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2022年9月10日に発売予定のワールドプレミアパック2022に収録される海外先行テーマの内の1つ「騎甲虫(ビートルーパー)」の詳細が判明しました。
「ビートルーパー」はOCGでは今回で初上陸となるのですが、海外では大会環境でも好成績を残したという実績のある昆虫族テーマでもあります。
今回はそんな
「ビートルーパー」テーマの特徴や相性の良いカード
について紹介していきます。
「騎甲虫(ビートルーパー)」の特徴を紹介!
まず「ビートルーパー」テーマの特徴についておさらいしていきます。
「ビートルーパー」モンスターは種族が昆虫族で統一されており、属性は地・水・風・炎属性のいずれかとなっています。
メインデッキに入る「ビートルーパー」モンスターは6種存在しますが、いずれも昆虫族あるいは「ビートルーパー」に関する独自の効果を持っています。
エクストラデッキに入る「ビートルーパー」モンスターは
融合モンスターが1種
リンクモンスターが2種
の計3種
が存在します。
超騎甲虫アブソリュート・ヘラクレス
融合・効果モンスター
星11/地属性/昆虫族/攻4000/守4000
昆虫族モンスター×4
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚に成功した場合、このカードは次の自分ターンの終了時まで他のカードの効果を受けない。
(2):自分・相手のバトルフェイズ終了時に、自分の墓地の攻撃力3000以下の昆虫族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
融合モンスターである「超騎甲虫アブソリュート・ヘラクレス」は強力な効果と高い攻守を誇る反面、素材指定の重さ故に出しやすいとはとても言えないのがネックではあります。
騎甲虫アームド・ホーン
リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/昆虫族/攻1000
【リンクマーカー:上/下】
昆虫族モンスター2体
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は昆虫族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
昆虫族モンスター1体を召喚する。
(3):このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地からこのカード以外の昆虫族モンスター3体を除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス
リンク・効果モンスター
リンク4/地属性/昆虫族/攻3000
【リンクマーカー:上/左下/下/右下】
昆虫族モンスター2体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):リンク召喚されたこのカードの攻撃力が3000以下の場合、このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は昆虫族モンスターしか特殊召喚できない。
(3):自分フィールドの昆虫族モンスター1体をリリースし、以下の効果から1つを選んで発動できる。
●デッキから「ビートルーパー」モンスター1体を特殊召喚する。
●このカードの攻撃力はターン終了時まで2000アップする。
リンク2の「騎甲虫アームド・ホーン」は展開面で役立つ効果を持っているため優秀であり、その他にも展開力に長けた昆虫族モンスターを併用すれば、高火力と強固な耐性を誇るリンク4の「大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス」へ繋ぐこともそう難しくないでしょう。
騎甲虫隊戦術機動
フィールド魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の「ビートルーパー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、自分はその元々の攻撃力分のLPを失う。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
(2):自分フィールドの表側表示の昆虫族モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分フィールドに「騎甲虫トークン」(昆虫族・地・星3・攻/守1000)1体を特殊召喚する。
「ビートルーパー」魔法カードは3種存在し、効果や特性などもそれぞれ固有のものとなっています。
「ビートルーパー」モンスターの蘇生や「騎甲虫トークン」の生成が出来るフィールド魔法「騎甲虫隊戦術機動」
騎甲虫隊降下作戦
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「騎甲虫トークン」(昆虫族・地・星3・攻/守1000)1体を特殊召喚する。
その後、自分フィールドに攻撃力3000以上の昆虫族モンスターが存在する場合、
フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。
「騎甲虫トークン」を生成しつつ条件を満たしていれば魔法・罠カードの除去も出来る「騎甲虫隊降下作戦」
騎甲虫隊上陸態勢
通常魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドから、
昆虫族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):自分の墓地から昆虫族モンスター2体を除外して発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
融合効果と自己サルベージ効果を持つ「騎甲虫隊上陸態勢」があります。
騎甲虫空殺舞隊
カウンター罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに「ビートルーパー」モンスターが存在し、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに攻撃力3000以上の昆虫族モンスターが存在する場合、
自分エンドフェイズに自分の墓地から昆虫族モンスター1体を除外して発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
騎甲虫歩兵分隊
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):トークン以外の自分フィールドの昆虫族モンスター1体をリリースして発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力1000につき1体まで、
自分フィールドに「騎甲虫トークン」(昆虫族・地・星3・攻/守1000)を特殊召喚する。
「ビートルーパー」罠カードは2種存在します。
相手のモンスター効果の発動を無効にし破壊でき、条件を満たしていれば墓地から再セットも出来るカウンター罠「騎甲虫空殺舞隊」は制圧力としても優秀ですし、リリースしたモンスターの攻撃力に応じた数の「騎甲虫トークン」を生成できる通常罠「騎甲虫歩兵分隊」は追撃やサクリファイスエスケープにも使えます。
テーマ全体としては、低火力の昆虫族モンスターを使って墓地・除外を利用したアドバンテージ獲得を行い、展開したモンスターを活用することで高火力の「ビートルーパー」を出したり「騎甲虫空殺舞隊」を用意するなどして強力な盤面を構築し戦っていくというのが基本になるでしょう。
「ビートルーパー」テーマにはカテゴリを指定する効果も複数ありますが、墓地・除外を利用するという動きに注目すれば既存の昆虫族モンスターや昆虫族サポートカードと併用することは容易でしょう。
「騎甲虫(ビートルーパー)」と相性の良いカードを紹介!
