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出典:カーナベル
遊戯王にはあまりにも強力な効果を持ちそれだけでゲームバランスを崩壊させかねない、
という事で、禁止カードといい、デュエルでは使用できないカードが多数存在します。
しかし遊戯王には、エラッタといい効果を弱めたり、制限をつけることにより
晴れて禁止カードという名の長い眠りから覚めたカードはいくつも存在します。
遊戯王のエラッタ集、早速見て参りましょう!
目次 非表示
遊戯王のエラッタカード集
混沌帝龍ー終焉の使者
出典:カーナベル
エラッタ前は、1000ライフ払うことで、お互いの手札、フィールドのカードをすべて墓地に送り、その数×300のダメージを与えるという強力なカードで、ゲームエンド級の力をもっていました。
又光属性と闇属性を墓地から除外して特殊召喚なので、非常に出しやすく、攻撃力も3000あり、当初はこれがでれば、勝ち見たいなものでした。
その為2004年9月1日で禁止カードになりました。
その後はエラッタされるまで、一切緩和される事なく、11年の間禁止カードの座にいましたが、2015年1月1日にエラッタされ、制限復帰を果たしました。
エラッタ後はパワーを大幅に下げた為、環境に影響を及ぼすことはなかった為、
制限復帰と同年の10月1日にて、制限解除されました。
エラッタ後のカード効果は
特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から光属性と闇属性のモンスターを1体ずつ除外した場合のみ特殊召喚できる。
このカードの効果を発動するターン、自分は他の効果を発動できない。
(1):1ターンに1度、1000LPを払って発動できる。
お互いの手札・フィールドのカードを全て墓地へ送る。
その後、この効果で相手の墓地へ送ったカードの数×300ダメージを相手に与える。
となっており、効果発動ターンは一切の効果を使用できない形となり、ダメージ効果も、墓地に送られた相手のカードのみのダメージに変更になりました。
混沌の黒魔術師
出典:カーナベル
ドグマブレード等のワンキルに使われるなど、エラッタ前はとにかく悪さしかしないカードでした。
魔法カードをサルベージ出来る効果は強力でした。
闇属性と言う事もあり、「終末の騎士」で簡単に墓地に送れたり「ⅮDR」等で帰還させたり等出来る為、ワンキルに特化しなくても、その汎用性の高さで当時は、強力なカードの座に君臨していました。
しかしこのカードを使ったワンキルが主流になった為、2008年9月1日に制限から禁止カードになりました。
しかし復帰は望めないと思われた、このカードも長い眠りから覚め、2015年4月1日にエラッタされ制限解除されました。
エラッタ後のテキストは
効果モンスター 星8/闇属性/魔法使い族/攻2800/守2600
「混沌の黒魔術師」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンのエンドフェイズに、 自分の墓地の魔法カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを手札に加える。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊したダメージ計算後に発動する。 その相手モンスターを除外する。
(3):表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
魔法カードをサルベージする効果は、1ターンに一度になり、効果を発動するタイミングも、ターン終了時になり、このカードがターン終了まで、フィールドに存在しなければ発動できない仕様になりました。
これにより、ループコンボは出来なくなり、大幅に弱体化しました。
エラッタ後は環境に影響を及ぼすことがなかった為、同年の10月1日で制限解除になりました。
破壊輪
出典:カーナベル
攻撃後に自分のモンスターを破壊して、ダメージを与えたり、攻撃してきた、相手モンスターを破壊し、ダメージを与えたりなど、発動に条件がなく、非常に強力なカードでした。
2005年9月1日に禁止カードになりました。
2006年9月1日に制限復帰を果たすも、2007年9月1日に禁止カードに後戻りしました。
一年間限定の復帰で、その後も復帰の兆しが見えませんでしたが、2015年1月1日にエラッタし制限復帰を果たしました。
通常罠(制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手ターンに、相手LPの数値以下の攻撃力を持つ 相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 その表側表示モンスターを破壊し、 自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。 その後、自分が受けたダメージと同じ数値分のダメージを相手に与える。
