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「セリオンズ」とは、手札から特殊召喚しつつ墓地のモンスターを装備する動きが特徴的なテーマです。
「セリオンズ」デッキレシピやその回し方などを紹介していきたいと思います。
「セリオンズ」デッキレシピ2025
モンスターカード
「セリオンズ“ブルズ”アイン」×1
「セリオンズ“リーパー”ファム」×1
「セリオンズ“エンプレス”アラシア」×1
「セリオンズ“リリー”ボレア」×2
「セリオンズ“キング”レギュラス」×2
「セリオンズ・イレギュラー」×1
「セリオンズ“リーパー”ファム」×1
「ローンファイア・ブロッサム」×3
「惑星探査車」×3
「光の王 マルデル」×1
「エフェクト・ヴェーラー」×2
「増殖するG」×2
「灰流うらら」×3
魔法カード
「円盤闘技場セリオンズ・リング」×3
「無尽機関アルギロ・システム」×3
「セリオンズ・チャージ」×2
「おろかな埋葬」×1
「墓穴の指名者」×2
「抹殺の指名者」×1
罠カード
「セリオンズ・クロス」×1
「無限泡影」×3
エクストラデッキ
「フルール・ド・バロネス」×1
「サイコ・エンド・パニッシャー」×1
「No.100 ヌメロン・ドラゴン」×1
「ギガンティック“チャンピオン”サルガス」×1
「No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー」×1
「No.97 龍影神ドラッグラビオン」×1
「宵星の機神ディンギルス」×1
「真血公ヴァンパイア」×1
「六花聖ティアドロップ」×1
「天霆號アーゼウス」×1
「転生炎獣アルミラージ」×1
「I：Pマスカレーナ」×1
「S：Pリトルナイト」×1
「神聖魔皇后セレーネ」×1
「アクセスコード・トーカー」×1
「セリオンズ」デッキの回し方
デッキのコンセプトとしては、「セリオンズ」モンスターを展開しながらも自身や装備モンスターによって付与された効果を駆使してビートダウンで勝利を目指します。
今回紹介したデッキレシピではあくまでも「セリオンズ」をメインとした構築にしました。「セリオンズ」は展開に制限のかかる制約も無く、召喚権を使わずに動くこともできるため、他テーマと混合構築にするのも有りでしょう。
デッキの回し方ですが、まずは「セリオンズ」モンスターを展開するための準備を整えます。
「セリオンズ」モンスターは共通で手札から自己特殊召喚できる効果を持っていますが、墓地に「セリオンズ」モンスターか自身と同じ種族のモンスターがいないと利用することが出来ないため、墓地の肥えていない最序盤ではまず墓地にモンスターの準備が必要です。
「セリオンズ」モンスターの墓地肥やし手段としては「無尽機関アルギロ・システム」や「おろかな埋葬」があり、「セリオンズ」モンスターは自身を装備したモンスターに効果を付与する効果もあるため、利用したい効果を持つ「セリオンズ」モンスターを墓地肥やし先に選ぶことで、スムーズにその後の運用に繋げられます。
また「セリオンズ」モンスターのサーチが出来る「円盤闘技場セリオンズ・リング」にアクセスできる「惑星探査車」は機械族なので、「セリオンズ“キング”レギュラス」の自己特殊召喚に使えます。「ローンファイア・ブロッサム」は植物族のため、「セリオンズ“リリー”ボレア」の自己特殊召喚にも対応している点も優秀です。
「セリオンズ」モンスターは最上級ですが、共通の自己特殊召喚効果により、墓地に対応モンスターを用意できていれば、簡単に展開できます。「セリオンズ“リリー”ボレア」のサーチ効果で展開を広げつつ「セリオンズ“キング”レギュラス」の高打点と妨害効果を活かして戦うことができます。
今回のデッキは、ランク8エクシーズや汎用リンクモンスターを採用しており、盤面強化や切り返しなど状況に応じた柔軟な展開が可能です。
「セリオンズ」デッキの展開例
先攻1ターン目を前提とし、手札に「無尽機関アルギロ・システム」＋「ローンファイア・ブロッサム」＋手札1枚の計3枚がある場合
先攻1ターン目を前提とし、手札に「無尽機関アルギロ・システム」＋「ローンファイア・ブロッサム」＋手札1枚の計3枚がある場合に出来るコンボです。
「無尽機関アルギロ・システム」を発動してデッキから「セリオンズ“エンプレス”アラシア」を墓地へ送る→「ローンファイア・ブロッサム」を通常召喚→「ローンファイア・ブロッサム」効果で自身をリリースすることで「光の王 マルデル」をリクルート→
「光の王 マルデル」特殊召喚成功時の効果で「セリオンズ“リリー”ボレア」をサーチ→手札の「セリオンズ“リリー”ボレア」効果で自己特殊召喚して墓地の「セリオンズ“エンプレス”アラシア」を装備→「セリオンズ“リリー”ボレア」効果で「セリオンズ“エンプレス”アラシア」を墓地へ送ることで「円盤闘技場セリオンズ・リング」をサーチ→
「円盤闘技場セリオンズ・リング」を発動し、発動時の効果処理で「セリオンズ“キング”レギュラス」をサーチ→手札の「セリオンズ“キング”レギュラス」効果で自己特殊召喚して墓地の「セリオンズ“エンプレス”アラシア」を装備→装備された「セリオンズ“エンプレス”アラシア」によって付与されている「セリオンズ“キング”レギュラス」効果を使うことで、手札1枚を捨てることで「セリオンズ“エンプレス”アラシア」を特殊召喚→