「B・F-必中のピン」
遊戯王 CP19-JP034 B・F-必中のピン (日本語版 ノーマル) コレクションパック 革命の決闘者編
効果モンスター
星1/風属性/昆虫族/攻 200/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに昆虫族モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドの「B・F-必中のピン」の数×200ダメージを相手に与える。
昆虫族モンスターがいるだけで簡単に自己特殊召喚が出来るため、リンクモンスターも活用する「ビートルーパー」では展開要員として活用できます。
「騎甲虫アームド・ホーン」や後述する「甲虫装機 ピコファレーナ」のリンク素材として使うことで、更なる展開へ繋ぐための中継点として活用していけるでしょう。
このカードをサーチできる「B・F-毒針のニードル」とのセット採用も検討でき、「ビートルーパー」では「騎甲虫スカウト・バギー」とは別の通常召喚権を使って昆虫族モンスター2体を並べるギミックとして利用できます。
「共振虫」
効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻1000/守 700
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキからレベル5以上の昆虫族モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードが除外された場合に発動できる。
デッキから「共振虫」以外の昆虫族モンスター1体を墓地へ送る。
フィールドから墓地へ送られた場合のサーチ効果に加えて除外された場合の墓地肥やし効果まで持っているため、墓地・除外を活用できる「ビートルーパー」とは非常に相性が良いです。
サーチ効果はリンク素材などに使えば利用できるほか、フィールドから墓地へ送られるという条件は後述する「甲虫装機 ピコファレーナ」の効果で装備カードとなっている状態から墓地へ送られても満たされるため、使いやすいというのは大きな利点です。
また「騎甲虫アサルト・ローラー」や「騎甲虫スティンギー・ランス」の自己特殊召喚効果を使うために墓地のこのカードを除外すれば、展開しつつも墓地肥やし効果にも繋げられます。
特に「騎甲虫スティンギー・ランス」はこのカードのサーチ先に対応しているため、スムーズに繋ぐことも可能です。
サーチ先としては「騎甲虫スティンギー・ランス」や後述する「デビルドーザー」が、墓地肥やし先としてはサーチ効果を持つ「ゴキポール」等が有力な候補となります。
「応戦するG」
遊戯王 CORE-JP045-NR 《応戦するG》 N-Rare
効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻1400/守1400
(1):モンスターを特殊召喚する効果を含む魔法カードを相手が発動した時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードの(1)の効果で特殊召喚されたこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「応戦するG」以外の攻撃力1500以下の
昆虫族・地属性モンスター1体を手札に加える。
手札誘発効果によって相手の墓地利用を妨害できるだけでなく、フィールドから墓地へ送られればサーチも出来ます。
「ビートルーパー」では「騎甲虫アームド・ホーン」で追加召喚したり後述する「甲虫装機 ピコファレーナ」で装備カードにしてから墓地へ送ることでサーチ効果を使い、相手の大量展開を抑制できることでお馴染みの「増殖するG」をサーチするという動きが特に有用です。
このカード自体は「甲虫装機 ピコファレーナ」や「ゴキポール」でデッキから引っ張って来れるので、デッキの構築次第では安定して「増殖するG」を確保することも可能となります。
「クローラー・ソゥマ」
遊戯王 POTE-JP029 クローラー・ソゥマ (日本語版 ノーマル) パワー・オブ・ジ・エレメンツ
効果モンスター
星6/地属性/昆虫族/攻2000/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを裏側守備表示にする。
このターン、対象のモンスターは表示形式を変更できない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
このカードのレベルを2つまたは4つ下げ、レベルの合計が下げた分と同じになるように、
自分の手札・デッキ・墓地から「クローラー」モンスターを選んで表側守備表示か裏側守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
自己特殊召喚効果のために裏側守備表示にしたモンスターはリンク素材としては使えなくなってしまいますが、効果で自身のレベルを4つ下げれば手札・デッキ・墓地からレベル2の「クローラー」モンスター2体を特殊召喚できます。
結果的に昆虫族モンスター3体を並べられるため、「ビートルーパー」ではその後のリンク召喚などで更にアドバンテージを稼ぐことが狙えます。
このカードで裏側守備表示にしたモンスターも昆虫族であれば、上記の運用は結果的に昆虫族モンスター4体をフィールドに揃えられるため、「超騎甲虫アブソリュート・ヘラクレス」の融合素材を素早く確保をする上でも重宝するでしょう。
