2025年3月に価格高騰が予想されるカード6選!【遊戯王OCG】

2025年3月が始まったところで、今月にシングル価格が上がりそうなカードを予想していきます。

あくまで予想なので必ず当たるわけではありませんが、今回紹介するカードの中には既に価格が上がり始めているものもあるので、売買を検討している方は参考にいただければ幸いです。

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2025年3月にシングル価格の高騰が予想されるカード6選

「アイス・ライゼオル」

アイス・ライゼオル

効果モンスター
星4/光属性/炎族/攻1700/守1000
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚したターン、自分はランク4のXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードが召喚した場合に発動できる。
デッキから「アイス・ライゼオル」以外の「ライゼオル」モンスター1体を特殊召喚する。

比較的使いやすい自己特殊召喚効果に加えて、召喚成功時効果では「ライゼオル」モンスターをリクルートできるため「ライゼオル」デッキの展開の起点となれるカードです。

このカードで「ソード・ライゼオル」「エクス・ライゼオル」といった特殊召喚成功時に使えるサーチ効果を持つものをリクルートすれば展開をしつつも、その後の更なる動きに繋ぐことができます。

1の自己特殊召喚効果は状況を選ばずに利用することができることから、相手の妨害でランク4エクシーズの素材を揃え辛い場合のケア手段としても活用できます。

「ライゼオル」デッキは昨今の大会環境において使用率・戦績共にトップレベルとなっているため「ライゼオル」デッキには3枚積みが推奨されるキーカードでありレアリティも高いこのカードは今後の価格上昇が予想されるでしょう。

「魔を刻むデモンスミス」

魔を刻むデモンスミス

効果モンスター(制限カード)
星6/光属性/悪魔族/攻1800/守2400
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「デモンスミス」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの「デモンスミス」装備カード1枚とフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
(3):このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地から他の悪魔族・光属性モンスター1体をデッキ・EXデッキに戻して発動できる。
このカードを特殊召喚する。

「デモンスミス」テーマの中核を担うカードであり、初動として機能するだけでなく除去手段としても利用できる上に各種召喚方法の素材としても活用できるため強力です。

「デモンスミス」は出張性能が非常に高いことも有名ですし、採用することで展開を更に伸ばしたり盤面の制圧力を上げたりが狙えます。

大会環境での活躍ぶりからこのカードは現在制限カードに規制されていますが、2月の大会環境でも「デモンスミス」を組み込んだ「破械」「クリストロン」「白き森」等のデッキが好成績を残していたので、価格が上昇傾向になるでしょう。

「再世の魔神ベミドバル」

再世の魔神 ベミドバル

効果モンスター
星8/地属性/悪魔族/攻2500/守2500
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは攻撃力か守備力が2500の手札の他のモンスター1体を相手に見せ、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
「再世の魔神 ベミドバル」以外の自分のデッキ・除外状態の「リジェネシス」カード1枚を手札に加える。
(3):このカードが墓地へ送られた相手ターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを手札に加える。

自己特殊召喚条件にフィールドを参照せずサーチ効果も持っていることから「リジェネシス」テーマにおいて初動となれるキーカードです。

このカードでのサーチ先にはカード種類の指定が無いことから、他の「リジェネシス」モンスターをサーチすれば、このカードの存在が自己特殊召喚の条件を満たすことでスムーズに展開ができます。

状況次第では「天地再世」を引き込むことで、簡易的に妨害手段を用意できます。

「リジェネシス」テーマはその特性上攻撃力か守備力が2500のモンスターを利用するテーマとは混合構築がしやすく、2月の大会環境では「竜華」「ディアベル」「ライゼオル」などと組み合わせた構築が好成績を残したことで注目を集めました。

「リジェネシス」を組み込む上でこのカードはフル投入が推奨されるので、レアリティの高さも相まって価格が上がりやすいでかと思われます。

「マルチャミー・ニャルス」

マルチャミー・ニャルス

効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻 100/守 600
このカードの効果を発動するターン、
自分はこのカード以外の「マルチャミー」モンスターの効果を1度しか発動できない。
(1):自分・相手ターンに、自分フィールドにカードが存在しない場合、
このカードを手札から捨てて発動できる。
このターン中、以下の効果を適用する。
●相手が墓地・除外状態のモンスターを特殊召喚する度に、自分は1枚ドローする。
●エンドフェイズに、自分の手札が相手フィールドのカードの数+6枚より多い場合、
その差の数だけ自分の手札をランダムにデッキに戻す。

