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2022年3月19日に発売予定のデッキビルドパック タクティカル・マスターズにて新たに登場するテーマ3種の内1つである「神碑(ルーン)」の情報が判明しました。
そこで今回は「神碑」テーマの特徴や相性の良いカードなどについて紹介していきます。
「神碑(ルーン)」テーマの特徴を紹介!
【更新情報】「Vジャンプニュース」更新!
Vジャンプ4月特大号掲載カードを公開!
Vジャンプ4月特大号掲載記事:第3回 『デッキビルドパック タクティカル・マスターズ』の収録カードを公開!#遊戯王 #OCGhttps://t.co/t1pBZ8YrPH pic.twitter.com/e8ThxQIoRy— 【公式】YU-GI-OH.jp (@yu_gi_oh_jp) February 10, 2022
判明しているのは融合モンスターが2種・フィールド魔法カード1種・永続魔法カード1種・速攻魔法カード8種の計12種です。
驚いた人も多いかと思いますが、テーマカードの中にメインデッキに入るモンスターは1種類もありません。
速攻魔法カードは全て
発動後の次の自分のバトルフェイズをスキップする
というデメリットが付いており、
相手のデッキトップのカードを除外する効果を含む固有効果
あるいは
エクストラデッキから「神碑」モンスター1体をエクストラモンスターゾーンに特殊召喚する効果
のどちらかを選んで適用できるというのが特徴です。
融合モンスターの「神碑」モンスター2種はどちらもレベルも攻守も低く、サーチやサルベージをしたり自分フィールドのカードを守ったりできます。
神碑の泉
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
自分は相手ターンに「神碑」速攻魔法カードを手札から発動できる。
(2):1ターンに1度、自分が「神碑」速攻魔法カードを発動した場合、
自分の墓地の「神碑」速攻魔法カードを3枚まで対象として発動できる。
そのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。
その後、戻した数だけ自分はデッキからドローする。
パックのパッケージとなっていた「神碑の泉」はフィールド魔法カードであり、
相手ターンに「神碑」速攻魔法カードを手札から発動できるようになる永続効果と、1ターンに1度「神碑」速攻魔法カードの発動をトリガーに墓地の「神碑」速攻魔法カードを3枚までデッキボトムに戻してい戻した数だけドローする
という効果を持ちます。
神碑の誑かし
永続魔法
(1):「神碑の誑かし」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):自分または相手が速攻魔法カードを発動する度に発動する。
相手のデッキの上からカードを1枚除外する。
永続魔法カードの「神碑の誑かし」は
速攻魔法カードが発動される度に相手のデッキトップのカードを1枚除外する
という効果があります。
上記のカードの特徴を総合すると、
「神碑」は速攻魔法カードを主軸としながら相手のデッキ破壊をすることが目的のテーマ
であることが分かります。
多用することになる「神碑」速攻魔法カードのデメリットによってほとんど毎ターン自分はバトルフェイズを行えなくなるため、「神碑」速攻魔法カードや「神碑の誑かし」の効果を使って相手のデッキトップからカードを順に除外していき、最終的に相手のデッキ枚数を0にすることが主な勝利方法となるでしょう。
その際重要なのが「神碑の泉」であり、「神碑」速攻魔法カードの奇襲性を上げてくれるだけでなく、最大で3枚のドローが出来る効果によって「神碑」速攻魔法カード等を補充したりしていけます。
神碑の穂先
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
このカードの発動後、次の自分バトルフェイズをスキップする。
●デッキから「神碑の穂先」以外の「神碑」カード1枚を手札に加える。
その後、相手のデッキの上からカードを1枚除外する。
●EXデッキから「神碑」モンスター1体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。
「神碑の穂先」であれば「神碑の泉」をサーチすることが出来るため、手札切れを起こさないためにも「神碑の泉」は積極的に発動しておきたいカードと言えます。
「神碑」速攻魔法カードはいずれもカード名ターン1指定が付いているため、手札に重複した「神碑」速攻魔法カードを全て使うにはターンを跨ぐ必要がある点には注意が必要でしょう。
輝く炎の神碑
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
