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2023年4月が始まったところで、今月の遊戯王大会環境について予想をしていきたいと思います。
あくまで予想なので必ず当たるとは限りませんが、先月の大会環境の結果を踏まえた上で予想していくので、これから大会への参加を考えている人は参考にしてみてください。
2023年4月は新リミットレギュレーションが適用！環境への影響は？
4月の大会環境全体についてですが、3月までと比べて大きく変化するであろうことが予想できます。
変化の最大の要因として考えられるのが、4月から新たなリミットレギュレーションが適用されることです。
今回の規制改定はこれまでよりも発表が遅くなったため、新リミットレギュレーション適用下で行われる大会は4月からが本番になるでしょう。
新リミットレギュレーションでは「イシズ」関連カードや「ティアラメンツ」カード、更には「ビーステッド」や「スプライト」にも規制がかかったこともあり、「イシズティアラメンツ」デッキを筆頭にした3月までの大会環境で上位として活躍していたテーマデッキが大幅な弱体化を受けることとなりました。
複数のテーマカードが制限カード化に加えて一部は禁止カードにまで規制されるという厳しい規制でしたので、弱体化をモロに受けたテーマデッキが4月の大会環境でも引き続き活躍するというのはかなり難しいでしょう。
今回規制を受けずに済んだ環境デッキが繰り上がる形で環境トップとなるのか、はたまたそれまでの大会環境では注目されていなかったデッキが活躍の場を広げるのか、どちらにせよ大会環境は大きく変わっていくでしょう。
規制改定の直後しばらくの間はどんなテーマデッキが新環境で勝ちやすいのか多くのユーザーが試行錯誤することになるため、使用率などがバラつきやすいことかと思います。
4月22日には基本パック デュエリスト・ネクサスの発売も控えていますので、新たに登場・強化されたテーマの中には発売後一週間の間に大会で活躍するものもあるかもしれません。
2023年4月に大会環境で活躍が予想されるテーマデッキ6選！
「クシャトリラ」デッキ
除外を活用するエクシーズテーマデッキであり、相手の墓地肥やしを妨害したり裏側除外での除去を得意としています。
一時期は環境トップとして活躍し、規制を受けてから環境を退いていましたが、3月では墓地利用を駆使する「イシズティアラメンツ」デッキとの相性の良さから再び大会で好成績を残していました。
想定していた相手である「イシズティアラメンツ」デッキは規制改定によって弱体化しましたが、既に規制を受けている現在の「クシャトリラ」デッキの強さが多くのユーザーに認知されたことかと思うので、4月の大会でも使用される可能性は十分あるでしょう。
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「超重武者」デッキ
墓地に魔法・罠カードが存在しない場合に使える効果を持つモンスターを使用する機械族テーマデッキです。
デッキのモンスター割合などに気を付け冴えれば別テーマとの混合構築も可能であり、新リミットレギュレーション環境であっても純構築の他にも「シンクロン」「ヴァリアンツ」「相剣」等との混合構築も活躍できるかと思われます。
通常召喚権を温存したまま大量展開も可能という高い展開力を持つため、採用するシンクロモンスターやリンクモンスター次第では様々な状況に対応していけるというのも大きな強みとなるでしょう。
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「エクソシスター」デッキ
墓地利用メタを得意としているエクシーズテーマデッキであり、能動的にも動けるだけでなく相手のデッキ次第ではより強力な運用が出来るのも特徴です。
相手ターン中にエクシーズモンスターに繋げられたり、「エクソシスター」エクシーズモンスターによって事実上フリーチェーン除去を複数回使えるという点も強力です。
このデッキがメタを取れる「イシズティアラメンツ」デッキや「ビーステッド」デッキが規制改定によって弱体化しますが、能動的な動きだけでもエクシーズ召喚などを行えますし、墓地を全く利用しないデッキも少ないので4月の環境でも戦っていけるでしょう。
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「ピュアリィ」デッキ
速攻魔法カードをエクシーズ素材化やエクシーズ素材となることで効果を付与する速攻魔法カードを活用するのが特徴のエクシーズテーマデッキです。
初動となれるカードが多いため、それらキーカードを多数枚投入した純構築に近い構築なら非常に高い安定力を発揮するのも大きな強みです。
3月の環境でも着実と活躍の場を広げていたことでその強さが注目されていたテーマデッキでもあり、規制改定によって「イシズティアラメンツ」デッキや「ビーステッド」デッキ等のライバルが弱体化したため、4月の大会環境では更なる活躍も期待できます。
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「VS」デッキ
手札の特定の属性のモンスターを公開することで効果を発揮するのが特徴のテーマデッキです。
属性が合っていれば汎用性の高いカードも組み込みやすいため、テーマの弱点を補ったり相手の妨害をしやすくしたりといった工夫も可能です。
デッキビルドパック ワイルド・サバイバーズで登場したばかりのテーマではありますが、3月終盤の大会環境で好成績を残したことから注目され始めているので、4月の大会環境でも活躍してくれるかもしれません。
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「シンクロン」デッキ
「シンクロン」モンスターをメインとしたシンクロテーマデッキであり、シンクロモンスターを並べることも狙える展開力の高さが特徴です。
デュエリスト・ネクサスではドラゴン族シンクロモンスターの活用に重点を置いた強化がされ、「赤き竜」を使うことで召喚条件の厳しいシンクロモンスターも積極的に出せるようになります。
狙いたい戦術の変化によってこれまでの「スターダスト」デッキや「ジャンクドッペル」デッキとは構築の内容が更に変わってきますが、せっかく新商品で強化されるのだからということで個人的な願望を含めて予想に挙げさせていただきました。
まとめ！
2023年4月がスタートし、新リミットレギュレーションが適用されました。
新リミットレギュレーションが適用されたことで、これまで環境テーマに入っていたテーマデッキは大幅弱体化を余儀なくされた一方で、規制を免れたテーマが繰り上がる形で今後活躍することが予想されます。
また、2023年4月は基本パック デュエリスト・ネクサスを予定しており、新規テーマの内容によっては、2023年4月環境一強になる可能性も０ではありません。
2023年4月がまだスタートしたばかりということもあり、環境にどのような変化が起こるかは未知数ではあるものの、環境が大きく動く改訂であったことには間違ないでしょう。
2023年4月のリミットレギュレーションが、環境に与える影響に注目していきたいところです。
