コイントス効果を持つモンスター・魔法・罠カード一覧!決まれば強いカードを厳選!【遊戯王OCG】【マスターデュエル】

遊戯王コイントス

遊戯王にはギャンブルカードと呼ばれるものが2種類存在します。

運さえ良ければどんなデッキ相手にも勝利できる強力なパワーを持っているのが、ギャンブルカードであり、運が悪ければ不利どころか自滅までし得るというのも大きな特徴です。

ギャンブルカードの内の1種類であるコイントスを行う効果を持つカードについて紹介します。

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遊戯王の強力なコイントスモンスター一覧

「アルカナフォースXXI-THE WORLD」

効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻3100/守3100
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
コイントスを1回行い、その裏表によって以下の効果を得る。
●表:自分のエンドフェイズ時に
自分フィールド上のモンスター2体を墓地へ送って発動できる。
次の相手ターンをスキップする。
●裏:相手のドローフェイズ毎に、
相手の墓地の一番上のカードを相手の手札に加える。

コイントスと密接に関わるテーマである「アルカナフォース」の切り札の内の1体です。

召喚・反転召喚・特殊召喚成功時のコイントスが表であれば、自分フィールドのモンスター2体を墓地へ送ることで相手ターンをスキップする強力無比な効果を使えます。

このカード自体のステータスも高く、ターンごとスキップするため相手に反撃することすら許さずに攻勢に出ることができます。

このカードをどうやってフィールドに出すか・コイントスを表にするか・コストとなるモンスターの確保と懸念点は多いですが、決まれば強いことは間違いないです。

コチラではこのカードについてより詳しく紹介しております。某マンガのラスボスみたいに時を止めたい方必見⬇︎

「アルカナフォースXXI-THE WORLD」で出来るずっと俺のターン!コンボや相性の良いカードを紹介!

「ツインバレル・ドラゴン」

効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1700/守 200
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して発動する。
コイントスを2回行い、2回とも表だった場合、選択したカードを破壊する。

2回のコイントスで両方とも表であれば、相手フィールドのカード1枚を破壊できます。

このカードは下級モンスターであり攻撃力も準アタッカー級にある上にコイントスで裏が出た場合のデメリットもないため、使いやすい1枚です。

「リボルバー・ドラゴン」「トゥーン・リボルバー・ドラゴン」

効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2600/守2200
(1):1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
コイントスを3回行い、その内2回以上が表だった場合、そのモンスターを破壊する。

1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象にし、コイントスを3回行いその内の2回以上が表の場合、そのモンスターを破壊出来る効果を持っているモンスターです。

効果自体は確定除去ではない為、パワー面で言えば他のカードに劣りますが、種族・属性のサポートが豊富な点と「ガトリング・ドラゴン」の融合素材である点など、専用の構築をすれば、このカードを使ってバンデット・キースの様なデッキを組むこともできます。

「デスペラード・リボルバー・ドラゴン」

効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻2800/守2200
(1):自分フィールドの機械族・闇属性モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
コイントスを3回行う。
表が出た数までフィールドの表側表示モンスターを選んで破壊する。
3回とも表だった場合、さらに自分はデッキから1枚ドローする。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
コイントスを行う効果を持つレベル7以下のモンスター1体をデッキから手札に加える。

自分・相手のバトルフェイズにコイントスを3回行い表が出た数までモンスターを対象を取らない破壊することができ、3回とも表であれば追加で自分は1枚ドローできます。

高レベルではありますが、闇属性・機械族モンスターが破壊された場合に手札から自己特殊召喚できるため「ツインバレル・ドラゴン」などと併せて、採用すると使いやすいでしょう。

「時の魔術師」

効果モンスター
星2/光属性/魔法使い族/攻 500/守 400
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
コイントスを1回行い、裏表を当てる。
当たった場合、相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
ハズレの場合、自分フィールドのモンスターを全て破壊し、
自分は表側表示で破壊されたモンスターの攻撃力を合計した数値の半分のダメージを受ける。

コイントス効果を持つ、モンスターの代表と言えるモンスターです。

コイントスを行い裏表をあて、当たった場合は相手フィールドのモンスターを全破壊、外れた場合は自分フィールドのモンスターを全破壊+破壊したモンスターに応じたダメージを自分が受けるハイリスクハイリターンな効果です。

