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「勇者トークン」に関連したカードは、多くのテーマと相性が良く「聖殿の水遣い」「アラメシアの儀」「外法の騎士」「運命の旅路」「騎竜ドラコバック」の5枚を織り交ぜた構築は強力です。
「勇者トークン」は出張パーツとして、様々なデッキで活躍します。
- 「勇者トークン」関連の出張について
- 「勇者トークン」と相性の良いテーマデッキ
について紹介します。
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「勇者トークン」関連の出張とは?内容をおさらい
「勇者トークン」関連の出張セットと言えば、かつては「聖殿の水遣い」「流離のグリフォンライダー」「アラメシアの儀」「運命の旅路」「騎竜ドラコバック」の計5種のカードでした。
しかし「流離のグリフォンライダー」が禁止カードになってからは、「流離のグリフォンライダー」の代わりに「外法の騎士」を利用するというのが主流となっています。
また2023年10月時点では「アラメシアの儀」も準制限カードに規制されているため、「勇者トークン」出張セットを採用する際は、その枚数にも注意が必要です。
「流離のグリフォンライダー」の代用として「外法の騎士」が選ばれた主な理由は、レベルや制圧力という点が挙げられます。
単にステータスのみを見て
- レベル4の炎属性・戦士族が欲しいなら「遺跡の魔鉱戦士」
- レベル4の地属性・天使族が欲しいなら「テセア聖霊器」
- レベル3の水属性魔法使い族が欲しいあるいは、モンスターを2体並べられればそれで良いという場合には「運命の旅路」で2体目以降の「聖殿の水遣い」をサーチする
上記内容でも、「勇者トークン」の出張セットは機能します。
今回はあくまでも昨今の主流である「外法の騎士」を利用する「勇者トークン」の出張セットについて紹介していきます。
ただ「外法の騎士」に入れ替えただけということもあって、運用法自体は「流離のグリフォンライダー」が使えた時とほとんど変わりません。
具体的な運用例として、素引きあるいは「聖殿の水遣い」のサーチ効果を使って引き込んだ「アラメシアの儀」を手札に確保し、「アラメシアの儀」を発動。「勇者トークン」を生成しつつデッキから「運命の旅路」を魔法&罠ゾーンに表側表示で置く→
任意のモンスターを召喚・特殊召喚→「運命の旅路」2の効果で「騎竜ドラコバック」をサーチ→「運命の旅路」1の効果で「外法の騎士」をサーチし、手札から「騎竜ドラコバック」を墓地へ送る→
墓地へ送られた「騎竜ドラコバック」の効果で自身を「勇者トークン」に装備→
「外法の騎士」を自己特殊召喚。結果的に、召喚・特殊召喚したモンスター+「騎竜ドラコバック」を装備した「勇者トークン」+「外法の騎士」+「運命の旅路」をフィールドに並ることができます。
手札に不要なカードがある状態、または墓地で発動できる効果など、墓地利用に繋げたいカードがあるのであれば、「運命の旅路」1の効果を先に使うことで、手札を1枚墓地へ送りつつ、「外法の騎士」の自己特殊召喚を「運命の旅路」の2の効果のトリガーにすることでも「騎竜ドラコバック」を装備した「勇者トークン」+「外法の騎士」の盤面が完成です。
上記の運用では、手札を追加で1枚消費する代わりに、適当なモンスターを出す必要が無くなるため、墓地利用を得意としているデッキや、モンスターの採用割合自体が少ないデッキでも利用が検討できます。
「外法の騎士」はフリーチェーンで、相手フィールドのカード2枚までバウンスと自身のコントロールを相手に移す効果を持っているため、相手ターン中の展開妨害が出来る制圧力としても機能します。
コントロールが移った「外法の騎士」を相手に利用されてしまう危険性はありますが、少なくとも戦闘面において「外法の騎士」は攻撃力2000であり「運命の旅路」の効果で「騎竜ドラコバック」を装備した「勇者トークン」はターン1の戦闘耐性を持っているため、相打ちで「勇者トークン」が処理されてしまうことを避けることが可能です。
