2020年8月8日に発売予定の基本パック、ファントム・レイジにて新規テーマ「電脳堺」の情報が判明しました。
既に「電脳堺」モンスターは3種ほどいたのですが、今回「電脳堺」というカテゴリを参照するカード等の登場によって本格テーマ化となりました。
そこで今回は新規テーマ「電脳堺」のデッキレシピとその回し方等を紹介していきたいと思います。
目次
新規テーマ!「電脳堺」デッキレシピの紹介!
モンスターカード
「電脳堺姫-娘々」×3
「電脳堺媛-瑞々」×3
「電脳堺悟-老々」×3
「電脳堺豸-豸々」×3
「電脳堺麟-麟々」×3
「サイコ・ウィールダー」×2
「サイコ・トラッカー」×2
「灰流うらら」×3
「増殖するG」×2
魔法カード
「電脳堺都-九竜」×3
「電脳堺門-青龍」×3
「緊急テレポート」×2
「墓穴の指名者」×3
「ハーピィの羽根帚」×1
「死者蘇生」×1
罠カード
「電脳堺門-朱雀」×3
エクストラデッキ
「電脳堺獣-鷲々」×3
「電脳堺狐-仙々」×3
「電脳堺龍-龍々」×3
「電脳堺甲-甲々」×3
「電脳堺凰-凰々」×3
「電脳堺」デッキレシピの回し方と戦術例を紹介!
【更新情報】「Vジャンプニュース」更新!
Vジャンプ8月特大号掲載カードを公開!
Vジャンプ8月特大号掲載記事:第3回 『PHANTOM RAGE(ファントム・レイジ)』収録の「電脳堺」を公開!#遊戯王 https://t.co/Fg3RMzG5vd pic.twitter.com/PAUw8nSaXq
— 【公式】YU-GI-OH.jp (@yu_gi_oh_jp) July 8, 2020
このデッキのコンセプトは「電脳堺」モンスターの特性を活かしながら展開していきシンクロ・エクシーズモンスターで有利な盤面を構築しながら勝利を目指すというものです。
まずは「電脳堺」の特徴を簡単におさらいしていきます。
「電脳堺」モンスターは風属性・サイキック族と地属性・幻竜族の2種類が存在し、レベルもしくはランクが3の倍数になっています。
「電脳堺姫-娘々」以外のメインデッキの「電脳堺」モンスターは、自分フィールドの「電脳堺」カード1枚を対象にしてそのカードとは種類(モンスター・魔法・罠)が異なる「電脳堺」カード1枚をデッキから墓地へ送って自身を手札から特殊召喚できるという共通効果を持ちます。
この効果での特殊召喚後、一連の効果として各種固有の効果も発動します。
効果の発動後はレベルもしくはランクが3以上のモンスターしか特殊召喚できなくなるという制約もあります。
エクストラデッキの「電脳堺」モンスターは同じ種族・属性のモンスターを必要とする効果や召喚条件を持っているものもいるため、「電脳堺」以外のモンスターを採用する上では気を付けた方が良いでしょう。
デッキの回し方ですが、まずはモンスターの展開を行っていきます。
電脳堺門-青龍
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地から「電脳堺」カード1枚を除外し、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「電脳堺」モンスター1体を手札に加える。
その後手札を1枚選んで墓地へ送る。
前述したとおり「電脳堺姫-娘々」以外のメインデッキの「電脳堺」モンスターは自分フィールドに「電脳堺」カードがあれば自己特殊召喚が可能ですので、レベル3「電脳堺」モンスターを通常召喚するか「電脳堺門-青龍」を発動すればそれだけで特殊召喚の準備は整います。
電脳堺門-朱雀
永続罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
除外されている自分の「電脳堺」カード2枚を選んでデッキに戻す(同名カードは1枚まで)。
その後、対象のカードを破壊する。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、
自分フィールドの「電脳堺」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルまたはランクをターン終了時まで3つ上げる、または下げる。
「電脳堺」モンスターを特殊召喚する際に墓地へ送る「電脳堺」カードですが、「電脳堺姫-娘々」「電脳堺門-青龍」「電脳堺門-朱雀」の3種は墓地で発動できる効果を持っているためこれらを選ぶことで展開しながら後でアドバンテージ獲得を行えます。
電脳堺媛-瑞々
チューナー・効果モンスター
