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遊戯王OCGでは年に4度の規制改定があるのですが、例年通りであれば2023年10月からは新たなリミットレギュレーションが適用されることになります。
そこで今回は新リミットレギュレーションで規制緩和がされるカードについて予想していきます。
あくまで予想ですので、必ず当たるわけではない点は予めご承知おきください。
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2023年9月までの環境で緩和されそうなカードの傾向を予想!
規制改定では、
- 主に大会環境で活躍した性能の高いデッキのキーカード
- 汎用性が高過ぎる出張セット
- 先攻ワンキル等の凶悪なコンボに使われたカード
等が規制されます。
この中で比較的規制が緩和されやすいるのは、かつて大会環境で活躍したカードです。
環境の変化やインフレなどにより、規制を緩和しても現在の環境に影響を及ぼさないであろうカードは特に緩和されやすい傾向にあります。
また遊戯王OCGでは段階的な緩和をすることも多く、特に禁止カードから制限復帰したカードなどは一度制限カードにして様子を見てから、復帰以降も大会環境で使用されていないようであれば更に緩和すると言ったケースもよく見られます。
逆に昨今の環境にも影響を及ぼし得るであろう高いカードパワーを誇るカードは緩和され辛いです。禁止カードはもちろん、制限カードになっているものには複数枚積みすることで利用価値が大幅に上がるカード等もあるため、それらも踏まえた上で規制緩和されるカードが選ばれていることかと思います。
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2023年10月のリミットレギュレーションで緩和が予想されるカード6選!
「EMモンキーボード」準制限カード化
ペンデュラム・効果モンスター(制限カード)
星6/地属性/獣族/攻1000/守2400
【Pスケール:青1/赤1】
「EMモンキーボード」の(2)のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):もう片方の自分のPゾーンに「EM」カードが存在しない場合、このカードのPスケールは4になる。
(2):このカードを発動したターンの自分メインフェイズに発動できる。
デッキからレベル4以下の「EM」モンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
手札の「EM」モンスターまたは「オッドアイズ」モンスター1体を相手に見せる。
このターン、そのモンスター及び自分の手札の同名モンスターのレベルを1つ下げる。
使用できるのは発動したターンに限られますが、ペンデュラム効果でレベル4以下の「EM」モンスターをノーコストでサーチできる点が優秀です。
自身のペンデュラムスケールは1と低いため、ペンデュラム効果で高スケールの「EM」ペンデュラムモンスターをサーチすればスムーズにペンデュラム召喚の準備を整えられます。
ペンデュラム召喚をする必要が無いという場合でも、ドロー効果を持つ「EMリザードロー」に繋いだり、ペンデュラムゾーンに置かれたままのこのカードをコストしたり能動的な破壊効果と組み合わせるといった運用も可能です。
前回の規制改定で禁止カードから制限復帰したカードであり、復帰以降も大会環境で使用されていないため更なる緩和が予想されます。
「M.X-セイバー インヴォーカー」準制限カード化
エクシーズ・効果モンスター(制限カード)
ランク3/地属性/戦士族/攻1600/守 500
レベル3モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから、戦士族または獣戦士族の、地属性・レベル4モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
汎用素材のランク3エクシーズであり、戦士族・獣戦士族の地属性・レベル4モンスターをリクルートする効果があります。
リクルート先は属性・種族・レベルが指定されていますが、該当する物のカードプールは大分多いため展開の中継点として様々な利用法が可能です。
中でも戦士族デッキであれば「聖騎士の追想 イゾルデ」に繋ぐことで、あちらの効果で地属性・レベル4以外の戦士族モンスターにもアクセスしていけるでしょう。
こちらも 前回の規制改定で禁止カードから制限復帰したカードであり、大会環境に影響を与えていないことを考えると更に緩和しても問題ないかと思われます。
「宵星の騎士ギルス」準制限カード化
効果モンスター(制限カード)
星4/闇属性/機械族/攻1800/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「オルフェゴール」カードまたは「星遺物」カード1枚を墓地へ送る。
このカードと同じ縦列に他のカードが2枚以上存在する場合、
さらにこのターン、このカードをチューナーとして扱う。
(2):自分フィールドに他のモンスターが存在しない場合に発動できる。
お互いのフィールドに「星遺物トークン」(機械族・闇・星1・攻/守0)を1体ずつ守備表示で特殊召喚する。
- 「オルフェゴール」「星遺物」カードの墓地肥やしと特定条件下で自身をチューナー化する効果