ハイリターンがある故に一発逆転もできる、ギャンブルカードらしいギャンブルカードです。

「ブローバック・ドラゴン」

効果モンスター
星6/闇属性/機械族/攻2300/守1200
(1):1ターンに1度、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
コイントスを3回行い、その内2回以上が表だった場合、その相手のカードを破壊する。

コイントスを3回行い、2回以上が表であれば相手フィールドのカード1枚を破壊できます。

レベルも高いため「ツインバレル・ドラゴン」より火力が出せ、なおかつ「デスペラード・リボルバー・ドラゴン」とは違って魔法・罠カードの破壊も可能な点が差になります。こちらもデメリットがないため、気兼ねなく効果を使えます。

「Ms.JUDGE」

効果モンスター
星4/光属性/悪魔族/攻1800/守 600
「Ms.JUDGE」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手のカードの効果が発動した場合、
その処理を行う時にコイントスを2回行い、
2回とも表だった場合、その効果を無効にする。

1ターンに1度カード効果が発動した場合、コイントスを2回行い2回とも表であればその効果を無効にできる下級モンスターです。

準アタッカーの火力を持っており魔法・罠カードの発動に対しても使えるため、コイントスで2回とも表を出すことができれば、マストカウンターを狙って相手のコンボを妨害するのに役立ちます。

「一撃必殺侍」

一撃必殺侍

効果モンスター
星4/風属性/戦士族/攻1200/守1200
(1):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。
コイントスを1回行い、裏表を当てる。
当たった場合、その相手モンスターを破壊する。

このカードが戦闘を行う場合のダメージ計算前にコイントスを行い、当たった場合相手を効果によって破壊できるモンスターです。

簡単に言ってしまえば、コイントスが当たれば相手の攻撃力に関係なく、相手モンスターを破壊できる効果を持っております。

「サンド・ギャンブラー」

サンド・ギャンブラー

効果モンスター
星3/光属性/魔法使い族/攻 300/守1600
コイントスを3回行う。
3回とも表だった場合、相手フィールド上モンスターを全て破壊する。
3回とも裏だった場合、自分フィールド上モンスターを全て破壊する。
この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに使用する事ができる。

コイントスを行い、3回とも表が出れば、相手の全てのモンスターを全て破壊することが出来ます。

逆に3回とも裏が出てしまえば自分のモンスターを全て破壊する、正に1発逆転のカードにふさわしいギャンブルモンスターです。

効果の成功確率は12.5%と非常に低いですが「銃砲撃」を使えば成功確率100%や「セカンドチャンス」「エンタメデュエル」との併用でドローなど使いどころがない訳ではありません。

「伝説の賭博師」

伝説の賭博師

効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻 500/守1400
コイントスを3回行う。
3回とも表だった場合、相手フィールド上モンスターを全て破壊する。
2回表だった場合、相手の手札をランダムに1枚捨てる。
1回表だった場合、自分フィールド上に存在するカード1枚を破壊する。
3回とも裏だった場合、自分の手札を全て捨てる。
この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに使用する事ができる。

コチラも「サンド・ギャンブラー」同様に3回コイントスを行い、表の数によって効果が変わります。

  • 3回表であれば、相手のモンスターを全て破壊
  • 2回表であれば、相手の手札を1枚ランダムに捨てさせる
  • 1回表であれば、自分フィールドに存在するカードを破壊する

効果を持っており、3回とも裏の場合、自分の手札を全て捨てる効果を持っています。

1回表以下はデメリットになりますが、3回裏である手札を全て捨てる効果は「暗黒界」との併用であれば一応コンボは可能です。

効果の確率は

  • 3回表が8分の1
  • 2回表が8分の3
  • 1回表が8分の3
  • 3回裏が8分の1

となります。

イラストは「サンド・ギャンブラー」に似ており、リメイクを意識したものかと思われます。

「Couple of Aces」

Couple of Aces

効果モンスター
星2/地属性/天使族/攻 100/守 100
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合に発動できる。
コイントスを1回行う。
表だった場合、このカードを自分フィールドに特殊召喚する。
裏だった場合、このカードを相手フィールドに特殊召喚する。
(2):このカードの(1)の効果で特殊召喚に成功した場合に発動する。
自分はデッキから2枚ドローする。

