遊戯王の懐かしいカードを一覧で紹介!!遊戯王世代の社会人達よ集え!!

20代〜30代の社会人であれば、小さいころにアニメや実際にカードゲームとして遊んでいた人も多い遊戯王ですが、今でも人気カードゲームとして盛り上がりを見せています。

特に最近の遊戯王では初期の頃と比べてカードの種類が大幅に増えたり、新しい召喚方法が増えたりと

「昔遊戯王で遊んでいたけど、最近の遊戯王は全然わからない」

「昔の遊戯王が好き」

という社会人も多いです。

そこで今回は、20代〜30代の社会人であれば、思わず懐かしと思えるカード達を紹介していきたいと思います。

▼今回紹介するカードを探す▼

目次

遊戯王の懐かいカード一覧「モンスター編」

「ブラック・マジシャン」

ブラック・マジシャン(初期イラスト版)

通常モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100
魔法使いとしては、攻撃力・守備力ともに最高クラス

遊戯王DMの主人公である武藤遊戯のエースであり、物語で重要な役割を果たしているモンスターです。

遊戯王と言えば、「ブラック・マジシャン」というイメージを持つ人も多く、数々のデュエルで活躍し、時には他カードとのコンボでトリッキーな立ち回りをしたり、相手を翻弄したりといった戦術を見せてくれるモンスターでした。

また、「バトルシティー編」ではグールズのメンバーであるパンドラもイラスト違いの「ブラック・マジシャン」を使い、様々なコンボと組み合わせることで、遊戯をあと一歩まで追い込みました。

主人公である武藤遊戯が使ったエースモンスターということもあり、現在では様々なイラストの「ブラック・マジシャン」が登場していますが、遊戯がアニメで使用したイラストの「ブラック・マジシャン」は特に人気で希少価値が高いことから高値で取引されています。

「青眼の白龍」

青眼の白龍

通常モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
高い攻撃力を誇る伝説のドラゴン。
どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。

遊戯王DM 海馬瀬人が使うエースモンスターであり、「ブラック・マジシャン」同様に「遊戯王と言えば「ブルーアイズ」」と言われるほど、有名なモンスターです。

「ブラック・マジシャン」同様に物語で重要な役割を果たしたモンスターであり、同時に数々のネタを生み出したモンスターでもあります。

海馬は「青眼の白龍」を目の前にしては

「強靭!無敵!最強!」「ワーハッハッ!」「ふつくしい・・・」「滅びのバースト・ストリーム」

といった名言(迷言)を生み出しており、初期の遊戯VS海馬では、武藤遊戯の祖父である双六から盗んだ「青眼の白龍」を召喚しては

「スゴイぞーカッコいいぞー!」

と興奮しすぎるあまり、後の海馬と比べると到底考えられないセリフであり、壊滅的な語彙力の低さと顔芸を披露しています。

また、遊戯王DM第1話「戦慄のブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン」では世界に4枚しか存在しない「青眼の白龍」を3枚しか入れられず、4枚目は敵になるという理由だけで破り捨てるといった外道極まりない行為をするなど、海馬の「青眼の白龍」に対しての執着心が垣間見えるシーンが数多く存在します。

また、「青眼の白龍」が好きすぎるがあまり、「青眼の白龍」のジェット機に乗っていたり、デュエルの抽選を決めるビンゴマシーンが「青眼の白龍」3体融合で融合召喚できる「青眼の究極竜」をモチーフにしたりと「正直そこまでするか・・・」と思った視聴者も多かったはずです。

「青眼の白龍」に対する執着と3000年前にキサラという女性が「青眼の白龍」であったことから、「嫁」という愛称で親しまれています。

「真紅眼の黒龍」

真紅眼の黒竜

通常モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
真紅の眼を持つ黒竜。
怒りの黒き炎はその眼に映る者全てを焼き尽くす。

遊戯王DM 城之内克也のエースモンスターであり、「バトルシティ編」で重要な役割を持つモンスターです。

城之内のエースモンスターであり、原作・アニメの設定だと数十万はする高額レアカードであり、元々はダイナソー竜崎が全財産をはたいて購入したカードでした。

ダイナソー竜崎が城之内の持つ「時の魔術師」を狙うために「真紅眼の黒龍」を賭けに出しますが、城之内が勝利したことで城之内のエースモンスターとして手に渡ります。

城之内の慢心により、一時はグールズのレアハンターの手に渡ってしまいますが、その後遊戯が勝利したことで、遊戯の手に渡ります。

レアハンターに勝利後、遊戯が城之内に「真紅眼の黒龍」を返そうとしますが、城之内が「真紅眼の黒龍」を受け取ってしまったら、自分は真のデュエリストになれないことを伝え、城之内が受け取るのに相応しいデュエリストになるまで遊戯が預かることに。

その後、遊戯VS城之内ではマリクに洗脳された城之内の洗脳を解くために「真紅眼の黒龍」をデッキに加え、不利になる可能性があることを承知で、お互いの手札を1枚ずつ交換する「エクス・チェンジ」でこのカードを見せ、まだ城之内の心が残っていることを確かめたり、デュエル後半では「真紅眼の黒龍」を遊戯が召喚したりと「バトルシティ編」ではこのカードが友情の証の象徴となりました。

「バトルシティ編」終了後は城之内が使用している描写が描かれていることから、「バトルシティ編」終了後に城之内の手に返却されたことがわかります。

 

【レッドアイズデッキレシピ2021】の回し方を紹介!2021年1月リミットレギュレーション対応版!

「デーモンの召喚」

デーモンの召喚

通常モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200
闇の力を使い、人の心を惑わすデーモン。
悪魔族ではかなり強力な力を誇る。

遊戯王DM 武藤遊戯が使用したエースモンスターの1体で、原作では悪魔族モンスタートップ5に数えられるモンスターであり、原作、東映版遊戯王初回の遊戯VS海馬で遊戯はこのカードをデッキのエースモンスターと言っています。

「王国編」では様々な活躍を見せたモンスターの1体であり、「魔霧雨」とのコンボでインセクター羽蛾の「グレート・モス」を撃破したり、迷宮兄弟戦では城之内の「真紅眼の黒竜」と融合したりと遊戯を勝利に導いたモンスターです。

ペガサス戦では「コピーキャット」により、「デーモンの召喚」を奪われ、「トゥーン・ワールド」の効果でトゥーン化した「トゥーン・デーモン」が登場しました。(トゥーン化したことで「デーモンの召喚」とは思えないコミカルな姿は印象に残った人も多いのではないでしょうか?)

カード名が「デーモンの召喚」であることから、当初から「「デーモンの召喚」を召喚!!」と若干ネタにされたモンスターもあります。

「ブラック・マジシャン・ガール」

ブラック・マジシャン・ガール

効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1700
(1):このカードの攻撃力は、
お互いの墓地の「ブラック・マジシャン」「マジシャン・オブ・ブラックカオス」の数×300アップする。

遊戯王DM 武藤遊戯が使うモンスターの1体で、「ブラック・マジシャン」と並んで登場回数の多いモンスターであり、物語で重要な役割を果たしたモンスターです。

「ブラック・マジシャン」の魔力を受け継いだ弟子であり、「バトルシティ編」の遊戯VSパンドラ戦で初登場したモンスターです。

その後、遊戯のデュエルで高確率で登場し、アニメオリジナル「乃亜編」ではヒロインである真崎杏子のデッキマスターとして選ばれたり、アニメオリジナル「ドーマ編」ではデュエルモンスターズ界の精霊として遊戯と会話をしたりと登場出番の多いモンスターであり、様々な場面で活躍を見せます。

「記憶編」では「ブラック・マジシャン・ガール」の正体は「魔術師マハード」の弟子であるマナという少女が使う精霊であることが判明し、3000年前の闇遊戯の記憶に関連していることがわかります。

遊戯王のヒロイン的な立ち位置であるモンスターであり、可愛らしいデザインからコレクター需要も高く、高レアリティーの「ブラック・マジシャン・ガール」は未だに高い値段で取引されているほどの人気です。

「マジシャン・ガール」デッキレシピ2023の回し方・展開例!イラストアドの高い人気テーマ!

