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2025年5月もあと少しで終わりということで、来月にシングル価格が上がりそうなカードについて予想していきます。
あくまで予想なので必ず当たるとは限りませんが、今回紹介するカードには既に価格が上がり始めているものもあるので売買を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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2025年6月に高騰が予想されるカード一覧
「K9-17号“Ripper”」
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/風属性/戦士族/攻2300/守1800
レベル5モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「K9」カード1枚を手札に加える。
このターンに相手がモンスターの効果を発動している場合、
さらに自分のデッキ・墓地から「K9」速攻魔法カード1枚を自分フィールドにセットできる。
(2):相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した時、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
その効果を無効にする。
「K9」カードのサーチや相手の手札・墓地で発動したモンスター効果を無効にする効果を持つランク5エクシーズであり、「K9」デッキでは盤面の制圧力を上げつつもサーチ効果によってその後の動きにも繋がるキーカードです。
サーチ効果に関しては条件を満たしていれば追加でデッキ・墓地から「K9」速攻魔法カードのセットもできるため、速攻魔法カードはセットしたターンには発動できないものの、次のターン以降にはそれらを使って別の「K9」エクシーズモンスターに繋げる運用が出来るのも魅力です。昨今の大会環境で「K9」と「VS」の混合構築である「K9VS」デッキが活躍していることもあり、イラストアドやレアリティの高いこのカードは今後の更なる価格高騰が予想されます。
「K9-66b号 ランタン」
効果モンスター
星5/闇属性/炎族/攻2000/守1900
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手の手札が2枚以上の場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードが手札に存在する場合、
炎族以外の自分の墓地のレベル5の「K9」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは光属性XモンスターのX召喚の素材にはできない。
(3):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「K9」魔法・罠カード1体を手札に加える。
手札の自身と墓地のレベル5の「K9」モンスターを特殊召喚できる効果に加え、「K9」魔法・罠カードをサーチできる効果もあるため展開をしつつもその後の動きにも役立ちます。「K9」では上記の「K9-17号“Ripper”」で素材にしていた「K9」モンスターを取り除いてこのカードをサーチすれば最序盤であってもこのカードの自己特殊召喚効果に繋げられるため、ランク5エクシーズモンスターを並べることも視野に入るようになります。
こちらも「K9VS」デッキの活躍によって需要が増加しているカードであり、このカードや「K9-17号“Ripper”」を含めた一部の「K9」カードは出張セットとして別テーマと組み合わせる際にも利用できるため、その点でも価格の上昇があり得るでしょう。
「竜王絶火ゾロア」
融合・効果モンスター
星8/炎属性/魔法使い族/攻2900/守2900
「マギストス」モンスター+融合・S・X・Lモンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地か相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その効果モンスターを装備魔法カード扱いでこのカードに装備する。
(2):モンスターの効果が発動した時、
自分フィールドの表側表示の「マギストス」モンスターカード1枚を墓地へ送って発動できる。
その効果を無効にする。
その後、相手フィールドのカード1枚を破壊できる。
「マギストス」融合モンスターであり、1の効果は相手モンスターを装備カード化で除去することも出来るほか、自分の墓地の「マギストス」モンスターを装備すれば2の妨害効果を使うためのコストの用意も出来るため優秀です。素材指定にはエクストラデッキのモンスターを指定しているため一見すると重く見えますが「マギストス」では「封印の魔導士スプーン」1枚からでもこのカードに繋げられます。「法典の守護者アイワス」や「蛇眼の原罪龍」なども合わせることで相手モンスターを除去しつつ8000以上の総合打点を用意するという運用も強力です。
昨今の大会環境では、「マギストス」と「ドラゴンテイル」を組み合わせた「マギストスドラゴンテイル」デッキが活躍しています。融合や種族面での相性が良く、制圧と切り返しの両面で優秀な性能を持つため、プレミアパック2025で登場した本カードは、高レアリティ版を中心に価格高騰が予想されます。
「クリッチー」
融合モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2100/守1800
「クリッター」+「黒き森のウィッチ」