コイントスが表なら自分、裏なら相手のフィールドに自身を特殊召喚し、1の効果での特殊召喚成功時にコントローラーは2枚ドローする効果があります。

2つの効果は連動しているため、実質的にコイントスの結果次第で自分か相手がモンスター1体と2枚ドローのアドバンテージを得ることになります。

表が出ればモンスター1体を展開しつつ2枚ドローが出来るため、ドローしたカードの利用や、このカードを各種召喚方法の素材として使うことで、更なる展開に繋ぐことも可能です。

裏が出た場合は相手フィールドにモンスター1体と2枚のドローを与えるという非常に大きなディスアドバンテージとなりますが、相手にドローさせることがメリットとなるカードと組み合わせたり、攻撃表示で特殊召喚し、攻撃の的にしたりといった運用も可能です。

カード名とイラストからも分かるように「カップ・オブ・エース」のパロディカードであり、モンスターの特殊召喚というボードアドバンテージが追加された分このカードの方がよりハイリスク・ハイリターンになっていると言えます。

「運否の天賦羅-EBI」

運否の天賦羅-EBI

ペンデュラム・通常モンスター
星3/炎属性/水族/攻1600/守 0
【Pスケール:青8/赤8】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のPゾーンのカード1枚を対象として発動できる。
コイントスを1回行い、その裏表によって以下の効果を適用する。
●表:そのカードを特殊召喚する。
●裏:そのカードを破壊し、自分はそのPスケール×300LPを失う。
【モンスター情報】
話題沸騰のEDO-FRONTに。
ここの天賦羅はスケールの大きさもさる事ながら、その美しい造形には「金賦羅」の異名も付くほど。
最新鋭の設備と異文化感に溢れた港内ですが、どこか懐かしさを感じる芳醇な香りも漂い、
時折パチパチと鳴り響く小気味良い音色に心も揚ガります。
念願の天賦羅でしたが、周辺空域の荒れ模様に左右される為本日は一切入港されず…。
運が悪かったとはいえ、その後の予定も白紙にせざるを得ませんでした。
1年間心待ちにしていただけに誠に遺憾ではありますが、今回の対応については星3が妥当かと思います。

コイントス効果を持つ初のペンデュラムモンスターです。ペンデュラム効果は、自分のPゾーンのカードを対象にコイントスを行い、表なら特殊召喚、裏なら破壊してスケール×300のライフを失います。

破壊された場合にも効果を発揮する「メタルフォーゼ」などを対象にすれば、どちらの結果でも損をしにくいのがポイントです。

序盤の展開では「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」の素材確保に役立ち、「ペンデュラム・スイッチ」よりも扱いやすい場面があります。また、通常モンスターでレベル3のため「マテリアクトル」からサーチできる点も優秀です。

高スケールを対象にするとライフコストが大きくなるため注意は必要ですが、破壊されてもアドに繋がるデッキなら安定して機能します。

「折々の紙神」

折々の紙神

効果モンスター
星1/闇属性/天使族/攻 100/守 0
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
裏が出るまでコイントスを行う。
表が出た数2回につき1枚、自分はドローする。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、自分・相手がコイントスを行う度に発動する。
そのコイントスで表が出た数1回につき1度、このカードの攻撃力は倍になる。

コイントスに大きく依存する独特なモンスターであり、起動効果は「裏が出るまでコイントス」を続け、表が2回出るごとにカードを1枚ドローできます。

運が良ければ大量ドローも可能ですが、1枚引ける確率は25%程度で、狙って安定して使うのは難しい効果と言えます。

もう1つの誘発効果は、自分や相手がコイントスを行うたびに、表が出た数だけ攻撃力が倍化するものです。

攻撃力100からでも、連続で表を引けば一気に数千以上に跳ね上がります。「銃砲撃」の様に複数回のコイントスを行うカードや、装備魔法で基礎攻撃力を底上げしてから使うと現実的な突破力を得やすいでしょう。

また「地獄の暴走召喚」で並べれば火力が大幅に上昇し、ワンショットも狙えます。安定性は低いものの、コイントスを活かすデッキなら一発逆転の切り札となる1枚です。

「表裏の女神」

表裏の女神

効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻 950/守 700
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「表裏の女神」以外のコイントスを行う効果を持つモンスター1体を手札に加える。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
コイントスを1回行い、裏表を当てる。
当たった場合、自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力は、ターン終了時まで倍になる。
ハズレの場合、自分フィールドのモンスターを全て墓地へ送り、自分は1枚ドローする。