大まかな変更点は、
・1ターンに1枚しか発動できない
・対象モンスターが相手のみ
・相手のライフより、低いモンスターしか対象に取れない
・自分が先にダメージを受け、その後相手がダメージを受ける
と大幅に効果が弱体化し使いがってが悪くなりました。
しかし、破壊効果とダメージ効果は未だに強力な罠カードでございます。
ダークダイブボンバー
出典:カーナベル
シンクロ全盛期に現れた極悪モンスターでした。
当時は「ダークダイブボンバー」ゲーと言われたくらい、ゲームバランスを崩壊させた一枚です。
このカードのせいで、どんなデッキも結局、最終的にこのカードを出してゲームセットはザラでした。
ゲームバランスを崩壊させたこのカードは、登場してからわずか、290日という短い期間で禁止カードになりました。
その後は当時の姿はどうした?と思うくらい弱体化が施され、2014年4月1日にエラッタされ制限復帰を飛ばし制限解除になりました。
エラッタ後は
シンクロ・効果モンスター 星7/闇属性/機械族/攻2600/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「ダーク・ダイブ・ボンバー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズ1に自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。 リリースしたモンスターのレベル×200ダメージを相手に与える。
効果が1ターンに一度になり、リリースしてダメージを与える効果もメインフェイズ1にのみ発動可能で、攻撃後の発動ができなくなりました。
大幅に弱体化したことにより、復帰後もデュエルスペースで見かけることはほぼなく、
「少なくとも私の場合」制限解除後はシンクロのレベル7枠に選ぶのすら危ういレベルになってしまいました。
氷結界の龍ブリューナク
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こちらも当時は悪さしかしないカードでした。
シンクロ全盛期に最強だった、アンデシンクロでは、自分の手札を切ることが出来き、相手の場を一層することで、「ダークダイブボンバー」と同じくらい、エクストラデッキに不可欠な存在でした。
又シンクロの中でも初期の方に登場し、当初はデュエルターミナルでしか、手に入れることが出来ず封入率の低さとデュエルターミナルの置いていない地区、の問題から高値で取引されていました。
その後、ゴールドシリーズパックに収録されるも、封入率が低く、以前高値で取引されていました。
2009年1月1日に制限になるも「インフェルニティ」「ドラグニティ」「魔轟神」などもシンクロデッキで猛威を振るい2012年9月1日に禁止カードになりました。
その後2017年1月1日にエラッタされ制限復帰。
同年の4月1日に準制限。
同年の7月1日に制限解除されました。
エラッタ後は
シンクロ・効果モンスター 星6/水属性/海竜族/攻2300/守1400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「氷結界の龍 ブリューナク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を任意の枚数墓地へ捨て、捨てた数だけ相手フィールドのカードを対象として発動できる。 そのカードを持ち主の手札に戻す
1ターンに一度という制限がつき、バウンスの効果もの対象も相手のみになりました。
1ターンに一基に手札を墓地に送って発動になったことで、使い勝手が変わったのと、
バウンスが相手のみになったことで、ループコンボが出来なくなりました。
ゴヨウ・ガーディアン
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当時、ブリューナクと並ぶシンクロ6モンスターでした。
シンクロの制限がないのと、シンクロ6と言う事で、手軽に出せる強さから、当時は、キャラデッキを使っていても「結局コイツかい!(笑)」と言わせたカードでした(苦笑)
又高い攻撃力を誇りながらも戦闘破壊後の効果は強力で、相手のモンスターを守備表示で召喚する能力を持っており、高い制圧力を持っていました。
大会などでも猛威を振るい、2009年3月1日に制限、その2年後の2011年3月1日に禁止カードになりました。
その後2017年1月1日にエラッタされ、制限復帰
同年4月1日で準制限
同年7月1日に無制限カードになりました。
エラッタ後は
シンクロ・効果モンスター
星6/地属性/戦士族/攻2800/守2000
地属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。 そのモンスターを自分フィールドに守備表示で特殊召喚する