「クリッター」と「黒き森のウィッチ」を素材に指定する融合モンスターであり、レベルが6であり効果を持たないことから「簡素融合」に対応しています。逆に言えば「簡素融合」に対応している唯一のレベル6魔法使い族モンスターでもあるため「簡素融合」を使ってこのカードを出せば2025年6月に発売予定のTACTICAL-TRY PACK -黒魔導・HERO・御巫-にて登場する「滅びの黒魔術師」の簡単に特殊召喚条件を満たせる利点があります。
「滅びの黒魔術師」は「ブラック・マジシャン」として扱う効果やサーチ効果を持つことから「ブラック・マジシャン」デッキの新たなキーカードとして活躍が期待でき、同じく新規カードの「ティマイオスの眼光」と合わせれば、次のターンのエンドフェイズに除外されるものの「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」などの強力な融合モンスターを出すことにも繋げられます。
「簡素融合」1枚から「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」を出せるセットとして出張採用することも視野に入るため、このカードの需要増加による価格上昇が予想されます。
「E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュート」
融合・効果モンスター
星8/風属性/戦士族/攻2100/守1200
属性が異なる「E・HERO」モンスター×2
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「フェイバリット」カード1枚を選んで手札に加える。
(2):通常モンスターを素材として融合召喚したこのカードをリリースして発動できる。
デッキ・EXデッキからレベル7以下の通常召喚できない「E・HERO」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
「E・HERO」融合モンスターの中では素材指定が緩く、「フェイバリット」カードのサーチ・サルベージ効果に加え、通常モンスターを素材に使用していたなら自身をリリースコストにデッキ・エクストラデッキから通常召喚できないレベル7以下の「E・HERO」モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚できる効果を持つのが特徴です。
Vジャンプ2025年7月号で実施された応募者全員サービスパックであるデュエル・アカデミア セレクションにて登場する「E・HERO サンダー・ジャイアント-ボルティック・サンダー」とは相性が良く、このカードを経由させることで「フェイバリット」カードのサーチ・サルベージをしてからあちらの一掃効果の利用に繋ぐ運用ができます。また、このカードで引き込める「フェイバリット・コンタクト」はフリーチェーンで「E・HERO サンダー・ジャイアント-ボルティック・サンダー」の特殊召喚が可能なため、一掃効果を妨害として利用することも狙えるようになります。
このカードはザ・ヴァリュアブル・ブックEX3の付属カードとして登場したカードなので「E・HERO サンダー・ジャイアント-ボルティック・サンダー」の登場を機に価格の上昇が予想されるでしょう。
「DDカウント・サーベイヤー」
ペンデュラム・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2000/守2000
【Pスケール:青1/赤1】
(1):1ターンに1度、自分が「DDD」モンスターをP召喚した場合、
相手フィールドの、種族が同じモンスター3体か属性が同じモンスター3体を対象として発動できる。
その表側表示モンスター3体の内の2体をリリースする。
残りの1体の攻撃力・守備力はリリースしたモンスターのそれぞれの数値の合計分アップする。
【モンスター効果】
このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札から他の「DD」モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
攻撃力か守備力が0の「DD」モンスター1体をデッキから手札に加える。
ペンデュラム効果を使うには少なくない下準備を要しますが、モンスター効果は自己特殊召喚効果とサーチ効果と使いやすく便利なため、「DD」デッキの初動としても活用できます。
2025年7月に発売予定の基本パック ドゥーム・オブ・ディメンションでは「DD」を強化できる新規カードが登場し、中でも「DDD零死王ゼロ・マキナ」はこのカードでのサーチに対応している上にペンデュラム効果で「契約書」カードにアクセスできるため、その後の動きにスムーズに繋げられる点でも相性が良いです。
新たな「DD」カードが判明したことに加え、このカードはプレミアパック2025で登場したカードでもあるので価格の上昇はしやすいでしょう。
2025年6月は「K9-17号“Ripper”」「K9-66b号 ランタン」や「クリッチー」など汎用出張系のカードが高騰すると予想
今回紹介したカードは、大会環境や新規カードとのシナジーを背景に価格が上昇傾向にあり、中にはすでに高騰が始まっているものもあります。
「K9-17号“Ripper”」「K9-66b号 ランタン」は「K9VS」デッキの要として注目され、汎用性も高いため今後も需要が続く見込みです。また、「竜王絶火ゾロア」や「クリッチー」、「E・HERO フレイム・シュート」なども構築研究の進展により、さらに注目される可能性があります。
「DDカウント・サーベイヤー」も新規カードとの相性から再評価が進んでおり、今後の高騰が予想されます。どのカードも今後の動き次第で価格が変動するため、X(旧Twitter)などで最新情報をチェックしておきましょう。
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