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2021年12月の現在、大会環境では「幻影勇者」と呼ばれるデッキの活躍が目立っています。
「幻影勇者」というのは、「幻影騎士団」テーマに「勇者トークン」と「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットを採用したデッキのことです。。
そこで今回は巷で話題の「幻影勇者」デッキレシピとその回し方について、当サイトから紹介させていただきます。
「幻影勇者」デッキレシピ2022の紹介!
モンスターカード
「幻影騎士団ティアースケイル」×3
「幻影騎士団サイレントブーツ」×3
「幻影騎士団ダスティローブ」×1
「幻影騎士団ラギッドグローブ」×1
「聖殿の水遣い」×3
「流離のグリフォンライダー」×1
「アーティファクト-デスサイズ」×1
「アーティファクト-ロンギヌス」×1
「D-HERO ダッシュガイ」×1
「D-HERO ディバインガイ」×1
「原始生命態ニビル」×1
「灰流うらら」×3
「増殖するG」×2
魔法カード
「アラメシアの儀」×3
「運命の旅路」×1
「騎竜ドラコバック」×1
「フュージョン・デステニー」×3
「増援」×1
「墓穴の指名者」×2
「抹殺の指名者」×2
「禁じられた一滴」×3
罠カード
「幻影騎士団シェード・ブリガンダイン」×1
「幻影霧剣」×2
「幻影翼」×1
エクストラデッキ
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」×1
「幻影騎士団ブレイクソード」×1
「虚空海竜リヴァイエール」×1
「ダウナード・マジシャン」×1
「天霆號アーゼウス」×1
「転生炎獣アルミラージ」×1
「リンク・スパイダー」×1
「彼岸の黒天使 ケルビーニ」×1
「アーティファクト-ダグザ」×1
「暗影の闇霊使いダルク」×1
「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」×1
「幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ」×1
「トロイメア・ユニコーン」×1
「アクセスコード・トーカー」×1
「ヴァレルソード・ドラゴン」×1
「幻影勇者」デッキの回し方を紹介!
このデッキのコンセプトは、墓地で発動する効果を駆使する「幻影騎士団」テーマの特徴を活かしながらも出張セットによって制圧力向上や相手の妨害への対策を取ることで戦っていくというものです。
今回紹介したデッキレシピでは、最近使われ始めている「アーティファクト」の出張セットも取り込んだ構築にしましたが、邪魔に感じるようであれば抜いてしまって問題なく機能します。
デッキの回し方ですが、まずは「幻影騎士団」テーマの動きと「勇者トークン」と「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットの動き方をしっかり理解します。
今回採用している「幻影騎士団」テーマカードは種類が多くないことから分かるように、「幻影騎士団」テーマを使った動きはアドバンテージの獲得と展開をするための必要最低限のものになっています。
具体的には「幻影騎士団ティアースケイル」で墓地肥やしと自己蘇生、「幻影騎士団サイレントブーツ」は手札からの自己特殊召喚とサーチをしていきます。
「幻影騎士団ダスティローブ」と「幻影騎士団ラギッドグローブ」は墓地で発動する効果を目的とするため他のカード等で墓地へ送ったりしておくことであれらが持つ墓地肥やしやサーチ効果を活用していきます。
また墓地に罠カードが無ければセットしたターンに発動してモンスターになれる「幻影騎士団シェード・ブリガンダイン」、「幻影霧剣」と「幻影翼」が持っている墓地で発動できる蘇生効果も重要です。
「勇者トークン」の出張セットについてですが、「幻影勇者」デッキでの使い方としては主に2通りあります。
1つは展開をする早い段階で「勇者トークン」と「流離のグリフォンライダー」を並べることで、相手の「原始生命態ニビル」等の妨害カードに対策を打ったり盤面の制圧力を上げること。
もう1つは自己特殊召喚できて尚且つレベルが3である「聖殿の水遣い」を「彼岸の黒天使 ケルビーニ」や「虚空海竜リヴァイエール」の素材として活用することです。
どちらも大きなメリットとなるため、残りの手札や状況に応じて切り替えていくと良いでしょう。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットについてですが、基本的には展開コンボの最後に使うことになります。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」はその効果により継続的な活躍が見込めることもあり出来るだけ序盤に出しておきたいカードですが、「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を融合召喚するための手段である「フュージョン・デステニー」やその効果をコピーできる「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」は効果使用後に厳しい制約がかかるという特徴があります。
そのため序盤に出したいカードでありながらも、あくまでも展開コンボの最後に「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の融合召喚を狙うというのが基本的な考え方になります。
後述の展開例でも触れますが、「幻影勇者」デッキの恐らく最も優秀な点は展開ルートが非常に幅広いことです。
手札やその場の状況に応じたコンボが出来るのはもちろん、相手に妨害された場合であっても別の展開ルートに舵を切ることでまた違った盤面の構築へと繋ぐことが可能です。
その代償とも言うべきか、コンボの途中で頭の中がこんがらがってプレイングミスをしてしまうことも珍しくありません。
どんな最終盤面が望ましいか、どんな盤面なら妥協範囲内なのか、事前にシミュレーションをしておくと良いかと思います。
「幻影勇者」デッキの展開例を紹介!
