「勇者エルドリッチ」デッキレシピ2023の回し方・展開例!2023年7月リミットレギュレーション対応!

「勇者エルドリッチ」デッキとは、「勇者トークン」テーマと「エルドリッチ」テーマの混合構築デッキのことです。

通常召喚したモンスターの効果が使えなくなる代わりにモンスターの展開などを行える「勇者トークン」、通常召喚することなく展開したり魔法・罠カードを駆使して妨害などを行える「エルドリッチ」は相性が良く無駄なく組み合わせられるテーマでもあります。

また「勇者トークン」テーマカードは一時期厳しい規制を受けていましたが、「流離のグリフォンライダー」の禁止カード化以降は緩和傾向にあるため再びテーマとして動きやすくなりました。

そこで今回は「勇者エルドリッチ」デッキレシピについて紹介していきます。

「勇者エルドリッチ」デッキレシピ2023の紹介!

モンスターカード

「黄金卿エルドリッチ」×3

「聖殿の水遣い」×3

「外法の騎士」×1

「屍界のバンシー」×1

「死霊王 ドーハスーラ」×1

「古衛兵アギド」×1

「古尖兵ケルベク」×1

「灰流うらら」×3

魔法カード

「呪われしエルドランド」×3

「黒き覚醒のエルドリクシル」×1

「白き宿命のエルドリクシル」×1

「アラメシアの儀」×2

「運命の旅路」×1

「騎竜ドラコバック」×1

「アンデットワールド」×1

「強欲で金満な壺」×3

「金満で謙虚な壺」×1

「おろかな埋葬」×1

罠カード

「紅き血染めのエルドリクシル」×3

「永久に輝けし黄金郷」×1

「黄金郷のワッケーロ」×2

「黄金郷のコンキスタドール」×3

「センサー万別」×1

「スキルドレイン」×1

エクストラデッキ

汎用リンクモンスターなどを15枚(「強欲で金満な壺」などのコストを兼ねる)

「勇者エルドリッチ」デッキの回し方を紹介!

黄金卿エルドリッチ
効果モンスター
星10/光属性/アンデット族/攻2500/守2800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカードと魔法・罠カード1枚を墓地へ送り、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札に加える。
その後、手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターは相手ターン終了時まで、
攻撃力・守備力が1000アップし、効果では破壊されない。

デッキのコンセプトとしては、お互いの動きを邪魔しない「勇者トークン」テーマと「エルドリッチ」テーマを組み合わせることで優秀な盤面を作ってデュエルを有利に進めていくというものです。

今回紹介したデッキレシピでは採用していませんが、墓地肥やしをしつつも展開を行える更にプラスして「烙印」や「ビーステッド」を組み合わせたり、「強欲で金満な壺」などを採用せずにシンクロ・エクシーズ・リンクなどで状況に応じて対応できるようにするというのも有りでしょう。

デッキの回し方ですが、まずは「勇者トークン」と「エルドリッチ」のそれぞれのテーマの動きを行っていきます。

アラメシアの儀
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は特殊召喚されたモンスター以外のフィールドのモンスターの効果を発動できない。
(1):自分フィールドに「勇者トークン」が存在しない場合に発動できる。
自分フィールドに「勇者トークン」(天使族・地・星4・攻/守2000)1体を特殊召喚する。
自分フィールドに「運命の旅路」が存在しない場合、
さらにデッキから「運命の旅路」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く事ができる。

「勇者トークン」テーマでは肝心の「勇者トークン」を生成しつつ「運命の旅路」にアクセスできる「アラメシアの儀」がキーカードであり、「聖殿の水遣い」でサーチ・サルベージを行えます。

外法の騎士
効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2000/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに、モンスターが存在しない場合、または「勇者トークン」が存在する場合、
自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合、相手フィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。
このカードのコントロールを相手に移し、対象のカードを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。

