タロットカードをモチーフにした懐かしのテーマである「アルカナフォース」ですが、その切り札でありエースたちは高い性能を誇ります。
今回はそんな中でも、上手く決まれば文字通り一方的なデュエルが出来るロマンカードである「アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD」について考えていきます。
懐かしいロマンカードから「アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD」の考察と考案!効果は某漫画のラスボス風!
レベル8の光属性・天使族モンスターで、攻守は3100あります。
召喚・反転召喚・特殊召喚成功時にコイントスを行い、その裏表によって適用される効果があります。
表であれば自分のエンドフェイズ時に自分のモンスター2体を墓地へ送ることで次の相手ターンをスキップ出来る効果。
裏であれば相手のドローフェイズ毎に相手の墓地の一番上のカードを相手の手札に加えるという効果が適用されます。
最上級天使族モンスターでありその攻守は切り札級です。
「アルカナフォース」共通でもあるコイントスの結果によって適用される効果が変わるというもので、タロットカードにちなんで表と裏が正位置と逆位置を表しています。
まず表の効果ですが、条件さえ整えば相手ターンをスキップできるというぶっ飛び効果になります。
当然ですが相手はドローが出来ないどころかターンそのものがスキップされているので、この効果を使用後次に来るのは自分のドローフェイズということになります。
効果を発動するためにはコストで自分フィールドのモンスターを墓地へ送らなければならないためトークンは使用できませんが、自身もコストに使えることは覚えておくと良いでしょう。
次に裏の効果ですが、毎ターン相手にサルベージさせるという効果であり基本的に自分にとってはデメリット効果になります。
表の効果こそがこのカードの最大の特長なので、「光の結界」や「逆転する運命」を使って確実に表に出来るようにしておくと使いやすいです。仮に裏になってしまった場合は、相手のメリットにならないように自分のターンの間にリンク素材などに使ってしまった方が良いでしょう。
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「アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD」の正位置の効果と相性の良いカードを紹介!
「黄泉ガエル」
自分フィールドに魔法・罠カードが存在しなければ自分のスタンバイフェイズに自己蘇生が出来る下級モンスターです。
「アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD」の効果コストを賄うために使える他、アドバンス召喚のためのリリース素材にもなれるため使い勝手が良いです。
レベル1であるため「ワン・フォー・ワン」でデッキから特殊召喚出来ますし、「リンクリボー」や「サクリファイス・アニマ」との組み合わせも使いやすいです。
ただし魔法・罠カードが自分フィールドに存在しないことが前提ですので、フィールド魔法である「光の結界」との相性が良くない点は気を付けて運用する必要があります。
「神の居城-ヴァルハラ」「創造の代行者 ヴィーナス」
「アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD」は天使族モンスターですので、自分フィールドにモンスターが存在しなければ「神の居城-ヴァルハラ」で手札から特殊召喚が可能です。
「創造の代行者 ヴィーナス」は計1500ライフを払えばデッキから「神聖なる球体」を3体特殊召喚できるため、「アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD」の効果コスト2回分を1枚で賄うことが出来ます。
「光の結界」「アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD」「神の居城-ヴァルハラ」「創造の代行者 ヴィーナス」の4枚が手札に、「神聖なる球体」3枚がデッキにあれば先攻から表の効果を使えますので、妨害されなかった場合はかなり一方的にデュエルで勝てます。
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「死霊王 ドーハスーラ」
フィールドゾーンに表側表示でカードが存在すれば毎ターンスタンバイフェイズに自己蘇生が出来る最上級モンスターです。
アンデット族デッキにおいて、フィールド魔法「アンデットワールド」があれば「死霊王 ドーハスーラ」を毎ターン効果コストとしてフィールドに出せる上に、墓地に送っておいた「アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD」をアンデット族に出来るため蘇生なども簡単になります。
手札に「アンデットワールド」「ユニゾンビ」「馬頭鬼」「おろかな埋葬」の4枚、デッキに「死霊王 ドーハスーラ」「アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD」「グローアップ・ブルーム」の3枚があれば先攻からの効果を使うことが可能です。
こちらの場合は「光の結界」を使えないためコイントスは運に任せて裏になったら「ヴァンパイア・サッカー」等のリンク素材にすべきかと思います。
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「アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD」についてのまとめ!
このカード自体のレベルが高く効果の適用もサポート無しでは2分の1の確率であり、表になったとしても効果コストに自分のモンスターが2体必要なので効果を使いこなすためのハードルは多いです。
ですが相手ターンをスキップというとんでもない効果は非常に強力であることは間違いなく、上手く決まれば環境上位デッキですら一方的に倒せるというロマンがあります。
某漫画を愛読していた者としては、効果を使うとき「ザ・ワールド!時よ止まれ!」と言いたくなるのもこのカードの魅力と言えるかもしれません。