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2022年3月19日に発売予定のデッキビルドパック タクティカル・マスターズにて新たに登場するテーマ3種の内1つである「ヴァリアンツ」の情報が公開されました。
そこで今回は「ヴァリアンツ」テーマの特徴や相性の良いカードについて紹介していきたいと思います。
「ヴァリアンツ」テーマの特徴を紹介!
【更新情報】「Vジャンプニュース」更新!
Vジャンプ3月特大号掲載カードを公開!
Vジャンプ3月特大号掲載記事:第6回 『デッキビルドパック タクティカル・マスターズ』の収録カードのイラストと効果を公開!#遊戯王 #OCGhttps://t.co/AeeQcadBfN pic.twitter.com/e7efBYQeP3— 【公式】YU-GI-OH.jp (@yu_gi_oh_jp) January 12, 2022
メインデッキの「ヴァリアンツ」ペンデュラムモンスターは攻守が同じであり、スケールは1に統一されています。
- 自身を正面のモンスターゾーンに特殊召喚するペンデュラム効果
- 他のメインモンスターゾーンに移動した場合に発動できる効果
を共通で持っています。
「ヴァリアンツ」モンスターは水属性・魔法使い族と炎属性・機械族の2種類に分けられ、レベルが2・4・6・8でそれぞれ存在します。
レベルが6・8の「ヴァリアンツ」ペンデュラムモンスターのペンデュラム効果には条件が増えており、レベルが2・4のものと比べて若干出しづらくなっています。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから(同名カード)以外の「ヴァリアンツ」フィールド魔法カード1枚を相手のフィールドゾーンに表側表示で置く。
(2):フィールドゾーンにカードが2枚ある場合、(固有効果)
フィールド魔法カード2種は発動時の効果処理で同名カード以外の「ヴァリアンツ」フィールド魔法カードを相手のフィールドゾーンに置く効果と、条件を満たした場合にターンプレイヤーが使える起動効果をそれぞれ持っています。
ペンデュラムゾーンからモンスターゾーンに移動したり、その逆にモンスターゾーンから魔法&罠ゾーンに移動したり、更にはサイコロ効果やコイントス効果もあったり融合召喚もしたりと、これまでにない特殊な動き方をするテーマと言えます。
フィールド魔法のイラストから察するに、「ヴァリアンツ」のフィールドを移動する特有の動き方はボードゲームあるいは対戦型のアーケードゲームを意識しているようです。
「ヴァリアンツ」テーマと相性の良いカードを紹介!
「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
【Pスケール:青4/赤4】
このカード名の(1)(2)のP効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のPモンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にできる。
(2):自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、デッキから攻撃力1500以下のPモンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
(1):このカードが相手モンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
レベル4以下の「ヴァリアンツ」モンスターであればこのカードでサーチが可能であり、中でもサーチ効果を持つ「ヴァリアンツの巫女-東雲」やモンスターを移動させる効果を持つ「ヴァリアンツB-バロン」はサーチ先として有力な候補になります。
この効果はエンドフェイズとタイミングが遅いため、展開などを終えた最後に手札のこのカードをペンデュラムゾーンにセットするようにした方が良いでしょう。
「エキセントリック・デーモン」
ペンデュラム・効果モンスター
星3/光属性/悪魔族/攻 800/守1000
【Pスケール:青7/赤7】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカード以外のフィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードとこのカードを破壊する。
【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースし、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
ペンデュラム効果とモンスター効果の両方が汎用性の高い除去効果であり、相手のフィールドに応じて好きな方を使っていけます。
このカードのペンデュラムスケールが7と高いため、スケールが1で統一されているメインデッキの「ヴァリアンツ」と合わせてペンデュラム召喚を行うことも可能です。
またペンデュラム効果を使えば能動的にペンデュラムゾーンを離れられることから「ヴァリアンツ」の動きを邪魔せずに済むという意味でも相性が良いです。
「ライブラの魔法秤」
ペンデュラム・チューナー・通常モンスター
星4/水属性/魔法使い族/攻1000/守1000
【Pスケール:青5/赤5】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1~6までの任意のレベルを宣言し、
自分フィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。
ターン終了時まで、対象のモンスター1体のレベルを宣言したレベル分だけ下げ、
もう1体のモンスターのレベルを宣言したレベル分だけ上げる。
【モンスター情報】
意思を持った天秤。
世の中の均衡を保っているが、しばしば間違った方に錘星を乗せてしまう。
自分フィールドのモンスター2体の片方のレベルを上げ、もう片方のレベルを下げるペンデュラム効果を持っています。
「ヴァリアンツ」モンスターはレベルが2ずつ異なるという特徴があるので、このカードのペンデュラム効果でレベルを調節すればエクシーズ素材の用意が出来ます。
ペンデュラムスケールは5とあまり高くないため上級モンスターのペンデュラム召喚はし辛いですが、レベル4チューナーでもある点に注目すれば「ヴァリアンツ」モンスターと合わせてシンクロ素材に使うこともできるため対応力が上がります。
「カラテ魂 KURO-OBI」「ケンドウ魂 KAI-DEN」
ペンデュラム・スピリット・効果モンスター
星5/風属性/戦士族/攻2400/守1000
【Pスケール:青9/赤9】
(1):フィールドにモンスターがP召喚された場合に発動する。
Pゾーンのこのカードを持ち主の手札に戻す。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
自分のPゾーンのカードと同じ縦列の相手の魔法・罠カードを全て墓地へ送る。