召喚・特殊召喚成功時に同名以外のコイントス効果を持つモンスターをサーチできる効果を持ちます。

「アルカナフォース」を始めとしたコイントスデッキの初動を安定させ「アルカナフォースXIX-THE SUN」を呼び出せばそのまま展開に繋げられます。さらに光属性・レベル合計10を活かし「カオス・アンヘル-混沌の双翼-」のシンクロ召喚も可能です。

もう1つの効果はコイントスの成否で分かれ、成功すれば自分フィールド全体の攻撃力を倍化、失敗すれば自分モンスターをすべて墓地へ送り1ドローします。

成功時の爆発力は高いものの、外したときのリスクも大きいため、自分しか場にいない状況で使うのが安全です。ただし、デメリットを抱えたモンスターや相手から奪ったモンスターを処理する手段として利用もできます。

元となった「きまぐれの女神」をより大胆にリメイクした、ギャンブル性の強い1枚です。

「面子蝙蝠」

面子蝙蝠

チューナー・効果モンスター
星1/地属性/鳥獣族/攻 0/守 0
(1):1ターンに3度まで、相手がモンスターを召喚・特殊召喚した場合、
その内の1体を対象として発動できる。
コイントスを1回行う。
表だった場合、そのモンスターを表側攻撃表示にする。
裏だった場合、そのモンスターを裏側守備表示にする。
(2):1ターンに1度、このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、
フィールドのモンスターがリバースした場合、または表側表示モンスターが裏側守備表示になった場合、
その内の1体を対象として発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
そのモンスターを表側攻撃表示か裏側守備表示にする。

相手の動きを制限できるコイントス効果を持つモンスターです。相手がモンスターを召喚・特殊召喚したときにコイントスを行います。

  • 表なら攻撃表示にする
  • 裏なら裏側守備表示にする

裏側守備にできれば攻撃や効果を封じて融合以外の素材にも使えず、さらにこの効果は1ターンに3回まで使えるため、相手は展開するたびに大きなリスクを負うことになります。

実際、モンスターを2体並べても1体以上が裏側守備にされる可能性は高く、大きな牽制となるでしょう。

ただし、召喚・特殊召喚時に発動する誘発効果までは止められない点には注意が必要です。

もう1つの効果は、リバースしたモンスターや裏側守備表示になったモンスターを表側攻撃表示か裏側守備表示に変更できるものです。1つ目の効果と組み合わせれば狙った表示形式に固定でき、自分のリバースモンスターの再利用にもつながります。運任せの要素を持ちながらも、戦術的に扱える妨害札と言えるギャンブルモンスターです。

「時の魔導士」

時の魔導士

融合・効果モンスター
星5/光属性/魔法使い族/攻2000/守1900
「時の魔術師」+効果モンスター
(1):1ターンに1度、このカードが融合召喚されている場合に発動できる。
コイントスを1回行い、裏表を当てる。
当たった場合、フィールドのモンスターを全て破壊し、
相手は表側表示で破壊されたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値の半分のダメージを受ける。
ハズレの場合、フィールドのモンスターを全て破壊し、
自分は表側表示で破壊されたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値の半分のダメージを受ける。

「時の魔術師」+効果モンスターを素材に指定する融合モンスターであり、フィールドのモンスターを全て破壊して破壊したモンスターの元々の攻撃力を合計した数値の半分のダメージをコイントスの裏表を当てた場合は相手に、ハズレの場合は自分に与えるという効果を持ちます。

素材指定の緩さから、「時の魔術師」あるいは融合素材代用モンスターと「超融合」を使えば相手モンスターを融合素材に巻き込むことができ、このカードの効果で除去できない効果破壊耐性を持つモンスターを素材として、処理することも狙えます。

またレベルが5と低いため「簡易融合」でも簡単に出すことができるため、「簡易融合」を一掃除去カードのように扱うことも可能です。

効果は「時の魔術師」と違い確実にフィールドのモンスターを全て破壊できる代わりに、バーンを与えるプレイヤーがコイントスを当てたかどうかによって決まります。

大きなバーンが狙えるかどうかはフィールドのモンスターのステータス次第ですが、上手くいけば一掃とバーンをした後で展開したモンスターを使って直接攻撃することで勝利することも狙えるため、高いリスクを覚悟するだけの価値は十分あるでしょう。