「青眼の究極竜」

青眼の究極竜

融合モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4500/守3800
「青眼の白龍」+「青眼の白龍」+「青眼の白龍」

遊戯王DM 海馬瀬人が使うエースモンスターである「青眼の白龍」3体が融合した姿であり、攻撃力は4500と当時の遊戯王ではトップクラスの攻撃力を所有していました。

原作での出番は少ないものの、アニメ版の出番は多く、「青眼の究極竜」「カオス・ソルジャー」の融合体である「究極竜騎士」が登場したり、アニメオリジナルストーリーで度々融合召喚されることがあります。

また、遊戯王DM最終話から1年後を描いた劇場版遊戯王「THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」では、リメイクである「真青眼の究極竜」が登場しており、闇遊戯とのデュエルで活躍しました。

「ブラッド・ヴォルス」

ブラッド・ヴォルス

通常モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1900/守1200
悪行の限りを尽くし、それを喜びとしている魔獣人。
手にした斧は常に血塗られている。

遊戯王DM 海馬瀬人が使用したモンスターの1枚で、現実世界では当時はゲームボーイソフトである「遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 海馬デッキ」のプロモカードであり、当時の子供にとって複数枚集めるのが難しいカードでした。

後に「STRUCTURE DECK-海馬編-」でノーマルカードとして再録されて手に入りやすくなり、当時アタッカーとして使っていたデュエリストも多いモンスターでした。

原作、アニメでは攻撃力を半分にする「収縮」「死のデッキ破壊ウイルス」とのコンボで使われることの多いモンスターであり、相手のデッキを破壊するコンボ(原作、アニメ効果)に使われているモンスターとしての印象が強い1枚です。

「クリボー」

クリボー

効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 300/守 200
(1):相手モンスターの攻撃で自分が戦闘ダメージを受けるダメージ計算時に
このカードを手札から捨てて発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にする。

遊戯王DM 武藤遊戯が使うモンスターの1枚で、攻撃力・守備力は低いものの、「増殖」などのコンボカードと組み合わせることで、相手を翻弄したり、相手の攻撃を防いだりと活躍したモンスターです。

遊戯王のマスコット的なモンスターの1枚で、デュエルで使用される回数も多く、アニメではデュエルモンスターズの精霊として、遊戯にヒントを与えるシーンが多く存在します。

また、アニメオリジナルである「ドーマ編」では「クリボー5兄弟」である「クリバー」「クリビー」「クリブー」「クリベー」「クリボー」が登場し、合体することで「クリバビロン」に変身するといった攻撃力が低いながらも、トリッキーな戦術を駆使しました。

「時の魔術師」

時の魔術師

効果モンスター
星2/光属性/魔法使い族/攻 500/守 400
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
コイントスを1回行い、裏表を当てる。
当たった場合、相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
ハズレの場合、自分フィールドのモンスターを全て破壊し、
自分は表側表示で破壊されたモンスターの攻撃力を合計した数値の半分のダメージを受ける。

遊戯王DM 城之内克也が使用したモンスターの1枚で、ギャンブル要素が強い効果であるものの、当たればフィールドを100年後にタイムスリップさせる効果(アニメ・原作効果)を持っています。

元々は表遊戯が持っていたレアカードの1枚ですが、城之内に譲り以降は城之内の一発逆転の切り札として使用されました。

城之内の悪運の強さと相性が良く、成功時の効果は様々で「ハーピィ・レディ」をおばさん化させたり、「ベビードラゴン」の時間が経過し、「千年竜」に進化したりと、城之内の持つカードの中でも特にトリッキーな効果を持つ1枚です。

「ハーピィ・レディ」

ハーピィ・レディ

通常モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1300/守1400
人に羽のはえたけもの。
美しく華麗に舞い、鋭く攻撃する。

遊戯王DM 孔雀舞の使う看板モンスターです。

ステータスを見る限り、単体では決して強くないこのモンスターをサポートするカードを駆使して、相手を翻弄するのが舞の得意戦法です。

  • 「ハーピィ・レディ」を強化する「サイバー・ボンテージ」「電撃鞭」(アニメだと「薔薇の鞭」に変更されている)
  • 「ハーピィ・レディ三姉妹」を出すために必要な「万華鏡ー華麗なる分身ー」
  • 「ハーピィ・レディ」を攻撃から守るための「銀幕の鏡壁」
  • フィールドの「ハーピィ・レディ」の数に応じて攻撃力がアップする「ハーピィズペット 竜」

などを使った戦術が定番でした。

また、アニメオリジナルである「ドーマ編」では、舞がバトルシティ編のマリク戦のトラウマが原因となり、ドーマの一員になります。

ドーマの一員となったことで「オレイカルコスの結界」を使うようになり、「オレイカルコスの結界」(アニメ効果)で魔法・罠ゾーンにモンスターを展開できることを利用し、「ハーピィ・レディ」を10体に分身させたり、「ハーピィ・レディ -鳳凰の陣-」を使ったりと「ハーピィ・レディ」を組み合わせたコンボも印象的でした。

「究極完全態・グレートモス」

究極完全態・グレート・モス

特殊召喚・効果モンスター
星8/地属性/昆虫族/攻3500/守3000
このカードは通常召喚できない。
「進化の繭」を装備した状態で、自分ターンで数えて6ターン以上が経過した
自分フィールドの「プチモス」1体をリリースした場合に特殊召喚できる。

遊戯王DM インセクター羽蛾の使う昆虫族モンスターの中では最高の攻撃力を持ちます。

遊戯VS羽蛾ではあと一歩のところで、一歩手前の「グレート・モス」が羽化する形となりましたが、遊戯が「完全に羽化したら俺に勝ち目はない」と警戒させたほどのモンスターでした。

原作での出番はないものの、アニメ版「バトルシティ編」の城之内VS羽蛾では、完全態であるこのモンスターがフィールドに特殊召喚されます。

アニメ版では、「究極完全態・グレートモス」の攻撃力を超えるのは「青眼の究極竜」「ゲート・ガーディアン」のみ(神のカードである「オベリスクの巨神兵」は除く)とされており、デュエルモンスターズの中でもトップレベルの攻撃力を持つことがわかります。

原作・アニメでもトップレベルの攻撃力を持つが故に、召喚までに6ターンの経過を待たなければならず、召喚条件の厳しさが原作・アニメでも分かる1枚でした。

現実でもこのカードを出すのは非常に難易度が高く、ロマン枠として扱われていましたが、今では「超進化の繭」を使うことで、召喚条件を無視してこのカードを瞬時に特殊召喚することができ、インセクター羽蛾のファンデッキを組むことができるようになりました。

「人造人間ーサイコショッカー」

人造人間-サイコ・ショッカー

効果モンスター
星6/闇属性/機械族/攻2400/守1500
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いにフィールドの罠カードの効果を発動できず、
フィールドの罠カードの効果は無効化される。

遊戯王DM エスパー絽場の使うエースモンスターであり、「バトルシティ」編でエスパー絽場に勝利した城之内がアンティルールで譲り受けた後、城之内のエースモンスターの1体として、多くのデュエルで使用されています。

罠カードの発動を封じる効果があり、城之内のデュエルで罠カードを突破するために使われることが多く、城之内VSリシド戦でこのカードを使い、リシドの罠戦術を封じることに成功し、有利にデュエルを進めました。

また、社会人の方の多くが子供の頃、このカードが猛威を振るっており、このカードに苦戦した苦い思い出がある人も多いのではないでしょうか?

現在では、「人造人間ーサイコショッカー」をサポートする新規カードが増えたことで、エスパー絽場デッキを組むことができるようになりました。

当時のトラウマを再現したい方必見の「サイコショッカー」デッキレシピの紹介はコチラ↓

【サイコ・ショッカーデッキレシピ2021】の回し方を紹介!新規カードで大幅強化!

