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基本パック インフィニット・フォビドゥンで登場した「千年の眠りから覚めし原人」の出張性能が一時期話題になりました。
「千年の眠りから覚めし原人」の出張性能を解説し、相性の良いテーマデッキについて紹介します。興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
「千年の眠りから覚めし原人」の出張性能を解説
効果モンスター
星8/地属性/獣戦士族/攻2750/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合に発動できる。
このカードを永続魔法カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):このカードが永続魔法カード扱いの場合、
2000LPを払うか手札の「千年の十字」1枚を相手に見せて発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、デッキから「千年」モンスターか「ミレニアム」モンスター1体を手札に加える事ができる。
(3):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、モンスターの効果では破壊されない。
まず「千年の眠りから覚めし原人」がどんなカードについておさらいします。レベル8の地属性・獣戦士族であり、攻撃力は2750守備力は2500あります。
3つある効果の内1と2の効果には名称ターン1指定があり、
- 1は手札から自身を永続魔法カード扱いで魔法&罠ゾーンに置けるというもの
- 2は永続魔法カード扱いの場合にライフコストを払うか手札の「千年の十字」を公開することで自身を特殊召喚し、その後「千年」モンスターか「ミレニアム」モンスターのサーチが出来るというもの
- 3はモンスター効果での効果破壊耐性
この「千年の眠りから覚めし原人」を出張カードとして利用する場合、重要なポイントは大きく分けて3つあります。
- 1つ目は召喚権を使わず制約や特別な発動条件なども無しでライフコスト2000を払い、自己特殊召喚が可能であること
- 2つ目は自己特殊召喚効果のその後の効果でのサーチ先には自身と同名モンスターも選ぶことが出来るため、複数枚積みしていれば2枚目以降の「千年の眠りから覚めし原人」をサーチすることで、実質的な手札消費枚数を0にすることも可能であること
- 3つ目は上記2つにより簡単に自己特殊召喚でき、実質的な手札の消費を0に出来るのに対し、フィールドのこのカードはレベル8であり攻守ともに高くモンスターへの効果破壊耐性もあることから、打点として使ったりランク8エクシーズやレベル9以上のシンクロの素材に使ったりも出来る場持ちのあるモンスターであること
この3つのポイントを踏まえると汎用性はかなり高く「千年の眠りから覚めし原人」を2~3枚だけなら出張採用するとしても枠を取らずに済みます。効果やステータスが噛み合う一部のテーマデッキでは特に相性が良いカードして利用できるでしょう。
また「千年の眠りから覚めし原人」のサーチに対応しており「千年の眠りから覚めし原人」と同じく手札から魔法&罠ゾーンに置けてライフコストを払うことで、自己特殊召喚できる「千年王朝の盾」や「千年の宝を守りしゴーレム」と併用し、ライフさえ払えば、通常召喚権を使わずにモンスターを並べられる展開ギミックとして出張採用できます。
「千年の眠りから覚めし原人」出張と相性の良いテーマデッキ一覧
「P.U.N.K.」テーマ
メインデッキのレベル3「P.U.N.K.」モンスターはチューナーで統一されているためレベル8の「千年の眠りから覚めし原人」と合わせれば、レベル11シンクロモンスター「サイコ・エンド・パニッシャー」に繋げられ「サイコ・エンド・パニッシャー」は自分のライフが相手より少ないほど強力になるためライフコストを払う「P.U.N.K.」と「千年の眠りから覚めし原人」の出張とも非常に相性が良いです。
レベル5モンスターの「千年王朝の盾」と「P.U.N.K.」チューナーを合わせれば汎用性の高いものも多いレベル8シンクロに繋げられるほか、自分のライフを積極的に減らすことになる「P.U.N.K.」では短期決戦を仕掛けるのが望ましいため「千年の眠りから覚めし原人」の打点の高さも有難いでしょう。
「P.U.N.K.」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「ホルス」テーマ