「E・HERO カオス・ネオス」

E・HERO カオス・ネオス

融合・効果モンスター
星9/闇属性/戦士族/攻3000/守2500
「E・HERO ネオス」+「N・ブラック・パンサー」+「N・グロー・モス」
自分フィールド上に存在する上記のカードをデッキに戻した場合のみ、
融合デッキから特殊召喚が可能(「融合」魔法カードは必要としない)。
エンドフェイズ時にこのカードを融合デッキに戻し、
フィールド上に存在する全ての表側表示モンスターをセットした状態にする。
コイントスを3回行い、表が出た回数によって以下の処理を行う。
この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズ1に使用する事ができる。
●3回:相手フィールド上に存在する全てのモンスターを破壊する。
●2回:このターン相手フィールド上に表側表示で存在する効果モンスターは全て効果が無効化される。
●1回:自分フィールド上に存在する全てのモンスターを持ち主の手札に戻す。

  • 「E・HERO ネオス」+「N・ブラック・パンサー」+「N・グロー・モス」の3体コンタクト融合で出せる融合モンスターであり、3回のコイントスの結果によって異なる効果を適用する効果。
  • エンドフェイズに自身をエクストラデッキに戻して、全てのモンスターをセットする効果。

を持ちます。

コイントスでは

  • 表が3回出れば相手フィールドのモンスターを一掃
  • 表が2回出れば1ターン限定で相手フィールドのモンスター効果無効化
  • 1回表が出れば自分フィールドのモンスターを全て手札に戻す。

3体コンタクト融合という消費に対して効果が運次第なこともあるため安定して運用するのは難しいですが、コイントスが決まれば相手フィールドのモンスターを一掃後に直接攻撃で大ダメージを与えられます。

「フェイバリット・コンタクト」なら素材をフィールドに並べずに済みますし、「E・HERO ネオス」をデッキに戻してこのカードを出せば、エンドフェイズにエクストラデッキに戻らずに済む上に、コイントス効果で自身がバウンスされることもなくなるため効果を使いやすくなります。

「ガトリング・ドラゴン」

ガトリング・ドラゴン

融合・効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻2600/守1200
「リボルバー・ドラゴン」+「ブローバック・ドラゴン」
コイントスを3回行う。
表が出た数だけ、フィールド上のモンスターを破壊する。
この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに使用する事ができる。

「リボルバー・ ドラゴン」+「ブローバック・ドラゴン」で融合召喚できるモンスターです。

機械族である上に融合モンスターも「融合徴兵」などでサーチでき、「パワー・ボンド」「オーバーロード・フュージョン」などで、融合召喚出来るのもこのカードの強みです。

効果は至って単純でコイントスを3回行い、表の数だけフィールドのモンスターを破壊することができます。

このカードの長所は確定除去でない為、「スターダスト・ドラゴン」などで防御出来ない点であったり、対象を取らない破壊効果なので「オベリスクの巨神兵」などを破壊できたりとこのカードならではの強みです。

強力なコイントス魔法・罠カード一覧

「カップ・オブ・エース」

通常魔法
(1):コイントスを1回行う。
表だった場合、自分はデッキから2枚ドローする。
裏だった場合、相手はデッキから2枚ドローする。

コイントスを行い表が出れば自分が2枚ドロー、裏が出れば相手が2枚ドローと非常にシンプルなギャンブルカードです。

表さえ出せれば実質「強欲な壺」として使えるので、確実にハンドアドバンテージを獲得できます。

裏になっても何かしらの利点を生めるようにした方が良いですが、採用するデッキの内容次第なので、その点も検討すると良いでしょう。

「ダーク・サンクチュアリ」

フィールド魔法
(1):自分の「ウィジャ盤」の効果で「死のメッセージ」カードを出す場合、
そのカードを通常モンスター(悪魔族・闇・星1・攻/守0)として特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したカードは「ウィジャ盤」以外のカードの効果を受けず、攻撃対象にされない
(この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での相手の攻撃は自分への直接攻撃になる)。
(2):相手モンスターの攻撃宣言時に発動する。
コイントスを1回行う。
表だった場合、その攻撃を無効にし、その相手モンスターの攻撃力の半分のダメージを相手に与える。