「伝説のフィッシャーマン」

伝説のフィッシャーマン

効果モンスター
星5/水属性/戦士族/攻1850/守1600
(1):フィールドに「海」が存在する限り、フィールドのこのカードは魔法カードの効果を受けない。
(2):フィールドに「海」が存在する限り、このカードは攻撃対象にされない
(この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での
相手の攻撃は自分への直接攻撃になる)。

遊戯王DM 梶木漁太の使うエースモンスターであり、梶木の魂のカードとして使われました。

「海」が存在するときに魔法カードの効果を受けず、相手の攻撃対象にならないことから、梶木の戦術である「シーステルスII」コンボの核として使われ、城之内のモンスターを隠れながら、戦闘破壊するコンボを見せ、城之内を苦しめました。

しかし、最後は水難事故で亡くなった父親と重なるこのカードを墓地に送りたくないという信念で「死者の生還」で蘇生させるも、城之内の使用した「ハリケーン」で「シーステルスII」コンボは破られます。

最終的にアンティルールによって、このカードは城之内に託される形となりました。

また、現在は「伝説のフィッシャーマン2世」「伝説のフィッシャーマン3世」と種類が増え、「海」を主軸とした梶木漁太デッキが組めるようになりました。

「ダーク・ネクロフィア」

ダーク・ネクロフィア

特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2200/守2800
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から悪魔族モンスター3体を除外した場合に特殊召喚できる。
(1):モンスターゾーンのこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動する。
墓地のこのカードを装備カード扱いとしてその相手モンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードが装備されている場合、装備モンスターのコントロールを得る。

遊戯王DM 獏良了が使うモンスターで、自分の墓地から悪魔族モンスターを3体除外に特殊召喚できる悪魔族モンスターです。

原作・アニメではこのカードが墓地に存在する時にフィールド魔法である「ダーク・サンクチュアリ」が発動できるため、遊戯VS獏良ではこのカードが破壊された際に「ダーク・サンクチュアリ」が発動し、「ウィジャ盤」の弱点を見事に補う戦術を見せました。

強化されたバクラのオカルトデッキレシピの紹介はコチラ↓

新規「ウィジャ盤」2021デッキレシピの紹介!「死の宣告」などが加わり強化!闇のゲームへ誘う!

「溶岩魔人ラヴァ・ゴーレム」

溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム

特殊召喚・効果モンスター
星8/炎属性/悪魔族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
相手フィールドのモンスター2体をリリースした場合に相手フィールドに特殊召喚できる。
このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。
(1):自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は1000ダメージを受ける。

遊戯王DM 城之内VSマリク戦で、マリクが使用したモンスターで相手のモンスターを2体生贄にした場合に相手δイールドに特殊召喚するといった、当時は変わった召喚方法を持つモンスターでした。

攻撃力3000のモンスターを従える代わりにスタンバイフェイズ毎に1000ライフのダメージを受ける効果(原作だと700ダメージ)で城之内を苦しめました。

このカードの特殊召喚時、城之内が「溶岩魔人ラヴァ・ゴーレム」の檻に閉じ込められ、毎ターン灼熱の身体を溶かしながら、ダメージを与えるシーンが印象に残っているファンも多いのではないでしょうか?

また、城之内がこのカードの攻撃名を「ゴーレムボルケーノ」ではなく、「城之内ファイヤー」と叫んだシーンはネタとして有名です。

「オシリスの天空竜」

オシリスの天空竜

効果モンスター
星10/神属性/幻神獣族/攻 ?/守 ?
このカードを通常召喚する場合、3体をリリースして召喚しなければならない。
(1):このカードの召喚は無効化されない。
(2):このカードの召喚成功時にお互いはカードの効果を発動できない。
(3):このカードの攻撃力・守備力は、自分の手札の数×1000アップする。
(4):相手フィールドにモンスターが攻撃表示で召喚・特殊召喚される度に発動する。
そのモンスターの攻撃力は2000ダウンする。
0になった場合そのモンスターを破壊する。
(5):このカードが特殊召喚されている場合、エンドフェイズに発動する。
このカードを墓地へ送る。

遊戯王DM 遊戯VS人形で召喚された神のカードの1枚で、原作のテキストには

《SAINT DRAGON -THE GOD OF OSIRIS-》
ATTACK X000 / DEFFENCE X000
Everytime the opponent summons creature into the field,
the point of the player’s card is cut by 2000 points.
X stand for the number of the player’s cards in hand.
(相手がモンスターを召喚した時、
そのカードの攻撃力・守備力は2000ポイント削られる。
Xはプレイヤーの手札の枚数を表す。)

と記載されており、その他に

  • 召喚時は3体の生贄が必要。
  • このカードを対象とした魔法・罠カードの効果は1ターンのみ適用される。

効果を持っており、「オシリスの天空竜」の効果を最大限に活かすため、

  • 「オシリスの天空竜」
  • 「リバイバルスライム」
  • 「ディフェンド・スライム」
  • 「生還の宝札」
  • 「無限の手札」

の5枚をフィールドに揃えた究極のコンボ「ゴット・ファイブ」を完成させ、闇遊戯を苦しめました。

このコンボに闇遊戯ですら、「オシリスの天空竜」には「勝てない・・」と跪く程でした。

しかし、バトル終盤に駆けつけた海馬の激励もあり、コンボの弱点を突き、人形のデッキを0にすることに成功し、「オシリスの天空竜」は遊戯の手に渡ります。

その後は、「オシリスの天空竜」が最も使用する神のカードとして使用されました。

神のカードではあるものの、度々「オシリスの天空竜」の効果が災いし、1度目は攻撃力・守備力を2000削る効果が強制発動であることをを遊戯が逆手に取り、無限ループが発生し、人形の敗北。

2度目は、表遊戯VSアテム(闇遊戯)で同じく「オシリスの天空竜」攻撃力・守備力を2000削る効果を表遊戯が逆手に取り、フィールドに揃った神の三幻神が全てを破壊され、最終盤面では「オシリスの天空竜」「死者蘇生」で蘇生させることに失敗するなど、ファンの間では「ドジリスの天空竜」という愛称でネタにされています。

元々は2000年12月7日発売『遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 遊戯デッキ』の付属カードでしたが、2011年12月17日発売『Vジャンプ 2012年2月号』付録カードで公式で使用できるカードとしてOCG化しました。

「オベリスクの巨神兵」

オベリスクの巨神兵

遊戯王DM 海馬瀬人が使用する神のカードの1枚で、元々はイシズ・イシュタールが所有していました。

海馬がバトルシティを開催するキッカケになった1枚であり、「バトルシティ編」では、切り札として海馬のフィールドに召喚されました。

原作でのテキストは以下の通りとなっており、

《THE GOD OF OBELISK》
The Player shall sacrifice two bodies to God of Obelisk.
The opponent shall be damaged.
And the monsters on the field shall be destroyed.
(プレイヤーはオベリスクに2体の生け贄を捧げることで、
相手にダメージを与え、フィールド上のモンスターは破壊される。)

その他にも、カードに対しての強力な耐性を持っていたり、2体の生贄を捧げることで攻撃力が∞になる効果を持ちます。

「決闘塔編」である遊戯VS海馬で海馬が遊戯に敗北したことで、このカードは遊戯の手に渡り、遊戯の所有する神のカードとして使用されることになります。

こちらも元々は2000年12月7日発売『遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 海馬デッキ』の予約特典として公式では使えないカードでしたが「Vジャンプ(2009年2月号)」でOCG化しました。

当時、このカードがOCG化したことで話題になりましたが、OCG化した時期が悪く(シンクロ全盛期)中々活躍が難しい1枚でした。

「ラーの翼神竜」

ラーの翼神竜

効果モンスター
星10/神属性/幻神獣族/攻 ?/守 ?
このカードは特殊召喚できない。
このカードを通常召喚する場合、3体をリリースして召喚しなければならない。
(1):このカードの召喚は無効化されない。
(2):このカードの召喚成功時には、このカード以外の魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(3):このカードが召喚に成功した時、100LPになるようにLPを払って発動できる。
このカードの攻撃力・守備力は払った数値分アップする。
(4):1000LPを払い、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。

遊戯王DM マリク・イシュタールが所有する神のカードの1枚であり、三幻神の中で最高ランクの位置に君臨するカードです。

原作では、召喚時のスフィアモード(球体の状態)を解除するためにテキストに書かれているヒエラティックテキスト(古代神官文字)を詠唱することで初めてバトルモード(本来の姿)にすることができます。

「ラーの翼神竜」を扱えるのはヒエラティックテキストを解読することができる限られたデュエリストのみが扱うことができ、孔雀舞VS闇マリク戦では、舞が「アマゾネスの鎖使い」の効果(原作・アニメ効果)を使い、闇マリクのデッキに眠る「ラーの翼神竜」を奪うことに成功しますが、ヒエラティックテキスト(古代神官文字)を解読することができず、闇マリクにコントロールが移り、敗北しました。

