皆さん突然ですが「雲魔物」を覚えているでしょうか?
初登場したのは2007年7月21日「グラディエーター・アサルト」で登場してから長いこと新規強化がされなかったテーマでございます!
今回「ダーク・ネオストーム」で11年ぶりに新規カードである「雲魔物の雲核」が収録され「雲魔物」を愛用していた私にとっては非常に嬉しい朗報でした!
私の意見はさておき今回収録された「雲魔物の雲核」が加わった新規「雲魔物」デッキレシピの紹介と行きたいと思います。
「雲魔物」の特徴は?もう一度おさらいしてみよう!
11年間新規カードがなかった故に「そもそも雲魔物って何??」や「雲魔物ってなんだっけ?」と言う方も多いかと思いますので軽くおさらいをして行きたいと思います!
「雲魔物」は一部を抜かし水属性・天使族で統一されたテーマでフォッグカウンターと呼ばれるカウンターを駆使して効果を発動するのと一部を抜かして以下の共通効果を持ちます。
・このカードは戦闘によっては破壊されない。 ・このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。 ・このカードの召喚に成功した時、 フィールド上に存在する「雲魔物」と名のついたモンスターの数だけ このカードにフォッグカウンターを置く。
召喚成功時にフィールドに存在する「雲魔物」の数だけフォッグカウンターを置くことが出来ます。
この効果は自身も含むため召喚時に最低でも1つフォッグカウンターを置くことが出来ます。
もう一つは戦闘では破壊されない効果と守備表示になった際に自壊する効果です。
戦闘では破壊されないものの守備表示に出来ない上攻撃力が全体的に低い為、ただ単に攻撃力表示で「雲魔物」を立たせているだけだとサウンドバックにされてしまいます。
水属性のサポートカードは多く「サルベージ」などのサポートを受けられる点と天使族なのでこちらのサポートも受けられる点で優秀なテーマのはずなのですが長いこと強化されずいました。
しかし今回の新規「雲魔物」カードの収録で光が見えてきたのではないでしょうか?
次は新規「雲魔物」魔法カードである「雲魔物の雲核」について見て行きたいと思います。
「雲魔物の雲核」効果について
通常魔法 このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):手札から「雲魔物」モンスター1体を捨て、 フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 対象のモンスターにそのレベルの数だけフォッグカウンターを置く。 (2):自分の墓地からこのカードと「雲魔物」モンスター1体を除外して発動できる。 デッキから「雲魔物」モンスター1体を特殊召喚する。
効果が2つあり1ターンにいずれか1つしか使えない効果で1つ目は手札の「雲魔物」を捨てる事でフィールドのモンスター1体を対象に捨てた「雲魔物」のレベル分フォッグカウンターを置くことが出来ます。
フォッグカウンターを使い効果を発動する「雲魔物」にとっては嬉しい効果であり、「雲魔物」を墓地に送りコストにはするものの墓地に落ちた「雲魔物」はサルベージや「カメンレオン」で蘇生出来るのでそこまでコストの心配をする必要は無いかと思います。
もう一つの効果が墓地のこのカードと「雲魔物」を除外する事で「雲魔物」をデッキから特殊召喚出来る効果です。
デッキからの特殊召喚なのでフォッグカウンターは乗らないもののレベルを問わないので「雲魔物 アイ・オブ・ザ・タイフーン」を特殊召喚出来るものの「雲魔物」と効果がやや噛み合わない点があるのでこちらを出すよりエクシーズ素材やリンク素材になるモンスターデッキから特殊召喚すると割り切った方が良いでしょう。
しかしデッキから特殊召喚出来る効果は展開が重要な「雲魔物」デッキでは大きく活躍する事でしょう!