「ウィジャ盤」を全く採用していなくても、2つ目のコイントスを行う効果は問題なく使えます。

コイントスで表を出せれば相手モンスターの攻撃を無効にしつつ、攻撃モンスターの攻撃力の半分のダメージを相手に与えられます。

これによって相手は攻撃が通るかどうかが2分の1になる上に効果ダメージまで覚悟しなくてはならなくなるため、牽制として機能する上に相手のライフが低い場合であれば、相手は攻撃すること自体が一か八かの賭けになるため、戦況を有利にできます。

「運命の分かれ道」

通常罠
お互いのプレイヤーはそれぞれコイントスを1回行い、
表が出た場合は2000ライフポイント回復し、
裏が出た場合は2000ポイントダメージを受ける。

お互いのプレイヤーはコイントスで表が出れば2000回復、裏が出れば2000ダメージの効果を持ちます。

最上の結果である、相手が裏で自分は表になれば4000ものライフアドバンテージの獲得になります。

当然逆になる可能性もあるので、スリルのあるギャンブルができるカードです。

「死神の巡遊」

永続罠
相手ターンのスタンバイフェイズ時にコイントスを1回行い以下の効果を適用する。
●表:相手はエンドフェイズ時まで召喚・反転召喚する事ができない。
●裏:自分は次の自分のターン召喚・反転召喚する事ができない。

相手ターンのスタンバイフェイズにコイントスを行い、表であれば相手の召喚・反転召喚を封じ裏であれば自分は次の自分のターン召喚・反転召喚を封じられます。

表を出すことが出来れば相手の召喚を封じられるため、展開を大きく妨害できます。

複数回の特殊召喚も容易になった高速化した昨今の遊戯王であれど、展開のための起点となるモンスターを通常召喚する運用が多いです。

通常召喚を全くせずにモンスターを展開できるデッキはそこまで多くないため、このカードの妨害能力は依然高いです。

「デビル・コメディアン」

通常罠
(1):コイントスを1回行い、コインの裏表を当てる。
当たった場合、相手の墓地のカードを全て除外する。
ハズレの場合、相手の墓地のカードの枚数分、
自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。

コイントス効果を持つカードにしては珍しく、裏表を当てても外れても自分のメリットに繋げやすいカードです。

当てたなら相手の墓地利用を妨げられます。外れたなら自分の墓地肥やしができます。

特に当てた場合の効果は相手のデッキ次第では、致命的な一撃になり得るので強力です。

「ヘッド・ジャッジング」

永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分または相手がフィールドのモンスターの効果を発動した時に発動できる。
発動したそのプレイヤーはコイントスを1回行い、裏表を当てる。
当たった場合、このカードは墓地へ送られる。
ハズレの場合、その発動を無効にし、
そのモンスターのコントロールをそのプレイヤーから見て相手に移す。

フィールドのモンスターの効果が発動した時に発動でき、コイントスを行い裏表が当たった場合はこのカードを墓地へ送り、外れた場合はそのモンスター効果の発動を無効にし、コントロールを相手に移します。

裏表が外れた場合に自分にメリットになるという珍しいカードであり、相手モンスターに使うことで発動された効果を無効にしつつ、コントロールを奪取できます。

またデメリット効果などを持つ自分のモンスターの効果発動に対して、このカードを使うことで相手に押し付けるプレイングもできます。

上記運用はいざという時に便利なので、覚えておくと良いでしょう。

「モンスターBOX」

永続罠
このカードのコントローラーは自分スタンバイフェイズ毎に500LPを払う。
またはLPを払わずにこのカードを破壊する。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動する。
コイントスを1回行い、裏表を当てる。
当たった場合、その攻撃モンスターの攻撃力は、
このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、バトルフェイズ終了時まで0になる。