また、「ラーの翼神竜」には効果がいくつかあり、原作・アニメだとヒエラティックテキストには以下の意味が刻まれています。

  1. 「神は三体の生贄を束ねてその力を得る ただし神を従えし者 古の呪文を天に捧げよ」
  2. 「神は地より蘇生する 再生の術と従者の命を与えよ 時はひとつであろうとも戦場の敵は炎によって屍と化す」
  3. 「時ひとつとして神は不死鳥となる 選ばれし魔物は大地に眠る」

闇マリクが実際にデュエルで使用した効果は

  • 生贄に使用した3体の攻撃力・守備力がこのカードの合計値となる
  • 速攻能力を持ち、特殊召喚されたターンに攻撃できる
  • 蘇生時、自分のライフを1残すように払うことで、このカードに払った分のライフを加算できる
  • 蘇生したこのカードは自分の他のモンスターを生贄に捧げることでそのステータス分の数値を攻撃力・守備力に加算できる
  • 1000ライフポイント払うことで、相手フィールドのモンスターの耐性関係なしに破壊できる
  • フェニックスモード(不死鳥状態)のこのカードはあらゆる効果に耐性が付く

といった最高ランクにふさわしい効果を持っておりました。

元々は『遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 城之内デッキ』の予約特典カードで、公式では使用できない仕様となっておりましたが、「Vジャンプ(2010年2月号)」付属カードでOCG化しました。

原作の効果を再現すると思えば、特殊召喚ができない上に効果に対して一切の耐性がなく、ライフを100になるように払わなければ、攻撃力は0と当時あまりの弱さに目を疑った人も多かった1枚です。

「Vジャンプ(2010年2月号)」で登場した当初はあまりの弱さに「最弱の神」とネタにされた1枚ではありましたが、デュエリストパック-冥闇のデュエリスト編で「ラーの翼神竜」をサポートするカードが多く登場しました。

原作再現できるサポートカードが増えたことで、原作のように「ラーの翼神竜」「死者蘇生」で蘇生させたり、生贄召喚時に生贄にしたモンスターの合計分「ラーの翼神竜」の攻撃力をアップさせたりといった原作の戦い方を再現できるようになりました。

新規カードが加わり大幅強化された「ラーの翼神竜」デッキレシピはコチラ⬇︎

【ラーの翼神竜デッキレシピ2021・回し方と相性の良いカード】を紹介!原作を再現!

 

遊戯王の懐かいカード一覧「魔法カード編」

「死者蘇生」

死者蘇生

通常魔法(制限カード)
(1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。

遊戯王DMから始まり、その後も様々なシリーズで登場している汎用蘇生カードの1枚であり、自分の墓地または相手の墓地からモンスターを1体特殊召喚できる通常魔法カードです。

遊戯王DMでは、主人公である武藤遊戯が何度も作中で使用し、闇マリクは「死者蘇生」で何度でも蘇る「ラーの翼神竜」デッキのキーカードと使用するなど、作中でも登場回数が多いかつ、物語で重要な役割を果たしたカードでもあります。

原作、東映版遊戯王である初めての遊戯VS海馬では最後の決め手となったカードがアテム(闇遊戯)であり、原作・アニメの最終話は「死者蘇生」にメッセージが込められており、そのメッセージとともに最後を迎えた1枚です。

最終話で表遊戯は「封印の黄金櫃」(原作・アニメ効果)「死者蘇生」「封印の黄金櫃」に封印し、アテム(闇遊戯)がデュエル終盤、「オシリスの天空竜」「死者蘇生」を発動し、勝負が決まったと思われた瞬間に「封印の黄金櫃」に封印していたカードが「死者蘇生」であり、アテム(闇遊戯)が使用した「死者蘇生」は不発に終わり、表遊戯の「サイレント・マジシャン」によって、デュエルは結末を迎えました。

「死者蘇生」「封印の黄金櫃」に封印したメッセージとして「死者の魂は現世にとどまってはいけない」が印象的だったファンも多いのではないでしょうか?

「強欲な壷」

強欲な壺

通常魔法(禁止カード)
(1):自分はデッキから2枚ドローする。

遊戯王DM〜遊戯王GXまで定番ドローカードとして、登場することが多かったドローカードの1枚で自分のデッキから2枚ドローするというシンプルに強力な通常魔法です。

登場初期から、定番ドローカードとしてデッキに採用されることが多く、1枚で2枚のアドバンテージを得られる強力なパワーカードではあったものの、当然の如く2000年4月1日から制限カードではあったものの、2006年3月1日に禁止カードと指定されました。

特殊なデッキは除くものの、当初は通常のデッキであれば、入れない理由を探す方が難しいカードの1枚でした。

「天よりの宝札」

天よりの宝札

通常魔法
(1):自分の手札・フィールドのカードを全て除外して発動できる。
自分は手札が2枚になるようにデッキからドローする。

原作・アニメでは「お互いの手札が6枚になるようにドローする」といったとんでもない効果を持つカードであり、武藤遊戯を初め、様々なキャラが使用したぶっ壊れドローカードです。

作中では、ピンチ時の弱点のドローカードとして活躍し、表遊戯VSアテム(闇遊戯)では表遊戯の「サイレント・マジシャン」のレベルを急上昇させるコンボとして使用されました。

原作・アニメではぶっ壊れドローカードではあったものの、OCG効果では「自分の手札・フィールドのカードを全て除外して発動できる。自分は手札が2枚になるようにデッキからドローする。」であり、大幅に弱体化したカードの1枚です。

「融合」

融合

通常魔法
(1):自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。

遊戯王シリーズで何度も登場した、融合召喚を行う際に使用する通常魔法カードです。

原作・アニメでは様々なデュエリストが使用し、様々なモンスターを生み出したカードであり、「青眼の究極竜」「超魔導剣士-ブラック・パラディン」など、強力なモンスターを生み出した魔法カードである一方「竜騎士ガイヤ」「究極竜騎士」「ドラゴンに乗るワイバーン」など、ただ乗っただけ融合モンスターを生み出したネタ要素もある1枚です。

また、融合モンスターの中には、「なぜそうなった!?」と突っ込まざるえないネタ要素満載のモンスターが多いのも、融合召喚の面白い部分と言えます。

「何故そうなった!?」と突っ込みたくなる融合モンスターの紹介はコチラ⬇︎

遊戯王のおかしい融合モンスター達!見れば見るほど懐かしいと同時に面白い!

「エクスチェンジ」

エクスチェンジ

通常魔法
お互いのプレイヤーは手札を公開し、それぞれ相手のカード1枚を選んで自分の手札に加える。

遊戯王DMで様々なデュエルで駆け引きを生み出したカードの1枚であり、効果はお互いの手札を公開し、それぞれ相手のカード1枚選び交換するといったものです。

原作・アニメで様々なドラマや駆け引きを生み出しており、「バトルシティ編」の遊戯VS城之内(マリクからの洗脳状態)では自分が不利になるリスクを承知の上で、城之内から預かった「真紅眼の黒竜」を見せ、「真紅眼の黒竜」を城之内が受け取らなかったことで、城之内の心がまだ残っていることを遊戯は確信し、城之内の洗脳を解くキッカケを与えました。

また、アニメオリジナルである「ドーマ編」である遊戯VSラフェール(1回戦)では、ラフェールが使用し、お互いの手札が1枚の時に使用し、遊戯の手に「オレイカルコスの結界」が渡るように仕向け、最終的に「オレイカルコスの結界」の闇に感情が飲み込まれたことで、遊戯が敗北します。

お互いの手札を交換するというシンプルな効果を持っている通常魔法カードですが、物語で度々重要な役割を果たしてきたカードの1枚です。

「洗脳ーブレインコントロール」

洗脳-ブレインコントロール

通常魔法
(1):800LPを払い、相手フィールドの通常召喚可能な表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。

原作・アニメ効果ではライフコストなしに相手のモンスター1体のコントロールをターン終了時まで得ることができる通常魔法カードであり、遊戯の窮地を何回も救ってきたカードの1枚です。

特に印象的なシーンとしては、遊戯VS人形で「オシリスの天空竜」を攻略するためのキーカードとして使用されました。

OCGでは800ライフを払うコストがあるものの、「心変わり」が禁止カードに指定されて以降はコントロール奪取枠として、採用される機会が多かったものの、汎用性の高さから2010年9月10日に禁止カードに指定されました。

その後、7年の月日を経て、「通常召喚可能なモンスター」のみを対象に取る効果にエラッタ(効果の修正)され、環境で力を発揮することが難しくなり、2023年8月現在は無制限カードとなっております。