上記の「勇者トークン」出張セットは「外法の騎士」効果の都合上切り返し性能も高く、2枚までバウンスに加えて「騎竜ドラコバック」のバウンスで、最大3枚まで相手フィールドのカードをバウンスによる除去ができます。
またバウンス効果を使ってコントロールが相手に移った「外法の騎士」を「騎竜ドラコバック」の効果で手札に戻せば、除去枚数が減る代わりに次の相手ターンには再び「外法の騎士」を自己特殊召喚し、フリーチェーンバウンスを妨害として、利用するといった動きが狙えます。
出張セットを組み込む際の採用枚数ですが、基本的には
- 「聖殿の水遣い」は3枚
- 「アラメシアの儀」は2枚
- 「外法の騎士」「運命の旅路」「騎竜ドラコバック」は1枚ずつ
採用するのが無難です。
ステータスの都合上「聖殿の水遣い」をサーチまたは、墓地肥やしする手段を確保しやすいというデッキなら「聖殿の水遣い」や「アラメシアの儀」の採用枚数を減らすことも検討できるでしょう。
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「勇者トークン」出張と相性が良いテーマ一覧
「幻影騎士団」テーマ
墓地で発動する効果を駆使するのが、特徴の闇属性・戦士族テーマです。
メインとしているのが、墓地で発動する効果であることから、通常召喚したモンスターの効果を使うことが無いため、「アラメシアの儀」の誓約を気にしないで動くことが出来ます。
手札の「幻影騎士団」モンスターや「ファントム」罠カードを「運命の旅路」で墓地に送ると、墓地で発動するサーチや、蘇生効果に繋いでいく運用も可能です。
レベル3モンスターを展開しやすいことから「彼岸の黒天使 ケルビーニ」を出しやすく、「彼岸の黒天使 ケルビーニ」の効果で「聖殿の水遣い」を墓地へ送り、「勇者トークン」の出張セットの動きに繋げることもできます。
「勇者トークン」の出張セットの採用枚数をある程度抑えても、利用しやすく好相性です。
「幻影勇者ホルス」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「天威」テーマ
効果モンスター以外のモンスターを、利用する特徴を持つ幻竜族テーマです。
トークンモンスターである「勇者トークン」は効果モンスター以外のモンスターであるため、メインデッキの「天威」モンスターの持つ自己特殊召喚効果や固有効果を利用する上で相性が良いです。
またレベル1チューナーである「天威龍-アーダラ」と「外法の騎士」を合わせれば「天威の龍鬼神」を含めたレベル8シンクロに繋げられます。
レベル7の「天威龍-アシュナ」や「天威龍-ヴィシュダ」と「外法の騎士」を合わせればランク7エクシーズを行うことも出来るため、戦術の幅を大きく広げることもできます。
「天威ローズ勇者」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「プランキッズ」テーマ
「プランキッズ」モンスターの効果は墓地で発動するため「アラメシアの儀」の制約が気になりません。
「プランキッズ」モンスター1体からコンボを始められることから、デッキに必要不可欠なカードは決まっているためそれ以外の枠は自由なことから相性が良いです。
先に「勇者トークン」関連の動きをすることで、「外法の騎士」という相手の手札誘発カードへの対抗手段を用意した後で「プランキッズ」を展開できる点も嬉しいポイントです。
「勇者プランキッズ」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「エルドリッチ」テーマ
テーマの特性上下級モンスターを通常召喚してその効果を使うというような動きをしないため、「アラメシアの儀」の制約は気になりません。
「運命の旅路」と「騎竜ドラコバック」は「黄金卿エルドリッチ」が持つ疑似自己蘇生効果のコストに使えるだけでなく、「騎竜ドラコバック」は墓地へ送られても再び「勇者トークン」に装備できるため毎ターンコストに使うことも可能な点も相性が良いです。
汎用罠カードと「勇者トークン」関連の出張セットが枠を食い合いかねないため、どちらを優先するかは慎重に検討すると良いでしょう。
「勇者エルドリッチ」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「シャドール」テーマ
