遊戯王にはそんなの有りかと言ってしまいたくなるような謎ルールが存在しガバガバなのでは無いかと言う声が多数ありました。
初期の遊戯王である「決闘者の王国編」ではそれが見られ、ここまで行くと逆に面白い言ったもん勝ちの迷言が度々見られるので紹介していきます。
初代遊戯王のルールは言ったもん勝ち?ガバガバすぎる謎ルールとは?
「決闘者の王国編」と言えば、現在遊戯王OCGで使われているルールとは違ったルールでデュエルが行われることでも有名です。
直接攻撃が出来なかったり、高レベルモンスターもリリースなしで召喚することが可能だったり等のルールでデュエルが行われていきます。
そんな「決闘者の王国編」なのですが、それまでひとことも言っていない今考えたかのような謎ルールによって勝敗が決するデュエルがあります。
今回はそんな言ったもん勝ちな謎ルールとその時の迷言も一緒に紹介していきます。
腹筋崩壊不可避!?もはや俺ルール!初代遊戯王の謎ルール集!
「攻撃するのは……月!!」
「闇遊戯vs梶木」戦にて、このセリフを言った闇遊戯は自分フィールドの「岩石の巨兵」で自分のフィールドになる魔法カード「月」を攻撃して破壊します。
フィールドの「海」を広げる「海竜神」の効果は潮の満ち引きに関係している「月」によって拡大されていたとのこと。「月」の引力によって満ち潮になっていた「海」は、「月」が無くなったことで潮が引き「海」に隠れていたモンスター達は地面に打ち上げられてしまいます。
かなり有名な闇遊戯の俺ルールであり、モンスターではなく「月」に攻撃することで逆転するという完全に言ったもん勝ち感がある迷言でもあります。
潮の満ち引きを使うという、カードゲームとは思えない謎ルールが飛び出してきました。
「「究極竜」に「マンモスの墓場」を融合させた……だと!!」
「闇遊戯vs海馬」戦にて、闇遊戯は「融合」と「魔法効果の矢」を合わせることで手札の「マンモスの墓場」と海馬のフィールドになる「青眼の究極竜」を強制的に融合させます。
光属性である「青眼の究極竜」と闇属性でアンデット族の「マンモスの墓場」と融合したことによって属性反発作用で「青眼の究極竜」を腐食し弱体化させました。
これに対して闇遊戯は「勝敗は逆転だぜ!! 海馬!!」とのこと。
まさにどこからツッコめばいいのやらと言った感じの展開です。
「融合」と「魔法効果の矢」で自分のモンスターを相手モンスターと強制的に融合させる(当然カード化した「魔法効果の矢」では出来ません)ことにまず驚きますし、その後の説明も最早笑わせに来てるのではないかと思えるレベルです。
「青眼の究極竜」が光属性なのは良いとしても、「マンモスの墓場」は見た目こそ闇属性・アンデット族ですがカード化した「マンモスの墓場」の属性と種族は地属性・恐竜族というどちらも合っていません。
仮にアニメもしくは原作の中では「マンモスの墓場」が闇属性・アンデット族だったとしても、属性反発作用という今まで聞いたこともないような効果で弱体化するのも面白いです。
「「砦を守る翼竜」の特技「飛行」!!」
「闇遊戯vs海馬」戦にて、闇遊戯のフィールドの「砦を守る翼竜」が攻撃された時に闇遊戯のセリフになります。
実は「砦を守る翼竜」には「飛行」という特技があり、相手モンスターの攻撃を35%の確率で回避することが出来るというものです。
この特技を使うことで「砦を守る翼竜」は戦闘破壊を免れることが出来ました。
カード化した「砦を守る翼竜」を知っているなら分かると思いますが、「砦を守る翼竜」は通常モンスターでありそんな特技があったことなんて誰も知りませんでした。
しかも回避できるのは35%という普通に低い確率なのがまた面白い点でもあります。
加えて言うならカード名が「砦を守る翼竜」なのに守らずに回避してしまっていいのかと言うツッコミどころもあり、一部では65%の確率で「砦を守る翼竜」等とも呼ばれてしまっています。
また「砦を守る翼竜」が攻撃を回避する際の「え、、、俺そんな能力あんのかよ!!」みたいな顔は何度見ても笑えます。
まとめ
遊戯王の初期はルール的な意味でもあまり固まっておらず、特殊効果だとか特技だと言われてしまえばそういうものとしてデュエルが進んでいきます。
今回紹介したように、闇遊戯の俺ルールはついつい笑ってしまうようなぶっ飛んだものもあるのでルールがしっかりした「バトルシティ編」以降では見られない面白さでもあります。
この記事で興味を持った人は一度初期の遊戯王のアニメもしくは原作を見てみることをおすすめします。
遊戯王のルールを分かっていても驚いてしまうような謎ルールは必見です。
またコチラの記事では俺ルールに負けない迷言のオンパレード特集を行なっております!
https://kata0003.net/duel-monsters-meigen-3579