「増殖」

増殖

速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「クリボー」1体をリリースして発動できる。
自分フィールド上に「クリボートークン」(悪魔族・闇・星1・攻300/守200)を
可能な限り守備表示で特殊召喚する。
このトークンはアドバンス召喚のためにはリリースできない。

遊戯王DM 武藤遊戯が使う「クリボー」を増殖させるための速攻魔法カードであり、防御や相手のモンスターを攻略するために使用される機会の多かったサポートカードです。

原作・アニメ効果では増殖した「クリボー」は破壊しても破壊してもどんどん湧いてくる効果を持っていたり、遊戯VSペガサスでは「サウザンド・アイズ・サクリファイス」の無数の目を封じたりと、攻撃力・守備力の低い「クリボー」をサポートするには十分過ぎるくらいの性能を持ったカードでした。

「光の護封剣」

光の護封剣

通常魔法
このカードは発動後、フィールドに残り続け、
相手ターンで数えて3ターン後の相手エンドフェイズに破壊される。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
相手フィールドに裏側表示モンスターが存在する場合、そのモンスターを全て表側表示にする。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、相手モンスターは攻撃宣言できない。

遊戯王DMにて、武藤遊戯を始め、様々なデュエリストが相手の攻撃を防ぐための時間稼ぎとして、使用したカードの1枚です。

このカードを使った攻略法として特に印象的だったのが、「王国編」で遊戯VS闇のプレイヤーキラーで遊戯が使用し、「闇くらましの城」が作り出した闇のフィールドを光で照らしたり、「闇くらましの城」を崩すのにこのカードが使用されました。

初期の遊戯王の中でも「俺ルール」を作り出したカードの1枚であり、ネタとしても有名ですが、相手の攻撃を3ターンの間封じるシンプルな効果を持っており、OCGでも多くのデュエリストが採用していた汎用カードの1枚と言えるカードです。

「封印の黄金櫃」

封印の黄金櫃

通常魔法(制限カード)
(1):デッキからカード1枚を選んで除外する。
このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに、この効果で除外したカードを手札に加える。

遊戯王DM 表遊戯がアテム(闇遊戯)との戦いで使用し、物語に終止符を打った1枚であり、見た目からも分かる通り、表遊戯が千年パズルを組み立てる前に入れていた箱とそっくりであり、このカードを表遊戯が発動した際に、仲間達も驚きを隠せませんでした。

原作・アニメ効果では「封印の黄金櫃」に1枚カードを封印することで、相手もそのカードを使用不可能にする魔法カードであり、表遊戯はこのカードを使い、自身の切り札でもある「死者蘇生」を「封印の黄金櫃」に封印します。

アテム(闇遊戯)がデュエル終盤で「死者蘇生」を使い、「オシリスの天空竜」を蘇生し、決着と思われた瞬間、表遊戯が「封印の黄金櫃」が発動し、「死者蘇生」の発動が不発となり、表遊戯の勝利でデュエルは幕を閉じました。

表遊戯は「封印の黄金櫃」「死者蘇生」を封印し、「死者は現世に留まってはいけない」というメッセージを込め、このカードでアテム(闇遊戯)に引導を渡し、物語は終わりを迎えました。

OCGの効果ではデッキからカードを除外し、このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズにこの効果で除外したカードをサーチできるものではありましたが、どちらかというとサーチ目的よりも「デッキから好きなカードを除外できる」という点に焦点が当てられ、様々なコンボを生み出したカードです。

また、このカード自体が上記のようなコンボで使われていたかつ、「ザ・ヴァリュアブル・ブック9」の特典カードだっただけに再録前まで高値で取引されていたこともありました。

「天使のサイコロ」

天使のサイコロ

速攻魔法
(1):サイコロを1回振る。
自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、ターン終了時まで出た目の数×100アップする。

遊戯王DM 城之内克也の使うギャンブルカードの1枚で原作・アニメ初期では「攻撃力500以下のモンスター1体を対象に発動し、攻撃力を永続的に目の数×攻撃力にする」という効果で、対象がかなり狭いものの、攻撃力・守備力の上昇値が高く、「悪魔のサイコロ」と併用して使われることが多かったカードです。

城之内らしいギャンブルカードの1枚であり、「天使のサイコロ」が「それ!」と言って大きなサイコロを投げるシーンは可愛らしく印象的でした。

「右手に盾を左手に剣を」

右手に盾を左手に剣を

通常魔法
このカードの発動時にフィールド上に表側表示で存在する
全てのモンスターの元々の攻撃力と元々の守備力を、
エンドフェイズ時まで入れ替える。

遊戯王DM 城之内克也が使用する通常魔法カードであり、発動時に全てのモンスターの攻撃力・守備力を入れ替える効果を持ちます。

城之内らしいトリッキーな効果を持つ1枚で、城之内のデュエルで何度も逆転劇を生み出したカードであり、特に印象的だったのが「王国編」で城之内VSゴースト骨塚において、アンデット族軍団を攻略するためにこのカードが使われました。

「ハリケーン」

ハリケーン

通常魔法(禁止カード)
フィールド上の魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。

遊戯王DM 城之内克也が使用する通常魔法カードで、フィールドの魔法・罠カードを全て手札に戻すことができる効果を持ちます。

初登場は「バトルシティ」編の城之内vs梶木で使用し、「海」「竜巻海流壁」をバウンスする事で梶木の戦術「シー・ステルスII」を破り、突破口を開きました。

その後も城之内のデュエルを何度も登場した魔法カードで、相手の魔法・罠カードを突破するために使用されました。

「スケープゴート」

スケープ・ゴート

速攻魔法
このカードを発動するターン、
自分はこのカードの効果以外ではモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できない。
(1):自分フィールドに「羊トークン」(獣族・地・星1・攻/守0)4体を守備表示で特殊召喚する。
このトークンはアドバンス召喚のためにはリリースできない。

遊戯王DM 城之内克也が使用した速攻魔法で自分フィールド上に「羊トークン」を4体特殊召喚する効果を持っております。

城之内は相手の攻撃を防御するために使用する機会が多かったものの、「漆黒の豹戦士パンサーウォリアー」の攻撃のコストに使用する場面もありました。

原作ではモンスターゾーンを圧迫することなく発動できる速攻魔法カードであり、自分のモンスターの身代わりとしてこのカードを使用することができ、OCGよりも小回りの効く1枚でした。

しかし、OCGでも「キャノン・ソルジャー」の生贄コストにしたり、羊トークンと「突然変異」のコストにしたりとコンボ性の高いカードだった故に2005年9月に制限カード化します。

その後も制限解除化したと思ったらリンク召喚が登場し、再び制限カードになったと思ったら制限緩和されるといったリミットレギュレーションの波を受けてきたカードでもあります。

「クイズ」

クイズ

通常魔法
発動中、相手は墓地のカードを確認する事ができない。
相手プレイヤーは「クイズ」発動プレイヤーの
墓地の一番下にあるモンスター名を当てる。
当てた場合、そのカードをゲームから除外する。
ハズレの場合、そのカードは持ち主のフィールド上に特殊召喚される。

遊戯王DM 城之内克也が使用した通常魔法カードで相手は発動プレイヤーの一番下にあるモンスターカードを当てる効果を持ち、宣言したカードが当たれば、墓地のカードを除外し、外れた場合は一番下のモンスターを特殊召喚できます。

「バトルシティ」編の城之内VS闇マリクで「地獄詩人ヘルポリマー」で毎ターン手札を墓地に送る効果に城之内は苦戦するものの、それを逆手に取り、このカードを使用します。

毎ターンランダムで墓地に送っていた為、闇マリクは城之内の墓地の一番下にあるモンスターを答えることができず、城之内の切り札の1枚である「人造人間・サイコショッカー」を墓地から特殊召喚し、形成逆転します。

城之内は闇マリクに対して「あと5秒」と答えを煽っていましたが、実際に行うとマナー違反になるため、このカードを使用する際はくれぐれも真似しないようにしましょう。

「エネミーコントローラー」

エネミーコントローラー

速攻魔法
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手の表側表示モンスターの表示形式を変更する。
●自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。

