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2022年7月16日に発売予定の基本パック ダークウィング・ブラストにて新たに「ビーステッド」テーマが登場することが判明しました。
「ビーステッド」は光属性とと闇属性のドラゴン族テーマで、
自分または相手の墓地の光・闇属性モンスター１体を対象として、そのモンスターを除外し、このカードを手札から特殊召喚出来る
テーマで、自分だけでなく相手の墓地にも干渉出来ることから、注目のテーマです。
そこで今回は「ビーステッド」テーマと相性の良いカードについて紹介していきますので、興味がある人はぜひ参考にしてみてください。
「深淵の獣（ビーステッド）」と相性の良いカード8選！
「終焉龍 カオス・エンペラー」
遊戯王 LVP3-JP005 終焉龍 カオス・エンペラー (レア 日本語版) リンク・ヴレインズ・パック3
特殊召喚・ペンデュラム・効果モンスター
星８/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
【Ｐスケール：青１/赤１】
このカード名のＰ効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：１０００ＬＰを払い、除外されている自分のドラゴン族モンスター１体を対象として発動できる。
このカードを破壊し、そのモンスターを手札に加える。
【モンスター効果】
このカードは通常召喚できない。
「終焉龍 カオス・エンペラー」は１ターンに１度、
自分の墓地の光属性と闇属性のモンスターを１体ずつ除外した場合のみ、手札・ＥＸデッキから特殊召喚できる。
(1)：１ターンに１度、ＬＰを半分払って発動できる。
ＥＸモンスターゾーン以外の自分フィールドのカードを全て墓地へ送り、
墓地へ送った数まで相手フィールドのカードを選んで墓地へ送る。
その後、相手の墓地へ送った数×３００ダメージを相手に与える。
(2)：特殊召喚した表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合にデッキの一番下に戻る。
このカードのペンデュラム効果を使えば、闇属性の「ビーステッド」モンスターの効果で除外したドラゴン族モンスターを手札に戻せます。
特に「深淵の獣ルベリオン」は手札の自身をコストにしたサーチ効果を持つため、闇属性の「ビーステッド」モンスターを引き込みつつあちらの自己特殊召喚効果で除外するモンスターとしても利用できる優秀なカードです。
闇属性の「ビーステッド」モンスターの効果で除外した「深淵の獣ルベリオン」をこのカードで手札に戻せば、サーチ効果の再利用（カード名ターン1指定なためターンを跨ぐ必要あり）も狙えます。
このカードは強力な除去効果も持っているため、墓地のモンスターやフィールドの状況次第ではモンスター効果の利用も視野に入るでしょう。
「闇黒の魔王ディアボロス」
遊戯王 暗黒の魔王ディアボロス ウルトラレア ストラクチャーデッキ 闇黒の呪縛 SR06 ストラクチャー デッキ
効果モンスター
星８/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドの闇属性モンスターがリリースされた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカードをリリースできず、効果の対象にもできない。
(3)：自分フィールドの闇属性モンスター１体をリリースして発動できる。
相手は手札を１枚選んでデッキの一番上または一番下に戻す
「深淵の獣ルベリオン」や「深淵の獣アルバ・ロス」の特殊召喚をするためのリリースはこのカードの自己特殊召喚のトリガーにもなれます。
高い攻撃力と対象耐性に加えてリリース不可効果を持つため、相手の「壊獣」モンスター等に除去されることもありません。
また、このカードの自己特殊召喚は墓地からでも対応していることから他の墓地肥やし効果で墓地へ送られた際でも使いやすいですし、「深淵の獣ルベリオン」と並べやすいこともあって2体でランク8エクシーズに繋ぐという運用も有りです。
リリース不可効果は相手のみですので、このカードをリリースして「深淵の獣ルベリオン」を特殊召喚すること自体は可能です。
「混沌魔龍 カオス・ルーラー」
遊戯王 第11期 01弾 ROTD-JP043 混沌魔龍 カオス・ルーラー【プリズマティックシークレットレア】
シンクロ・効果モンスター