「シャドール」モンスターが持つ『効果で墓地へ送られた場合に発動できる』効果を使ってアドバンテージを稼ぐため、通常召喚をせずとも動かすことが出来る分「アラメシアの儀」の制約が気になりません。
「聖殿の水遣い」は種族でシナジーがありますし、「聖殿の水遣い」のサーチ効果は墓地でも発動出来るため、墓地肥やし効果に巻き込まれた場合でも利用できます。
「勇者トークン」関連の出張セットと「エルシャドール・ミドラーシュ」「エルシャドール・アプカローネ」等を併せられればより強固な制圧盤面を作れるでしょう。
「スプライト」テーマ
「深海のディーヴァ」などの召喚成功時に発動するレベル2モンスターの効果とは噛み合わないものの「スプライト」テーマ自体が特殊召喚に比重を置いているため「アラメシアの儀」の制約を受けにくいです。
「I;Pマスカレーナ」や「S:Pリトルナイト」が立てやすく「勇者」出張の妨害役である「外法の騎士」「騎竜ドラコバック」を並べれば、数回の展開妨害できる盤面が完成します。
「スプライト」デッキではレベル2モンスターと「スプライト」魔法を複数枚採用する都合上、デッキスロットが圧迫気味になる点は注意が必要です。
「スプライト」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「ホルス」テーマ
「王の棺」が存在する場合に自己再生できるレベル8「ホルス」を中心としたテーマデッキです。
「王の棺」が存在するときに特殊召喚条件を満たせる「ホルス」モンスターで展開する都合上、通常召喚をあまり行わないため「アラメシアの儀」の制約が気になりません。
加えて「ホルス」デッキではランク8である「No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー」や構築によっては「赤き竜」から「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」まで、繋げられるため「外法の騎士」「騎竜ドラコバック」と並べば、切り返しが難しい盤面を作ることもできます。
「ホルス」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「ティアラメンツ」テーマ
墓地に送られることで「融合」無しで融合召喚を行うことができるテーマです。
「ティアラメンツ」も墓地肥やしから、展開していくテーマのため、通常召喚をほとんど行わずに動くことができます。
その上「運命の旅路」1の効果で手札を捨てることができるので「ティアラメンツ・シェイレーン」などを落とせば、そのまま融合召喚に繋げることができ、無駄がありません。
「ティアラメンツ」では「シャドール」を組み合わせた混合構築もあり、デッキスロットはかなり圧迫するものの「勇者」トークン出張セットを織り交ぜれば、前述でも解説した「エルシャドール・ミドラーシュ」や「エルシャドール・アプカローネ」+「外法の騎士」「騎竜ドラコバック」の盤面を素早く作れます。
「罪宝」テーマ
テーマのキーカードである「黒魔女ディアベルスター」は特殊召喚モンスターなので「アラメシアの儀」には引っかからず、「罪宝」ギミックを使う「スネークアイ」「白き森」などは通常召喚を重視したデッキタイプではないため、相性が良いです。
特に「罪宝」関連である「アザミナ」の場合「アザミナ」融合モンスターにレベル6以上の悪魔族を必要とするもの入るので「外法の騎士」を融合素材にすることもできます。
「罪宝」テーマに関しては組みわせるテーマ次第では、デッキスロットを圧迫しがちになるので、その分汎用カードの採用枚数を減らすなど、工夫が必要な点は注意が必要です。
「罪宝」に関するテーマデッキの紹介はコチラ⬇︎
「クシャトリラ」テーマ
自分フィールドにモンスターがいないときに特殊召喚できるレベル7のサイキック族テーマであり、通常召喚に依存しないため「アラメシアの儀」の制約に引っかかりにくいです。
ランク7のエクシーズ召喚を主体としたテーマなので「No.11 ビッグ・アイ」を出しやすく、あちらの効果を使えば相手にコントロールが移った「外法の騎士」を自分フィールドに取り戻すことができるため、相性が良いです。