遊戯王DM 海馬瀬人が使用する速攻魔法カードで、原作では1000ライフポイントを払うことでコマンドに応じた効果を得ることができます。

アニメ版のテキストでは以下の通りとなっております。

速攻魔法
相手フィールド上のモンスターをエネミーコントローラーによって
コマンド入力で操作できる。
ライフ1000+↑←↓→A 破壊
ライフ1000+←→AB 生贄

海馬はこのカードを使用する際にコマンドを高らかに宣言しており、海馬といえばこのネタという人も多いです。

「収縮」

収縮

速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力はターン終了時まで半分になる。

遊戯王DM 海馬瀬人が使用した速攻魔法カードで、フィールドのモンスターの攻撃力を半分にする効果を持ちます。

「バトルシティ編」海馬VSイシズでは「ブラッド・ヴォルス」を対象にこのカードを発動し、「ブラッド・ヴォルス」の攻撃力を半分に、「死のデッキ破壊ウイルス」を発動し、イシズのデッキを破壊するコンボを見せました。

上記コンボ以外にも、戦闘補助として使用し、相手の計算を狂わせる役割として使用されたカードです。

OCGでも戦闘補助としては優秀なカードであり、かつては「お触れホルス」やビートダウン系のデッキに採用されていることが多かった1枚です。

「ドラゴンを呼ぶ笛」

ドラゴンを呼ぶ笛

通常魔法
(1):手札からドラゴン族モンスターを2体まで特殊召喚する。
この効果はフィールドに「ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者-」が存在する場合に発動と処理ができる。

遊戯王DM 海馬瀬人が使用する通常魔法カードで、「ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者-」が存在する時に手札からドラゴン族を手札から2体まで特殊召喚することができます。

海馬はこのカードを使い、切り札である「青眼の白龍」を特殊召喚するコンボを披露しています。

また、原作・アニメ効果だとお互いのプレイヤーが手札のドラゴン族を全て特殊召喚できる効果の為、「バトルシティ編」準決勝である遊戯VS海馬では城之内から預かっていた「真紅眼の黒竜」を特殊召喚する熱い展開を見せました。

「クロス・ソウル」

クロス・ソウル

通常魔法
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(1):相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、自分がモンスターをリリースする場合、
自分フィールドのモンスター1体の代わりに対象の相手のモンスターをリリースしなければならない。

初登場は「バトルシティ編」遊戯&海馬VS光の仮面&闇の仮面で海馬がデュエル終盤で使用し、三幻神の1枚である「オベリスクの巨神兵」の召喚に成功し、勝利を収めました。

デュエル中、遊戯と海馬は「生贄封じの仮面」の効果でモンスターを生贄召喚できず、上級モンスターを生贄召喚できないという縛りの中、苦戦を強いられます。

しかし、「相手は自分のモンスターを生け贄にできない」という原作効果の穴をつき、コントロールを奪われた「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」に対して遊戯が「融合解除」(OCGでは不可)を使用し、「磁石の戦士α」「磁石の戦士β」「磁石の戦士γ」に分離させたのち、海馬がこのカードを使用し、3体の生贄に成功します。

原作・アニメでは

  • 「バトルフェイズを行うことができない」デメリットがない。
  • 生贄にする数は必要な分生贄にすることができる。
  • 通常魔法ではなく、速攻魔法である。

である点で強力な効果を持ち合わせており、アニメ・原作では効果が異なる為なのか、カード名は「クロス・サクリファイス」と変更されています。

「ハーピィの羽根帚」

ハーピィの羽根帚

通常魔法(制限カード)
(1):相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。

遊戯王DM 孔雀舞が使用する通常魔法カードで、相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する効果を持ちます。

舞が所有するレアカードの1枚で、度々相手の魔法・罠カードを突破するために使用しており、自身のデュエルを有利に運ぶための1枚として活躍しました。

2004年3月1日から禁止カードとなり、2015年1月1日に制限復帰した1枚であり、10年10ヶ月ぶりの復帰を果たした歴史があります。

制限復帰以降は汎用性の高い魔法・罠除去カードとして採用されることが多く、相手の盤面を崩したり、破壊したい魔法・罠カードを突破できるカードとして役立つ汎用カードの1枚として、採用率の高いカードとなっております。

「トゥーン・ワールド」

トゥーン・ワールド

永続魔法
1000LPを払ってこのカードを発動できる。

遊戯王DM ペガサス・j・クロフォードが使用した永続魔法カードで、創始者のペガサスが自らのために制作したカードの1枚です。

原作・アニメ初期では自分フィールドのモンスターをトゥーン化する効果を持っており、ペガサスは自分フィールドの「弓を引くマーメイド」「ドラゴン・エッガー」をトゥーン化させたり、海馬の「青眼の白龍」遊戯の「デーモンの召喚」をトゥーン化させました。

原作・アニメではトゥーンはトゥーンでしか倒すことができず、攻撃してもかわされてしまい破壊することができず、海馬、遊戯は苦戦を強いられました。

しかし、「王国編」では表遊戯と闇遊戯が交互に入れ替わるマインドシャッフルでトゥーンを攻略します。

また、「王国編」で一度はペガサスに敗れた海馬ですが、アニメオリジナルである「ドーマ編」海馬VSペガサス(偽物)では、海馬が「巨竜の羽ばたき」を使うことで「トゥーン・ワールド」の破壊に成功します。

劇場版「光のピラミッド」海馬VSペガサスでは、XYZ-ドラゴン・キャノン」の効果を使い、「トゥーン・ワールド」を攻略し、2度も同じ戦術は通じないことをペガサスに見せつけ、デュエルは海馬の勝利で終了しました。

アニメでは、トゥーンモンスターは無敵の効果を持っているものの、OCGでは戦闘耐性はなく、使いにくさが否めなかったものの、現在では破壊耐性・効果の対象にならない耐性を付与するフィールド魔法「トゥーン・キングダム」が登場し、原作・アニメの再現ができます。

また、新規トゥーンモンスターやサポートカードも増え、安定した動きと高打点で相手に直接攻撃をし、大ダメージを与えることができるテーマになりました。

「生還の宝札」

生還の宝札

永続魔法(禁止カード)
自分の墓地に存在するモンスターが特殊召喚に成功した時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。

遊戯王DM 人形(マリク)が使用する永続魔法カードで、原作では墓地からモンスターが蘇生される度に自分のデッキから3枚ドローするというぶっ壊れ効果を持っており、「オシリスの天空竜」の攻撃力アップに貢献しました。

「バトルシティ」編で遊戯VS人形(マリク)「神の領域-ゴッドファイブ」のコンボに使われた1枚で、「リバイバル・スライム」が蘇生する度に3枚ドローし、「オシリスの天空竜」攻撃力を底上げするコンボを見せつけましたが、遊戯はコンボを逆手に取り、無限ループを発生させ、人形(マリク)のデッキアウトさせ、勝利します。

OCGでは自分のモンスターが蘇生する度に1ドローする効果に調整されているものの、ターン1制限がなく、「シンクロアンデット」が流行った時代には、大量ドローしつつシンクロモンスターを大量展開するデッキが環境で流行りました。

その後も、蘇生カードや墓地を利用するテーマデッキが増えたことで、2009年9月1日に禁止カードに指定され、このカードの強さを改めて実感する結果となりました。

「オレイカルコスの結界」

オレイカルコスの結界

フィールド魔法
このカード名のカードはデュエル中に1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
自分フィールドに特殊召喚されたモンスターが存在する場合、
そのモンスターを全て破壊する。
(2):自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(3):自分フィールドのモンスターの攻撃力は500アップする。
(4):自分フィールドに表側攻撃表示モンスターが2体以上存在する場合、
自分フィールドの攻撃力が一番低いモンスターを相手は攻撃対象に選択できない。
(5):このカードは1ターンに1度だけ効果では破壊されない。

アニメオリジナル「ドーマ編」で重要な役割を果たしたフィールド魔法カードで、負けた人間の魂を神の生贄にするカードでドーマの一員がこのカードを使用し、作中で闇遊戯も1度このカードを使用しています。

作中では以下の効果を持ちます。

  • カードの効果によって除去することができない。このカードの効果も無効にされない。
  • 魔法&罠カードゾーンにもモンスターを配置する効果。モンスターカードゾーンにもモンスターが存在する場合、魔法&罠カードゾーンに存在するモンスターは相手の攻撃対象にはならない。さらに、モンスターの位置を移動する事可能。
  • 自分フィールドのモンスターの攻撃力は500ポイントアップする。