- お互いのフィールドにトークンを生成する効果
を持っています。
かつて大会環境で活躍した「オルフェゴール」デッキのキーカードであり、墓地で発動する効果を駆使する「オルフェゴール」にとって優秀な墓地肥やし手段となれるこのカードは初動として重宝していました。
「オルフェゴール」デッキでの役割を考えるとカードパワーはかなり高いですが、ここ最近の規制改定では「オルフェゴール」は緩和傾向にあり、現在では未だ規制を受けている「オルフェゴール」カードはこのカードのみになっています。
今の状況でも「オルフェゴール」デッキが大会環境で活躍したという話は聞かないので、今回の規制改定で更なる緩和をする可能性は十分あるでしょう。
「竜剣士ラスターP」準制限カード化
ペンデュラム・チューナー・効果モンスター(制限カード)
星4/光属性/ドラゴン族/攻1850/守 0
【Pスケール:青5/赤5】
(1):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンにカードが存在する場合に発動できる。
そのカードを破壊し、そのカードの同名カード1枚をデッキから手札に加える。
【モンスター効果】
このカードを素材として、「竜剣士」モンスター以外の融合・S・Xモンスターを特殊召喚する事はできない。
もう片方のペンデュラムゾーンのカードを破壊してその同名カードをサーチするペンデュラム効果が特に有用です。
同名カードをサーチすることで1ターンに1度使えるペンデュラム効果を再び利用することが狙えるだけでなく、破壊された場合の効果の利用や、破壊したペンデュラムモンスターをペンデュラム召喚することで展開に繋ぐと言った運用もできます。
「EM竜剣士」デッキ等の活躍から制限カードに規制されていますが、TCGでは既に何年も前に制限解除されていることもあり、昨今の大会環境に与える影響は小さいと判断して緩和することが予想されます。
「終末の騎士」制限解除
効果モンスター(準制限カード)
星4/闇属性/戦士族/攻1400/守1200
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送る。闇属性モンスターの墓地肥やし効果を持つ下級モンスターです。
闇属性であればレベルなどのステータスの指定無しで墓地肥やしが出来るため、墓地で発動する効果や蘇生・サルベージなどの墓地利用に繋げていけます。
墓地を利用する闇属性デッキは珍しくないため、汎用的な利用も可能です。
前回の規制改定で準制限カードに緩和されたカードでもあり、それ以降も環境で見かけないため緩和が予想されます。
「オルフェゴール」の緩和傾向という点ではこのカードの緩和も影響があるため、様子見のために上記の「宵星の騎士ギルス」とこのカードの内どちらかだけが緩和されるということも考えられます。
「トリックスター・ライトステージ」制限解除
フィールド魔法(準制限カード)
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「トリックスター」モンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):1ターンに1度、相手の魔法&罠ゾーンにセットされたカード1枚を対象として発動できる。
このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
セットされたそのカードはエンドフェイズまで発動できず、
相手はエンドフェイズにそのカードを発動するか、墓地へ送らなければならない。
(3):自分フィールドの「トリックスター」モンスターが戦闘・効果で相手にダメージを与える度に、
相手に200ダメージを与える。
発動時の効果処理で「トリックスター」モンスターをサーチできる効果だけでなく、間接的な伏せカードの除去や「トリックスター」モンスターによるダメージ増強が可能です。
「トリックスター」デッキでは安定力の向上に繋がる優秀なサポートカードであり、サーチ先によっては「トリックスター」モンスターを2体並べつつもこのカードの2の効果で伏せカードの除去が狙える出張セットとしても利用できます。
「トリックスター」デッキやこのカードを含めた出張セットが大会環境で活躍しているということもありませんし、既にTCGの方では制限解除になっているためOCGでも緩和してしまっても問題が無いように思います。
まとめ!
2023年10月に緩和が予想されるカードの傾向としては、
- 2023年7月のリミットレギュレーションで緩和されたが、活躍が目立たないカード。
- かつては環境テーマだったが、インフレにより、環境から退場したテーマ。
以上のカードの緩和が予想されます。
個人的には「EMモンキーボード」「竜剣士ラスターP」が緩和されれば、かつて環境で結果を残した「EM竜剣士」を強化することができるので、この2枚の緩和に期待が膨らみます。
また、「オルフェゴール」デッキのキーカードである「宵星の騎士ギルス」に関しても環境のインフレと共に復帰しても良いのではないかと感じる次第です。
今回紹介したカードはあくまでも予想ではあるものの、現環境で目立った活躍はない為、緩和するのではないかと予想します。
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