「シンクロン・スターダスト」デッキレシピ2023の回し方・展開例を紹介！新規カードが加わり遊星デッキが強化！

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「シンクロン・スターダスト」デッキレシピ2023の紹介！

デッキのコンセプトですが、「シンクロン」モンスター等を展開することで強力なシンクロモンスターに繋ぎビートダウンで勝利を目指すというものです。

今回紹介したデッキレシピでは、大量展開の要となる「ジャンク・スピーダー」を出しやすくしつつも一気に制圧するか相手のライフを削り切る短期決戦を狙った構築にしましたが、実現したいコンボや取り込みたいファン要素などに応じて改良すると良いでしょう。

デッキの回し方ですが、まずはモンスターを展開していきます。

チューナーに「シンクロン」チューナーを指定するレベル5シンクロモンスターである「ジャンク・スピーダー」はレベルの異なる「シンクロン」チューナーを可能な限りリクルートできるため、一気に連続シンクロの素体となるモンスターを確保することが狙えます。

一応特殊召喚効果を持った「シンクロン」チューナーや非チューナーを利用することで「ジャンク・スピーダー」を使わずともシンクロ召喚を行うことは可能ですが、新規カードを含め高レベルであったり素材指定の厳しい切り札級のシンクロモンスターに繋ぐためには「ジャンク・スピーダー」を利用するのが望ましいでしょう。

レボリューション・シンクロン
チューナー・効果モンスター
星３/地属性/機械族/攻 900/守1400
このカード名の、(1)の効果は１ターンに１度しか使用できず、(2)の効果はデュエル中に１度しか使用できない。
(1)：「パワー・ツール」Ｓモンスターまたはレベル７・８のドラゴン族ＳモンスターをＳ召喚する場合、手札のこのカードもＳ素材にできる。
(2)：このカードが墓地に存在し、自分フィールドにレベル７以上のＳモンスターが存在する場合に発動できる。
自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードのレベルは１になる。

ホイール・シンクロン
チューナー・効果モンスター
星５/光属性/機械族/攻 800/守1000
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドのこのカードをＳ素材とする場合、このカードをチューナー以外のモンスターとして扱う事ができる。
(2)：自分メインフェイズに発動できる。
レベル４以下のモンスター１体の召喚を行う。
このターン、自分はＳモンスターしかＥＸデッキから特殊召喚できない。
(3)：墓地のこのカードを除外し、自分フィールドのＳモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを４つまで下げる。

新たに登場した「シンクロン」チューナーである「レボリューション・シンクロン」と「ホイール・シンクロン」はいずれも優秀な効果を持っているため、それらを有効活用していけば更なる展開へと繋げられます。

シンクロ素材となるモンスターを展開したら、シンクロ召喚をしながらも更なるアドバンテージ獲得に繋いでいきます。

シンクロ・オーバートップ
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分の墓地のレベル７・８のドラゴン族Ｓモンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは１になり、効果は無効化される。
このターン、自分はＳモンスターしかＥＸデッキから特殊召喚できない。
(2)：自分のＳモンスターが戦闘で破壊された時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
ＥＸデッキから「赤き竜」１体を特殊召喚する。

手札から下級モンスターを特殊召喚できる「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」や蘇生効果を持った「アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン」は有用であり、展開の中継点にレベル7・8のドラゴン族シンクロモンスターを使うようにすることで新規カードである「シンクロ・オーバートップ」で複数体の蘇生をすることも狙えます。

赤き竜
シンクロ・効果モンスター
星１２/光属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「赤き竜」のカード名が記された魔法・罠カード１枚を手札に加える。
(2)：自分・相手ターンに、「赤き竜」を除く、フィールドのレベル７以上のＳモンスター１体を対象として発動できる。
このカードをＥＸデッキに戻し、対象のモンスターと同じレベルのドラゴン族Ｓモンスター１体をＳ召喚扱いでＥＸデッキから特殊召喚する。

新規カードである「赤き竜」と「コズミック・クェーサー・ドラゴン」はレベルが高かったり召喚条件の難易度が高くなっていますが、エクストラデッキから特定のシンクロモンスターをシンクロ召喚扱いで特殊召喚出来るという非常に強力な効果を持っています。