2024年12月現在「クシャトリラ」自体がまだカードプールが少そこまで多くはない上、主力カードは制限カードに指定されているため、デッキスロットを確保しやすいのため「勇者」出張に必要なカードを十分採用することができます。
「クシャトリラ」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「ウィッチクラフト」テーマ
魔法使い族で統一されたテーマであり「聖殿の水遣い」と種族シナジーが噛み合います。
「アラメシアの儀」を使用すると通常召喚した「ウィッチクラフト」モンスター効果の使用ができなくなるものの「ウィッチクラフト」モンスター効果はフリーチェーンで発動できるため、そこまで大きな影響は受けません。
また「ウィッチクラフト」では魔法カードをコストにする場面が非常に多く、自己サルベージを行える「騎竜ドラコバック」や「聖殿の水遣い」からサーチ・サルベージできる「アラメシアの儀」はいざというときのコストとして役立ちます。
「ウィッチクラフト」は「ウィッチクラフト」魔法カードを使いませる状況が整うことで真価を発揮テーマのため、アドバンテージを稼ぎつつ、盤面を組み立ていくため展開の遅さがネックになります。
そのため「聖殿の水遣い」1枚で盤面を構築できる「勇者」ギミックは「ウィッチクラフト」の弱点をある程度補ってくれます。
「ウィッチクラフト」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「デスピア」テーマ
「デスピア」「烙印」と「勇者」ギミックを組み合わせることで以下妨害盤面を作ることができます。
- 「外法の騎士」のバウンス効果
- 「騎竜ドラゴバック」のバウンス効果
- 「捕食植物ドラゴスタぺリア」の捕食カウンターを置き、レベル1にしつつ、効果無効化
- 「氷剣竜ミラジェイド」の除外効果
上記盤面は手札に「聖殿の水遣い」+「烙印開幕」+手札1枚の計3枚で構築できるため、非常にコンボの再現性が高く「捕食植物ドラゴスタぺリア」の枠を展開次第では「ガーディアン・キマイラ」や「捕食植物トリフィオヴェルトゥム」に変えることもできます。
「アラメシアの儀」の制約がある状況下では「デスピア」本来の動きが行えないため、どちらかの動きを選ばなければならない場合は「勇者」ギミックではなく、より多くのアドバンテージを獲得を狙える「デスピア」の動きを優先的に狙うようにしましょう。
「勇者」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「御巫」テーマ
攻撃力・守備力0で統一された「御巫」と装備魔法を駆使するコントロールよりのビートダウンデッキです。
反射ダメージで相手に大ダメージを与える都合上、後攻が有利なテーマですが「勇者」を加えることで、先攻をとってしまった場合に制圧盤面を作れるため、弱点を補うことができます。
「外法の騎士」は相手にコントロールが移る効果を持っているため「諸刃の剣」を装備した「御巫」で「外法の騎士」に特攻すれば、反射ダメージで後攻1キルが成立します。
「壊獣」に特攻して反射ダメージを与える動きは有名ではあるものの「勇者」ギミックでは、安定して「外法の騎士」にアクセスできるため、成功率が高いのが魅力です。
「勇者」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
まとめ
「勇者トークン」関連である「聖殿の水遣い」「アラメシアの儀」「外法の騎士」「運命の旅路」「騎竜ドラコバック」は強力の盤面を作ることができ、様々なデッキへの出張が検討できます。
欠点としては、
- 「聖殿の水遣い」は3枚
- 「アラメシアの儀」は2枚
- 「外法の騎士」「運命の旅路」「騎竜ドラコバック」は1枚
合計で6枚を採用する形になる為、デッキ内スロットを確保する必要があります。
「勇者トークン」関連のカードを出張させる際は、デッキ内スロットと「アラメシアの儀」の制約が気にならないかを確認し、採用を検討すると良いでしょう。
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