遊戯王には効果を持たない通常モンスターが存在し、特に初期の頃は効果モンスターよりも通常モンスターの方が多くありました。
そんな通常モンスターは効果テキストを持たない代わりにフレーバーテキスト、簡単に言えばそのモンスターの説明等が書かれています。
一部のモンスターは技名なんかも書いてあるフレーバーテキストですが、読み手を笑わせに来てるようなおかしなものもあるので紹介していきます。
今回の選考基準は?
今回は面白くてつい笑ってしまうようなものを選びました。
なのでデュエルターミナルストーリーやシリアスなストーリーを持っているモンスターは外させてもらいました。
思わずツッコんでしまうようなフレーバーテキストを持つ、いわゆるギャグ重視のモンスター達を紹介させていただきます。
遊戯王のフレーバーテキストが面白くて笑ってしまうモンスター一覧!!
「デーモンの召喚」「真紅眼の黒竜」
こちらの2つはひとまとめにしましたが、フレーバーテキストでレアカードと書かれているノーマルカードというすでに面白い2枚です。
「デーモンの召喚」は『闇の力で心を惑わす。悪魔族ではかなりのレアカード』と書かれていますが第1期の登場ですでにノーマルカードなので、レアなのかノーマルなのか分かりませんしフレーバーテキストで書いていいことなのかも分かりません。
それにこの言い方だと悪魔族にはレアカードがほとんどないみたいに見えます。
「真紅眼の黒竜」の方は『攻撃力は上級レベル。まぼろしの超レアカードだ!』と書かれていますが、こちらもつい笑ってしまいます。
攻撃力は上級レベルと書かれていますが「ブラック・マジシャン」どころか「デーモンの召喚」すら下回りますし、それでなお「まぼろしの超レアカード」と主張するあたり押しが強すぎです。
こういったフレーバーテキストでレアカードと書かれたカードは今ではちゃんと修正されているので、このフレーバーテキストで書かれているカードはある意味珍しいです。
「グロス」
中々に生理的に受け付けられない見た目をしたモンスターです。
フレーバーテキストはというと『ムチのように長い腕で、少し離れたところでも攻撃できる』になっています。
胴体の下から生えてるそれが腕だったことにも驚きですし、少し離れたところっていうのが妙に生々しくて面白いです。
ちなみに色違いモンスターである「ツインテール」に生えているのは尻尾らしいです。そこまで身体の構造が違うということは全く違うモンスターなのでしょうが、どう見ても色違いにしか見えません。
「イグナイト」ペンデュラムモンスター
通常モンスターでありペンデュラムモンスターでもあるということが特徴のテーマモンスターです。
銃火器に関する名前を持っている戦士たちですが、フレーバーテキストからも分かる通りチームワークは強くないというかほぼギャグ集団です。
直情的で行動派なせいか仲間からは少し距離を置かれがちの鉄砲玉のイーグル、
一本気で曲がったことが嫌いなベテラン戦士だが近頃は自分の武器に疑問を抱いているドラグノフ、
表向きは冷静沈着で理知的だが心の中ではいつもキレ気味な参謀のマスケット、
ところ構わず広範囲をなぎ払うせいで敵だけでなく味方からも怖がられているライオット、
誤射も多いが味方の心も射止めているため誰も文句が言えない紅一点デリンジャー、
デリンジャーの親衛隊長をしているがいつも翻弄されてばかりでキャリバーに愚痴をこぼしているウージー、
そんな威勢が良すぎる部下たちに日々頭を悩まされている特攻隊長のキャリバーという愉快な仲間たちです。
魔法・罠カードにも度々登場していますが、カードイラストでは誤射をしていたりそれが原因でトラブルが起こっていたりとまともに戦えているのかも怪しい感じなのがまた面白いです。
「銅鑼ドラゴン」
こちらも通常モンスターのペンデュラムモンスターです。
フレーバーテキストはというと、『最新鋭の技術を駆使し、飛行が可能になった戦闘用の銅鑼。マッハ0.7で天空を翔るその姿に驚愕せざるを得ない』です。
一体どうして最新鋭の技術を駆使してまで銅鑼を飛行させようと思ったのか分かりませんし、見た目のずんぐりさに反してマッハ0.7とか本当に驚くほど速すぎます。
そもそも戦闘用の銅鑼とは何なのか分かりませんし、分からないことだらけで笑わせに来てます。
まとめ
フレーバーテキストには真面目にストーリーに関わる重要なことが書いてあるものもいれば、今回紹介したようにギャグにしか見えないことが書かれているものもいます。
どちらにせよ面白いものが結構多いので、これを機に通常モンスターのフレーバーテキストを見てみてはいかがでしょうか。