「運命の旅路」でアクセスできる「外法の騎士」はフリーチェーンで使えるバウンス効果を持っているため、切り返しだけでなく相手の行動妨害をする際にも役立ちます。

「エルドリッチ」では「エルドリクシル」カードで「黄金卿エルドリッチ」の特殊召喚を行ったり、「黄金卿エルドリッチ」自体や「黄金郷」魔法・罠カードのサーチが出来る「呪われしエルドランド」も活用可能です。

また「エルドリクシル」カードと「黄金郷」カードはいずれも墓地で発動出来る効果を持っているため、墓地肥やし効果や「黄金卿エルドリッチ」の効果を使うためのコストにした後で墓地効果を利用することでアドバンテージを稼げます。

騎竜ドラコバック
装備魔法
自分フィールドのモンスターにのみ装備可能。
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「騎竜ドラコバック」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが効果モンスター以外のモンスターに装備されている場合、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分フィールドの「勇者トークン」1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターにこのカードを装備する。

「勇者エルドリッチ」デッキでは2つのテーマの動きを組み合わせることも重要であり、例えば「運命の旅路」1の効果で手札から墓地へ送るカードに墓地で発動出来る効果を持つ「エルドリッチ」関連カードを選んだり、墓地へ送られても墓地から再装備が可能な「騎竜ドラコバック」「黄金卿エルドリッチ」の自己特殊召喚効果のコストにすることでリソースを失うことなくモンスターを展開したりといったことも可能です。

死霊王 ドーハスーラ
効果モンスター
星8/闇属性/アンデット族/攻2800/守2000
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「死霊王 ドーハスーラ」以外のアンデット族モンスターの効果が発動した時に発動できる(同一チェーン上では1度まで)。
以下の効果から1つを適用する。
このターン、自分の「死霊王 ドーハスーラ」の効果で同じ効果を適用できない。
●その効果を無効にする。
●自分か相手のフィールド・墓地のモンスター1体を除外する。
(2):フィールドゾーンに表側表示カードが存在する場合、自分・相手のスタンバイフェイズに発動できる。
このカードを墓地から守備表示で特殊召喚する。

今回のデッキレシピでは「アンデットワールド」関連も採用しており、墓地肥やし効果や「エルドリクシル」カードを使って「屍界のバンシー」「死霊王 ドーハスーラ」を使ってより強力な盤面構築を狙っていけるでしょう。

「勇者エルドリッチ」デッキの展開例を紹介!

呪われしエルドランド
永続魔法
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分はアンデット族モンスターでしか攻撃宣言できない。
(2):800LPを払って発動できる。
デッキから「エルドリッチ」モンスター1体か「黄金郷」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「エルドリッチ」モンスター1体か「黄金郷」魔法・罠カード1枚を墓地へ送る。

具体的な展開例を1つ紹介します。

先攻1ターン目を前提とし、手札に「聖殿の水遣い」「呪われしエルドランド」2枚が手札にある場合にできるコンボです。

「聖殿の水遣い」の効果で自身を除外することで「アラメシアの儀」をサーチ→

「アラメシアの儀」を発動して「勇者トークン」を生成してデッキから「運命の旅路」を魔法&罠ゾーンに置く→

「呪われしエルドランド」を発動→

「呪われしエルドランド」の効果で800ライフを払って「黄金卿エルドリッチ」をサーチ→

「運命の旅路」の効果で「外法の騎士」をサーチして手札の「黄金卿エルドリッチ」を墓地へ送る→

「外法の騎士」の効果で自己特殊召喚→

運命の旅路
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「勇者トークン」のトークン名が記されたモンスター1体を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで墓地へ送る。
(2):モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
デッキから「勇者トークン」のトークン名が記された装備魔法カード1枚を選び、
手札に加えるか自分フィールドの「勇者トークン」1体に装備する。
(3):1ターンに1度だけ、装備カードを装備している自分のモンスターは戦闘では破壊されない。

