ものすごい数のカードが存在する遊戯王OCGですが、中には洒落になっていたり意味不明だったり面白い名前のカードもあります。
そういったユニークなカード名は昔だけでなく最近のカードにもあり、ユーザーを性能面以外でも楽しませてくれます。
今回はそんな面白い名前のカードを日本語版に限って紹介します。
今回の面白いカードの選考基準は?
ユニークな名前のカードは本当に種類が多く、挙げ始めたらキリがないと言えるほどたくさんあります。
そんな中でも、今回は昔懐かしのモンスターカードの中から選出させてもらいました。
魔法・罠カードにももちろん面白い名前のカードはあるのですが、絵柄も含めてつい笑えてしまったりするのはモンスターに多いかと思います。
英語版の面白い名前のカードについてはコチラの記事で紹介しております。
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面白いネタカード集はコチラ、ネタに走りたい芸人デュエリスト必見!?
その他懐かしいカード達についての記事はコチラで紹介しております。
面白い名前のカードが多い遊戯王から一部抜粋!
「デーモンの召喚」
初代遊戯王こと遊戯王デュエルモンスターズの主人公である武藤遊戯の使用カードでもある有名なモンスターです。
このカードの名前を見た時不思議に思った方も多いのではないでしょうか。
カード名には「デーモンの召喚」と書かれていますが、絵柄に映っているのはデーモンのみのようですし、そもそも召喚も含めてモンスターの名前だとすればかなり変です。
仮にこのカード名がデーモンを召喚するための魔術を指しているとしてもモンスターのカード名になっているのは妙ですし、アニメでは避けられていた言い方ではあるもののこのモンスターを召喚する時には「「デーモンの召喚」を召喚!」という自分でも何を言ってるのかよく分からない召喚宣言になるため面白いです。
「マンモスの墓場」
前述の「デーモンの召喚」と同じく武藤遊戯の使用モンスターでもあります。
闇属性・アンデット族ではなく地属性・恐竜族というところにもツッコミどころはありますが今回はカード名のみに焦点を絞りましょう。
こちらも不可解なカード名をしていて、「マンモスの墓場」と言われても墓場とついている時点で普通に考えればモンスターではなく場所の名前だと思います。
しかしカードに映っているのはマンモスの骨らしきもので、アニメでもマンモスの骨が相手に攻撃を繰り広げていました。
ちなみに似たモンスターとして「マンモス・ゾンビ」が別に存在し、なおさら紛らわしいことになっている点も楽しいです。
「アイツ」「コイツ」「ソイツ」「ドイツ」
これはぱっと見で面白いカード名のモンスターたちです。
まずネーミングが手抜きにしか見えませんし、イラストも紙飛行機に乗っている人のような何かと面白いです。
「アイツ」は「コイツ」と、「ソイツ」は「ドイツ」と組み合わせることで真価を発揮するという性能を持っています。
ユニオンとして装備することで大幅強化されるわけですが、実際にプレイしたら「「アイツ」に「コイツ」を装備する!」という、カード名くらい覚えろと言われかねない面白いセリフになります。
「尾も白い黒猫」
読んでみれば分かる通り、「面白い」と「尾も白い」がかかった洒落になっています。
そこまでは一目で分かりますが、このカードの名前は「尾も白い黒猫」ですのでその正体は黒猫になります。
カードイラストから察するに、光の陰影と見間違えてしまいそうですが、尻尾の半分だけでなく顔の半分や胴と足の一部分も白いということかと思われます。
白いのは尾だけではないので尾も白いという表現が合いますが、ここまで白い部分があると黒猫であるという方の説得力が微妙になってしまいますし不思議です。
「かつて神と呼ばれた亀」「後に亀と呼ばれる神」
恐らく同一の存在であると思われる、2種類のカード名が文章のようになっている珍しいモンスターカードです。
名前から察するに、昔は神と呼ばれていたが今では亀と呼ばれている存在がイラストに映っているのだと思われます。
その背景ですが、この亀がいる場所が同じ神殿だとすればかなりの時間の経過が窺えます。
また「忘却の海底神殿」にも似ていることから、神殿で神として崇められていたことが想像できます。
とはいえ、どちらのカード名にもある通り呼び名が変わっただけなのだとすれば、何もしていないのに神として崇められたというのも考えにくく、果たしてこのピンク色(この点も謎ですが)の亀のように見える生き物(?)はただの亀と言ってしまっていいものなのか。
謎は深まるばかりで想像が膨らみます。
まとめ
面白かったり不思議な名前のカードを紹介しましたが、これはあくまで遊戯王の中のごく一部に過ぎません。
カードの中には完全に馴染んでいて気づかなかっけどよく考えたら面白い名前というものも沢山ありますので、そういったユニークなカードを探すのも楽しいです。
面白い名前のカードは最近でも続々登場していますので、これを機にカード名に注目してみるのも良いかと思います。