またこちらの記事では「雲魔物の雲核」についてより詳しく考察した記事となっております。
https://kata0003.net/claudia-emissions-and-aerosols-2832
次はこのカードを使った「雲魔物」デッキレシピの紹介をして行きたいと思います。
「雲魔物」デッキレシピ
モンスターカード
・雲魔物–タービュランス×3
・雲魔物−スモーク・ボール×3
・雲魔物−アルトス×2
・雲魔物−キロスタス×2
・雲魔物ーストーム・ドラゴン×2
・グリズリーマザー×3
・召喚層−サモンプリースト×1
・増殖する−G×2
・カメンレオン×1
・A・ジェネクス・バードマン×1
魔法カード
・フォッグコントロール×3
・予想GUY×3
・おろかな副葬×2
・雲魔物の雲核×3「新規」
・強制転移×3
・馬の骨の対価×2
・貪欲な壺×2
・ソウル・チャージ×1
・死者蘇生×1
・ハーピィの羽根帚×1
エクストラデッキ
・PSYフレームロード・Ω×1
・鎖龍蛇-スカルデット×1
・ヴァレルロード・ドラゴン×1
・ヴァレルソード・ドラゴン×1
・トロイメア・ユニコーン×1
・トライゲート・ウィザード×2
・トロイメア・ケルベロス×1
・バイナル・ソーサレス×1
・トロイメア・ユニコーン×1
・マスターボーイ×1
・セキュリティ・ドラゴン×1
・リンク・スパイダー×1
・リンクリボー×2
「雲魔物」デッキカード解説
雲魔物–タービュランス
このデッキの主役モンスターで新規カードである「雲魔物の雲核」と最高に相性の良いカードで「雲魔物の雲核」の(1)の効果を使えばこのカードの効果で「雲魔物−スモーク・ボール」を連続で展開できリンク召喚を連続で行うことが出来ます。
グリズリーマザー
戦闘で破壊されるとリクルート出来る効果を持っておりますが特殊召喚ではフォッグカウンターは乗らないものの「雲魔物−スモーク・ボール」同様に「強制転移」と相性が良く相手の強力なモンスターを奪いつつこのモンスターに攻撃し自分の場にモンスターを展開することが出来ます。
A・ジェネクス・バードマン
「雲魔物」と相性が良く効果を使い終わった「雲魔物」を手札に戻し再度召喚し効果を発動出来る為高相性です。
トライゲート・ウィザード
リンク3モンスターで「雲魔物–タービュランス」の効果のおかげで相互リンクが作りやすいこのデッキとは相性の良いリンクモンスターであり、効果も相互リンクを3つ繋げれば相手のモンスター・魔法・罠の効果を無効に出来るので、自分の場にリンクモンスターを展開しつつこちらの守りも固めることが出来ます。
今回は使用頻度が高いと感じたので2枚採用しましたが1枚の採用でも全然問題ありません。
バイナル・ソーサレス
コチラも「トライゲート・ウィザード」同様に相互リンクする事で力を発揮するリンク2モンスターです。
相互リンク2体以上で全ての能力を発揮出来るので、「トライゲート・ウィザード」と一緒に展開したいモンスターです。
各トロイメアモンスター
「トロイメア」モンスターも相互リンクする事で効力を発揮するので上記の2枚と相性が良いです。
こちらも相互リンクをしていく段階で状況に応じて「トロイメア」モンスターを選んで行くと良いでしょう。
フォッグコントロール
「雲魔物」をリリースする事でフィールドのモンスターにフォッグカウンターを乗せることが出来ます。
このデッキでは展開要員の要である「雲魔物–タービュランス」とは相性が良く「雲魔物–タービュランス」の効果で1体目の「雲魔物–フォッグ・ボール」を出してその「雲魔物–フォッグ・ボール」をコストにする事でで「雲魔物–フォッグ・ボール」を3体展開し、リンク召喚に繋げていけます。
リンク召喚に特化したさせる場合必須魔法の1枚です。
おろかな副葬
基本的に新規カードである「雲魔物の雲核」をの墓地で発動出来る効果を使う為にこのカードを採用しております。
強制転移
このデッキで相手に送りたいモンスターは「グリズリーマザー」や攻撃力の低い「雲魔物−スモーク・ボール」でこのデッキと非常に相性が良い魔法カードです。
相手依存にはなるもののリンクモンスターを奪ってこちらのリンクモンスターと相互リンクさせてしまうのも手でしょう。
リンクモンスターを奪うことに特化するのであれば「強制切断」の方を採用しても良いでしょう。
貪欲な壺
このデッキの場合リンク召喚を連続で行う関係上墓地にモンスターが溜まりやすくこのカードを使う機会が多いです。
今回は多めに2枚の採用ですが多すぎると思った場合は1枚でも問題は無いかと思います。
「雲魔物」デッキの回し方
「雲魔物−タービュランス」の特殊召喚効果を何度も使い、連続でリンク召喚を決めて行きます。
このデッキでは「フォッグ・コントロール」や新規カードである「雲魔物の雲核」なども使って行き「雲魔物−タービュランス」にフォッグカウンターを乗せることができるのでこちらも積極的に使って行きます。
「雲魔物−タービュランス」の効果で「雲魔物−スモーク・ボール」を展開後は相互リンクする様にリンクモンスターを展開して行きます。
相互リンクの方法は長くなるので省きますが、最初に「リンクリボー」を展開してそこから各リンクモンスターを使い相互リンクをしフィールドを制圧しながらデュエルを有利に進めて行くのがリンク型の「雲魔物」デッキとなっております。
「雲魔物」デッキを改造してみるなら?
「雲魔物」は種類が多くはない為改造するのであれば、他に「雲魔物」をサポート出来るカードやリンク召喚の補助をしてくれるカードを入れて見ても良いかも知れません。
後はエクストラデッキのモンスターを好みに応じて変えて見るのも良いでしょう!
「雲魔物」はリンク召喚以外にもエクシーズ召喚も狙えるのでエクシーズモンスターを採用したい方はしても問題ありません。
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「雲魔物」デッキのまとめ
今回は約10年ぶりに新規カードが収録した「雲魔物」デッキレシピの紹介でした!
「雲魔物」自体はこれまでずっと使われて来たテーマでしたが何度も言う通り約10年間の間新規カードが無かったテーマでもあります!
個人的には気に入っているテーマだけあって今回の新規カードを機に色々な「雲魔物」が登場してくれると嬉しいです!「出来れば可愛らしくて強いのをお願いします(笑)」