上記の効果を持つ反面、使用した人間の闇を増幅させるだけでなく、負けた人間の魂は生贄にされるといった力を持つカードでした。

遊戯VSラフェールでは、ラフェールが使用した「エクス・チェンジ」の効果で遊戯の手札に加わり、遊戯は自身が勝ちたいという欲望と「竜騎士ブラック・マジシャン・ガール」を助けるために「オレイカルコスの結界」を使用します。

しかし、その結果「伝説の騎士」の力と「オレイカルコスの結界」は相反する力を持つことで、「竜騎士ブラック・マジシャン・ガール」「ブラック・マジシャン・ガール」に戻ってしまいます。

その後も、「オレイカルコスの結界」の闇に呑み込まれ、「カタパルト・タートル」の効果で次々とモンスターを生贄にし、ラフェールにダメージを与えていきますが、最終的にラフェールのエースモンスターである「ガーディアン・エアトス」「女神の聖剣ーエアトス」の効果で、遊戯が今まで墓地に送ったモンスターが全て除外され、その合計の攻撃力分アップした「ガーディアン・エアトス」(攻撃力10000)の攻撃を受け、敗北しました。

結果、闇遊戯ではなく、身代わりになった表遊戯の魂が生贄になる形でデュエルが終幕したことや、墓地にモンスターを送らないデュエルを貫くラフェールの「モンスター達の怒りを受けよ」というセリフは印象的だった人も多いはずです。

闇遊戯がアニメで敗北したのは、最終章である表遊戯とのデュエルと遊戯VSラフェール(1回戦目)だけというのは有名な話です。

元々はUpperDeck社が2005年に配布したプロモカードで実際のデュエルでは使用不可でしたが、アニメ放送から9年の歳月をかけ、OCG化されました。

「狂戦士の魂」

狂戦士の魂

速攻魔法
「狂戦士の魂」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドのモンスターが直接攻撃で
相手に1500以下のダメージを与えた時、
手札を全て捨てて発動できる。
自分のデッキの一番上のカードをめくり、
それがモンスターだった場合、そのモンスターを墓地へ送り、相手に500ダメージを与える。
その後、モンスター以外がめくられるまでこの効果を(最大で7回)繰り返す。
めくったカードがモンスター以外だった場合、そのカードをデッキの一番上に戻す。

遊戯王DM アニメオリジナル「ドーマ編」で武藤遊戯が使用し、遊戯王史上最強の迷シーンを生み出した速攻魔法カードです。

アニメ効果は手札を全て捨てることで、1500以下のモンスターを対象に発動することができ、モンスターカードをドローする度に追加攻撃できる効果を持ちます。

このカードで登場した迷シーンの経緯としては、闇遊戯VSラフェールで闇遊戯は自身のプライドを守るために「オレイカルコスの結界」を使用し、ラフェールに敗北します。

本来であれば、闇遊戯の魂が神の生贄になるところを表遊戯が身代わりとなり、表遊戯の魂が生贄となりました。

その事を闇遊戯が悔いる中、ドーマの一員となったインセクター羽蛾とのデュエルが開始されます。

デュエル中、インセクター羽蛾は「生贄になった表遊戯の魂がどこにあるのかを知っている」と闇遊戯を煽り、表遊戯の魂が封印されているカードと言い、そのカードを破り捨てます。

しかし、実際破り捨てたのは「ゴキボール」のカードで、この行動が闇遊戯の怒りに触れました。

闇遊戯は「覚悟しろ!この虫野郎!!」と言い放ち、このカードを発動します。

このカード発動後、フィールドの「魔導剣士 ブレイカー」を対象にインセクター羽蛾に対し、連続攻撃を仕掛けます。

攻撃の度に「ドロー!モンスターカード!!」を連呼し、インセクター羽蛾のライフがゼロになっても攻撃を止めず、最終的に

杏子「もうやめて!HA☆GAのライフはとっくにゼロよ!」

闇遊戯「HA☆NA☆SE」

という、悲しいシーンのはずなのに笑いなしには見れない伝説級のネタを誕生させました。

2014年5月17日に念願のOCG化しましたが、モンスターカードをドローする度に500ダメージを与える効果に変更され、ドローできる回数は最高で7回までと調整される形になりました。

遊戯王の懐かいカード一覧「罠カード編」

「聖なるバリア‐ミラーフォース-」

聖なるバリア-ミラーフォース-

通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。

遊戯王において定番防御カードの1枚であり、原作・アニメでは武藤遊戯を始め、様々なデュエリストが攻撃を跳ね返す際に使用しました。

初登場時はアニメ・原作「王国編」で闇遊戯VSインセクター羽蛾で闇遊戯が使用し、インセクター羽蛾の昆虫軍団を全滅させ、突破口を開きました。

この時の闇遊戯の名言「お前!弱いだろ!?」は印象に残っている人も多いのではないでしょうか?

また、遊戯王DM以外の遊戯王シリーズにも度々登場しており、その中でも特にこのカードの存在が大きかったのが、遊戯王VRAINSでハノイの騎士のリーダーであるリボルバーがこのカードを使用し、当時Twitterで話題になりました。(初登場時は光に包まれ、このカードの正体が隠されていましたが、後にこのカードであったことが判明します。)

OCGでもこのカードのパワーは高く評価され、2000年4月1日に制限カードになり、2004年9月1日に禁止カードになります。

その後、2005年3月1日に制限復帰するも、またしても2005年9月1日に禁止カードとなり、2005年3月1日に再び制限復帰する形となりました。

その後、長い間このカードは制限カードではあったものの、相手フィールドのカードを破壊しながら展開できる「甲虫装機」デッキが流行し、このカードの採用率が下がり、2012年9月1日に準制限カードとなり、2013年9月1日に制限解除される形となりました。

「マジカルシルクハット」

マジカルシルクハット

通常罠
(1):相手バトルフェイズに発動できる。
デッキから魔法・罠カード2枚を選び、そのカード2枚を通常モンスターカード扱い(攻/守0)として、
自分のメインモンスターゾーンのモンスター1体と合わせてシャッフルして裏側守備表示でセットする。
この効果でデッキから特殊召喚したカードはバトルフェイズの間しか存在できず、バトルフェイズ終了時に破壊される。

遊戯王DMで武藤遊戯が使用したカードで原作・アニメでは速攻魔法カードであり、マジシャンモンスターと組み合わせることで真価を発揮するカードでした。

原作・アニメでは4つのシルクハットが現れ、モンスターを隠して攻撃を撹乱したり、罠カードをシルクハットの中に仕込んだり、応用が効くカードでした。

「王国編」遊戯&城之内VS迷宮兄弟の「迷宮壁-ラビリンス・ウォール」を突破するために使用し、城之内とのコンビネーションに大きくします。

また、同じく「王国編」遊戯VSペガサスではペガサスのマインドスキャンを破るためにこのカードを使用します。

ペガサスのマインドスキャンの前にシルクハットの中に隠した「ブラック・マジシャン」の位置がバレてしまい、絶対絶命と思われましたが、表遊戯と入れ替わることで「ブラック・マジシャン」をシルクハットの中に隠し切ることに成功し、マインドスキャンを攻略しました。

その後も度々「ブラック・マジシャン」とのコンボで使用される定番カードになり、相手の攻撃を翻弄するために使用されています。

「連鎖破壊」

連鎖破壊

通常罠
(1):攻撃力2000以下のモンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
その表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターのコントローラーの手札・デッキから
対象のモンスターの同名カードを全て破壊する。

遊戯王DM 武藤遊戯が使用した罠カードで「バトルシティ編」にて、遊戯VSレアハンターで「エクゾディア」デッキを攻略するためのキーカードとなりました。

レアハンターに奪われた城之内の「真紅眼の黒竜」を奪還するべく、遊戯はレアハンターにデュエルを挑み、レアハンターの過剰な手札補充が「エクゾディア」パーツを集めるための布石を見破ります。

原作では「光の封殺剣」の効果で「封印されしエクゾディア」がフィールドに呼び出されますが、アニメでは遊戯のハッタリに屈し、このカードをフィールドに出し、このカードの効果で破壊され、手札・デッキに眠る「封印されしエクゾディア」も破壊することに成功します。

「封印されしエクゾディア」を揃えることができなくなり、最後は遊戯のモンスターの総攻撃でデュエルは終了しました。

また、このカードも遊戯王名物であるネタバレ次回予告でネタにされたカードであり、その内容が

レアハンターの戦略がエクゾディア召喚のための布石だと見抜いた遊戯。

でも、エクゾディア封じの対策も万全なレアハンターは、遊戯の攻撃を次々と封じ込めていく。

エクゾディアのパーツカードがすべて揃う前に勝負を付けないと遊戯の負けが決まっちゃう!