「ホルス」モンスターがコストや制約無しで自己蘇生で展開できることから、同じレベル8の「千年の眠りから覚めし原人」は打点としての役立ち、ランク8エクシーズの素材としても活用できるため相性が良いです。
「ホルス」テーマと「千年の眠りから覚めし原人」はどちらも通常召喚権を使わずに動けるため、別の通常召喚権を使う出張セットと組み合わせることも可能でしょう。
「ホルス」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「スネークアイ」テーマ
「千年の眠りから覚めし原人」の1と2の効果は「スネークアイ」テーマの動きと共通しているため、永続魔法カード扱いの「千年の眠りから覚めし原人」を「スネークアイ」カードの効果で特殊召喚すれば、ライフコストを払わずに高打点のモンスターを用意することも可能です。
他にも「千年の眠りから覚めし原人」はレベルが8であるため「蛇眼の炎龍」や「蛇眼の大炎魔」と合わせて、ランク8エクシーズに繋げられたり、手札から表側表示で魔法&罠ゾーンに置いた「千年の眠りから覚めし原人」を「原罪宝-スネークアイ」などのコストとして利用したりすることもできます。
「スネークアイ」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「白き森」テーマ
手札から永続魔法カード扱いで置いた「千年の眠りから覚めし原人」は「白き森」モンスターの効果を使うためのコストとして利用することもできます。また「千年の眠りから覚めし原人」の打点の高さと耐性は有用です。
レベル8の「千年の眠りから覚めし原人」はレベル4の「白き森」チューナーと合わせればレベル12シンクロをするための素材にも利用できるほか、「白き森の妖魔ディアベル」効果で特殊召喚した「フォーミュラ・シンクロン」と「千年の眠りから覚めし原人」を合わせれば「白き森の妖魔ディアベル」をフィールドに温存したまま「フルール・ド・バロネス」などのレベル10シンクロモンスターに繋げられるでしょう。
「白き森」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「センチュリオン」テーマ
永続魔法カード扱いで魔法&罠ゾーンに置く「千年の眠りから覚めし原人」に対して「センチュリオン」は永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに置くという点は異なりますが、魔法&罠ゾーンからモンスターを特殊召喚するという点は共通しています。
加えて「千年の眠りから覚めし原人」はレベルが8の非チューナーなので「センチュリオン」テーマが得意としているレベル12シンクロに繋ぐためのシンクロ素材としても、利用しやすいというのも相性が良いポイントです。
「センチュリオン」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「リジェネシス」テーマ
「千年の眠りから覚めし原人」の守備力は2500なので、レベル7・8の「リジェネシス」モンスターの特殊召喚条件を満たすのに利用できます。
ライフコストさえ払えば、簡単にフィールドに用意できるだけでなく同名モンスターをサーチすることで手札にも確保できるため、特殊召喚条件に手札を参照する「再世の魔神 ベミドバル」とも併用しやすいです。
また「千年の眠りから覚めし原人」はレベルが8でもあるので、レベル8の「リジェネシス」モンスターと合わせれば、ランク8エクシーズに繋げられます。戦術の幅を広げる上で役立つでしょう。
大会環境で利用されている「スキルドレイン」を採用した「リジェネシス」デッキに関しても「千年の眠りから覚めし原人」の1は手札で発動出来る効果、2は永続魔法カード扱い場合に使える効果となっているため「スキルドレイン」の発動下でも問題なく展開とサーチが出来るという点も好相性です。
「リジェネシス」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「春化精」テーマ
「千年の眠りから覚めし原人」自身や「千年の眠りから覚めし原人」でのサーチに対応している「千年王朝の盾」や「千年の宝を守りしゴーレム」は地属性なので「春化精」カードでサポートすることができます。
「千年の眠りから覚めし原人」で同名カードのサーチをすれば、手札の枚数を減らすことなくフィールドに「千年の眠りから覚めし原人」を用意できることもあり、サーチした方の「千年の眠りから覚めし原人」は「春化精」モンスターの手札コストとしても活用できます。