具体的な展開例を紹介しますが、かなり長いコンボになる点は予めご了承ください。
先攻1ターン目を前提とし、手札に
「幻影騎士団ティアースケイル」(「増援」でも可)+「アラメシアの儀」(「聖殿の水遣い」でも可)+手札コスト1枚
の計3枚がある場合に出来るコンボです。
「アラメシアの儀」を発動して「勇者トークン」を生成してデッキから「運命の旅路」を魔法&罠ゾーンに置く→
「幻影騎士団ティアースケイル」を通常召喚→
「運命の旅路」の2の効果で「騎竜ドラコバック」をサーチ→
「運命の旅路」の1の効果で「聖殿の水遣い」をサーチし、手札の「騎竜ドラコバック」を墓地へ送る→墓地へ送られた「騎竜ドラコバック」の3の効果で自身を「勇者トークン」に装備→
「聖殿の水遣い」の1の効果で自己特殊召喚→
「聖殿の水遣い」と「幻影騎士団ティアースケイル」を素材に「彼岸の黒天使 ケルビーニ」をリンク召喚→
「彼岸の黒天使 ケルビーニ」の3の効果でデッキから「幻影騎士団サイレントブーツ」を墓地へ送る→
墓地の「幻影騎士団サイレントブーツ」の2の効果で自身を除外して「幻影騎士団シェード・ブリガンダイン」をサーチ→
「幻影騎士団サイレントブーツ」が墓地から除外されたことで墓地の「幻影騎士団ティアースケイル」の2の効果で自己蘇生→
「幻影騎士団ティアースケイル」の1の効果で手札1枚をコストにしてデッキから「幻影騎士団ダスティローブ」を墓地へ送る→
「幻影騎士団シェード・ブリガンダイン」をセット→墓地に罠カードが無いため「幻影騎士団シェード・ブリガンダイン」を発動して通常モンスターにする→
「幻影騎士団シェード・ブリガンダイン」と「彼岸の黒天使 ケルビーニ」を素材に「幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ」をリンク召喚→
墓地の「幻影騎士団ダスティローブ」の2の効果で自身を除外して2体目の「幻影騎士団サイレントブーツ」をサーチ→
「幻影騎士団サイレントブーツ」の1の効果で自己特殊召喚→
「幻影騎士団サイレントブーツ」と「幻影騎士団ティアースケイル」を素材に「虚空海竜リヴァイエール」をエクシーズ召喚→
「虚空海竜リヴァイエール」の効果でエクシーズ素材を1つ取り除いて「幻影騎士団ダスティローブ」を帰還→
「幻影騎士団ダスティローブ」と「虚空海竜リヴァイエール」を素材に「アーティファクト-ダグザ」をリンク召喚→
「幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ」の1の効果でデッキから「幻影騎士団ラギットグローブ」を墓地へ送りデッキの「幻影霧剣」1枚を自分フィールドにセットする→
「幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ」の効果が発動したことで「アーティファクト-ダグザ」の1の効果でデッキから「アーティファクト-デスサイズ」を魔法&罠ゾーンにセット→
墓地の「幻影騎士団ラギットグローブ」の2の効果で自身を除外してデッキから「幻影翼」を墓地へ送る→
墓地の「幻影翼」の2の効果で自身を除外して「幻影騎士団ティアースケイル」を蘇生→
「幻影騎士団ティアースケイル」と「アーティファクト-ダグザ」を素材に「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」をリンク召喚→
「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」の2の効果で2000ライフを払ってデッキから「フュージョン・デステニー」を墓地へ送りその効果をコピーし、デッキの「D-HERO ダッシュガイ」と「D-HERO ディバインガイ」を素材に「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を融合召喚します。
結果的にモンスターゾーンには
「幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ」+「D-HERO デストロイフェニックスガイ」+「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」+「勇者トークン」
が並び、魔法&罠ゾーンには
「運命の旅路」+「騎竜ドラコバック」+セットされた「アーティファクト-デスサイズ」+セットされた「幻影霧剣」
が並びました。
次の相手ターンには「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の効果でセットされた「アーティファクト-デスサイズ」を破壊し、破壊された「アーティファクト-デスサイズ」は2の効果で自己蘇生しつつも3の効果でそのターン中の相手のエクストラデッキからの特殊召喚を封じられます。
上記の展開例はあくまで相手が何の妨害もしてこなかった場合に成功するものですが、どこでどんな妨害をされたか次第では別の最終盤面を目指してコンボを切り替えていくことができます。
また初期手札に「フュージョン・デステニー」や「幻影騎士団サイレントブーツ」があった場合にはまた違ったルートで強力な盤面構築を狙っていくこともできるでしょう。
まとめ!
2021年12月現在、大会環境で見かけることの多い「幻影勇者」デッキレシピを当サイトからも紹介させていただきました。
大会テーマではありますので、当然大会環境やプレイヤーの好みによって変わってくるかと思います。
「幻影勇者」テーマについて、知らなかった!
と言う方は是非参考にしていただければ幸いです。