このカードの発動後、次の自分バトルフェイズをスキップする。
●特殊召喚された相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、相手のデッキの上からカードを2枚除外する。
●EXデッキから「神碑」モンスター1体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。
凍てつく呪いの神碑
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
このカードの発動後、次の自分バトルフェイズをスキップする。
●相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
その後、相手のデッキの上からカードを3枚除外する。
●EXデッキから「神碑」モンスター1体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。
当然ですが、モンスターをほとんど出さずバトルフェイズも行わなければ隙だらけになりますので、特殊召喚されたモンスターを破壊する「輝く炎の神碑」や効果モンスターの効果を無効にする「凍てつく呪いの神碑」を使うことで相手の盤面構築を妨害しつつもデッキ破壊をしていくことになるでしょう。
「神碑の泉」と融合モンスター以外のカードイラストが一人称視点となっているのも大きな特徴で、「神碑の穂先」のイラストにはスキルツリーのような物が出ていたりと、武器や魔法を駆使しながら様々な場所を旅するゲームのようでもあります。
「ヴァリアンツ」が対戦型のアーケードゲームのようだったことや、「ラビュリンス」が迷宮とそのボスモンスターをモチーフにしているという情報も踏まえるとタクティカル・マスターズで登場する3種のテーマはいずれも何かしらのゲームをモチーフにしているのかもしれません。
ちなみに「解呪の神碑」のイラストにいる二人組とよく似た二人が「王の襲来」のイラストにも描かれていることから、「神碑」と「ジェネレイド」は同じ世界観である可能性が高いです。
「神碑(ルーン)」テーマと相性の良いカード5選を紹介!
「アストラル・クリボー」
効果モンスター
星1/光属性/悪魔族/攻 100/守 100
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキの「No.」Xモンスター1体を相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
このカードのレベルは見せたモンスターのランクの数値と同じになる。
この効果で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに表側表示で存在する限り、
自分は「No.」XモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):フィールドのこのカードを素材としてX召喚した「No.」モンスターは以下の効果を得る。
●このカードは戦闘及び相手の効果では破壊されない。
「No.」エクシーズモンスター専用ではありますが、戦闘・効果で破壊されないモンスターを簡単に出すことが出来ます。
このカードを素材にした「No.」エクシーズモンスターを壁として利用しながらも「神碑」カードによるデッキ破壊をしていけるため相性が良いです。
「神碑」速攻魔法カードで簡単に出せるレベル3の「神碑の翼ムニン」、レベル4の「神碑の牙ゲーリ」を合わせて素材にしてしまえば無駄がありません。
その際には「アストラル・クリボー」の制約の都合もあるため、「神碑」速攻魔法カードで「神碑」融合モンスターを出してから「アストラル・クリボー」を自己特殊召喚させるという順番でなくてはならない点には要注意です。
エクシーズ召喚先としては、元々対象耐性を持つ「No.49 秘鳥フォーチュンチュン」なら戦闘・効果で破壊されず対象にも取れないモンスターとなるのでお勧めです。
「メタモルポット」(2022年12月現在では制限カード)
リバース・効果モンスター(制限カード)
星2/地属性/岩石族/攻 700/守 600
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
手札があるプレイヤーは、その手札を全て捨てる。
お互いにデッキから5枚ドローする。
お互いに手札を全て捨てて5枚ドローするリバース効果を持つ下級モンスターです。
デッキ破壊をする「神碑」にとっては確定で5枚ものデッキ破壊が出来るカードと言うこともでき、このカードの効果を使う際には手札の「神碑」速攻魔法カードをセットしておくなどすれば自分のハンドアドバンテージ獲得にも役立てられます。
そうでなくても墓地の「神碑」速攻魔法カードは「神碑の泉」でデッキに戻してドローソースに出来るため墓地へ行くことはそこまで気になりません。