チューナーに属性指定が入り、入れるデッキを選ぶ形になりました。
しかし「グローアップ・バルブ」など汎用性の高い地属性チューナーや、地属性チューナーを擁するデッキでは活躍が見込める、丁度いいエラッタなのでは、と私自身思っております。
死のデッキ破壊ウイルス
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1000以下の闇属性を生贄にすることで、相手のフィールド、手札、3ターンドローしたカードに干渉することができる強力なトラップでした。
フリーチェーンで発動でき、1500以上のモンスターをすべて破壊、かつ相手の手札、ドローしたカードも見れるので情報アドバンテージも得られ、発動後のアドバンテージは強力でした。
1000以下の闇属性とデッキによっては、比較的発動も容易で、当時は強力な制圧力をもつ一枚でした。
その強力な効果から2004年9月1日から制限カードでしたが、2009年9月1日に禁止カードになりました。
その後エラッタにより、大幅に弱体化し、2015年1月1日に制限復帰、
同年の10月1日に準制限、
2016年4月1日に無制限になりました。
エラッタ後は
通常罠
(1):自分フィールドの攻撃力1000以下の闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。 相手フィールドのモンスター及び相手の手札を全て確認し、 その内の攻撃力1500以上のモンスターを全て破壊する。
その後、相手はデッキから攻撃力1500以上のモンスターを3体まで選んで破壊できる。 このカードの発動後、次のターンの終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。
相手のフィールド、手札に干渉する効果は変わらずですが、問題はその後のデッキに干渉する効果で相手が自分で選んで3体選んで破壊できる点です。
実質相手に3枚もの墓地アドバンテージを与える効果にエラッタされ、制限復帰後も、中々デュエルでは見かけることはなくなり、その後準制限、無制限という形になってしまいました。
「クリティウスの牙」の効果で、「死のデッキ破壊ウイルス」を手札、フィールドから、墓地に送ることでエクストラデッキから出せる、「デスウイルス・ドラゴン」が、エラッタ前の、「死のデッキ破壊ウイルス」の効果を内蔵しており、どうしても、「死のデッキ破壊ウイルス」を使いたい場合は、デッキを組んでみるのも、面白いかもしれません!
現世と冥界の逆転
出典:カーナベル
原作、アニメで、マリクの姉、イシズ=イシュタールが海馬のデッキ破壊コンボを逆手にとり、追い詰めたカード。
墓地とデッキが入れ替わると言う派手ながらも中々類を見ない一枚。
当時は、現禁止カードの処刑人マキュラを使って、最初のターンに発動し、相手のデッキを0にして敗北させるコンボが主流になり、2002年5月1日に制限カード
その後2006年3月1日に禁止カードになり、
その後エラッタされ、2015年1月1日に制限復帰を果たしました。
エラッタ後の、復帰からは、環境に影響を与える事が、なかった為、同年の4月1日に制限解除されました。
エラッタ後は
通常罠
「現世と冥界の逆転」はデュエル中に1枚しか発動できない。
(1):お互いの墓地のカードがそれぞれ15枚以上の場合に 1000LPを払って発動できる。
お互いのプレイヤーは、それぞれ自分のデッキと墓地のカードを全て入れ替え、 その後デッキをシャッフルする
発動条件が厳しくなり、デュエル中1回しか使えなくなったのと、自分の墓地に15枚以上という条件が相手にも加わり、今までのワンキルが出来なくなりました。
キラースネーク
出典:カーナベル
無限手札コストとして、当時は色んなデッキに採用されていました。
「苦渋の選択」や「天使の施し」との相性が良く、当時このコンボをよく目にしました。
「苦渋の選択」と「キャノンソルジャー」を使った「キャノンバーン」でのコンボパーツで、強力だった為、2000年11月1日に制限カードになり、その後の2003年1月1日に制限復帰を果たしますが、2005年9月1日に再び禁止カードになりました。
その後の2015年1月1日にエラッタされ制限復帰しました。
復帰後も環境に影響がなかった為、同年の4月1日に制限解除されました。
エラッタ後は
効果モンスター
星1/水属性/爬虫類族/攻 300/守 250
「キラー・スネーク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合、 自分スタンバイフェイズに発動できる。 このカードを手札に戻す。
次の相手エンドフェイズに自分の墓地の「キラー・スネーク」1体を選んで除外する。
1ターンに1ターンに1度の制限が付き、手札に戻した際、相手のエンドフェイズ時「キラースネーク」を除外するデメリット効果が加わりました。
