先日発売したライトニング・オーバードライブにて光属性の「霊使い」リンクモンスター「照耀の光霊使いライナ」が登場し、汎用的な光属性リンクモンスターの追加だけでなく「霊使い」デッキの強化にも繋がりました。
そこで今回は新規カードを採用した「霊使い」「憑依装着」デッキレシピやその回し方などを紹介していきます。
あくまで「霊使い」や「憑依装着」を主軸としたファンデッキ構築になっていますので、その点はあらかじめご承知おきください。
「霊使い」デッキレシピ2021の紹介!
モンスターカード
「憑依装着-アウス」×1
「憑依装着-エリア」×1
「憑依装着-ヒータ」×1
「憑依装着-ウィン」×1
「憑依装着-ライナ」×1
「憑依装着-ダルク」×1
「地霊使いアウス」×1
「水霊使いエリア」×1
「火霊使いヒータ」×1
「風霊使いウィン」×1
「光霊使いライナ」×1
「闇霊使いダルク」×1
「デーモン・イーター」×1
「ジゴバイト」×1
「稲荷火」×1
「ランリュウ」×1
「妖精伝姫-カグヤ」×3
「太陽の魔術師エダ」×2
「ウィッチクラフトゴーレム・アルル」×1
魔法カード
「大霊術-「一輪」」×3
「憑依覚醒」×3
「精霊術の使い手」×3
「テラ・フォーミング」×1
罠カード
「憑依連携」×2
「憑依解放」×3
「大捕り物」×3
エクストラデッキ
「アルケミック・マジシャン」×1
「No.41 泥睡魔獣バグースカ」×1
「鳥銃士カステル」×1
「竜巻竜」×1
「深淵に潜む者」×1
「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン」×1
「旋壊のヴェスぺネイト」×1
「天霆號アーゼウス」×1
「崔嵬の地霊使いアウス」×1
「清冽の水霊使いエリア」×1
「灼熱の火霊使いヒータ」×1
「蒼翠の風霊使いウィン」×1
「照耀の光霊使いライナ」×1
「神聖魔皇后セレーネ」×1
「アクセスコード・トーカー」×1
「霊使い」デッキレシピ2021の回し方を紹介!!
デッキのコンセプトですが、「霊使い」モンスター等で相手モンスターのコントロールを奪ったり専用サポートカードで強化された「憑依装着」モンスターでビートダウンを行ったりすることでデュエルを有利に運ぶというものです。
ファンデッキということで「霊使い」や「憑依装着」の属性がばらけていますが、実際にデュエルする際は相手のデッキ内容に合わせて対応する属性の「霊使い」や「憑依装着」をサイドデッキから入れたりすれば事故率の軽減にも繋がるでしょう。
デッキの回し方ですが、まずはサポートカードやデッキのメインとなる「霊使い」や「憑依装着」モンスターを引き込んでいきます。
「妖精伝姫-カグヤ」なら召喚・特殊召喚成功時の効果で「憑依装着」モンスターをサーチできますし、専用サポートカードである「精霊術の使い手」なら手札コストを要する代わりに「霊使い」モンスター「憑依装着」モンスター「憑依」魔法・罠カードの内2枚をサーチ&セットできるため非常に優秀です。
「太陽の魔術師エダ」は召喚成功時に任意の「霊使い」を裏側守備表示でもリクルートすることができ、相手メインフェイズにフリーチェーンで裏側守備表示モンスターをリバースさせられます。
ただ「霊使い」や「憑依装着」を出しただけではデュエルで勝つことは難しいので、各種サポートカードを使っていくことで強化や耐性付与を行っていきます。
「憑依解放」は「霊使い」モンスターに戦闘耐性を付与することでコントロール奪取とその維持がしやすいだけでなく、「憑依装着」モンスターの強化や後続展開効果により「霊使い」モンスターのリクルートも可能です。
「憑依覚醒」は自分フィールドのモンスターの強化をしつつ「霊使い」モンスターと「憑依装着」モンスターに効果破壊耐性を付与し、ドロー効果によるハンドアドバンテージ獲得も狙えます。特に攻撃力強化効果は属性の異なるモンスターを展開するほど強化値が増えますし、2枚目以降の「憑依覚醒」を発動すれば重複して攻撃力強化が出来るため切り札級の火力でビートダウンすることも狙えます。
フィールド魔法の「大霊術-「一輪」」は条件を満たすことで相手が発動したモンスター効果を1ターンに1度無効にできるため、相手ターン中の戦術妨害を図っていけます。
新規カードである「照耀の光霊使いライナ」は、光属性はカードプールが多く「エフェクト・ヴェーラー」を筆頭にした汎用モンスターも多いことから蘇生効果を使える機会は少なくないです。
「照耀の光霊使いライナ」に限らず「霊使い」リンクモンスターは蘇生したモンスターと合わせて「神聖魔皇后セレーネ」のリンク召喚に繋げられるため、「神聖魔皇后セレーネ」の蘇生効果を使って「アクセスコード・トーカー」を出せば打点の高さと除去効果で活躍してくれるでしょう。
「霊使い」デッキレシピ2021の戦術例を紹介!!
