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遊戯王には数多くのテーマデッキが存在しますが、中には環境にも入れず話題にもあまり上らない不遇なテーマたちがあります。
今回はそんなマイナーと呼ばれるデッキを紹介しますので、マイナーでも弱いわけじゃないのだと改めて知っていただけたらと思います。
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今回の選考基準は?
一言にマイナーデッキと言っても、選考基準によってかなり種類が変わってしまいます。
というわけでまずは、選考基準を挙げていきます。
- 環境に入ったことがない、または環境入りしたことがあっても10期以降には環境に入ったことがないテーマであること。
- アニメでメインキャラが使うテーマではないこと。
- 最近のパックで強化されていないため、話題に上ることが少ないテーマであること。
この記事では、以上3つの条件に当てはまるデッキのことをマイナーデッキと呼ぶことにします。
意外と強いマイナーデッキ一覧!
「花札衛」デッキ
花札をモチーフにしたテーマであり、最大の特徴はドローカードによって戦術が大きく左右されるという点です。
この特徴だけを見れば安定しなくて弱いデッキと思うかもしれませんが、このテーマは純デッキにすることにより真価を発揮します。
魔法・罠カードを必要最低限の枚数にし、デッキのほとんどを「花札衛」モンスターにすることで安定力が格段に上がります。
偏ったデッキ構築にはなりますが、エースモンスターの「花札衛-雨四光-」は
- 攻守3000のステータスと耐性付与効果
- 更に相手の通常のドロー時に1500の効果ダメージを与える効果
があります。
切り札の「花札衛-五光-」は数少ない元々の攻撃力が5000のモンスターですし、1ターンに1度魔法・罠カードの発動を向こうにする効果、戦闘を行う相手モンスターの効果をバトルフェイズの間だけ無効にする強力な効果も持っています。
「グレイドル」デッキ
宇宙人の一種である「グレイ」がモチーフになっているテーマです。
特徴は条件を満たすことで相手モンスターに「グレイドル」モンスターを装備し、その相手モンスターのコントロールを奪うことです。
つまり相手が使うモンスターが強ければ強いほどコントロールを奪って有利になるという、究極の相手依存なデッキコンセプトと言えます。
姑息だと思うかもしれませんが、そこには触れないでおきましょう。
「グレイドル」カードは効果処理で自分のモンスターを破壊する効果がありますので、相手が破壊してくれずとも自分から能動的にコントロール奪取へと繋げられます。
また装備カードになっている「グレイドル」モンスターが破壊された時には、装備モンスターも破壊するので取り返される心配もいりません。
効果の対象にならないモンスターが大敵ですので、効果を無効にする効果や対象を取らない除去効果でありコントロール奪取先を提供する「壊獣」と相性が比較的良いです。
「ブンボーグ」デッキ
名前の通り文房具がモチーフとなったテーマで、メインデッキのモンスターは某サイボーグが意識されているようで001から009の9種類がいます。
ちなみに番号はそのモンスターのレベルと同じになっています。その特徴としては、フィールドに展開することによって攻撃力をひたすら上げられるパワー特化だということです。
主に使われるのは、デッキから自身以外の「ブンボーグ」モンスターを特殊召喚でき、フィールドの「ブンボーグ」カードの数だけ自分フィールドの「ブンボーグ」モンスター1体の攻撃力を上げるフリーチェーンの効果を持つ「ブンボーグ003」です。
このカードの効果はどちらも優秀であり、盤面によっては相手は一気に攻め込みにくくなります。フィールド魔法の「ブンボーグ・ベース」等とデッキの切り札でもある「ブンボーグ009」と合わせることで、簡単に高火力にを得られます。
また、シンクロモンスターである「ブンボーグ・ジェット」以外の「ブンボーグ」モンスターは「機械複製術」に対応しているため盤面を簡単に揃えられます。
「森羅」デッキ
植物族で統一されたテーマで、その特徴ですが主なモンスターがデッキトップの自身がめくられて墓地へ送られた時に発動する効果を持つことです。
めくられて墓地へ送られた時というかなり珍しい効果なので、対策が打ちにくいというメリットがあります。また「森羅」カードの中にはデッキトップを操作するカードがあるので、「RUM-七皇の剣」などとも相性が良いのも魅力的です。
更にエクシーズモンスターの「森羅の鎮神 オレイア」は対象を取らないバウンス効果を持つため強力です。
「B・F」デッキ
モンスターが風属性・昆虫族で統一されたシンクロテーマです。
特殊召喚効果を持つモンスターが多く、「B・F」シンクロモンスターの中にはバーン効果を持つものもいるため、戦闘と効果ダメージの両方で相手のライフを削っていけます。
