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遊戯王には『このカードは相手の効果の対象にならない』といった耐性効果を持つモンスターが存在します。
対象耐性とも呼ばれる効果であり、対象にならないため対象を取るカード効果に大してめっぽう強いのが大きな魅力です。
そんな対象耐性モンスターを除去するための手段の一つに対象を取らない破壊効果を用いるというものがありますので紹介していきます。
▼今回紹介したカードを探すなら▼
対象を取らない破壊カード一覧!!【遊戯王OCG】【マスターデュエル】
「オッドアイズ・アドバンス・ドラゴン」
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカードはレベル5以上のモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
(2):このカードが戦闘でモンスターを破壊した時に発動できる。
自分の手札・墓地から「オッドアイズ・アドバンス・ドラゴン」以外の
レベル5以上のモンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
アドバンス召喚に成功した場合に相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与えます。
このカード自身は最上級モンスターですが、レベル5以上のモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚することも出来るため特殊召喚効果を持つレベル5以上のモンスターと併せれば消費が少なく済みます。
対象を取らない破壊だけでなくバーンもでき、なおかつ自身のステータスも攻撃力3000守備力2500と高いため十分フィニッシャーになり得ます。
「鉄騎龍ティアマトン」
特殊召喚・効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守 0
このカードは通常召喚できず、このカードの(1)の効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):3枚以上のカードが同じ縦列に存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
このカードと同じ縦列の他のカードを全て破壊する。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードと同じ縦列の使用していないゾーンは使用できない。
3枚以上のカードが同じ縦列に存在する場合にフリーチェーンで特殊召喚でき、特殊召喚成功時に自身と同じ縦列のカードを全て破壊します。
誤解しないようにすべき点として、3枚以上のカードがある縦列に特殊召喚しなければいけないわけではありません。
また特殊召喚はフリーチェーンで出来ることもあり、相手ターン中に条件が満たせれば特殊召喚してその効果により同じ縦列の相手カードの破壊が狙えます。
条件や破壊さする範囲に限りはありますが、対象を取らない破壊効果をフリーチェーンで使えるモンスターとして優秀です。
「同族感染ウイルス」
効果モンスター
星4/水属性/水族/攻1600/守1000
(1):手札を1枚捨て、種族を1つ宣言して発動できる。
フィールドの宣言した種族のモンスターを全て破壊する。
手札1枚をコストに宣言した種族のモンスターを全て破壊する効果を持ちます。
種族統一デッキに対しては効果的な一掃効果であり、このカード自体が下級モンスターであるため出しやすく一掃効果もコストが比較的軽めなので使いやすいです。
「禁忌の壺」
リバース・効果モンスター
星9/地属性/岩石族/攻2000/守3000
「禁忌の壺」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分はデッキから2枚ドローする。
●フィールドの魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。
●相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
最上級リバースモンスターでリバース時の効果が4つあり、そのうちの1つが相手フィールドのモンスターを全て破壊する効果です。
リバース主体のデッキであれば、このカードの採用が検討できます。
最上級リバースモンスターというのが最大の課題ではありますが、守備力も高いので裏側守備表示にする効果を持つサポートカードと併用すれば、強力な効果を使い続けることが可能です。
「砂塵の悪霊」
スピリットモンスター
星6/地属性/アンデット族/攻2200/守1800
このカードは特殊召喚できない。
召喚・リバースしたターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
このカードが召喚・リバースした時、
このカード以外のフィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。
上級スピリットモンスターで召喚、リバースしたターン時にこのカード以外の表側表示のモンスターを全て破壊することができます。
破壊された時に発動するモンスターと相性が良いので、このカードを使うのであれば、その様なモンスターと合わせて使いたいです。
スピリットモンスターなので、リリース元さえ確保出来れば、毎ターンフィールドのモンスターを破壊することができます。
「雙極の破械神」
効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守1500
自分は「雙極の破械神」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。
フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
(3):フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。
自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合にこのカードを手札から特殊召喚することが出来ます。