星８/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードがＳ召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキの上からカードを５枚めくる。
その中から光・闇属性モンスター１体を選んで手札に加える事ができる。
残りのカードは墓地へ送る。
(2)：このカード以外の光・闇属性モンスターを１体ずつ、
自分の手札・墓地から除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
墓地肥やしをしつつも光・闇属性モンスターのサーチが出来るため、闇属性の「ビーステッド」モンスターや「深淵の獣ルベリオン」を引き込んだり活用する上で役立ちます。
闇属性の「ビーステッド」モンスターはレベル6で統一されているためレベル2チューナーと合わせればこのカードのシンクロ召喚は可能ですし、このカードの墓地肥やしとサーチを積極的に狙いたいのであれば「サイキック・リフレクター」等の展開ギミックを採用するのも有りでしょう。
また、このカードの効果で墓地へ送られたカードの中に「烙印」永続魔法・永続罠カードがあったなら「烙印の獣」で再利用することも狙えます。
このカードについての詳しい紹介は別途コチラの記事で紹介しております↓
「聖刻龍王－アトゥムス」
遊戯王/聖刻龍王－アトゥムス（レア）/LINK VRAINS PACK
エクシーズ・効果モンスター
ランク６/光属性/ドラゴン族/攻2400/守2100
ドラゴン族レベル６モンスター×２
(1)：１ターンに１度、このカードのＸ素材を１つ取り除いて発動できる。
デッキからドラゴン族モンスター１体を選び、
攻撃力・守備力を０にして特殊召喚する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
闇属性の「ビーステッド」モンスターはレベル6で統一されているので、このカードのエクシーズ素材としても使えます。
このカードの効果でリクルートできるドラゴン族モンスターにレベルなどの指定は無く効果も無効化されないため、「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」等を出せばその後の展開に繋ぐことも可能です。
前述でも触れた、「深淵の獣ルベリオン」で闇属性の「ビーステッド」モンスターをサーチ→墓地の「深淵の獣ルベリオン」を除外してサーチしたモンスターを特殊召喚、という動きは出張セットとしての利用も検討できるギミックであり、闇属性の「ビーステッド」モンスターに「深淵の獣マグナムート」を選べばエンドフェイズに好きなドラゴン族モンスター1体のサーチorサルベージが出来るためアドバンテージの面でも優秀なコンボです。
「ビーステッド」が出張採用も可能なことに注目して、このカードを出せるようなドラゴン族デッキに併せて組み込むというのも有りかと思います。
「混沌領域」
遊戯王 WPP1-JP014 混沌領域 (日本語版 スーパーレア) WORLD PREMIERE PACK 2020
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：手札から光属性または闇属性のモンスター１体を墓地へ送って発動できる。
そのモンスターとは属性が異なり、
レベル４～８の通常召喚できない光・闇属性モンスター１体をデッキから手札に加える。
(2)：墓地のこのカードを除外し、
除外されている自分の通常召喚できない光・闇属性モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキの一番下に戻す。
その後、自分はデッキから１枚ドローする。
光属性と闇属性の両方を扱う「ビーステッド」とは相性が良く、キーカードであり特殊召喚モンスターである「深淵の獣ルベリオン」をサーチするための手段として活用できます。
このカードと「深淵の獣サロニール」が手札にあったなら、結果的に「深淵の獣ルベリオン」「復烙印」「烙印の獣」をフィールドに並べつつ好きなドラゴン族モンスター1体をサーチorサルベージするというコンボも可能です。
このカードでのサーチを安定して使うためには、闇属性モンスターの採用枚数を多めにしたり、上記の「混沌魔龍 カオス・ルーラー」のような通常召喚できない闇属性モンスターも採用する等すると良いでしょう。
「烙印融合」（2022年7月現在では準制限カード）
遊戯王カード 烙印融合（スーパーレア） アルバ・ストライク SD43-JP021