高い展開力を活かせばシンクロ以外にもリンク召喚などにも繋げることができ、汎用性の高いものや昆虫族サポート効果を持つものを出せば戦略の幅を広げられます。
「B・F」モンスターの中にはその後の展開に制限が付く効果を持つものもいるため、昆虫族以外のモンスターを組み合わせる際には注意が必要です。
エースモンスターである「B・F-降魔弓のハマ」は2回攻撃や相手モンスターの弱体化、バーンを行えるため積極的に戦闘を行うことで有利に立ち回れるでしょう。
「ヴァイロン」デッキ
光属性で統一されたテーマであり、装備カードに関する効果を利用するのが特徴です。
デッキを回す上で役立つサポート効果を持ったカードが少ないため、装備魔法カードや光属性モンスターのサポートカードを利用することで展開力や安定力をカバーしていく構築になりやすいです。
チューナーを含むモンスターを展開することでシンクロ召喚を行っていくことができ、それぞれが持つ装備カードに関する効果を使うことでアドバンテージを稼いでいけます。
切り札である「ヴァイロン・オメガ」は素材指定が厳しいものの、高い攻撃力や制圧力のある効果で有利な状況を作っていけます。
ワールドプレミアパック2022では「オメガの裁き」が登場しており、「ヴァイロン・オメガ」がイラストに描かれていることもあって「ヴァイロン」デッキでも使えるカードではありますが、「ヴァイロン」テーマの強化というわけではないためノーカウントとさせていただきます。
「インヴェルズ」デッキ
モンスターが悪魔族で統一されており、アドバンス召喚によって高レベルモンスターを出す動きを得意としたテーマです
召喚権を追加したり下級モンスターの特殊召喚を行うことでリリース先を用意し、「インヴェルズ」モンスターをリリースしてアドバンス召喚した場合に使える効果を持つのが特徴の「インヴェルズ」高レベルモンスターのアドバンス召喚を行っていきます。
アドバンス召喚を主な戦術としているという点から「帝王」関連とはシナジーがあるため、「帝王」魔法・罠カードを採用することでアドバンス召喚をサポートすることも視野に入ります。
中でも2体のリリースを要する代わりにアドバンス召喚成功時には「ブラック・ホール」か「大嵐」効果の好きな方を使える「インヴェルズ・ガザス」は戦況を大きく変え得る性能をしています。
こちらもワールドプレミアパック2022にて「インヴェルズ・グレズ」が描かれた「絶対なる捕食」が登場していますが、「インヴェルズ」テーマの強化というわけではありませんでした。
「ギアギア」デッキ
モンスターは地属性・機械族で統一され、蘇生やサルベージにサーチなどを活用することで実質的な消費を抑えつつもエクシーズ召喚を行えるのが特徴です。
地属性・機械族という恵まれたステータスにより、他の機械族テーマのカードなどの恩恵を受けることが出来るのも利点です。
レベル4機械族モンスターを並べられるデッキであれば汎用的な採用も見込める「ギアギガント X」は展開の中継点としても有用ですし、他の機械族テーマモンスターや汎用性の高いシンクロ・エクシーズモンスターを組み込むことで対応力を大きく上げられます。
「ギアギア」カードでアドバンテージを稼ぎながら展開を行い、エース級のモンスターを複数並べられたなら総攻撃で一気にデュエルを決めに行くことも狙えるでしょう。
「クリフォート」デッキ
メインデッキに入るものはレベル5以上の地属性・機械族で統一されたペンデュラムテーマであり、一部を除いた「クリフォート」モンスターは妥協召喚ができるのが特徴です。
「クリフォート」上級モンスターは自身がリリースされた場合に、「クリフォート」最上級モンスターは「クリフォート」モンスターをリリースしてアドバンス召喚した場合に使える効果を持ちます。
このことから妥協召喚・ペンデュラム召喚・アドバンス召喚の3種の召喚方法を活用するテーマとも言えます。
切り札である「アポクリフォート」モンスター2種は「クリフォート」モンスター3体をリリースしたアドバンス召喚でしか出せませんが、その代わりに強固な耐性と強力な効果を持つため戦況を有利に運べます。
「クリフォート」ペンデュラムモンスターはペンデュラム効果により「クリフォート」モンスターしか特殊召喚できないデメリット効果を持つため、「クリフォート」以外のモンスターを採用する際には注意が必要です。
まとめ
今回紹介したデッキの他にも、マイナーデッキはありますが、マスタールール4で弱体化してしまったテーマもあります。
強化が待たれているテーマは沢山あるので、新たなパックで強化されれば環境にも影響があるかもしれません。
新テーマの登場も嬉しいですが、過去テーマの強化も期待して待ちたいと思います。
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