このカードの特殊召喚に成功した場合に手札を1枚捨てることでフィールドのカードを選んで破壊するのですが、この効果は対象を取らない効果を持っているので、対象を取る効果に対して耐性を持つモンスターに有効です。
またレベル8悪魔族モンスターなので「ダーク・オカルティズム」でサーチできる点も評価ポイントでございます。
「ライトロード・ハンター ライコウ」
リバース・効果モンスター
星2/光属性/獣族/攻 200/守 100
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
フィールドのカード1枚を選んで破壊できる。
自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
リバース時にフィールドのカード1枚を選んで破壊し自分のデッキトップのカード3枚を墓地に送ります。
リバース効果であるため発動タイミングはやや遅れますが、対象を取らない破壊をしつつ自分の墓地肥やしにも貢献できます。
また破壊するのは魔法・罠カードでも良い点も使い勝手の良さに繋がっています。
「大狼雷鳴」
効果モンスター
星7/光属性/雷族/攻2500/守2000
このカードの効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(1):このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドの表側表示モンスターを全て破壊する。
墓地から特殊召喚に成功した時に相手フィールドの表側表示のモンスターを全て破壊する効果を持った雷族モンスターです。
雷族デッキと相性が良く「常夏のカミナリサマー」と合わせることで相手ターン中に相手のモンスターを破壊できるので強力であります。
この効果を使うと自分はバトルフェイズが行えなくなるので、基本的には「戦線復帰」などを使って相手が展開しきったところで特殊召喚するのがベストです。
「アーティファクト-モラルタ」
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻2100/守1400
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。
(3):相手ターンに、このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドの表側表示のカード1枚を選んで破壊する。
相手ターン中に特殊召喚に成功した場合に相手フィールドの表側表示カード1枚を選んで破壊出来ます。
「アーティファクト」モンスターの共通効果を使って特殊召喚を狙ったり、「アーティファクトの神智」でのリクルート、「リビングデッドの呼び声」等での蘇生などと併せれば、任意のタイミングで対象を取らない破壊効果を使っていけます。
表側表示であればカード種類は問わないため、モンスターの他にも魔法・罠カードの除去をしたい際にも活用できるでしょう。
「混源龍レヴィオニア」
特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から光・闇属性モンスターを合計3体除外した場合に特殊召喚できる。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):この方法でこのカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
その特殊召喚のために除外したモンスターの属性によって以下の効果を適用する。
このターン、このカードは攻撃できない。
●光のみ:自分の墓地からモンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
●闇のみ:相手の手札をランダムに1枚選んでデッキに戻す。
●光と闇:フィールドのカードを2枚まで選んで破壊する。
自分の墓地から光・闇属性の両方を除外して特殊召喚した時にフィールドのカードを2枚まで選んで破壊できます。
墓地コスト3枚は多めですが、光・闇属性はカードプールも多いため汎用性の高いモンスターも多数存在します。
2枚まで対象を取らない破壊で有利な状況に持ち込める代わりに効果を使用したターンこのカードはは攻撃できないため、効果使用後は各種召喚方法の素材に使ったりすると良いでしょう。
「ライトドラゴン@イグニスター」
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/サイバース族/攻2300/守1500
レベル4モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
自分フィールドの「@イグニスター」モンスターの数まで、
相手フィールドの表側表示モンスターを選んで破壊する。
(2):このカード以外の自分のサイバース族モンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
自分の墓地からリンクモンスター1体を選んで特殊召喚する。
(3):自分フィールドのモンスターが効果で破壊される場合、
代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
汎用ランク4エクシーズモンスターであり、エクシーズ素材を1つ取り除くことで自分フィールドの「@イグニスター」モンスターの数まで相手の表側表示モンスターを選んで破壊出来ます。
自身のみでも1体は対象を取らない破壊が出来るため、ランク4エクシーズが出せるデッキであれば採用を見込めます。
また自分フィールドのモンスターが効果破壊される場合代わりに自身のエクシーズ素材を取り除けるので実質的な効果破壊耐性も持っています。
ガーディアン・キマイラ」
融合・効果モンスター
星9/闇属性/獣族/攻3300/守3300
カード名が異なるモンスター×3
このカードは手札と自分フィールドのモンスターのみを
それぞれ1体以上素材とした融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
このカードの(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法カードの効果で融合召喚に成功した場合に発動できる。