「デビルドーザー」
遊戯王/第4期/7弾/SOI-JP024 デビルドーザー R
効果モンスター
星8/地属性/昆虫族/攻2800/守2600
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の昆虫族モンスター2体を
ゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。
墓地に昆虫族モンスターが溜まっていれば簡単に特殊召喚でき、攻守の高さから打点としても使えます。
前述した「共振虫」でこのカードをサーチしたなら、特殊召喚条件に墓地の「共振虫」を含めることで展開しつつも墓地肥やし効果で更にアドバンテージを稼げます。
除外した昆虫族モンスターは「重騎甲虫マイティ・ネプチューン」の特殊召喚条件に利用すれば、無駄なく強力なモンスターを展開出来ます。
「No.3 地獄蝉王ローカスト・キング」
遊戯王 / No.3 地獄蝉王ローカスト・キング(スーパー)/ CP20-JP028 / COLLECTION PACK 2020(CP20)
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/風属性/昆虫族/攻1200/守2500
レベル3モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの表示形式が変更された場合に発動できる。
自分の手札・墓地から昆虫族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
(2):フィールドのモンスターの効果が発動した時、
このカードのX素材を1つ取り除き、そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果を無効にする。
その後、フィールドの昆虫族モンスター1体を選び、
守備力を500アップするか、表示形式を変更する。
「騎甲虫スカウト・バギー」1枚からエクシーズ召喚が可能であり、モンスターの効果を無効にできる効果により制圧力として機能します。
表示形式が変更されれば手札・墓地からレベルや攻守の指定無しで昆虫族モンスターを特殊召喚できるため、「ビートルーパー」ではそちらの効果も利用できるでしょう。
「甲虫装機 ピコファレーナ」
遊戯王/甲虫装機 ピコファレーナ(スーパーレア)/LINK VRAINS PACK
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/昆虫族/攻1000
【リンクマーカー:左下/右下】
昆虫族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨て、
このカード以外の自分フィールドの昆虫族モンスター1体を対象として発動できる。
デッキから昆虫族モンスター1体を選び、
攻撃力・守備力500アップの装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。
(2):自分の墓地の昆虫族モンスター3体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
「ビートルーパー」では「騎甲虫スカウト・バギー」を筆頭に特殊召喚効果を持つモンスターも多いため、容易にリンク召喚することが出来ます。
上記でも挙げた「共振虫」や「応戦するG」等と組み合わせた運用は非常に優秀であり、制圧盤面を構築したり切り返しをする上でも役立ちます。
「騎甲虫アームド・ホーン」同様昆虫族のリンク2モンスターである故に「大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス」のリンク素材としても活用していけます。
「ビートルーパー」は展開コンボ次第では墓地に昆虫族モンスターを積極的に溜めていけるため、このカードの2の効果でのドローも有難いです。
まとめ!
海外の遊戯王TCGで先行登場した昆虫族テーマである「騎甲虫(ビートルーパー)」テーマの特徴と相性の良いカードをいくつか紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
「騎甲虫(ビートルーパー)」テーマは昆虫族モンスターしか特殊召喚できないデメリットがついてくるので、必然的に使うカードは昆虫族が中心となるテーマですが、昆虫族には豊富なサポートカードだったり、展開補助になる昆虫族モンスターが多く存在するので、展開面や補助面で困ることはないでしょう。
今回紹介したカード以外にも、別の昆虫族テーマと混合でデッキを組んでみたり、自己特殊召喚効果を持つ昆虫族の採用が検討できます。
昆虫族しか特殊召喚できないデメリットの都合上、採用できるカードは限られてきますが、逆に考えれば、昆虫族以外のエクストラデッキのカードを採用する必要がないので、汎用性の高いエクストラデッキのモンスターを買わずに済む分、安くデッキを組める点は長所と言えるでしょう。
今回、紹介したカード以外にも、相性の良いカードはまだまだありますので、是非、「騎甲虫(ビートルーパー)」テーマデッキを組む予定のある方は、参考にしていただければと思います!!
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