制圧盤面の構築やワンターンキル級の総合打点を狙うためにも活用出来るため、「赤き竜」の効果を使える盤面や「コズミック・クェーサー・ドラゴン」のシンクロ召喚を展開の最終目的地に設定すれば、展開コンボを考える上で迷い辛くなるでしょう。

強力なシンクロモンスターを出したなら、それらで相手の行動を大きく妨害したり、並べた高火力モンスターや複数回の攻撃で相手のライフを削り切れます。

大量展開をする以上仕方ないことでもありますが、デッキ・エクストラデッキの消耗が非常に激しいため、長期戦に持ち込まれてリソース不足に陥らないよう早い段階での決着を狙ったほうが良いでしょう。

具体的な展開例を1つ紹介しますが、かなり長く複雑になっている点は予めご承知おきください。

先攻1ターン目であることを前提とし、手札に「ジャンク・コンバーター」＋チューナーモンスターの計2枚がある場合に出来るコンボです。

「ジャンク・コンバーター」の効果で手札の自身とチューナーを捨てることで「ジャンク・シンクロン」をサーチ→

「ジャンク・シンクロン」を通常召喚→

「ジャンク・シンクロン」の召喚成功時の効果で「ジャンク・コンバーター」を蘇生→

「ジャンク・シンクロン」と「ジャンク・コンバーター」を素材に「ジャンク・スピーダー」をシンクロ召喚→

「ジャンク・スピーダー」のシンクロ召喚成功時の効果で「ジェット・シンクロン」「アサルト・シンクロン」「レボリューション・シンクロン」「スターダスト・シンクロン」「ホイール・シンクロン」をリクルート→

「スターダスト・シンクロン」の特殊召喚成功時の効果で「スターダスト・イルミネイト」をサーチ→

「スターダスト・イルミネイト」を発動してデッキから「スターダスト・ヴルム」を墓地へ送る→

「アサルト・シンクロン」と「ジャンク・スピーダー」を素材に「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」をシンクロ召喚→

「ジェット・シンクロン」と「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」を素材に「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」をシンクロ召喚→

シンクロ素材として墓地へ送られた「ジェット・シンクロン」の効果で「ジャンク・コンバーター」（2体目）をサーチ→

「ホイール・シンクロン」の効果で「ジャンク・コンバーター」（2体目）を追加召喚→

「レボリューション・シンクロン」と「ジャンク・コンバーター」（2体目）を素材に「TG ハイパー・ライブラリアン」をシンクロ召喚→

シンクロ素材として墓地へ送られた「ジャンク・コンバーター」（2体目）の効果で「レボリューション・シンクロン」を蘇生→

「レボリューション・シンクロン」と「ホイール・シンクロン」（非チューナー扱いにする）を素材に「アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン」をシンクロ召喚→

「アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン」のシンクロ召喚成功時の効果で「アサルト・シンクロン」を蘇生→

「スターダスト・シンクロン」と「アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン」を素材に「赤き竜」をシンクロ召喚→

「赤き竜」の特殊召喚成功時の効果で「シンクロ・オーバートップ」をサーチ→

「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」を対象にして「赤き竜」の効果を使い、自身をエクストラデッキに戻してエクストラデッキから「ライフ・ストリーム・ドラゴン」を特殊召喚→

「アサルト・シンクロン」をリリースすることで「スターダスト・シンクロン」を自己蘇生→

「スターダスト・シンクロン」と「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」を素材に「赤き竜」をシンクロ召喚→

「シンクロ・オーバートップ」を発動して「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」「アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン」「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」をレベル1・効果を無効にして蘇生→

墓地の「スターダスト・イルミネイト」を除外することで効果を使い、「アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン」のレベルを1上昇→