「運命の旅路」の効果でデッキから「騎竜ドラコバック」を「勇者トークン」に装備→

墓地の「黄金卿エルドリッチ」の効果で「呪われしエルドランド」を墓地へ送って自己サルベージして手札から自身を強化&耐性付与して特殊召喚→

墓地へ送られた「呪われしエルドランド」の効果でデッキから「黄金郷のワッケーロ」を墓地へ送る→

紅き血染めのエルドリクシル
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分のデッキ・墓地からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。
自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在しない場合には、
この効果で「エルドリッチ」モンスターしか特殊召喚できない。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「黄金郷」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。

エンドフェイズに墓地の「黄金郷のワッケーロ」の効果で自身を除外することでデッキから「紅き血染めのエルドリクシル」をセットできます。

結果的に「運命の旅路」の発動下で「外法の騎士」「黄金卿エルドリッチ」「騎竜ドラコバック」を装備した「勇者トークン」を並べられ、「紅き血染めのエルドリクシル」をセットできました。

次の相手ターン、「外法の騎士」のフリーチェーンバウンス効果で相手の行動妨害を図ることができます。

屍界のバンシー
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1800/守 200
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
フィールドゾーンの「アンデットワールド」は効果では破壊されず、
お互いはそのカードを効果の対象にできない。
(2):自分・相手ターンに、フィールド・墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札・デッキから「アンデットワールド」1枚を発動する。

相手のデッキがアンデット族以外の特定の種族を参照するタイプのデッキであれば、「紅き血染めのエルドリクシル」を発動して「屍界のバンシー」をリクルートし、あちらの効果でデッキから「アンデットワールド」を発動することで妨害可能です。

黄金郷のコンキスタドール
永続罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードは発動後、通常モンスター(アンデット族・光・星5・攻500/守1800)となり、
モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしても扱う)。
自分フィールドに「黄金卿エルドリッチ」が存在する場合、
さらにフィールドの表側表示カード1枚を破壊できる。
(2):自分・相手のエンドフェイズに、墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「エルドリクシル」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。

上記のコンボはあくまで手札2枚から始めたものですが、残り手札に「おろかな埋葬」があったなら「屍界のバンシー」を墓地へ送ってあちらの効果で「アンデットワールド」を発動し、相手ターンに「紅き血染めのエルドリクシル」「死霊王 ドーハスーラ」をリクルートして盤面の制圧力を上げたり、残り手札に「エルドリクシル」カードがあったならそれらをコストに「黄金卿エルドリッチ」1の効果を使い、墓地の「エルドリクシル」カードの効果でデッキから「永久に輝けし黄金郷」「黄金郷のコンキスタドール」をセットして制圧力を上げることも狙えます。

これが後攻ターン以降であったなら、「黄金卿エルドリッチ」1の除去効果や「外法の騎士」のバウンス効果を使って相手フィールドのカードを除去でき、コントロールが移った「外法の騎士」「騎竜ドラコバック」でバウンスすれば消費を抑えて相手フィールドのカードを除去して攻勢に出ていけるでしょう。

まとめ!

「勇者トークン」の出張性能は「流離のグリフォンライダー」の禁止カード化によって、弱体化を余儀なくされましたが、その後は「勇者トークン」出張パーツの緩和により、再び「勇者エルドリッチ」を組むことができるようになりました。

「流離のグリフォンライダー」「外法の騎士」で代替えが効く上に、今回採用しなかったアンデット族の採用や「烙印」「ビーステッド」の混合構築も「勇者トークン」と相性が良いので、おすすめです。

「流離のグリフォンライダー」が禁止カードなのは痛手ではあるものの、「勇者」ギミックは非常に便利かつ、強力な盤面を構築できるので、「勇者エルドリッチ」をこれから組む予定の方や、「勇者エルドリッチ」デッキを調整したい方は是非、参考にしてみてください。

「エルドリッチ」に関しての別途関連記事はコチラ⬇︎

「エルドリッチ」デッキレシピ2025の回し方・展開例!1月環境ガチ構築!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

【PR】取引実績月間15,000件以上!圧倒的な品揃え!
「カーナベル」で欲しいカードを探す
【PR】取引実績月間15,000件以上!圧倒的な品揃え!
「カーナベル」で欲しいカードを探す