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2025年5月もあと少しということで、今月の大会環境を振り返っていきたいと思います。
5月の大会で活躍したテーマデッキとその特徴も合わせて紹介していきますので、大会への参加を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
▼今回紹介するテーマを組む▼
2025年5月に大会環境で活躍したテーマデッキ
「K9VS」デッキ
ランク5エクシーズとを得意とする「K9」テーマと特定の属性のモンスターを手札から公開することで動くのが特徴である「VS」テーマの混合構築デッキです。
「VS蛟龍」と「VSホーリー・スー」がレベル5で、「K9」モンスターが地・闇属性であることから、両テーマは好相性です。特に「VSホーリー・スー」「K9-17号 イヅナ」「K9-00号 ルプス」の存在により、手札次第では相手の先攻1ターン目からでも展開できる点が非常に強力です。
4月環境での「K9」は出張性能の高さが注目されていました。また、4月末に発売した基本パック デュエリスト・アドバンスにて新規カードが登場し「VS」が強化されて以降は、「K9VS」デッキが使用率・戦績を飛躍的に伸ばし、5月の環境トップにまで上り詰めました。
「K9」と別テーマの混合構築という意味では「VS」と合わせるのが圧倒的に主流ですが、「ヤミー」「ドラゴンテイル」「サイバー・ドラゴン」と合わせた構築や「K9」の純構築なども好成績を残しました。
「閃刀ヤミー」デッキ
レベル1・リンク1のモンスターやレベル2シンクロモンスターを駆使するのが特徴の「ヤミー」に「閃刀」カードを出張採用した構築です。
「ヤミー」はシンクロやリンクモンスターの効果を活かして、自分・相手ターンの両方で展開や妨害が可能なテーマです。リンク1とレベル1モンスターを並べることで動き出せるため、「閃刀機-ホーネットビット」や「閃刀姫-カガリ」といった「閃刀」カードは、安定した初動を支える重要なパーツとなります。
5月の大会環境では上記の「K9VS」デッキと肩を並べるほどの使用率と好成績を誇り、「ヤミー」テーマとしては純構築や「K9」との混合構築も活躍しました。
「マギストスドラゴンテイル」デッキ
ドラゴン族と魔法使い族を主軸に、手札のモンスターを素材に使う「ドラゴンテイル」と、エクストラデッキのモンスターを装備・展開して戦う「マギストス」を組み合わせた混合デッキです。
「ドラゴンテイル」融合モンスターは手札を素材にできたり、相手ターンに融合できる効果を持つため、モンスター比率が高くなりやすいのが特徴です。「マギストス」は採用枚数こそ少なめですが、魔法使いや融合モンスターとの相性が良く、デッキの安定性や戦術の幅を広げる出張パーツとして機能します。
5月の大会環境において「ドラゴンテイル」と別テーマを合わせるという点では「マギストス」との混合構築が主流ですが、「K9」との混合構築も活躍しました。
「オノマトライゼオル」デッキ
ランク4エクシーズを得意とする「ライゼオル」テーマに「ズババ」「ガガガ」「ゴゴゴ」「ドドド」を含めた「オノマト」テーマを組み合わせた混合構築デッキです。
「ライゼオル」はかつて大会環境で猛威を振るったため、キーカードの2種制限カードに規制される弱体化を受けました。しかし、デュエリスト・アドバンスにて登場した新規カードを含めた「オノマト」カードを利用することで展開力・安定力をカバーしています。
レベル4モンスターを展開し、ランク4エクシーズに繋ぐ動きが共通しているためシナジーがあり、「ライゼオル・デッドネーダー」を含むランク4エクシーズを並べる「ライゼオル」の動きは依然強力です。「ライゼオル」の弱体化を「オノマト」テーマを組み合わせて補うことで5月の大会環境で度々好成績を残しました。
「閃刀姫」デッキ
魔法カードを駆使するリンクテーマであり、特性上デッキのほとんどを魔法カードにした構築であるのも特徴です。「閃刀姫」リンクモンスターで展開しつつ、「閃刀」魔法や汎用魔法で相手の動きを妨害・突破できるのが強みです。状況に応じた柔軟な対応で、テクニカルに立ち回れます。
「閃刀姫-ゼロ」や「閃刀亜式-レムニスゲート」「試号閃刀姫-アマツ」といった新規カードの登場により、「閃刀姫」デッキは戦術の幅が広がり、5月の大会環境で使用率・戦績を着実と伸ばしました。
「閃刀姫」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
2025年5月の環境トップは強力なテーマを組み合わせた混合デッキが目立つ結果に
2025年5月の遊戯王大会環境では、「K9VS」や「閃刀ヤミー」などの混合構築が躍進し、柔軟な展開力や妨害性能を活かしたデッキが多数活躍しました。「K9VS」は相性の良さと新規強化によりトップ環境に入る結果に。
「ヤミー」や「マギストスドラゴンテイル」も複数テーマを組み合わせた構築で高い対応力を見せています。また、規制で弱体化した「ライゼオル」も「オノマト」出張によって環境で再び目にする機会が増えました。
さらに、「閃刀姫」は新規カードの登場で構築の幅が広がり、安定性と妨害力を両立したテクニカルな動きは5月の大会環境でも活躍する場面が多い印象でした。多様な混合構築が環境を彩った1ヶ月であり、6月も引き続き様々な混合構築タイプのデッキが活躍することが予想されるでしょう。
▼今回紹介したテーマを組む▼