具体的な戦術例ですが、回し方の所でも触れた基礎的な物をいくつか紹介します。
1つ目は「太陽の魔術師エダ」が手札にある時の戦術例です。
「太陽の魔術師エダ」を召喚し、その効果により相手のデッキに合わせた属性の「霊使い」モンスター1体を裏側守備表示でリクルートします。
これにより次の相手メインフェイズ、「太陽の魔術師エダ」の効果を使えば「霊使い」モンスターのコントロール奪取効果をフリーチェーンで使っていけます。
強力なモンスターを奪うのはもちろん、相手のコンボのキーカードとなるモンスターを奪ってしまうことで戦術崩壊も狙えます。
効果使用後はコントロールを取り返すために「霊使い」モンスターが狙われることになりますので、「憑依解放」をセットしておいたり「ウィッチクラフトゴーレム・アルル」が手札にある状況が望ましいです。
2つ目は「精霊術の使い手」で手札に引き込むカードの組み合わせ例です。
「憑依覚醒」をセット&任意の「憑依装着」モンスターをサーチします。
セットした「憑依覚醒」を発動し「憑依装着」モンスターを召喚することで1枚ドローが出来ます。手札にサーチした「憑依装着」モンスターと属性が異なる「使い魔」モンスター(「ジゴバイト」等のこと)がいればあちらを自己特殊召喚することで「憑依覚醒」の攻撃力強化値は600となり「憑依装着」モンスターは攻撃力2450となれます。
手札にもう1枚「憑依覚醒」があるならそれを発動すれば攻撃力強化値は計1200となり、「憑依装着」モンスターは攻撃力3050で効果破壊耐性を持つモンスターとなれるでしょう。
【精霊術の使い手】を改造するなら?
このデッキでは「憑依覚醒」によるドローはデッキの安定性を保つ重要なカードです。
その為、攻撃力1850の魔法使い族モンスターはなるべく減らしたくありません。
もし、改造するのであれば、攻撃力1850の魔法使い族モンスターを減らさずに、魔法使い族をサポートできるカードを採用したり、エクストラデッキのモンスターを自分の好みにアレンジしたり、汎用性の高いカードを入れることで対応性が上がります。
【精霊術の使い手】を改造するのであれば、この辺を意識して改造してみると良いかも知れません。
汎用性の高い魔法使い族サポートカードの紹介記事はコチラ!
【霊使いデッキレシピ2021】の回し方・戦術例を紹介!新規カードが増えて強化されたテーマ!
【霊使い】テーマは待ち望んだファンデッキという印象ですが、決してイラストアドが高いだけのデッキというわけでなく、カード間でのシナジーが見事に噛み合っている良テーマです。
今回紹介したテーマはファン構築ですが、「ドラグマ」や「シャドール」と組み合わせることで強力な構築にすることが出来ます。
イラストアドが高く、今後の強化も望めるテーマということです。
大会テーマではありませんが、ファンデッキの中でも使っていて楽しいテーマですので、是非気になった方は、今回の構築を参考にしていただければと思います!
精霊術の使い手3箱デッキレシピの紹介はコチラ!