手札で融合素材としたカードの数だけ自分はデッキからドローし、
フィールドで融合素材としたカードの数だけ相手フィールドのカードを選んで破壊する。
(2):自分の墓地に「融合」が存在する限り、このカードは相手の効果の対象にならない。
魔法カードの効果で融合召喚に成功した場合、手札から融合素材にした数だけドローし、フィールドから融合素材にした数だけ相手フィールドのカードを選んで破壊出来ます。
手札・フィールドからそれぞれ1体以上融合素材とした融合召喚でしか出せず、融合素材としてモンスターが3体必要ですが、指定は緩くトークンなども使用できるため工夫次第では消費を抑えて融合召喚していけます。
ドローと除去によってアドバンテージを稼ぐことができ、特に除去効果は対象を取らず複数枚の破壊も狙えるため、状況に応じて除去とドローのどちらを多くするか選ぶと良いでしょう。
「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」
融合・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2000
トークン以外のフィールドの闇属性モンスター×2
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を選び、
その攻撃力分このカードの攻撃力をターン終了時までアップする。
(2):1ターンに1度、相手フィールドの
レベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。
エンドフェイズまで、このカードはそのモンスターと同じ、元々のカード名・効果を得る。
(3):融合召喚したこのカードが破壊された場合に発動できる。
相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
フィールドの闇属性2体で融合召喚出来る汎用融合モンスターで融合召喚したこのカードが破壊された場合に相手フィールドの特殊召喚したモンスターを全て破壊することが出来ます。
闇属性デッキであれば「超融合」と「捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ」と出張されることが多く、攻撃力も高くフィニッシャーとしても強力です。
「グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」
融合・効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻3300/守2500
「捕食植物」モンスター+元々のレベルが8以上の闇属性モンスター
このカードは融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
ターン終了時まで、そのモンスターの攻撃力は0になり、効果は無効化される。
(2):このカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
フィールドのモンスターを全て破壊する。
その後、自分の墓地のレベル8以上の闇属性モンスター1体を除外して
このカードを墓地から特殊召喚できる。
「捕食植物」モンスター+元々のレベルが8以上の闇属性モンスターで融合召喚出来る融合モンスターです。
墓地に送られた場合にフィールドのモンスターを全て破壊しその後、自分墓地の闇属性モンスターを1体を特殊召喚することが出来ます。
「捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ」を使い、レベル8以上の闇属性モンスターを採用するデッキであれば、「捕食植物」デッキ以外にも採用が検討できる融合モンスターです。
破壊された後もレベル8以上の闇属性を後続として出せるのも強力な融合モンスターであります。
「時の魔導士」
融合・効果モンスター
星5/光属性/魔法使い族/攻2000/守1900
「時の魔術師」+効果モンスター
(1):1ターンに1度、このカードが融合召喚されている場合に発動できる。
コイントスを1回行い、裏表を当てる。
当たった場合、フィールドのモンスターを全て破壊し、
相手は表側表示で破壊されたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値の半分のダメージを受ける。
ハズレの場合、フィールドのモンスターを全て破壊し、
自分は表側表示で破壊されたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値の半分のダメージを受ける。
「時の魔術師」と効果モンスターで融合召喚できる融合モンスターですが、主な使い方としては「簡易融合」を使ってこのモンスターを特殊召喚します。
効果は「ブラックホール」を内臓しており、コインの裏表を当てることができれば相手に破壊した分の合計ダメージの半分を与え、外れの場合は自分が破壊した分の合計ダメージの半分を受けることなります。
「簡易融合」1枚が「ブラックホール」になる点は非常に優秀で自分がダメージを受けてしまってもそれをトリガーとして発動できるカードと併用すれば無駄がありません。
「ブラックローズ・ドラゴン」
シンクロ・効果モンスター
星7/炎属性/ドラゴン族/攻2400/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。
フィールドのカードを全て破壊する。
(2):1ターンに1度、自分の墓地から植物族モンスター1体を除外し、
相手フィールドの守備表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手の守備表示モンスターを表側攻撃表示にし、その攻撃力はターン終了時まで0になる。
汎用レベル7シンクロモンスターで、シンクロ召喚成功時にフィールドのカードを全て破壊する効果を持っております。
不利な盤面をリセットするのに最適なシンクロモンスターです。
自分のカードが破壊されることで発動するカードを組み合わせると、自身のアドバンテージを失うどころかアドバンテージを獲得することもできます。
「レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト」
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードのカード名は、
フィールド・墓地に存在する限り「レッド・デーモンズ・ドラゴン」として扱う。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカード以外の、このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ
特殊召喚された効果モンスターを全て破壊する。
その後、この効果で破壊したモンスターの数×500ダメージを相手に与える。
汎用レベル8シンクロモンスターで自分メインフェイズにこのカード以外の、このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ特殊召喚された効果モンスターを全て破壊し、破壊したモンスターの数×500相手にダメージを与えることができます。
このカード以外にもレベル8「レッドデーモン」シンクロモンスターが存在し、それぞれ違う条件での全体破壊効果を持っておりますので、デッキや好みに応じて使い分けるといいでしょう。
「アクセスコード・トーカー」
リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/サイバース族/攻2300
【リンクマーカー:上/左/右/下】
効果モンスター2体以上
このカードの効果の発動に対して相手は効果を発動できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、そのリンク素材としたリンクモンスター1体を対象として発動できる。
このカードの攻撃力は、そのモンスターのリンクマーカーの数×1000アップする。
(2):自分のフィールド・墓地からリンクモンスター1体を除外して発動できる。
相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
このターン、自分の「アクセスコード・トーカー」の効果を発動するために同じ属性のモンスターを除外する事はできない。
召喚条件は効果モンスター2体以上のリンク4モンスターで自分のフィールド・墓地からリンクモンスターを除外することで相手のカードを選んで破壊することができます。
効果を複数回使うためには属性の異なるモンスターを除外する必要がありますが、属性のばらけているテーマデッキであれば、複数回使うことも十分に可能です。
またこの効果は対象に取る破壊効果ではない点も強力で打点を上げつつ、破壊効果を使いたい場合、このカードの採用が検討できます。
「幻獣機アウローラドン」
リンク・効果モンスター
リンク3/風属性/機械族/攻2100
【リンクマーカー:左/下/右下】
機械族モンスター2体以上
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)3体を特殊召喚する。
このターン、自分はリンク召喚できない。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのモンスターを3体までリリースして発動できる。
リリースしたモンスターの数によって以下の効果を適用する。
●1体:フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
●2体:デッキから「幻獣機」モンスター1体を特殊召喚する。
●3体:自分の墓地から罠カード1枚を選んで手札に加える。
自分フィールドのモンスター1体をリリースした場合の効果でフィールドのカード1枚を選んで破壊出来ます。
素材指定は機械族ですが、「警衛バリケイドベルグ」等の汎用素材で出せる機械族モンスターや機械族トークンを大量生成する「No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク」等を利用すれば汎用的に出していけます。
2体をリリースすることで使えるリクルート効果を使った大量展開が有名ですが、1体リリースという比較的軽いコストで対象を取らない破壊が出来るため除去手段としても利用できます。
自分フィールドのカードも破壊できるため、破壊をトリガーとする効果を持つカードと組み合わせることも狙えるでしょう。
「サンダー・ボルト」
通常魔法(2023年1月1日から準制限カード)
(1):相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
相手フィールドのモンスター全てを破壊するという非常にシンプルかつ強力な効果の通常魔法カードです。
禁止カードになっていた性能は伊達ではなく、相手フィールドのモンスターをノーコストで一掃できる効果は現環境でも高いポテンシャルを誇っています。
「ブラック・ホール」
通常魔法
(1):フィールドのモンスターを全て破壊する。
フィールドのモンスターを全て破壊する魔法カードです。
破壊には自分フィールドも巻き込まれますが、それを利用して破壊されても問題ないモンスターや破壊されることがメリットに繋がるモンスターを出しておくことで有利にデュエルを進める運用も出来ます。
相手モンスターの除去という点では「サンダー・ボルト」に劣りますが、前述したような使い方ができたり、こちらは無制限カードであるため複数枚積みも可能であったりと別の使い道があります。
「ライトニング・ストーム」
通常魔法(準制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに表側表示のカードが存在しない場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
●相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
自分フィールドに表側表示のカードが存在しない場合に相手の攻撃表示モンスターまたは魔法・罠カードを全て破壊出来ます。
条件こそ限定的ではありますが、モンスターだけでなく魔法・罠カードの破壊も選べるため相手の盤面に合わせた除去が出来る点は優秀です。
「妨げられた壊獣の眠り」
