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遊戯王に留まらず、カードゲームにある程度熱中したことがある人ならパックのサーチという言葉を聞いたこともあるかと思います。
今回はそんなパックのサーチ行為について書いていきますので、経験がある人もない人も改めてしっかり考えていけたらと思います。
カードゲームにおけるパックサーチとは?サーチ行為は犯罪問題になる場合も?
まずそもそもパックサーチとは何なのかについてですが、端的に言えばパックを開封せずに中にレアリティの高いカードが入っているかを当てる行為全般のことを指します。
詳しくは後述しますが手法は色々あり、慣れ等によって更に的中率を上げることが可能です。
そういった手法を使ってサーチを行えばレアリティが高いカードが入っているパックの身を選んで購入することもできます。
当然そんなことをされてしまえば販売店としては商売あがったりですし、カード製作会社も売り上げを伸ばせません。
そのためパック販売店やカードゲーム制作会社にとってはデメリットにしかならない行為です。
レアリティが高いカードがどのパックに入っているのが分かるに越したことはないと思うかもしれませんが、この行為は決定的な問題点を抱えています。
このパックサーチというのは場合によっては犯罪になり得るということです。
サーチの手法の中でもパックに触れる方法は的中率が高いのですが、そういったサーチ行為によって、パックの中のカードが傷つけられてしまえば、それは立派な器物損壊罪になります。
またパック売り場でサーチをするために、超時間立ち止まっていればそれは業務妨害罪にもなります。
パックサーチをしようとした結果、警察沙汰になり今挙げたような犯罪を犯したとして捕まってしまえば懲役もしくは罰金です。
レアリティの高いカードが欲しいという気持ちはカードゲームユーザーとしては誰しもが持っているものですが、だからと言って犯罪に手を染めて良いわけがありません。
そもそも、高くても数千円のレアカードのためにサーチした結果が、数十万円の罰金では割に合わないどころか、自分の人生にまで犯罪歴を付けることにもなるのです。
パックサーチに使われる手法は?有名なものを一部紹介!
これから見せるパックは、お店できちんと会計し購入したものです。
画像ではサーチの方法の一部をお見せしていますが、何度も言いますが、サーチを推奨している訳ではありません。
お店でのこの様な行為は犯罪になりますので、絶対にやめましょう。
滑りサーチ
一番有名な手法とも言えるほど一般的にも知られているサーチ方法です。
パックの空気を抜き(パックを両手の平で挟むようにする)裏返してから当てた親指を横にずらすようにするというものです。
スーパーレア以上のカードはカードイラストの加工により、ノーマルカードよりも滑りやすいという特徴を使うわけです。
慣れがあればかなり高い確率でスーパーレア以上のカードが入ったパックを当てられます。
前述したようにパックに触れるサーチ方法なので、中のカードを傷つける可能性は多分にあります。
段差サーチ
滑りサーチに近い方法ですが、こちらはスーパーレア以上が入っているか、スーパーレアが入っているか、ウルトラレア以上が入っているかのサーチが出来ます。
パックの仕様上、スーパーレアカードは後ろから2番目であり、ウルトラレア以上は、パックの1番後ろに入っているという特徴を利用した手法になります。
パックの空気を抜き、パック内のカードを全て上下左右のどこかに揃えます。
そこからパックの表面から見て一番後ろのカード1枚を指でずらします。
滑らなかったらスーパーレア以上は入っておらず、2枚のカードがくっついて動いたらスーパーレア、1枚しか動かなかったらウルトラレア以上という判別になります。
サーチ行為は辞めましょう
パックのサーチは単純に店側にとって迷惑な行為です。
「店の迷惑なんて関係ない」と思う人もいるかもしれませんが、それで警察沙汰になれば取り返しがつかないことになります。
面白半分でやったとしても、店員がサーチ行為をしていると判断してしまえば警察に通報されて連行されることも。
そんなことで時間もお金も無駄にする必要はないですし、罰金を払うくらいならピン挿しや箱買いをしたほうがずっと安く済みます。
最近はテーマデッキを作るにはぜひとも3枚積みしたいカードに限ってスーパーレアだったりする場合も多く、手っ取り早くレア度の高いカードが欲しくなる気持ちは、いちユーザーである私にも分かります。
とはいえ、パックのサーチ行為などという犯罪の危険性を常に抱えている方法を選ぶのは良くないことです。
どれだけ熱中していてもカードゲームもゲームですので、イカサマや犯罪といった倫理観に欠けることはしないようにより多くの人が楽しむことが出来たら良いと切に願います。