「マルチャミー」モンスターの内の1体であり、このカードでのドローは墓地・除外状態からの特殊召喚に対応しています。

昨今の大会環境では「ライゼオル」や「M∀LICE」など展開力の高いデッキが多いことから「マルチャミー」モンスターの採用率は確実に上昇しており、帰還を多用する「M∀LICE」に対して有効ということから、このカードをサイドデッキに採用しているデッキもかなり増えました。

デッキによってはメインデッキに「マルチャミー・フワロス」「マルチャミー・プルリア」サイドデッキに「マルチャミー・ニャルス」をそれぞれフル投入するという構築など「マルチャミー」モンスターの使用率はかなり高くなっています。

このカードは他の「マルチャミー」モンスターよりも刺さるデッキがある程度限定されていることから、メインデッキに採用するというのは見かけませんが、上記のようなサイドデッキへの採用率上昇により今後価格が上がることが予想できます。

「黄金狂エルドリッチ」

融合・効果モンスター
星10/光属性/アンデット族/攻3800/守3500
「エルドリッチ」モンスター+レベル5以上のアンデット族モンスター
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
カード名を「黄金卿エルドリッチ」として扱う。
(2):フィールドのこのカードは戦闘・効果では破壊されない。
(3):自分フィールドのアンデット族モンスター1体をリリースし、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールを得る。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃できず、効果を発動できない。

「エルドリッチ」テーマの融合モンスターであり、高い攻守に加え戦闘・効果破壊耐性とコントロール奪取効果を持っています。

「エルドリッチ」デッキのガチ構築の主流であったロック効果の永続罠カードを利用する構築では、融合召喚に手間がかかるこのカードは採用を見送られがちでしたが、1月末に発売した基本パック アライアンス・インサイトにて「黄金郷のアンヘルカイド」が登場したことで、このカードの出しやすさは飛躍的に上昇しました。

「黄金郷のアンヘルカイド」の登場によりこのカードは需要が大きく増加し、登場以前と比べて、このカードの流通量が減ったため、しばらくは価格が上昇傾向になるでしょう。

「オノマト連携」

オノマト連携

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札を1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから以下のモンスターの内1体ずつ、合計2体までを手札に加える。
●「ズババ」モンスター
●「ガガガ」モンスター
●「ゴゴゴ」モンスター
●「ドドド」モンスター

手札1枚をコストに「ズババ」「ガガガ」「ゴゴゴ」「ドドド」の各モンスターのそれぞれ1体ずつ、合計2体までサーチできる通常魔法カードです。

手札コストとこのカードを消費し2枚サーチすることで2:2交換ができ、特殊召喚効果やサーチ効果など展開に役立つモンスターを引き込めば、その後の動きに役立てられます。

2025年4月に発売予定の基本パック デュエリスト・アドバンスにて「オノマト」が強化され、新規カードを利用すれば手札消費1枚から大量展開も行えるため、サーチ効果を持つこのカードはデッキの安定力を上げられるだけでなく、相手からの妨害に対するコンボの貫通力を上げる上でも利用することができます。

デュエリスト・アドバンスでの「オノマト」強化を機に注目が集まっているので、高レアリティ仕様のものは特に価格が上がりやすいでしょう。

まとめ

2025年3月に高騰予想されるカードの傾向としては、1月リミットレギュレーションで結果を出した「デモンスミス」や「ライゼオル」などに関連したものです。

2025年1月リミットレギュレーションで「ライゼオル」関連のカードが多く規制され、弱体化したと思われたのも束の間「スター・ライゼオル」「ライゼオル・マスドライバー」が新規追加されたことで、再び大会で結果を残し、それらの対抗策であるメタカードも価格高騰しました。

2025年2月と3月では、環境に大きな変化はないことが予想されることから、今回紹介したカードは徐々に値上がりすることも視野に入れる必要があるでしょう。

また、2025年4月に発売予定の基本パック デュエリスト・アドバンスの情報が徐々に公開されていくごとに高騰するカードが出てくることも考えられるので、常に最新情報は追っておくことをおすすめします。

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