王家の神殿
出典:カーナベル
原作、アニメでリシド=イシュタールが使用し「聖獣セルケト」を召喚する際に使いました。
トラップカードをセットしたターン使用できると言う事で「処刑人マキュラ」と同じ要領で当時ワンキルに使用される事が多々ありました。
2006年3月1日に制限カード、同年の9月1日に禁止カードになりました。
このカードが禁止カードになった為、召喚条件である「聖獣セルケト」が使えない状態がエラッタ復帰まで起こっていました。
2015年1月1日にエラッタされ制限復帰を果たし、その後、環境に影響を与えなかった為同年4月1日に制限解除されました。
これにより「聖獣セルケト」でデッキを組むことも可能になりました。
エラッタ後は
永続魔法
「王家の神殿」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分は罠カード1枚をセットしたターンに発動できる。
(2):自分フィールドの表側表示の「聖獣セルケト」1体と このカードを墓地へ送ってこの効果を発動できる。
手札・デッキのモンスター1体または エクストラデッキの融合モンスター1体を特殊召喚する。
(1)(2)の効果が1ターンに1度になり、当時みたいなワンキルが不可能になりました。
しかし大幅な弱体化ではない為、このカードを生かして、セルケトデッキを組んでみるのも、面白いかもしれませんね!
洗脳ーブレインコントロール
出典:カーナベル
原作、アニメで武藤遊戯が使い、様々な場面で活躍した魔法カード。
ライフを800払って相手のモンスターを奪える、汎用性に長けたカードでした。
強力なモンスターを奪ってダメージを与えたり、リリース、シンクロ全盛期には、シンクロ素材にしたりと、基本どんなデッキにも入っていました。
その汎用性の高さから2007年9月1日に制限カード、2010年9月1日に禁止カードになりました。
その後、エラッタされ、2017年1月1日に制限復帰
エラッタ後は、中々デッキに採用されず、同年4月1日に準制限
さらに同年の7月1日に無制限になりました。
エラッタ後は
通常魔法
(1):800LPを払い、相手フィールドの通常召喚可能な
表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
奪えるモンスターに制限がつき、エクストラのモンスターが主流の、現環境では思った以上に効果の制限がネックになり、採用率が極端に減った一枚です。
未来融合フューチャーフュージョン
出典:カーナベル
「キメラティック・オーバー・ドラゴン」のデッキでこのカードを発動し「サイバードラゴン」+機械族をデッキから可能な限り墓地に送り、
その後、「オーバーロードフュージョン」で「キメラティック・オーバー・ドラゴン」を融合召喚する、ワンキルデッキやドラゴン族デッキで「F・G・Ⅾ」を指定して、好きなドラゴン族を墓地に送るなど、融合召喚よりも墓地に送る効果が強力で、特に「キメラティックオーバードラゴン」を使ったデッキ「未来オーバー」が問題になり、2006年9月1日に制限カードになります。
その後、何とか、制限カードで踏ん張りますが、「カオスドラゴン」や当時環境に存在した「HEROビート」での墓地肥やしが強力でとうとう2012年9月1日禁止カードになりました。
その後エラッタされ、2017年1月1日に制限復帰
同年10月1日準制限
2018年1月1日無制限になりました。
エラッタ後は
永続魔法
(1):このカードの発動後1回目の自分スタンバイフェイズに発動する。 自分のエクストラデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し、 そのモンスターによって決められた融合素材モンスターを自分のデッキから墓地へ送る。
(2):このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに発動する。 このカードの(1)の効果で確認したモンスターと 同名の融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。 そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。
墓地に送るまでに1ターンのタイムラグが加わり、即座にコンボが発動できなくなったのと、現環境ではこのラグが大きなネックになり、大幅にカードパワーを下げたエラッタになりました。
しかし、破壊さえしのいでしまえば墓地に送る効果は使えるので、採用の余地はまだまだあるカードではあります。
また、最近では、融合、フュージョンと名のついたカードに関する効果をもったカードが増えた為、カードパワー自体は落ちたものの、サポートカードが増えたのでまだ、エラッタされたカードの中では上記でも言いましたが採用の余地はあるのではないでしょうか?
