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遊戯王OCGには数多くのデッキテーマが存在し、コンセプトの違いなど様々な特色を持っています。
今回はそんな中でも運用する際にプレイヤーが頭を使うテーマデッキを紹介していきたいと思います。
今回の紹介基準は?
頭を使うテーマとはどんなものかと言いますと、コンボが複雑で思考を巡らす必要があったり状況に応じて臨機応変に尚且つ正しい対応を求められたりする、言わば上級者向けのデッキになります。
自分の手札やフィールドを踏まえて思考するのは当然として、自分のデッキのカードのみならず物によっては相手のデッキの構築内容を推測することでより的確な運用が可能です。
少しの調整が大きな影響を与えることもしばしばあり、デッキ内容の調整には細かな注意が必要なことも多いです。
コンボが複雑ということで今回ソリティアデッキと呼ばれるものも紹介させていただきますが、それらはコンボをパターン化することで頭を使わずに済むことも可能です。
とはいえ今回は頭を使うデッキテーマということなので、キーカードの複数枚積みを最小限に抑えて戦略の幅を極力広げた構築であることを前提として紹介させていただきます。
遊戯王の頭を使うデッキテーマを紹介!
「ジャンクドッペル」デッキ
「ジャンク・シンクロン」と「ドッペル・ウォリアー」を主軸にしてシンクロ召喚に特化したデッキです。
その特徴から様々なレベルのシンクロ召喚が可能であり、制約がつくカードを採用しないのであればほとんどの汎用シンクロモンスターは採用候補として名前が挙がります。
現在のフィールドを見てどのシンクロモンスターを出せば自分に有利になるか考え、そのシンクロモンスターに繋げるためにはどんな展開が必要なのか、どんなコンボであれば消費が少なくアドバンテージを稼げるのかを自分の手札・フィールド・墓地・デッキと相談しながら考えていけます。
またシンクロモンスターだけでなく「水晶機巧-ハリファイバー」や「リンクロス」といったシンクロ召喚と相性が良いリンクモンスターの存在もあるので、戦術の幅は第9期以前よりも更に広がっています。
コンボやギミックを多く採用する場合は事故率が懸念される一方、デッキ構築の際には思いつかなかった新しいコンボを閃くこともあります。
展開力とデッキ回転力の高さ故にエクストラデッキが15枚じゃ足りないと感じるデッキの代表格とも言えます。
当サイトでは遊星「ジャンクドッペル」デッキの紹介を行っておりますので、是非参考にしてみてください
「森羅」デッキ
植物族モンスターの多い「森羅」モンスターを主軸とし、デッキの上からカードをめくる効果による墓地肥やしやデッキからめくられて墓地へ送られた場合に使える効果を利用するデッキです。
デッキトップを操作するカードとめくる効果の兼ね合いが肝要であり、無闇にめくる効果を使っても運頼りになってしまいますし、逆にデッキトップ操作ばかりではアドバンテージを稼ぐことは出来ません。
植物族サポートカードも積極的に採用できるので、それらをどのように活かしていくのかもプレイング次第になります。
パーミッションデッキ
パーミッションと言ってもあくまで相手の行動を妨害することに特化しているというデッキ傾向ですので、具体例を挙げると「エンジェルパーミッション」辺りが主流にいなっています。
カウンター罠カード等を使って相手の行動を妨害し、相手に全力を出させずに叩くといった勝ち方を目指すことになります。
それだけ聞くと大抵のデッキ相手に有利に戦える強力なデッキのようですが、そう単純な話ではありません。
当然ですがカウンター罠カード等の妨害札は有限なので、相手のコンボを抑えるベストなタイミング(マストカウンター)を見極めなければなりません。
そのためには相手がどんなコンボをしようとしているのか読み切る必要があり、相手のサーチやリクルートにも警戒しなくてはならない以上相手のデッキ構築にも思考を巡らすことになります。
マストカウンターを狙っていく上では相手が使い得るギミックの弱点を知っておいた方が良いので、数多くある展開ギミックや出張セット等をある程度把握しておくと良いでしょう。
「コード・トーカー」デッキ
リンクモンスターである「コード・トーカー」を主軸としたサイバース族デッキです。
「サイバネット・コーデック」や「マイクロ・コーダー」を筆頭にした「コード・トーカー」モンスターのサポートカードを駆使することでアドバンテージの獲得を狙うことを得意としています。
特に「サイバネット・コーデック」は何をサーチするかによってその後の展開が大きく変わってきますので、大量展開をするためにコンボやギミックはいくつか頭に入れておいた方が良いです。
回ったときの爆発力はかなり高く戦術の幅も広いので、しっかり考えながらプレイをしないとデッキやエクストラデッキを消費するばかりで最終盤面がそこまで強くないものになりかねません。
「アクセスコード・トーカー」の登場によって高火力を出しにくいという問題点がクリアされたため対応力も高くなりました。
頭を使うデッキについてのまとめ!
様々なことを考えなければいけないということは、頭を使うデッキとは戦術的な多様性が高いデッキとも言えます。
今回様々な頭を使うデッキと紹介させていただきましたが、実際にデュエルする際に気を付けて欲しいことがあります。
長考はスムーズなデュエル進行の妨げになるので、友人間で合意の上でならともかく大会等の他人同士のデュエルでは相手を苛立たせてしまいかねないので気を付けましょう。
ソリティアデッキであればいくつかの展開ルートを事前に練習して使い慣れておいたり、パーミッションデッキであれば妨害したいカードにある程度の目星をつけておくと長考を避けられます。
友人同士でならピンときた運用を試してみるというのも有りで、思いがけず新しいコンボや有利な状況を作れるかもしれません。
自分さえ良ければいいのではなく、ルールとマナーを守って楽しくデュエルすることを心がけましょう。
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