星3/風属性/サイキック族/攻1600/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、自分フィールドの「電脳堺」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードとは種類(モンスター・魔法・罠)が異なる
「電脳堺」カード1枚をデッキから墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
その後、対象のカード及び墓地へ送ったカードとは種類が異なる
「電脳堺媛-瑞々」以外の「電脳堺」カード1枚をデッキから手札に加える事ができる。
このターン、自分はレベルまたはランクが3以上のモンスターしか特殊召喚できない。
電脳堺悟-老々
チューナー・効果モンスター
星6/風属性/サイキック族/攻 0/守2400
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、自分フィールドの「電脳堺」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードとは種類(モンスター・魔法・罠)が異なる
「電脳堺」カード1枚をデッキから墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
その後、墓地へ送ったカードとはカード名が異なる「電脳堺」モンスター1体を
自分の墓地から選んで効果を無効にして守備表示で特殊召喚できる。
このターン、自分はレベルまたはランクが3以上のモンスターしか特殊召喚できない。
「電脳堺」モンスターの中でも「電脳堺姫-娘々」「電脳堺媛-瑞々」「電脳堺悟-老々」の3種は展開やアドバンテージの獲得をしやすい効果を持っているので積極的な利用が望ましいです。
アドバンテージを稼ぎながらモンスターを展開した後はシンクロやエクシーズ召喚を行っていきます。
「電脳堺」モンスターは制約により効果発動後のリンク召喚を封じてしまうため、リンクモンスターを出したい場合は効果を使う前に出すと言った運用が求められます。
今回紹介したデッキレシピではエクストラデッキに「電脳堺」モンスターしか採用していませんが、レベルもしくはランクが3以上であれば利用可能であるため汎用性のあるランク3・ランク6エクシーズ、レベル6・レベル9シンクロモンスターを採用していくと対応力が上がるでしょう。
電脳堺デッキレシピの戦術例を紹介!
具体的な戦術例を1つ紹介させていただきます。
手札に「電脳堺姫-娘々」(「緊急テレポート」でも可)+「電脳堺媛-瑞々」の2枚がある場合に使えるコンボです。
「電脳堺姫-娘々」を通常召喚→
電脳堺媛-瑞々
チューナー・効果モンスター
星3/風属性/サイキック族/攻1600/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、自分フィールドの「電脳堺」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードとは種類(モンスター・魔法・罠)が異なる
「電脳堺」カード1枚をデッキから墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
その後、対象のカード及び墓地へ送ったカードとは種類が異なる
「電脳堺媛-瑞々」以外の「電脳堺」カード1枚をデッキから手札に加える事ができる。
このターン、自分はレベルまたはランクが3以上のモンスターしか特殊召喚できない。
手札の「電脳堺媛-瑞々」の効果でデッキから「電脳堺門-青龍」を墓地へ送って自己特殊召喚し「電脳堺門-朱雀」をサーチ→
「電脳堺姫-娘々」と「電脳堺媛-瑞々」を使って「電脳堺獣-鷲々」をシンクロ召喚→
墓地の「電脳堺門-青龍」の効果により自身を除外して「電脳堺悟-老々」をサーチして手札の「電脳堺門-朱雀」を墓地へ送る→
「電脳堺悟-老々」の効果によりデッキから2枚目の「電脳堺門-青龍」を墓地へ送って自己特殊召喚し「電脳堺媛-瑞々」を蘇生→
レベル3である「電脳堺媛-瑞々」の特殊召喚をトリガーに墓地の「電脳堺姫-娘々」を自己蘇生ができます
以上で盤面は「電脳堺獣-鷲々」+「電脳堺姫-娘々」+「電脳堺悟-老々」+「電脳堺媛-瑞々」の4体になります。
ここから先の望ましい運用例として、後攻以降だった場合は「電脳堺獣-鷲々」と「電脳堺姫-娘々」を素材に「電脳堺狐-仙々」をシンクロ召喚して除外された「電脳堺姫-娘々」の効果で既に除外されている「電脳堺門-青龍」をデッキに戻せます。