王宮の勅命
出典:カーナベル
永続トラップで表に存在する限り、魔法カードを無効にする効果で、高い制圧力をもっているカードでした。
又魔法カードを封殺するコストとして、700ライフポイント支払はなければ、ならないが、払わないで自決することもできるので、その汎用性は高く、当時どんなデッキにも入っていました。
汎用性の高さとライフコストがさほど気にならない制圧力の高さで2000年11月1日に準制限
2001年1月15日に制限カードになり、初めて禁止カードが導入された、2004年3月1日に初代禁止カードの一員になりました。
その後、一度もエラッタされるまで、一度も復帰しませんでしたが、長い時を経て2017年1月1日に制限復帰を果たします。
禁止カードになってから、復帰までの期間は実に12年10ヶ月に登り、歴代の制限復帰では最長記録でもあります。
エラッタ後は
永続罠(制限カード)
このカードのコントローラーはお互いのスタンバイフェイズ毎に700LPを払う。
700LP払えない場合このカードを破壊する。(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
フィールドの全ての魔法カードの効果は無効化される。
ライフコストがお互いのスタンバイフェイズに変更され、自決効果も払えないときのみで払える際は自決できない効果に変更されました。
しかし依然、魔法カードの効果を無効にする効果は強力で、エラッタされても尚、制限カードの座にいる状態です。
大会のサイドデッキへの採用率の高さも、魔法カードを封じる事が出来る、数少ないカードであるが故だと推測します。
クリッター
出典:カーナベル
墓地に送られた際、攻撃力1500以下をサーチする、効果を持つモンスター。
アドバンス召喚やシンクロ等で、墓地に送られても効果を発動できる為、汎用性の高いモンスターとして活躍していました。
1500以下と言う縛りがあるものの、キーカードのサーチに長けており、汎用性の高さから、2001年1月15日に制限になり、2004年9月1日に禁止カードになりました。
しかし、僅か一年後の2005年3月1日に制限復帰を果たすも、魔界初現世行きガイドの登場により、レベル3のクリッターを簡単に場に出し、墓地に送られた後、効果を起動できる為、色々なデッキに採用させていました。
その為、再び、2013年3月1日、禁止カードに逆戻りしました。
そして三年後の2016年4月1日にエラッタされ、制限復帰を果たしました。
その後、同年7月1日に準制限
同年、10月1日に制限解除されました。
エラッタ後は、
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。 デッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を手札に加える。 このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの発動ができない。
エラッタ後は1ターンに一度のサーチになり、サーチしたカードはそのターン、使用する事が出来なくなり、連続サーチとサーチしたモンスターを即座に使えなくなり、使いがってが悪くなるもののサーチ効果は便利な為、まだまだエラッタの中では、全然許容範囲ではあります。
黒き森のウィッチ
出典:カーナベル
クリッターと対をなすカードで、こちらは守備力1500以下をサーチする効果で守備力の低い、高アタッカーをサーチできるのが最大の強みで、クリッターにない汎用性をもっているモンスターでした。
その扱いやすさから、2001年1月15日に準制限に指定され、2002年5月1日で制限カードになり、2004年9月1日に禁止カードになりました。
禁止カードから13年の時を経て、エラッタされ、2017年4月1日に制限復帰を果たします。
同年7月1日、準制限になり、同年10月1日、制限復帰しました。
エラッタ後は
