9月14日発売予定のエクストラパック2019では、既に海外で猛威を振るっていた「未界域」が日本に上陸します。
そこで今回は「未界域」テーマの特徴を改めて振り返り、「未界域」カードを出張採用できるテーマを紹介していきます。
海外ではすでに環境入りの「未界域」の特徴をおさらい!
⛰『未界域』🏔日本上陸まで、あと14日ー。
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— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) August 31, 2019
「未界域」モンスターは闇属性で統一されており、その半数以上は最上級モンスターになっています。
「未界域」テーマ最大の特徴として『手札の自身を相手に見せて発動でき、自分の手札全ての中かから相手がランダムに1枚選んだカードを捨てる。それが自身と同名カード以外であれば手札の自身と同名カード1体を特殊召喚して1枚ドローするという1の効果。手札から捨てられた場合に各種固有効果を発動する2の効果』の2つの共通効果を持っています。
重要なポイントとして、2の効果にはカード名ターン1指定がありますが1の効果には何の制限も無いため同名カードであっても1ターンに複数回の使用ができます。
ちなみに1の効果は相手に見せるのがコスト、手札を捨てる&特殊召喚&ドローが効果になります。
そのため発動が無効にされただけでは手札も減らず何の妨害にもなりません。
また1の効果は手札誘発効果、2の効果は墓地で発動する効果であるため相手にフィールド制圧盤面を構築されていても問題なく使用が出来る点は大きな魅力です。
1の効果はランダムなので使用した場合のパターンがいくつか考えられます。
1つ目は手札に「未界域」モンスター+αがあり、捨てられたカードが自身と同名カード以外だった場合です。
その場合は効果処理のままになりますので自身と同名モンスター1体を特殊召喚して1枚ドローになります。
この場合結果的には手札消費1枚でフィールドに「未界域」モンスターが1体という状況になります。
この+αが効果を使った「未界域」モンスターとカード名の異なる「未界域」モンスターだった場合、捨てられた「未界域」モンスターの2の効果も発動するので「未界域」モンスターによっては実質手札消費1枚で自分フィールドに「未界域」モンスター2体を並べることも可能です。
結果的にではありますが、1枚の消費から2つのメリットを得られるため大きなアドバンテージを稼げたことになります。
2つ目は見せた「未界域」モンスターと同名モンスターが捨てられた場合です。
この場合1の効果は正しく成立しないため、特殊召喚もドローも無しです。
とはいえ捨てられた「未界域」モンスターの2の効果は発動するため、相手モンスターの除去や「未界域」モンスターのリクルート等様々な固有効果の発動を狙えます。
1の効果は手札が見せた「未界域」モンスター1体のみの状態でも発動することができ、その場合は必然的にこちらのパターンになるのですが2の固有効果次第では十分メリットに繋げられます。
以上の特徴から、「未界域」はランダム要素はありながらも上手くいけばモンスターの展開とデッキの回転の2つを一気に行えます。
最初の手札次第ではデッキのカードを全て引き切ることも可能なほど、と言えばその展開力と回転力の凄まじさが分かるかと思います。
「未界域」を出張できる相性の良いテーマを紹介!
「暗黒界」
効果によって手札から捨てられた場合に発動する効果を共通で持っている闇属性・悪魔族統一テーマです。
「未界域」とは属性と効果の両方のシナジーがあり、「未界域」の1の効果で手札の「暗黒界」が捨てられることによって効果の発動を狙えます。
上級以上の「暗黒界」モンスターで展開を狙ったり、「暗黒界の狩人 ブラウ」で更なるドロー加速も可能です。
「幻影騎士団」
闇属性・戦士族で統一されたテーマで、自身を墓地から除外して発動する効果を持っているモンスターが多いです。
「未界域」とは属性でシナジーがあり、「未界域」の効果で手札から「幻影騎士団」モンスターが捨てられれば墓地で発動する効果を狙えます。
墓地に送った「幻影騎士団サイレントブーツ」を使うことで「幻影霧剣」のように汎用性が高く使いやすいカードのサーチも行えるため相手の妨害も期待できます。
「オルフェゴール」
闇属性・機械族で統一されたテーマで墓地から除外することで展開などが出来るのが特徴です。
前述した「幻影騎士団」同様に「未界域」の1の効果で手札の「オルフェゴール」モンスターが捨てられた場合に更なる展開に繋げることが出来ます。
「オルフェゴール」モンスターは効果の使用後ターン終了時まで闇属性モンスターしか特殊召喚できなくなるという制約を持っていますが、「未界域」も闇属性統一なので問題はありません。
まとめ
海外で優秀な成績を残した結果最近は規制され始めているほど性能が高い「未界域」が日本に来るとあって色々な意味で目が離せません。
今回紹介した以外にも、海外では「サンダー・ドラゴン」だったりドラゴンリンクに「未界域」を出張させたデッキも結果を残しており「未界域」は組み合わせの幅も広いです。
「未界域」に興味があるという人は純構築だけでなく、他のテーマとの組み合わせを考えてみるのも良いかと思います。