「セリオンズ“リリー”ボレア」と「セリオンズ“エンプレス”アラシア」を素材に「No.97 龍影神ドラッグラビオン」をエクシーズ召喚→「No.97 龍影神ドラッグラビオン」効果でエクシーズ素材を1つ取り除くことでエクストラデッキから「No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー」を特殊召喚して「No.100 ヌメロン・ドラゴン」をそのエクシーズ素材にする→「No.97 龍影神ドラッグラビオン」と「光の王 マルデル」を素材に「I：Pマスカレーナ」をリンク召喚します。
結果的に「円盤闘技場セリオンズ・リング」の発動下で「I：Pマスカレーナ」＋「セリオンズ“キング”レギュラス」＋「No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー」を並べられました。
次の相手ターン
- 自身を墓地へ送ることで相手が発動したカード効果を無効化できる「セリオンズ“キング”レギュラス」
- フィールドで発動した魔法カードの効果を無効にして自身のエクシーズ素材にできる「No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー」
で相手の行動を妨害できます。
また相手メインフェイズ中に「I：Pマスカレーナ」効果を使えば、自身と効果を使用後の「No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー」を素材に「S：Pリトルナイト」をリンク召喚することで、あちらの持つ2つの除外効果でさらに相手の行動を妨害することが狙えるでしょう。
加えて「円盤闘技場セリオンズ・リング」があることで攻撃力の低い「I：Pマスカレーナ」が戦闘破壊されて妨害数を減らされてしまう危険性も下げられています。墓地には「無尽機関アルギロ・システム」があるので次の自分のターンの動きにも備えられています。
先攻1ターン目を前提とし、手札に「無尽機関アルギロ・システム」＋「惑星探査車」＋「セリオンズ」モンスターの3枚がある場合
先攻1ターン目を前提とし、手札に「無尽機関アルギロ・システム」＋「惑星探査車」＋「セリオンズ」モンスターの3枚がある場合に出来るコンボです。「無尽機関アルギロ・システム」を発動してデッキから「セリオンズ“リリー”ボレア」を墓地へ送る→「惑星探査車」を通常召喚→
「惑星探査車」の効果で自身をコストに「円盤闘技場セリオンズ・リング」をサーチ→
「円盤闘技場セリオンズ・リング」を発動し、発動時の効果処理で「セリオンズ“キング”レギュラス」をサーチ→「セリオンズ“キング”レギュラス」の効果で手札から自己特殊召喚して墓地の「セリオンズ“リリー”ボレア」を装備→
装備された「セリオンズ“リリー”ボレア」に付与された効果を使うことで、「セリオンズ“リリー”ボレア」をコストに「セリオンズ・クロス」をサーチ→「セリオンズ・クロス」をセット→「セリオンズ」モンスターの効果で手札から自己特殊召喚して墓地の「セリオンズ“リリー”ボレア」を装備できます。
結果的に「セリオンズ“キング”レギュラス」＋「セリオンズ“リリー”ボレア」を装備した「セリオンズ」モンスターを並べられ、「円盤闘技場セリオンズ・リング」が発動されており「セリオンズ・クロス」がセットされています。「セリオンズ“キング”レギュラス」の効果と「セリオンズ・クロス」の効果で制圧力を発揮できますし、「セリオンズ・クロス」は墓地に「無尽機関アルギロ・システム」があることで両方の効果を選択できるため強力です。
初期手札の「セリオンズ」モンスターが「セリオンズ“キング”レギュラス」だった場合には、「円盤闘技場セリオンズ・リング」でサーチするのを「セリオンズ“キング”レギュラス」以外の「セリオンズ」モンスター（「セリオンズ“リーパー”ファム」がお勧め）にすれば問題なく上記と同じ最終盤面を作れるでしょう。
初期手札の「セリオンズ」モンスターが「セリオンズ“リーパー”ファム」であればバウンス効果によって更に盤面の制圧力を上がりますし、「セリオンズ“デューク”ユール」であれば効果破壊耐性付与により場持ちを上げられます。
「セリオンズ」は他種族とのサポート共有や混合構築の幅が広いテーマ
「セリオンズ」デッキは、手札からの自己特殊召喚と墓地のモンスターを装備する独自の展開ギミックを持ち、柔軟かつ高打点の盤面を形成できるのが最大の強みです。召喚権を使わずにモンスターを展開できるため「ローンファイア・ブロッサム」や「惑星探査車」といった種族サポートと組み合わせて効率よく動けます。
「セリオンズ“リリー”ボレア」によるサーチ効果や「セリオンズ“キング”レギュラス」の無効効果を活かせば、先攻・後攻問わず安定した布陣を形成できます。デッキ構築次第で純構築でも混成型でも活躍できるため、好みに合わせて調整してみると良いでしょう。
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