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1100/守1200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。 デッキから守備力1500以下のモンスター1体を手札に加える。 このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの発動ができない。
こちらも「クリッター」と同様のエラッタが加わり、効果に制限がかかりました。
Ⅾ-HEROディスクガイ
出典:カーナベル
最近エラッタされた一枚。
ゲーム付属カードで、低ステータスで闇属性で墓地に送る手段、蘇生手段が豊富で、ドローアドバンテージが強力だった為、当時高値で取引されていました。
墓地蘇生のカードと非常に相性が良く、2007年9月1日に制限カードになり、その一年後「ドグマブレード」にも使われていた為、2008年9月1日に禁止カードになりました。
その汎用性の高さと強力な効果から、僅か、536日で禁止カードになりました。
禁止カード指定後、復帰の兆しが見えないモンスターでしたが、2018年4月1日にエラッタされ、パーフェクトルールブック2018 付属カードになり、制限復帰しました。
エラッタ後は
効果モンスター (制限カード)
星1/闇属性/戦士族/攻 300/守 300
このカード名の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
このカードは墓地へ送られたターンには墓地からの特殊召喚はできない。
(1):このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。 自分はデッキから2枚ドローする。
デュエル中1度の制約が付き、墓地に送ったターンの効果発動が出来なくなった事で、速攻性がなくなったのと蘇生させてループなどが出来なくなりました。
しかし、HEROサポート、レベル、種族、属性に恵まれており、エラッタされ、弱体化したものの、これからどの様になるのか、気になるところであります。
レッドアイズ・ダークネス・メタルドラゴン
エラッタの内容は各効果が1ターンに1度の制限がついた点です。
1ターンに1度の制限がなかった頃は「守護竜」などで悪用されており、環境を支配する1枚でした。
しかし、その後制限カードから禁止カードになり、2020年3月27日に「パーフェクトブック2020」でこのカードがエラッタされ、同じ年の4月1日に制限復帰を果たしました。
効果自体は弱体化してしまったものの、ドラゴンデッキでの活躍できるだけの効果とパワーを持ち合わせている1枚です。
関連記事
2019年4月のリミットレギュレーションで禁止カードになった「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」について考察、考案して影響を受けるデッキを紹介!
処刑人マキュラ
このカードが墓地に送られたターンに罠カードを手札から発動できる効果を持つモンスターです。
エラッタ前は何度も罠カードを手札から使用できた為、「無謀な欲張り」で大量ドローして「エクゾディア」パーツを揃えて先行1キルが流行りました。
長い間禁止カードだったモンスターですが、2020年4月1日に1度だけの発動という制約がついたことで、大幅に弱体化して制限復帰を果たします。
手札から罠カードを使える様にするモンスターでありながら、種族・属性のサポートも豊富に受けられるのがこのカードの強みになります。
まとめ
今回、Ⅾ-HEROディスクガイのエラッタ復帰に伴い、エラッタ集を作成しました。
大幅にパワーダウンしたカード、良調整されたカードありますが、今後もエラッタされて、戻ってくるカードが多数出てくると思います。
個人的に「Ⅾ-HEROディスクガイ」のエラッタは良調整なのではと思っております。
今後も懐かしのカードが良調整されて戻ってこれば、思う次第です。
コチラではエラッタカードの中でもエラッタ前の効果があまりにも酷すぎるカードを紹介しております!
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