2022年4月23日に発売予定の基本パック パワー・オブ・ジ・エレメンツにて「ヴェンデット」テーマに新規カードが加わります。
新規カードは「スカー・ヴェンデット」「ヴェンデット・スカヴェンジャー」「ラヴェナス・ヴェンデット」の計3種であり、「ヴェンデット」テーマの強化は予想外だったこと等からも注目されています。
そこで今回は新規カード3種のイラスト等からストーリー考察をしていきたいと思います。
あくまでもカード名やカードイラストから推察したものですので、そういう見方もあるんだ程度の認識で読んでいただけると幸いです。
「ヴェンデット」ストーリーに続きが!その内容を考察してみた!
4/23(土)発売
【POWER OF THE ELEMENTS(パワー・オブ・ジ・エレメンツ)】✨━━━━━━━━━━━
収録カード公開❗️
『スケアクロー・ライトハート』
『肆世壊からの天跨』
収録❗️
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— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) April 10, 2022
まず初めに新規カード3種について1つずつ注目していきます。
「スカー・ヴェンデット」のイラストには巨体のヴェンデットが描かれており、右手で捕まえている「ヴェンデット・レヴナント」が人間サイズであることからもその大きさが窺い知れます。
顔はフードで見えないものの、暗闇の中に目と思われる赤と青の2色の光が揺らめいているのが特徴的です。
背景に映っている街は、既存の「ヴェンデット」カードの背景として度々描かれていたものと同じように見えるため舞台となる場所は変わっていないようです。
「ヴェンデット・スカヴェンジャー」のイラストには「スカー・ヴェンデット」がより力を増した姿となっており、左腕は何本もの触手に、右手は「ヴェンデット・キマイラ」を彷彿とさせる形状になっています。
こちらのイラストでは顔が映っており、左目に宿っている青い光の方が右目の赤い光よりも大きくなっているのが分かります。
「ラヴェナス・ヴェンデット」のイラストでは「ヴェンデット・スカヴェンジャー」と「アドヴェンデット・セイヴァー」が対峙しており、襲い掛かり「ヴェンデット・スカヴェンジャー」と迎え撃つ「アドヴェンデット・セイヴァー」と言うようにも見えることから両者は敵対しているようです。
ここに描かれているのが「リヴェンデット・スレイヤー」ではなく「アドヴェンデット・セイヴァー」であることから時系列を察することができ、「ヴェンデット・スカヴェンジャー」の登場等がこれまでの「リヴェンデット・スレイヤー」のストーリーの続編であることを意味しています。
ストーリーの内容についてですが、これまでの「ヴェンデット」のストーリーを簡単におさらいすると、「ヴェンデット」となりながらも「ヴェンデット」へ復讐するため戦いに身を投じる「リヴェンデット・スレイヤー」の物語です。
激戦の末更なる力を求め「ヴェンデット」を取り込んだ「リヴェンデット・スレイヤー」は「リヴェンデット・エグゼクター」となって多くの「ヴェンデット」たちを倒し、復讐を終えた彼は「アドヴェンデット・セイヴァー」へと姿を変え街を見守るダークヒーローとなることで物語は幕を下ろした……
かのように思われました。
人知れず「ヴェンデット」たちは生き残っており、そんな中現れたのが「スカー・ヴェンデット」という「ヴェンデット」の中でも一際異彩を放つ存在です。
「スカー・ヴェンデット」は他の「ヴェンデット」を自らの身体に取り込むことで「ヴェンデット・スカヴェンジャー」という巨躯の異形へと姿を変え、「アドヴェンデット・セイヴァー」と戦うこととなります。
街や市民を襲おうとする「ヴェンデット・スカヴェンジャー」を「アドヴェンデット・セイヴァー」が止めるためなのか、それとも更なる力を求めた「ヴェンデット・スカヴェンジャー」が元は「ヴェンデット」である「アドヴェンデット・セイヴァー」を取り込もうとしているのか。
両者が戦うこととなった経緯は分かりませんが、「アドヴェンデット・セイヴァー」にとって「ヴェンデット・スカヴェンジャー」が新たな脅威となる存在なのは間違いないでしょう。
「ヴェンデット・スカヴェンジャー」は何者?新たな強敵?
元「スカー・ヴェンデット」である「ヴェンデット・スカヴェンジャー」ですが、やはり気になるのはその2色の目でしょう。
これまでの「ヴェンデット」カードを見ると、「リヴェンデット・スレイヤー」は赤い目をしており、ストーリー上「リヴェンデット・スレイヤー」と敵対していた他の「ヴェンデット」モンスターは青い目をしています。
「ヴェンデット・コア」のイラストでは中心に青い球が描かれており、名前や関連性からこれが「ヴェンデット」たちの動力源、死体や生物に寄生して「ヴェンデット」化させる根源あろうことが察せられます。
また、「リヴェンデット・ボーン」のイラストでは「リヴェンデット・スレイヤー」となる際に目の光が赤と青の2色になっており、2色のせめぎ合った結果赤い光が打ち勝ったとも取れます。
以上のことを踏まえると、人としての自我を保っている「ヴェンデット」は赤い目を、「ヴェンデット・コア」に自我を乗っ取られた「ヴェンデット」は青い目をしているのではないかと考えることもできます。
ちなみに「ヴェンデット・バスタード」のコアを取り込んだことで「リヴェンデット・エグゼクター」になったという経緯があるからなのか、力が安定しているように見える「アドヴェンデット・セイヴァー」の目は赤と青の混色である紫色となっています。
話を戻しますが、「スカー・ヴェンデット」ひいては「ヴェンデット・スカヴェンジャー」は1体で赤と青の2色の目を持つ「ヴェンデット」です。
上記のことも踏まえると、「スカー・ヴェンデット」は人としての自我と「ヴェンデット・コア」の意志がせめぎ合っている状態なのではないかと推察できます。
ここで注目したいのが、「スカー・ヴェンデット」の時点では両目の光の大きさが同じくらいだったのに対して、「ヴェンデット・スカヴェンジャー」は青い光の方が大きくなっていることです。
これは他の「ヴェンデット」を取り込んだことで、人としての自我よりも「ヴェンデット・コア」の意志の方が強くなっているということを表しているようにも見えます。
このまま「ヴェンデット・コア」側の意志に人としての自我が負けて第二の「ヴェンデット・バスタード」となってしまうのか、人としての自我を取り戻し「アドヴェンデット・セイヴァー」のように「ヴェンデット」の力を制御できるようになるかは今のところ分かりません。
これらの考察が合っているかは分かりませんが、もし合っているのであれば「ヴェンデット・スカヴェンジャー」は「アドヴェンデット・セイヴァー」にとってもう一人の自分とも言える似た境遇なのかもしれませんし、「アドヴェンデット・セイヴァー」の活躍いかんによっては人としての自我を取り戻した「ヴェンデット・スカヴェンジャー」が味方になるという展開も面白そうです。
まとめ!
新規カードである「スカー・ヴェンデット」「ヴェンデット・スカヴェンジャー」「ラヴェナス・ヴェンデット」から読み取れる「ヴェンデット」テーマのストーリーを考察してきましたが、今回紹介した内容はあくまでも、予想になりますので、人それぞれ意見はあるのではないかと思います。
新たなストーリーが始まった「ヴェンデット」のストーリーですが、カードイラストを見る限り、今後ストーリーの続きの展開があることが予想されます。
「ヴェンデット・スカヴェンジャー」がストーリーの鍵になることは間違いありませんが、今後。、「ヴェンデット・スカヴェンジャー」がどの様な姿に変化するのか、楽しみです!
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