コズミック・クェーサー・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター
星１２/光属性/ドラゴン族/攻4000/守4000
Ｓモンスターのチューナー＋チューナー以外のＳモンスター２体以上
このカードは上記のカードをＳ素材にしたＳ召喚でのみＥＸデッキから特殊召喚できる。
(1)：１ターンに１度、このカードのＳ素材としたモンスターの数＋１枚まで
フィールドの表側表示カードを対象として発動できる（この効果の発動と効果は無効化されない）。
そのカードの効果を無効にする。
(2)：自分・相手ターンに、Ｓ召喚したこのカードを除外して発動できる。
チューナー以外のＳモンスターを２体以上素材とするドラゴン族Ｓモンスター１体をＳ召喚扱いでＥＸデッキから特殊召喚する。

「ライフ・ストリーム・ドラゴン」と「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」と「アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン」と「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」を素材に「コズミック・クェーサー・ドラゴン」をシンクロ召喚→

「スターダスト・ヴルム」の効果で自己蘇生→

墓地の「レボリューション・シンクロン」の効果でデッキトップのカード1枚を墓地へ送ってレベル1として自己蘇生→

「レボリューション・シンクロン」と「スターダスト・ヴルム」を素材に「フォーミュラ・シンクロン」をシンクロ召喚できます。

結果的に「TG ハイパー・ライブラリアン」＋「赤き竜」＋「コズミック・クェーサー・ドラゴン」＋「フォーミュラ・シンクロン」を並べられました。

次の相手ターン、「コズミック・クェーサー・ドラゴン」を対象にして「赤き竜」の効果を発動することで自身をエクストラデッキに戻してエクストラデッキから「琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ」を特殊召喚でき、「コズミック・クェーサー・ドラゴン」の効果で自身を除外することでエクストラデッキから「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」を特殊召喚（この時墓地の「アサルト・シンクロン」の効果を使えば「コズミック・クェーサー・ドラゴン」の帰還が可能）できます。

これにより「琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ」の効果でこのターン中の相手フィールドで発動する効果を封じられ、フィールド以外で発動する魔法・罠・モンスターの効果も「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」で1度なら無効にできます。

省略しましたが、上記のコンボでは「TG ハイパー・ライブラリアン」と「フォーミュラ・シンクロン」のドロー効果も使っているため、自分のターンでは計7枚ものドローが出来ており、相手ターン中には「琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ」と「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」をシンクロ召喚扱いで特殊召喚することで計2枚のドローが出来ます。

くず鉄の神像
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分の墓地・除外状態のレベル７・８のドラゴン族Ｓモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズにＥＸデッキに戻る。
発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。
(2)：セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
ＥＸデッキから「赤き竜」１体を特殊召喚する。

初期手札やコンボ中にドローしたカードの中に手札誘発モンスターや「くず鉄の神像」（「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」の蘇生が可能）があったなら、より強力な制圧盤面となれます。

上記のコンボは「ジャンク・スピーダー」のシンクロ召喚さえできれば実現が狙えるため、上記で挙げた「ジャンク・コンバーター」＋チューナーモンスターの他にも

• レベル2の非チューナー＋「レボリューション・シンクロン」
• 「クロクロークロウ」＋「ジャンク・シンクロン」
• 「ジャンク・シンクロン」＋「シンクロン・キャリアー」

等の組み合わせが初期手札にある場合でも手札2枚からスタート出来るでしょう。

デュエリスト・ネクサスで遊戯王5D’sの主人公である不動遊星の使うシンクロテーマに新規カードが加わり、大幅に強化されました。

今回の強化はアニメの最終章であるZ-ONE戦を意識したカードが多く収録され、その中でもドラゴン族シンクロモンスターを組み合わせて、「コズミック・クェーサー・ドラゴン」に繋げることができます。

今回紹介した構築はZ-ONE戦を意識した構築かつ、「シンクロン」モンスターと「スターダスト」モンスターを組み合わせた構築でした。

しかし、今回紹介した構築以外にも、他のシンクロモンスターを採用したり、他のシンクロ召喚と相性の良いカードを採用したり、構築の幅が広いのも魅力です。

不動遊星の使うシンクロデッキは人気テーマということもあり、今後、強化や新規カードの収録が期待される点も楽しみなところです。

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