遊戯王には天使族という種族が存在します。昔からあるポピュラーな種族の内の1つであり、様々なテーマやカテゴリのカードが含まれています。
今回はそんな天使族をサポート出来る効果を持つカードを一覧で紹介していきますので、天使族デッキ等を構築する際には採用候補として参考にしてみてください。
目次
天使族サポートカード一覧!
「幻奏の音女セレナ」
天使族モンスターには強力な効果を持つ最上級モンスターも多数存在するため、それらをアドバンス召喚したい際には役に立ちます。
似た効果だけでなく戦闘耐性も持つ「ジェルエンデュオ」もいますが、あちらは光属性・天使族限定ですので気を付けましょう。
「アテナ」
「アテナ」以外のフィールドの天使族モンスターをコストにすることで自分の墓地の天使族モンスターを特殊召喚できる効果と、フィールドに天使族モンスターが召喚・特殊召喚・反転召喚される度に相手に600ダメージを与える効果を持ちます。
天使族上級モンスターと相性が良く、「堕天使スペルビア」とは特に相性が良く、1ターンで2体の天使族上級モンスターを展開することが可能です。
また相手に600ダメージを与える効果は1ターンに1度の制限が無いので、上手くいけば大ダメージを与えることもできます。
「光神テテュス」
「凡骨の意地」同様に自分がドローしたカードが天使族モンスターである限りドローし続けられます。
トリガーには効果によるドローも含まれるため、「増殖するG」等と併せれば相手ターン中の大量ドローも視野に入ります。
天使族モンスターの割合が多いデッキであればドローソースとして有用です。
「失楽の魔女」
相手メインフェイズに自身をリリースすることでレベル4の天使族モンスター1体をリクルートできるため、リクルート先次第では不意打ちで相手の妨害やロックをかけることも可能です。
レベル4の天使族という条件は緩めですので、今後の将来性にも期待できる優秀なカードと言えます。
「大天使クリスティア」
自己特殊召喚できる条件は限られておりいつでも使えるわけではありませんが、成功すれば墓地の天使族モンスター1体のサルベージが出来ます。
自己特殊召喚効果を持っているだけで特殊召喚モンスターではないので、アドバンス召喚や他のカードの効果による特殊召喚も可能です。
特殊召喚封じのロック効果は高いステータスも相まって非常に強力です。
「堕天使スペルビア」
先にこのカードを蘇生することで、実質的に蘇生カード1枚で2体のモンスターを蘇生することが出来ます。
このカード自体のステータスが高いため最上級天使族モンスターを蘇生して総攻撃することも出来ますし、高ランクエクシーズ等に繋げることも容易です。
あくまで蘇生時にしか効果を発動できないため、事前に墓地に送っておく手段は用意しておいた方が良いでしょう。
「宣告者」モンスター
天使族モンスターをコストにして相手の妨害を行うことを得意としているカード群です。
中でも「朱光の宣告者」はモンスター効果の発動を無効にして破壊できるため使いやすいです。
「宣告者の神巫」
墓地肥やしとリクルートのどちらの効果も優秀であり、デッキを回すための起点としても機能させられます。
レベル増加効果とリリース時のリクルート効果から儀式召喚と併せれば無理なく2つの効果を利用できますが、墓地を肥やしつつレベルの操作が出来るチューナーである点を活かしてシンクロやエクシーズと併せるのも有りです。
「トリアス・ヒエラルキア」
天使族モンスターをリリースすることで特殊召喚でき、その数に応じて追加で除去やドローを行えます。
相手メインフェイズにも特殊召喚が出来るためサクリファイスエスケープとして使えるのはもちろん、天使族であればリリースするのはトークンでも良いので盤面や併せるカード次第では大きなアドバンテージを稼ぐことも可能です。
「天空神騎士ロードパーシアス」
リンクが3なのでどんな天使族デッキでも出しやすいというわけではありませんが、「天空の聖域」関連や天使族をサポートする効果は優秀なので展開力に自信があるならエクストラデッキに採用してみても良いかと思います。
ライフコストとデッキの枠を取りはしますが、「創造の代行者 ヴィーナス」で「神聖なる球体」をリクルートすれば手札消費1枚からリンク召喚を狙うことは可能です。
「神の居城-ヴァルハラ」
レベルに関係なく天使族モンスターを特殊召喚出来るため、高レベル天使族モンスターを多数採用しているデッキでは事故率の軽減として機能します。
高レベル天使族モンスターをそこまで採用していない場合でも展開の起点として使ったり、召喚権を温存したい時などには非常に便利なカードです。
特別な理由がない限り専用サーチ効果を持つ「ヘカテリス」とのセット採用が推奨されます。
「コート・オブ・ジャスティス」
「神の居城-ヴァルハラ」とは効果の使用条件に明確に差があり、こちらはサーチが出来ないという違いがあります。
レベル1の天使族モンスターをフィールドに出しやすいデッキであれば「神の居城-ヴァルハラ」よりもこちらを優先する価値はあります。
「光神化」
自分のメインフェイズに使うのであれば「神の居城-ヴァルハラ」の方が優秀ですが、速攻魔法である点を活かして相手ターン中やバトルフェイズに発動していくと良いです。
相手ターンに不意打ちとして前述した「大天使クリスティア」を出せば一時的なロックとして機能しますし、半減するのは攻撃力だけなので守備表示で出せば相手の攻め手を制限することも出来ます。
「ダグラの剣」
このカードを装備することで天使族モンスターの火力向上とライフ回復を一緒に狙えます。
攻撃力の上昇値はそこまで多くないですが、天使族関連カードにはライフポイントの差を参照する物もあるのでそれらと併せて使うと有効かと思います。
「天空の聖域」
天使族サポートカードとしてはすっかりお馴染みのフィールド魔法カードです。
このカードがあるだけで被ダメージがぐっと小さくなりますし、関連カードも複数存在するので様々な恩恵を受けることが出来ます。
「パーシアスの神域」
天使族モンスターを全体強化しつつセットした魔法・罠カードを守れたり、墓地の天使族モンスター及びカウンター罠カードをデッキトップに戻せます。
強化の数値は少ないですが、魔法・罠カードを事前除去から守れるのは強力であり各種カウンター罠や「聖なるバリア -ミラーフォース-」を筆頭にした事前除去に弱い強力な罠カードを使いやすくなります。
墓地アドバンテージの損失はあるもののキーカードとなる天使族モンスターの再利用を図れたり、使い勝手が良いカードでもあります。
「奇跡の光臨」
天使族専用の除外版「リビングデッドの呼び声」とも言えるカードです。
コスト等で除外した天使族モンスターを帰還させるためには有用なカードであり、「リビングデッドの呼び声」同様に帰還させたモンスターが破壊以外の方法でフィールドから離れた場合発動したこのカードは魔法&罠ゾーンに残る点には要注意です。
天使族サポート・サーチカードについてのまとめ!
天使族関連のサポートカードは着実とその数を増やしているので、構築したいデッキとの相性をよく考えて採用を検討するのが良いかと思います。
また天使族モンスターの多くは光属性でもあるので、天使族サポートだけでなく光属性サポートカードの恩恵も受けられることは大きな利点でもあります。
中には光属性・天使族をサポートするカードもありますが、「堕天使」テーマのように光属性以外の天使族モンスターを利用したい際には条件に当てはまるか否かに注意が必要です。