コイントスの裏表を当てることで、相手の攻撃モンスターの攻撃力をバトルフェイズ終了時まで0にできます。

自分フィールドにモンスターが存在し、このカードでコイントスを当てられれば大抵の場合は返り討ちにできます。

維持コストはあるものの、「ダーク・サンクチュアリ」同様、相手にとっては攻撃することを躊躇うには十分なほど強力な効果です。

「ラッキーパンチ」

永続罠
1ターンに1度、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
コイントスを3回行い、3回とも表だった場合、
自分はデッキからカードを3枚ドローする。
3回とも裏だった場合、このカードを破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊された場合、
自分は6000ライフポイントを失う。

相手モンスターの攻撃宣言時にコイントスを3回行い3回とも表であれば3枚ドローできますが、3回とも裏であれば自身を破壊し6000ライフを失うことになります。

3回とも表か3回とも裏でなければメリットにもデメリットにもならないため、それも含めて大きな賭けになります。

上手く決まれば3枚ドローと非常に大きなハンドアドバンテージになりますが、6000ライフを失うのは表側表示のこのカードが破壊された場合なので、相手の魔法・罠カード除去にも十分気を付けなければなりません。

「ギャンブル」

ギャンブル

通常罠
相手の手札が6枚以上、自分の手札が2枚以下の場合に発動する事ができる。
コイントスを1回行い裏表を当てる。
当たった場合、自分の手札が5枚になるようにデッキからカードをドローする。
ハズレの場合、次の自分のターンをスキップする。

相手の手札が6枚以上で自分の手札が2枚以下の場合に発動でき、コイントスの裏表を

  • 当てれば自分は手札が5枚になるようにドロー
  • ハズレの場合は次の自分ターンをスキップする

通常罠カードです。

発動条件が厳しく、「自分の先攻1ターン目にこのカードをセットし、手札を2枚以下にし、次の相手のドローフェイズに発動する」というような運用であれば、発動が狙えますが、逆にそれ以外の状況では発動条件が満たされること自体がほぼ無いでしょう。

コイントスが当たった場合には3~5枚ものドローが出来るという非常に大きなハンドアドバンテージを得られますが、ハズレた場合のターンスキップはリスクとして極めて大きく、高速化した昨今では特に敗色濃厚となります。

総合すると発動すること自体が難しいだけでなく、発動出来たとしてもメリットとなるかデメリットとなるかはコイントスを当てられるか次第となるため、極めてハイリスク・ハイリターンなカードと言えます。

「大金星!?」

大金星!?

通常罠
1から12までの任意のレベルを宣言して発動できる。
お互いのプレイヤーはそれぞれコイントスを1回行い、どちらも表が出た場合、
自分フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターのレベルは宣言したレベルになる。
どちらも裏が出た場合、自分は宣言したレベルの数×500ライフポイントを失う。

1~12のレベルを宣言してお互いのプレイヤーがコイントスを行い、どちらも表であれば自分フィールドのモンスターのレベルを宣言したものに変えられ、どちらも裏であれば宣言したレベルの数×500ライフを失う通常罠カードです。

成功確率が4分の1と低いですが、上手くいけば自分フィールドのモンスターのレベルを大きく変えることが狙えます。

高いレベルを宣言すれば「F.A.」や「フォーチュンレディ」であれば大幅な強化となるほか、高ランクエクシーズを狙う際にも活用していけます。

ただし、4分の1の確率で自分はライフを失うことになり、上記の運用を考えて出来るだけ高いレベルを宣言したいことも踏まえると、大失敗の時の失うライフは非常に大きくなりやすいです。

また2分の1の確率であるお互いのコイントスの結果が異なった場合にはレベルの変更もなければ、ライフを失うこともありません。

このカードを発動した時点で、レベルを変更することを想定してモンスターを並べているはずであり、それらの用途が狭まるのは明確なデメリットと言えます。

成功確率が低く、成功したとしてもこのカード単体ではメリットにならないことから使い勝手が良いとは言えません。

しかし、組み合わせるカードによっては上手く決まった場合にワンターンキルを狙うことも可能でしょう。

【特別枠】他のカードでコイントスが行われた場合に効果を発揮するカード

「セカンド・チャンス」

セカンド・チャンス

永続魔法
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか適用できない。
(1):自分がコイントスを行う効果を適用する際に、 コイントスを最初からやり直す事ができる。

このカードを発動しておけば、ターンに1度コイントスを最初からやり直せるようになります。

チャンスが2回になるため、仮に「カップ・オブ・エース」のようにコイントスを1回行う効果であれば2回のコイントスのどちらかで表が出る確率は4分の3になるため成功確率を上げることができます。