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：手札から光属性または闇属性のモンスター１体を墓地へ送って発動できる。
そのモンスターとは属性が異なり、
レベル４～８の通常召喚できない光・闇属性モンスター１体をデッキから手札に加える。
(2)：墓地のこのカードを除外し、
除外されている自分の通常召喚できない光・闇属性モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキの一番下に戻す。
その後、自分はデッキから１枚ドローする。
能動的に動くには墓地肥やしを必要としつつ光・闇属性を使う「ビーステッド」とデッキ融合が出来るこのカードは組み合わせやすいです。
「ビーステッド」モンスターを素材に含むことで「烙印竜アルビオン」や「神炎竜ルベリオン」を融合召喚でき、あれらの効果で更に融合召喚することで「氷剣竜ミラジェイド」を融合召喚することが可能です。
融合素材に使ったモンスターを墓地から除外して手札から闇属性の「ビーステッド」モンスターを自己特殊召喚したり、別途用意した「ビーステッド」モンスターをリリースして墓地へ送っておいた「深淵の獣ルベリオン」を自己蘇生するといったことも狙えるでしょう。
「竜の束縛」
遊戯王 竜の束縛 ブレイカーズ・オブ・シャドウ(BOSH) シングルカード BOSH-JP069-N
永続罠
自分フィールドの攻撃力・守備力が２５００以下の
ドラゴン族モンスター１体を対象としてこのカードを発動できる。
(1)：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、
お互いに対象のモンスターの元々の攻撃力以下のモンスターを特殊召喚できない。
(2)：対象のモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。
闇属性の「ビーステッド」モンスターはいずれも攻撃力2500守備力2000のドラゴン族で統一されているためこのカードの発動条件を満たすことができ、このカードがあればお互いの特殊召喚できるモンスターを制限することが出来ます。
相手ターン中の展開さえ防げればいいので、次の自分のターンにはこのカードで対象にしたモンスターをレベル6である闇属性の「ビーステッド」モンスターをアドバンス召喚するためのリリースにするなどしてこのカードを自壊させれば能動的にロックを解除することもできます。
「デッキ破壊ウイルス」カード
遊戯王 闇のデッキ破壊ウイルス マスター・オブ・ペンデュラム（SD29) シングルカード SD29-JP040-N
通常罠
(1)：自分フィールドの攻撃力２５００以上の闇属性モンスター１体をリリースし、
カードの種類（魔法・罠）を宣言して発動できる。
相手フィールドの魔法・罠カード、相手の手札、
相手ターンで数えて３ターンの間に相手がドローしたカードを全て確認し、
その内の宣言した種類のカードを全て破壊する。
闇属性の「ビーステッド」モンスターはいずれも攻撃力2500守備力2000で統一されているため、「デッキ破壊ウイルス」カードのリリースコストとして活用できます。
「復烙印」があれば相手の召喚・特殊召喚をトリガーとして「ビーステッド」モンスターを蘇生できるため、相手ターン中に蘇生した闇属性の「ビーステッド」モンスターをこのカードのコストとして使うという運用が検討出来ます。
中でも「闇のデッキ破壊ウイルス」は相手が魔法・罠カードを多用するデッキであれば致命打となり得ますし、「魔のデッキ破壊ウイルス」は手札誘発モンスターや展開の起点となる低攻撃力のモンスターを一掃できるため、サイドデッキに入れるなどして相手のデッキに合わせたカードを組み込むというのも一つの手でしょう。
まとめ！
2022年7月16日発売予定のダークウィング・ブラストに収録される新テーマである「ビーステッド」テーマと相性の良いカードを紹介して来ましたが、いかがでしたでしょうか？
「ビーステッド」テーマは光属性と闇属性のドラゴン族テーマで、サポートの面や、シナジーの面で恵まれているテーマであり、今回紹介したカード以外もまだまだ、相性の良いカードはいくつも存在します。
また、種族と属性の面や、相手の墓地に干渉できる点なども含め、様々なデッキへの出張も検討できるテーマかと個人的には感じます。
「烙印」テーマとの絡みのあるテーマなので、今後新規カードが増えることが予想される面も、楽しみなテーマです。
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