何か、大逆転する方法はないの!?

次回、『逆転! 連鎖破壊(チェーン・デストラクション)』 デュエルスタンバイ!

「大逆転する方法はないの!?」の次にすぐに『逆転! 連鎖破壊(チェーン・デストラクション)』とネタバレしてしまう点が視聴者のツボにハマった部分であり、「劇場版遊戯王公開直前スペシャル」に出演した武藤遊戯役の風間俊介さんと映画「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」に登場した百済木(くだらき)役のケンドーコバヤシさんも、このネタバレ次回予告には大爆笑でした。

「六芒星の呪縛」

六芒星の呪縛

永続罠
相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターは攻撃できず、表示形式の変更もできない。
選択したモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。

遊戯王DM 武藤遊戯が使用する罠カードの1枚で、相手モンスターの動きを封じるために使用した防御型の罠カードです。

原作・アニメでは「マジカル・シルクハット」の中にこのカードを仕込むことで、このカードが仕組まれたシルクハットを破壊することで、このカードが発動し、相手モンスターの動きを封じるコンボを見せました。

また、原作・アニメではこのカードの対象になったモンスターは攻撃を封じられるだけでなく、攻撃力が700ポイントダウンする効果も持っており、「闇の呪縛」近いカードでした。

「悪魔のサイコロ」

悪魔のサイコロ

通常罠
(1):サイコロを1回振る。
相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、ターン終了時まで出た目の数×100ダウンする。

遊戯王DM 城之内克也が使用したギャンブルカードの1枚で「天使のサイコロ」とのコンボで使用されることの多かったカードです。

原作・アニメでは攻撃宣言時にのみ使用できる攻撃反応型の罠カードで「出た目の数、モンスター1体の攻撃力を永続的に割る」効果を持っていました。

「天使のサイコロ」「悪魔のサイコロ」で逆転劇を見せることが多く、「バトルシティ編」の城之内VSエスパー絽場では、エスパー絽場の兄弟が建物の上から城之内の手札を望遠鏡で覗き込み、それを絽場に教えるトリックをこのカードを使い、「天使のサイコロ」と勘違いさせることで、見破ることに成功しました。

このカードも「天使のサイコロ」同様にサイコロを投げる時の「ソレ!」という可愛らしい掛け声が印象的です。

「死のデッキ破壊ウイルス」

死のデッキ破壊ウイルス

通常罠
(1):自分フィールドの攻撃力1000以下の闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
相手フィールドのモンスター及び相手の手札を全て確認し、
その内の攻撃力1500以上のモンスターを全て破壊する。
その後、相手はデッキから攻撃力1500以上のモンスターを3体まで選んで破壊できる。
このカードの発動後、次のターンの終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。

遊戯王DM 海馬瀬人の使用するウイルスカードで、アニメ・原作では闇属性で攻撃力1000以下モンスターを生贄コストに相手のデッキ・手札・フィールドの1500以下のモンスターを全て破壊する効果を持つ、極悪カードでした。

海馬はこのカードのコストに「闇・道化師のサギー」「収縮」で攻撃力を半分にした「ブラッド・ヴォルス」を媒体にし、相手のデッキを壊滅状態にするコンボを使用しています。

また、アニメオリジナル「ドーマ編」海馬VSアメルダではこのカードと「クリティウスの牙」を融合させることで、「デス・ウイルス・ドラゴン」を特殊召喚し、決着を付けようとするもあと一歩のところで引き分けになりました。

OCGでは流石に効果の調整が入っているものの、発動時に相手のフィールド・手札・3ターン以内にドローしたカードを確認し、1500以上であれば破壊する効果ではあったものの、カードプールが増えるに連れ、このカードのコストの準備も容易にかつ、相手のドローに干渉できるのは非常に強力でした。

闇属性デッキにとっては、非常に強力な汎用罠カードであった故に2009年9月1日に禁止カードに指定され、その後の2015年1月1日にエラッタされ、弱体化した状態で制限復帰し、2016年4月1日に制限解除される形となります。

「ウィジャ盤」

 

ウィジャ盤

永続罠
このカードと「死のメッセージ」カード4種類が自分フィールドに揃った時、自分はデュエルに勝利する。
(1):相手エンドフェイズにこの効果を発動する。
手札・デッキから、「死のメッセージ」カード1枚を
「E」「A」「T」「H」の順番で自分の魔法&罠ゾーンに出す。
(2):自分フィールドの「ウィジャ盤」または「死のメッセージ」カードがフィールドから離れた時に
自分フィールドの「ウィジャ盤」及び「死のメッセージ」カードは全て墓地へ送られる。

遊戯王DM 闇バクラが使用した永続罠カードで、このカードの発動後、毎ターンごとに1枚ずつ

  • 「死のメッセージ「E」」
  • 「死のメッセージ「A」」
  • 「死のメッセージ「T」」
  • 「死のメッセージ「H」」

を魔法・罠ゾーンに置き、全てのカードが揃った時に特殊勝利する効果を持つカードです。

闇バクラが使用したのは「バトルシティ編」遊戯VS闇バクラで闇バクラが使用し、「ダーク・ネクロフィア」が破壊されたことで「ダーク・サンクチュアリ」が発動し、その後「ウィジャ盤」を発動します。

原作・アニメでは毎ターンごとに「ウィジャ盤」を動かす手(「ダーク・ネクロフィア」と思われる手)が動き、亡霊と文字が浮かび上がる不気味な演出でした。

「死のメッセージ」カードは本来であれば、魔法・罠ゾーンにしか置けない弱点がありますが、「ダーク・サンクチュアリ」の効果でモンスターゾーンに置けるようにし、「ウィジャ盤」の弱点を見事補う戦術を見せました。

また、OCGで「ダーク・サンクチュアリ」がカード化するのは2016年6月4日と「ウィジャ盤」が登場してから、約15年という歳月を費やし、それまでは、魔法・罠ゾーンにしか置けずかつ、

  • 「死のメッセージ」が1ターンでも置けない。
  • 「ウィジャ盤」が破壊される。

上記の条件に当てはまってしまうと、これまで揃えた「死のメッセージ」カードが全て墓地に遅れてしまうデメリットを持っており、全てのメッセージを揃えるのは至難の技でした。

しかし、「ダーク・サンクチュアリ」がOCG化し、その後「ウィジャ盤」をサポートするカードが増え、「死のメッセージ」を全て揃える難易度が大幅に減少したと言えます。

「現世と冥界の逆転」

現世と冥界の逆転

通常罠
このカード名のカードはデュエル中に1枚しか発動できない。
(1):お互いの墓地のカードがそれぞれ15枚以上の場合に1000LPを払って発動できる。
お互いのプレイヤーは、それぞれ自身のデッキと墓地のカードを全て入れ替え、
その後デッキをシャッフルする。

遊戯王DM イシズ・イシュタールの使用したデッキのキーカードで、お互いのデッキと墓地を入れ替える効果を持つ罠カードです。

海馬VSイシズでイシズは未来予知で海馬のデッキを把握しており、海馬のデッキ破壊コンボにより、ほとんどのモンスターカードを墓地に送られますが、それを逆手に取り、このカードを発動し、海馬を一気に劣勢に持っていくことに成功します。

OCGでもこのカードは猛威を振るっており、2002年5月1日に制限カードとなり、その後2006年3月1日に禁止カードとなります。

2015年1月1日にエラッタされ、復帰するも弱体化したことでこのカードが使われることはほぼなく、2015年4月1日に制限復帰する形になりました。

まとめ

初代遊戯王に出てきた、懐かしのカードを私個人が厳選し、紹介させていただきました。

もっと紹介したいカードもまだまだあるのですが、今回は私の中で、特に印象の強かったものを選ばせていただきました。

「このカードは?」と言う声も聞こえてきますが、紹介しきれなかったカードは、本記事内で追記する機会があるかもしれません。

今回紹介したカードが押し入れの中に眠っているのであれば、掘り出して見たりするのも面白いかもしれません。

▼今回紹介したカードを探す▼

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