また「千年の眠りから覚めし原人」は攻撃力が2750と高めです。「春化精」のみでは不足しがちな総合打点を上げるためにも役立てられるでしょう。
「春化精」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「エルドリッチ」テーマ
「千年の眠りから覚めし原人」はモンスターでありながらも、1の効果で簡単に永続魔法カード扱いになれるため「黄金卿エルドリッチ」2の効果を使うためのコストとしても利用できます。
「千年の眠りから覚めし原人」1の効果は名称ターン1指定がありますが「千年の眠りから覚めし原人」の自己特殊召喚効果で「千年の宝を守りしゴーレム」など、別の「千年」モンスターをサーチしてそれらを永続魔法カード扱いで魔法&罠ゾーンに置けば、「千年の眠りから覚めし原人」と「黄金卿エルドリッチ」の両方を並べることも狙えます。
先述もしたように「千年の眠りから覚めし原人」は「スキルドレイン」の発動下でも自己特殊召喚やサーチを問題なく行えるため、フィールドで使える効果を持たない「黄金卿エルドリッチ」と同じく「スキルドレイン」と併用しやすいです。また「千年の眠りから覚めし原人」効果でのサーチに対応している「千年王朝の盾」はレベルが5なので、レベル5モンスターになれる「黄金郷」罠カードと合わせてランク5エクシーズに繋ぐことも検討できるでしょう。
「エルドリッチ」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「ダイノルフィア」テーマ
「千年の十字」無しで「千年の眠りから覚めし原人」やそのサーチ先となる「千年」モンスターを利用し、展開する場合には膨大なライフコストを要することになりますが、「ダイノルフィア」罠カードはライフ半減がコストであるため「千年の眠りから覚めし原人」でのライフコストを払った後でも問題なく利用できます。
自分のライフが2000未満であれば「千年の眠りから覚めし原人」などは自己特殊召喚効果を使えなくなる都合上、あくまでも「千年の眠りから覚めし原人」などを利用した後に「ダイノルフィア」の動きを行わなければいけない部分に注意は必要です。しかし「千年の眠りから覚めし原人」などの展開も合わせることで、より強力な盤面構築が図れます。
中でも「ダイノルフィア・レクスターム」は自分のライフが少なければ少ないほど、制圧力が増すので「千年の眠りから覚めし原人」などでライフコストを払った後に「ダイノルフィア」罠カードを使用し融合召喚することで、より高い制圧力を発揮できるでしょう。
「ダイノルフィア」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「デモンスミス」テーマ
属性・種族といった直接的なシナジーはありませんが「千年の眠りから覚めし原人」の効果で自己特殊召喚しつつ「千年の宝を守りしゴーレム」などをサーチし、サーチ先も自己特殊召喚させることで「閉ザサレシ天ノ月」をリンク召喚できます。そこから「デモンスミス」の動きに繋げる動きが狙えます。
上記の運用はライフコストが計4000とかなり大きいものの召喚権を温存して「デモンスミス」の動きに繋げられるのは大きな利点です。「デモンスミス」の出張セットと「千年の眠りから覚めし原人」+「千年の宝を守りしゴーレム」などを合わせて、別テーマデッキに採用すれば、召喚権を割くメインギミックと合わせてより強力な盤面を作ったり相手の妨害を「デモンスミス」の方に使わせることでメインの展開コンボを通したりといったことが狙えます。
加えて言えば「千年の眠りから覚めし原人」と「千年の宝を守りしゴーレム」はどちらも攻撃力が高めなので、「千年の眠りから覚めし原人」などで攻撃し、相手の制圧力を削ってからメインフェイズ2に「デモンスミス」やメインギミックの動きをする動きも視野に入るでしょう。
「デモンスミス」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
まとめ
「千年の眠りから覚めし原人」は簡単に特殊召喚できるレベル8モンスターでありながら、後続をサーチできる攻撃力は2750ということで、各召喚方法の素材にしたり、アタッカー要因にしたりと様々なデッキへの出張が検討できます。
汎用性の高いカード故に、今後新しく登場するテーマへの採用が検討できる1枚であり、需要は上がり続ける1枚といえます。
今回紹介したテーマをすでに組んでいる人はぜひ「千年の眠りから覚めし原人」の採用を検討してみてください。
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