前述したようなコイントスを行うカードを多用するデッキであれば、必須と言っても良いほど重要なカードです。

「エンタメデュエル」

エンタメデュエル

フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
お互いのプレイヤーは1ターン中に以下の条件をそれぞれ満たす度に、
1つの条件につき1ターンに1度ずつデッキから2枚ドローする。
●レベルの異なるモンスター5体を同時に特殊召喚した。
●自身のモンスター1体が5回戦闘を行った。
●チェーン5以上でカードの効果を発動した。
●サイコロを振った回数及びコイントスの回数が合計5回になった。
●自身のLPが500以下になるダメージを受けた。

5つの条件を満たすごとに2枚ドローできるフィールド魔法で、その中でもコイントスに関わる条件があります。4つ目の条件は「サイコロの使用とコイントスを合計5回行う」というもので「ギャンブル」デッキでは最も達成しやすい条件となります。

「デスペラード・リボルバー・ドラゴン」「ブローバック・ドラゴン」「ゴッドオーガス」はリスクなしで複数回のコイントスが可能です。そのため「エンタメデュエル」の条件達成に大きく貢献します。

「サンド・ギャンブラー」や「伝説の賭博師」も軽いリスクで3回分のコイントスを稼げるため、組み合わせ次第で効率よく条件を満たせます。

特に「デスペラード・リボルバー・ドラゴン」は相手ターンでもコイントスできるため、場に残せば継続的なドロー源となる点が強みです。

また「No.7 ラッキー・ストライプ」は単体で条件を達成できますが、レベル7モンスターを3体必要とするため召喚難度が高めです。一方で「ギャンブル」デッキなら速攻魔法や罠カードでサイコロやコイントスを繰り返せるため、チェーン5の条件と同時に狙うことできます。

コイントスやサイコロの使用自体に明確なリターンを与えた初のカードであり「ギャンブル」デッキの実用性を大きく高める1枚です。

「銃砲撃」

永続罠
(1):1ターンに1度、コイントスを行う効果が発動した場合、
その効果で表が出た数によって以下の効果を適用する。
●1回以上:相手に500ダメージを与える。
●2回以上:相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
●3回以上:相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んで捨てる。
(2):コイントスを2回以上行う効果が発動した時、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
そのコイントスの結果を全て表が出たものとして扱う。

コイントスを行う効果で表が出た数によって、様々な効果を適用できるカードです。

出来れば2回以上表になった場合の効果を使っていきたいので、「デスペラード・リボルバー・ドラゴン」などの複数回コイントスを行うカードと併せていくと良いでしょう。

またコイントスを2回以上行う効果が発動した時、墓地のこのカードを除外することで、その結果を全て表にすることもできます。

「デスペラード・リボルバー・ドラゴン」であればモンスター3体までの対象を取らない除去+1枚ドローができます。

「ラッキーパンチ」であれば確実に3枚ドローが出来るためこちらの効果を目的に「おろかな副葬」などで、墓地に送っておくのも有りです。

「ラッキー・チャンス!」

永続罠
コイントスを1回行う効果モンスターの効果が発動した時、
コインの裏表を当てる。
当たった場合、デッキからカードを1枚ドローする。

コイントスを1回行う効果モンスターの効果が発動したときにコインの表裏を当てることで1枚ドローできます。

回数制限が無いためコイントスを1回行う効果モンスターを多用する場合は継続的なハンドアドバンテージ稼ぎとしても期待できます。

このカードの効果の発動条件はあくまで『コイントスを1回行う効果モンスターの効果発動』です。

魔法・罠カードはもちろんのこと「ブローバック・ドラゴン」のように複数回のコイントスを行う効果モンスターでも、条件を満たせない点には注意が必要です。

コイントスカードはハイリスクハイリターン!でもそれが醍醐味

成功すれば大きなメリットに繋がったり失敗すれば致命的な損失になってしまうカードもあるなど、そのハイリスクハイリターンがギャンブルカードを使う上での醍醐味です。

カードゲームである以上最初に何をドローするかも運の要素が絡みますが、その上で更にカード効果でも勝敗を運に委ねてみるプレイングも中々にスリルがあって面白いかと思います。

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