遊戯王OCGにはあまりにも性能が高すぎるカードなどが存在します。
その優秀さはこれから先カード効果が相当変わらない限り禁止カードから緩和されそうにないほどで、ある種黒歴史のような扱いを受けています。
今回はそんな頭おかしいカードについて紹介していきます。
今回の選考基準は?
性能が高すぎて禁止カードになったカードだけでなく、用途が不明過ぎて誰も採用しないカードも選出しました。
強力な方では現在禁止カードは相当数種類がある中でも、特に性能が高すぎてユーザーの中でも頭おかしいだとか禁止カード化待ったなしなどと評価されたカードに絞ります。
用途がほぼほぼないというカードですが、よっぽど使えないと思える効果でもカードの組み合わせによっては使えるという場合が多くこちらの方が種類が少ないです。
かつて環境を支配した禁止カード集はコチラです、ぶっ壊れ禁止カード達の歴史を皆さんで振り返りましょう。
強力なものからある意味で頭おかしいカードたち!
「強欲な壺」(禁止カード)
皆さんご存知ドローソースカードの頂点と言ってもいいほど優秀な通常魔法カードです。
ノーコストで2枚ドローするため単純に手札が1枚増えるという、どんなデッキに採用しても良い方向で働く効果です。
遊戯王では手札が多ければ多いほど有利になると言っても過言ではなく、シンプルイズベストなドローソースであったがために禁止カードになり戻ってくることは恐らくないでしょう。
「第六感」(禁止カード)
サイコロの目を2つ予想し、振ったサイコロの出た目が予想した2つの内どちらかならその数までドロー、外れたならその枚数分デッキの上からカードを墓地へ送る通常罠カードです。
罠カードだから1ターンかかるし効果もサイコロの出目によって変わってしまうと思うかもしれませんが、当たっても外れても使ったプレイヤーが損になることはまずないカードです。
5か6を宣言すれば当たった場合には5枚もしくは6枚のドローという圧倒的なハンドアドバンテージを得ますし、外れてもその枚数分墓地肥やしが出来るため墓地アドバンテージを得られます。
サイコロの目が1の場合には得が少ないですが、「出たら目」を使えば6分の4の確率で6を出せる上に最小値も2になるので有利になること間違いなしです。
「苦渋の選択」(禁止カード)
自分のデッキからカードを5枚選択し、その中から相手が選んだ1枚だけを手札に加えて残りのカードを墓地へおくる通常魔法です。
このカードの最大に魅力は、手札に加えられるのは相手が選んだカードという点ではなく、デッキから好きなカード4枚を墓地へ送れることにあります。
相手が選ぶ以上サーチ効果として使えるはずもなく、単に墓地へ送りたいカード5枚をデッキから選ぶことで通常魔法であるこのカード1枚で4枚の墓地アドバンテージを獲得できるのです。
それだけで優秀すぎるカードと言えるでしょう。
「星守の騎士 プトレマイオス」(禁止カード)
頭がおかしいと言われるカードは何も古いカードだけではありません。
汎用ランク4エクシーズモンスターにしてエクシーズ素材を3つ取り除くことで「No.」以外のエクシーズモンスターに自発的にランクアップできるというとんでもない効果を持っています。
最も多く使われたのがこのカードの効果で「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」にランクアップし、更に「サイバー・ドラゴン・インフェニティ」にランクアップさせるというコンボです。
機械族レベル5モンスター2体という召喚難易度が比較的高めの「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」の素材を並べる必要がなく、レベル4モンスター3体を並べることさえできればかなり優秀な制圧力と除去能力を持つ「サイバー・ドラゴン・インフェニティ」に繋げられるのは強力としか言えません。
「謙虚な番兵」
自分の手札を公開してその中からカード1枚をデッキに戻すという通常魔法カードです。
このカード単体で使用した場合、相手に手札を見せることに加えて更に手札が1枚デッキに戻るという正真正銘デメリット効果しかありません。
ただ手札に来て欲しくなかったカードをデッキに戻すだけなら複数枚戻せる上に戻した数だけドローできる「打ち出の小槌」が存在するためこちらを選ぶ理由は1つも見つからないです。
更に他のカードと組み合わせるという場合にも、他に上位互換が存在するので何のために使えばいいのか分からないカードです。
まとめ
強すぎて即刻禁止カードになったカードもある中、それとは真逆で用途がほぼないカードも紹介しました。
強力過ぎるにしろ用途が分からないにしろ、インフレによる過去カードのチート化は仕方ないことかもしれませんが運営はもう少し考えてからカードを出したほうが良いかなと思います。
頭おかしいと言われるようなカードは出ない方が良いので、今後もそんなカードが登場しないように祈ります。