電脳堺狐-仙々
シンクロ・効果モンスター
星9/風属性/サイキック族/攻2800/守2400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドから墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
(2):自分のモンスターの攻撃宣言時に発動できる。
除外されている自分または相手のモンスター1体を選んで墓地に戻す。
(3):このカード以外の、元々の種族・属性が異なるモンスター2体を自分の墓地から除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
その後自分のモンスターの攻撃宣言時に「電脳堺狐-仙々」の効果で「電脳堺姫-娘々」を墓地に戻して次のターン以降に備えられます。
加えて「電脳堺狐-仙々」の永続効果は相手のデッキ次第では強力なメタとして機能するので出来るだけ序盤で出しておきたいモンスターでも有ります。
また墓地の「電脳堺門-朱雀」を使えば「電脳堺」モンスター1体のレベルを3上げるまたは下げることが出来るため、状況に応じた「電脳堺」エクシーズモンスターに繋げられます。
電脳堺甲-甲々
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/地属性/幻竜族/攻1000/守2400
レベル3モンスター×2体以上
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターは相手ターン終了時まで戦闘では破壊されない。
(2):1ターンに1度、元々の種族・属性が同じモンスターが自分の墓地に2体以上存在し、
このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。
その相手モンスターを除外する。
「電脳堺甲-甲々」で戦闘破壊耐性を付与した後で自爆特攻すれば相手モンスター1体を対象を取らない除外が出来ますし、「電脳堺龍-龍々」なら対象耐性を持ちつつ限定的ではあるものの制圧効果もあります。
電脳堺凰-凰々
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/地属性/幻竜族/攻2600/守2000
レベル6モンスター×2体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除き、
相手フィールドの表側表示カード1枚と自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
(2):X召喚したこのカードが相手モンスターの攻撃または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
種族・属性が同じ「電脳堺」モンスター2体をデッキから特殊召喚する。
「電脳堺凰-凰々」であれば相手のフィールド・墓地のカードを1枚ずつを除外できる上に相手に破壊されても後続を出せるという保険をかけられるでしょう。
「電脳堺」デッキレシピを改造するなら?
「電脳堺」デッキを改造するのであれば、特殊召喚しやすいレベル3モンスターを採用してみると良いでしょう。
例えば、制限カードであるものの、特殊召喚がしやすい「SRベイゴマックス」や手札1枚の消費からエクシーズ召喚やリンク召喚が狙える「魔界初現世行きデスガイド」を採用するとデッキの回転率が良くなるかと思います。
また先ほども解説しましたが、今回はエクストラデッキ枠を全て「電脳堺」モンスターで埋めましたが、対応力を上げるのであれば、レベル9モンスターである「氷結界の龍トリシューラ」などを入れるとデッキの突破力を底上げすることが可能です。
「電脳堺」デッキレシピの回し方についてのまとめ!
「電脳堺」デッキはエクシーズとシンクロを使って戦うテーマで、採用するカードによっては対応力や突破力を上げることのできる、テーマであると個人的には感じました。
「電脳堺」がテーマ化したことで最初に登場した3種は既に高騰が始まっています。
出て間もない為、しばらくは再録がないことが予想出来ますし、今後も高騰する可能性を考えるのであれば、今のうちに確保しておいた方が良いかも知れません。
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