本パックで再録される「皆既日食の書」とも非常に相性が良く、このカードの効果を複数回使用することで相手のデッキを破壊出来ます。
「成金ゴブリン」
通常魔法
(1):自分はデッキから1枚ドローする。
その後、相手は1000LP回復する。
相手のデッキ破壊をして勝利を目指す「神碑」では相手のライフがいくつあろうと関係ないため、このカードは実質的にデメリット無しの手札交換カードとなれます。
手札交換カードはデッキの安定力向上に役立ちますし、このカードにはカード名ターン1指定も無いことから手札で腐らないのも大きな利点です。
「魂吸収」
永続魔法
このカードのコントローラーはカードがゲームから除外される度に、
1枚につき500ライフポイント回復する。
カードが除外される度にその枚数×500自分のライフを回復する永続魔法カードです。
「神碑」速攻魔法カードの固有効果や「神碑の誑かし」で相手のカードを除外する度にライフを回復できるため、ライフが増えればその分相手の攻撃で負けづらくなります。
このカードの発動下では「黄金の雫の神碑」や「破壊の神碑」は1枚で2000ものライフを回復できるため、相手のデッキを破壊しつつも自分は大量回復することが狙えるでしょう。
「終焉の地」
速攻魔法
(1):相手がモンスターの特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキからフィールド魔法カード1枚を選んで発動する。
相手の特殊召喚をトリガーにデッキからフィールド魔法カードを発動できる速攻魔法カードです。
フィールド魔法へアクセスする手段としては汎用カードである「テラ・フォーミング」(2022年12月現在では制限カード)と「メタバース」があります。
「神碑」では「神碑の泉」を素早く発動できるため相性が良く、「終焉の地」は速攻魔法カードである故に「神碑の誑かし」のデッキ破壊にも貢献できますし、「神碑の泉」の効果は相手ターン中でも活かせることから発動までにタイムラグがある「メタバース」も問題なく活かせます。
キーカードである「神碑の泉」のアクセス手段として紹介しましたが、1度発動出来れば相手に破壊されるなどしても「神碑」速攻魔法カードで簡単に出せる「神碑の牙ゲーリ」でサルベージも可能なのでアクセス手段をどれくらい積むかは判断が難しい所でしょう。
「大熱波」
通常魔法
(1):自分メインフェイズ1開始時に発動できる。
次の自分ドローフェイズまで、お互いに効果モンスターを召喚・特殊召喚できない。
自分メインフェイズ1の開始時にのみ発動でき、次の自分ドローフェイズまでお互いの効果モンスターの召喚・特殊召喚を封じられます。
召喚と特殊召喚の両方を封じられることから拘束力が高く、通常召喚でのセットは可能なもののモンスターを展開することはまず不可能になります。
「神碑」デッキがモンスターを出す手段は「神碑」速攻魔法カードであり、あれらはフリーチェーンで発動できるため、「神碑」速攻魔法カードをドローフェイズに発動すれば自分はモンスターを出しつつもメインフェイズ1にこのカードを使ってのロックが可能です。
あくまで発動してから次の自分のドローフェイズまでと一時的ではありますが、その間に「神碑」テーマの動きでデッキ破壊を行っていけば勝利に近づけるでしょう。
「一時休戦」(2022年12月現在では制限カード)
通常魔法(制限カード)
(1):お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから1枚ドローする。
次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる。
お互いの1枚ドローし、次の相手ターン終了時までお互いが受ける全てのダメージを0にします。
「神碑」デッキが勝つのに相手のライフを削る必要は無いため、「神碑」にとってはデッキ圧縮をしつつも一時期な安全を得られるカードとして機能してくれます。
相手にも1枚ドローさせてしまうのはデメリットですが、戦闘・効果のいかなるダメージも受けずに済む点は防御性能として非常に高く、デュエル中盤以降でも性能を発揮できることも踏まえると利用価値は大いにあると言えるでしょう。
「ブラック・ホール」
通常魔法
(1):フィールドのモンスターを全て破壊する。
フィールドのモンスターを全て破壊する効果の通常魔法カードです。
発動条件やコストも無く非常にシンプルな全体除去ができ、「サンダー・ボルト」と違って自分フィールドのモンスターも巻き込みます。
「神碑」速攻魔法カードでは「神碑」融合モンスターをエクストラモンスターゾーンに出さなくてはいけないため、このカードは相手モンスターの除去だけでなく自分の「神碑」融合モンスターを除去することでエクストラモンスターゾーンを空けることも狙えるため相性が良いです。