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):フィールドのモンスターを全て破壊する。
その後、デッキからカード名が異なる「壊獣」モンスターを
自分・相手のフィールドに1体ずつ攻撃表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは表示形式を変更できず、
攻撃可能な場合は攻撃しなければならない。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「壊獣」モンスター1体を手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
フィールドのモンスターを全て破壊し、お互いのフィールドに「壊獣」モンスターを1体ずつ攻撃表示でリクルートできます。
より攻撃力の低い「壊獣」を相手フィールドに送りつければ自分の「壊獣」モンスターでの戦闘破壊が出来ますし、単にモンスターを一掃しつつも自分フィールドにモンスター1体を用意出来るカードとしても利用できます。
「ブラック・ホール」同様、自分フィールドにモンスターがいない状況で使ったり、破壊をトリガーとする効果を持つモンスターと併用すれば確実にアドバンテージを稼ぐことが出来るでしょう。
「地割れ」「地砕き」
通常魔法
(1):相手フィールドの攻撃力が一番低いモンスター1体を破壊する。
どちらも相手フィールドのモンスターのステータスを参照し、該当するモンスターを破壊する通常魔法カードです。
対象を取らない破壊効果ではありますが、相手のフィールド次第では除去したいモンスターを除去できないという不確定さがありますし、カードアドバンテージの面では「サンダー・ボルト」等の方が優ります。
これらのカード特有の利点としては専用サポートカードである「震天のマンティコア」の存在であり、特別な理由が無い限りは併用することが望ましいです。
「激流葬」
通常罠
(1):モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時に発動できる。
フィールドのモンスターを全て破壊する。
モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚をトリガーにフィールドのモンスター全てを破壊する罠カードです。
自分フィールドのモンスターも巻き込むため、相手が複数体のモンスターを展開した際に使うのが効果的です。
「海竜神の激昂」という専用サポートカードが登場したことで使いやすさが上がりました。
「聖なるバリア -ミラーフォース-」
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
相手の攻撃宣言をトリガーに相手フィールドの攻撃表示モンスター全てを破壊します。
昔から馴染みのある攻撃反応型罠カードであり、効果自体は強いものの攻撃反応型という特徴から事前除去に弱いという欠点があります。
「ミラーフォース・ランチャー」という専用サポートカードがあり、サーチしたことを敢えて相手に勘付かせることで攻撃を躊躇させたり囮にするという戦術も可能です。
「魔女の一撃」
通常罠
(1):相手がモンスターの召喚・特殊召喚を無効にした場合、
または相手が魔法・罠・モンスターの効果の発動を無効にした場合に発動できる。
相手の手札・フィールドのカードを全て破壊する。
相手がモンスターの召喚・特殊召喚を無効にした場合、または相手が魔法・罠・モンスターの効果を無効にした場合に発動でき、相手の手札・フィールドのカードを全て破壊することができる罠カードです。
相手のカウンター罠に対してもこのカードを発動することができるのが強みではありますが、完全に相手依存である故にこのカードが伏せたまま腐ってしまう可能性の方が大きいカードではあります。
しかし、効果が決まれば、相手の手札とフィールドを全て破壊できるのでそれだけでエンド級のパワーを持ち合わせている1枚です。
余談にはなりますが「魔女の一撃」というのはドイツ語で「ぎっくり腰」を意味します(笑)
「死償不知」
通常罠
(1):自分のLPが相手より少ない場合に、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●その差の数値以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
●その差の数値以下の攻撃力を持つモンスター1体を自分の墓地から選んで特殊召喚する。
自分のライフが相手より少ない場合に発動でき、その差の数値以下の攻撃力を持つ相手モンスター1体を選んで破壊出来ます。
積極的に自分のライフを減らす戦術を使用するデッキであれば条件を満たしやすく、フリーチェーンで該当する相手モンスターを対象を取らずに破壊出来ます。
除去ではなく墓地のモンスターを蘇生することも出来るため、状況に応じて適した方を選ぶと良いでしょう。
「風魔の波動」
通常罠
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとはカード名が異なり、
同じ属性を持つフィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
フィールドのモンスター1体と同じ属性でカード名が異なるモンスター1体を選んで破壊できます。
同じ属性のモンスターが2体以上フィールドに存在する必要がありますが、相手が属性統一テーマを使っている場合であれば相手のモンスターだけでも条件を満たせます。
カードプールが多い光・闇属性であれば自分フィールドを含め同じ属性のモンスターがいることも十分あり得ますし、「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」等の属性変更効果と合わせればより発動しやすくなるでしょう。
対象を取らない破壊効果を持つカード一覧!まとめ!
今回紹介したカード以外にも対象を取らない破壊カードはまだたくさんあります。
対象を取らない破壊カードは非常に強力なカードも多く、抜け道をつく事もでき、おすすめです。
是非デッキを構築する際は参考にして見てください。
▼今回紹介したカードを探すなら▼
対象を取らないバウンスカードの紹介はコチラ⬇︎