックカードを使われると機能不全に陥りやすいという明確な弱点も抱えています。
肝心の選定基準なのですが、昨今の代表的な特殊召喚メタである「原始生命態ニビル」が効果的かどうかというのは1種のハードルになり得ます。
しかし、1ターンの間に計5回の召喚・特殊召喚を行えるテーマデッキは現環境では珍しくないどころか主流になっていると言っても過言ではありません。
そこで今回は「原始生命態ニビル」が効きやすいかどうかを一つのハードルにしながらも、それぞれ異なる特徴があるテーマデッキをおすすめとして紹介させていただきます。
おすすめの展開力のあるデッキを紹介!
「インフェルノイド」デッキ
ほぼ全てが特殊召喚モンスターであり、自分フィールドの効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の場合にフィールド・墓地の「インフェルノイド」モンスターを除外して特殊召喚できる「インフェルノイド」モンスターを主軸としたビートダウンデッキです。
高レベル「インフェルノイド」モンスターは除外する枚数が増える代わりに墓地からの自己蘇生も出来るため、墓地を肥やすことが展開の準備になります。
レベルもランクも持たないリンクモンスターを併用すればレベル・ランクの合計をそこまで気にせずに墓地が肥えている限り何度も特殊召喚出来ます。
コチラでは当サイトで組んだ「インフェルノイド」デッキレシピを紹介しております!
「空牙団」デッキ
下級「空牙団」モンスターはメインフェイズに手札から自身と同名以外の「空牙団」モンスターを手札から特殊召喚できる効果を持っており、この効果を使い大量に「空牙団」を特殊召喚し、下級「空牙団」の2つ目の効果でアドバンテージを稼いだり、相手の妨害をします。
展開力が高く、次々とモンスターを展開できるテーマで、最近だと「ネメシス」などとも相性が良く、混合デッキを見かけるようになりました。
展開力が高い反面、手札の消費が激しいので、手札の消費と持久力の無さをどうカバーするかがこのデッキの課題となります。
またこのデッキの長所は全体的にシングル価格が低めと復帰組でも組みやすい点です。
当サイトでは「空牙団」デッキレシピと相性の良いカードを紹介しております!
「未界域」デッキ
自分の手札に対してハンデスを行うことでの自己特殊召喚や手札から捨てられた場合の効果によるアドバンテージ獲得が最大の特徴のテーマデッキです。
運の要素が絡みはするものの手札を減らさずに大量展開をすることも可能であり、その特性からデッキの減るペースも速いため短期決戦を得意としています。
展開したモンスターは各種召喚方法の素材にしたり、ステータスの高い高レベル「未界域」モンスターであればそのまま総合打点として貢献出来ます。
当サイトでは「未界域」のデッキレシピについて紹介しております!!
「HERO」デッキ
「HERO」と名の付くいくつかのテーマを組み合わせた複合デッキです。
テーマとしては「E・HERO」「D-HERO」「E-HERO」「V・HERO」「M・HERO」の5種類あり、「E・HERO エアーマン」や「E・HERO シャドー・ミスト」といった「HERO」サポートカードを駆使することで展開や融合召喚を行っていきます。
「V・HERO」の展開ギミックも無理なく採用できるため展開力もあり、手札次第では複数の融合モンスターを並べることも可能です。
コチラは当サイトが組んだ「HERO」デッキレシピの紹介となります!
「ジャンクドッペル」デッキ
「ジャンク・シンクロン」と「ドッペル・ウォリアー」の2体を主軸にしたシンクロ召喚に特化したデッキです。
手札や墓地次第で様々な展開コンボを行うことができ、状況に合わせて多種多様なシンクロモンスターへ繋げることが出来ます。
シンクロ召喚を強力にサポートしてくれる「水晶機巧-ハリファイバー」や「リンクロス」といったリンクモンスターも併用することで全盛期とは違った意味で戦術の幅が広くなっています。
当サイトではシンクロに特化した「シンクロン」のデッキレシピを紹介しております!
「スピードロイド」デッキ
特殊召喚効果を持つモンスターが多い「スピードロイド」を駆使したシンクロ召喚主軸のデッキです。
「スピードロイド」モンスターの効果のいくつかにはそのターン中風属性モンスター以外の特殊召喚ができなくなる制約があるためエクストラデッキに採用したいモンスターはある程度限られるものの、高い制圧力を誇る「シンクロ・ドラゴン」モンスターやフィールド一掃か全体無効化が出来る「HSRカイドレイク」は強力なエースとして活躍します。
当サイトでは「スピードロイド」のデッキレシピを紹介しております!
「シャーク」デッキ
「バハムート・シャーク」やメインデッキの「シャーク」と名の付くモンスターを主軸としたエクシーズデッキです。
「カッター・シャーク」や「ランタン・シャーク」、「ライトハンド・シャーク」&「レフトハンド・シャーク」等の特殊召喚効果を持つモンスターを展開しエクシーズ素材を並べられます。
エースである「バハムート・シャーク」の効果を使うことでエクシーズモンスターの展開を行えるため瞬間火力も期待できます。
当サイトではシャークさんのマジックコンボが楽しめる「シャーク」デッキを紹介しております!
「RR」デッキ
「RR」モンスターを主軸としたエクシーズデッキであり、「RUM」を駆使するのも大きな特徴です。
メインデッキの「RR」モンスターをその効果によって展開し、エクシーズ召喚へつなぐことでアドバンテージを稼いだり火力を出していけます。
「RUM」を使用することでエクシーズモンスターをランクアップさせ、状況に応じた強力な「RR」エクシーズモンスターを出してビートダウンを狙っていけます。
当サイトでは「DD」デッキレシピを紹介しております!
「DD」デッキ
「DD」モンスターやそのサポートカードである「契約書」を使うことで様々な召喚方法を扱えるビートダウンデッキです。
優秀な効果を持つ「DD」モンスターや「契約書」カードによって大量展開をすることができ、墓地にカードが少ない序盤では手札の消耗が大きくなりやすいものの割に合った強力盤面の構築も可能です。
手札次第では1ターンの内にエクストラデッキから出した「DDD」モンスター複数体を並べることも容易なため相手を圧倒することが出来ます。
「コード・トーカー」デッキ
「コード・トーカー」リンクモンスターを主軸とし、そのサポートカードによってデッキの回転や展開を行っていけます。
サポートカードの中でも複数回のサーチを狙える「サイバネット・コーデック」を最大限利用することで「コード・トーカー」リンクモンスターを展開していけます。
少し前までは火力面での懸念がありましたが、切り札であり出しやすくもある「アクセスコード・トーカー」の登場によって性能が上がりました。
「マリンセス」デッキ
水属性・サイバース族で統一された「マリンセス」テーマを中心にしたリンクデッキです。
蘇生やサルベージ等の再利用手段に長けており、少ない手札消費からリンクを上げていくことが容易なのが特徴です。
「海晶乙女シーホース」1枚からリンク3の「海晶乙女マーブルド・ロック」へ繋げつつ自身をサルベージすることも可能です。
サーチやリクルートを駆使することで手札消費1枚から高リンクモンスターに繋げるコンボが出来るデッキは他にもありますが、メインデッキからの消費が1枚(「海晶乙女マーブルド・ロック」でサルベージすれば実質的に消費は0)でここまで繋げられるのは他にはない特長と言えます。
当サイトでは「マリンセス」デッキレシピの紹介をしております!
まとめ!
今回紹介したテーマ以外にも最近のテーマは非常に展開力が高く、1ターンでフィールドが強力なモンスターで埋まることは珍しくありません。
展開力の高いテーマデッキを組みたい方は是非参考にしてみてください!
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