「神碑の牙フレーキ」であれば、破壊された場合の効果で「神碑」速攻魔法カードのサルベージが出来るため、このカードでの一掃に巻き込むことでサルベージ手段としても利用できます。
後述の「スキルドレイン」と併せれば、効果破壊耐性を持つモンスターの除去も狙えるでしょう。
「次元の裂け目」
永続魔法
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いの墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かず除外される。
お互いの墓地へ送られるモンスターを除外する効果を持つ永続魔法カードです。
魔法カードをメインとする「神碑」デッキなら受ける影響は少ないので、相手の墓地利用を妨害するために利用していけます。
相手が墓地利用をほとんどしないデッキの場合は効果が薄いため、サイドデッキへの採用が検討出来ます。
「スキルドレイン」
永続罠
1000LPを払ってこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。
フィールドのモンスター効果を無効にする永続罠カードです。
言わずと知れたロックカードであり、モンスター効果に頼ることが多い昨今では特に拘束力が高いカードでもあります。
「神碑」カードだけで相手の行動を完全に抑えるのは難しいため、相手の行動抑制をこのカードに任せることで「神碑」カードはデッキ破壊の方に集中させることが狙えます。
自分の「神碑」融合モンスターの効果も無効化されてしまうのはネックですが、このカードの影響はあくまでフィールドにのみ及ぶため、「神碑の牙ゲーリ」等の持つ墓地で発動する効果は問題なく利用していけます。
「御前試合」「群雄割拠」「センサー万別」
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いのフィールドにそれぞれ1種類の属性のモンスターしか表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドの表側表示モンスターの属性が2種類以上の場合には
1種類になるように墓地へ送らなければならない。
属性や種族を参照してモンスターの展開を封じられる効果を持つ永続罠カードです。
「神碑」はテーマの特性上自分はモンスターを複数体並べないため、相手にのみロックを仕掛けることが狙えます。
どのカードがより刺さるかは相手のデッキ次第なのでサイドデッキへの投入が基本になりやすいですが、想定する相手が限られている場合などはメインデッキへの採用も検討出来ます。
展開力がある程度以上あるデッキなら3種全てが刺さらないというケースはかなり少ないため、枠が空いているのであれば全て採用してしまうというのも有りでしょう。
「パラドックス・フュージョン」
カウンター罠
(1):自分フィールドの表側表示の融合モンスター1体を除外して以下の効果を発動できる。
発動後2回目の自分エンドフェイズに、除外したそのモンスターは表側攻撃表示で自分フィールドに戻る。
●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。
自分フィールドの融合モンスターを発動後2回目の自分エンドフェイズまで除外することで、魔法・罠カードの発動・条件による特殊召喚のどれかを無効にして破壊できるカウンター罠カードです。
「神碑」テーマでは「神碑」速攻魔法カードを使えば簡単に融合モンスターをフィールドに用意できるため、対応範囲が広い強力なカウンター罠であるこのカードを使いやすいです。
また「神碑」融合モンスターを一時的にフィールドから離すことでエクストラモンスターゾーンを空けることができる点でも相性が良いです。
除外した融合モンスターが戻ってくるまでには時間がかかりますが、防御手段も複数採用することになる「神碑」デッキは中長期戦を得意としているためそこまで気になりません。
まとめ!
「神碑(ルーン)」テーマの勝ち筋は基本的に、デッキ破壊で勝利を目指すテーマデッキなので、個人的には賛否両論が分かれるテーマかと思います。
「神碑(ルーン)」テーマは他のデッキ破壊関連のカードや、相手を妨害する系のカードと組み合わせることで、より強力な構築に近づけることのできるテーマなので、今回紹介したカード以外にも、それらのカードと組み合わせて、デッキを組んでみると面白いでしょう。
ストーリー性も気になるテーマなので、今後の展開が楽しみなテーマです。
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「神碑(ルーン)」テーマについての別途紹介はコチラ⬇︎
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