(2):このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。
どちらもペンデュラムスケールが9であり、メインデッキの「ヴァリアンツ」モンスター全てがペンデュラム召喚可能ですので、「ヴァリアンツ」デッキにおけるペンデュラム召喚をするためのスケール用として活用できます。
またペンデュラム召喚成功時に自身をバウンスするペンデュラム効果を持っているので、後々の「ヴァリアンツ」の動きの邪魔にならない点でも相性が良いです。
また「ヴァリアンツ」は召喚権を温存しながら展開も可能ですので、展開したモンスターをリリースしてアドバンス召喚すれば召喚成功時の除去効果も使っていけます。
同じシリーズモンスターとしては「キュウドウ魂 HAN-SHI」もペンデュラムスケールが9ですが、あちらは召喚成功時の効果が使いやすいとは言い辛いため、上記の2体の方が優先度が高くなるでしょう。
「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」
リンク・効果モンスター(制限カード)
リンク2/炎属性/サイキック族/攻1800
【リンクマーカー:左下/右下】
Pモンスター2体
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからPモンスター1体を選び、EXデッキに表側表示で加える。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、自分のEXデッキから表側表示のPモンスター1体を手札に加える。
(3):自分のPゾーンのカードがフィールドから離れた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
ペンデュラムサポートが出来るリンクモンスターであり、リンク召喚成功時の効果はこのカードの2の効果に繋げることで間接的なサーチに出来るだけでなく、エクストラデッキの表側表示のペンデュラムモンスターにアクセスできる「ヴァリアンツ」モンスターの効果を利用する上でも役立ちます。
2の効果でペンデュラムゾーンの「ヴァリアンツ」モンスターを破壊すれば3の効果でのドローを狙いつつもエクストラデッキの表側表示のペンデュラムモンスターを手札に加えられますし、相手に利用されないように「ヴァリアンツ」フィールド魔法カードを能動的に破壊する手段としても利用できます。
また「ヴァリアンツ」がペンデュラム召喚せずにモンスターを展開できるため、エクストラデッキからペンデュラム召喚するモンスターを増やすためのリンク先の確保としても活用していけるでしょう。
「軌跡の魔術師」
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/魔法使い族/攻1200
【リンクマーカー:左下/右下】
Pモンスターを含む効果モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがEXモンスターゾーンにリンク召喚された場合、1200LPを払って発動できる。
デッキからPモンスター1体を手札に加える。
このターン自分はP召喚に成功しない限り、
モンスターの効果を発動できず、自分のPゾーンのカードの効果は無効化される。
(2):このカードのリンク先に元々のレベルが異なるモンスター2体が同時にP召喚された場合、
フィールドのカード2枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
好きなペンデュラムモンスターをサーチできるため、任意の「ヴァリアンツ」モンスターはもちろん制約を解除するために使う高スケールのペンデュラムモンスターをサーチすることも狙えます。
また「ヴァリアンツ」モンスターはレベルがある程度バラけているため、このカードのリンク先にペンデュラム召喚すれば制約を解除しつつも2の効果による除去も狙っていける点も相性が良いです。
「神聖魔皇后セレーネ」
リンク・効果モンスター
リンク3/光属性/魔法使い族/攻1850
【リンクマーカー:左下/下/右下】
魔法使い族モンスターを含むモンスター2体以上
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。
お互いのフィールド・墓地の魔法カードの数だけこのカードに魔力カウンターを置く。
(2):フィールドに「エンディミオン」カードが存在する限り、
相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。
(3):1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに、
自分フィールドの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。
自分の手札・墓地から魔法使い族モンスター1体を選び、
このカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
メインデッキの「ヴァリアンツ」モンスターの内半分は魔法使い族ですのでこのカードのリンク召喚は難しくありませんし、魔法使い族モンスターを用意する手段としては上記の「軌跡の魔術師」を使うのも有りです。
ペンデュラムゾーンに置かれた「ヴァリアンツ」モンスターや「ヴァリアンツ」フィールド魔法カードによってこのカードに魔力カウンターを置けるため、3の効果に繋いでいけます。
蘇生する場合は予めエクシーズ素材として使った魔法使い族の「ヴァリアンツ」モンスターや「エフェクト・ヴェーラー」等の汎用モンスターを選ぶことになるでしょう。
リンク4モンスターに繋ぐための中継点として優秀なだけでなく、リンク先を利用してエクストラデッキから3体までペンデュラム召喚するといった運用も可能です。
「ユニオン・キャリアー」(【遊戯王OCG】2022年10月1日禁止カード化)
リンク・効果モンスター(禁止カード)
リンク2/光属性/機械族/攻1000
【リンクマーカー:右/下】
種族または属性が同じモンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
元々の種族または元々の属性が対象のモンスターと同じモンスター1体を手札・デッキから選び、
攻撃力1000アップの装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。
この効果でデッキから装備した場合、
ターン終了時まで自分はその装備したモンスターカード及びその同名モンスターを特殊召喚できない。
「ヴァリアンツ」では「ヴァリアンツM-マーキス」や「VV-真羅万象」の効果を使うことで、魔法&罠ゾーンのモンスターを特殊召喚できます。
そこでこのカードを併せることで、デッキから装備したモンスターを特殊召喚することで実質的なリクルートとして使えます。
このカードを経由させることで、「ヴァリアンツの巫女-東雲」+水属性の「ヴァリアンツ」モンスターの2枚から間接的にデッキから任意の機械族の「ヴァリアンツ」モンスターを出すことも狙えます。
この運用でレベル6・8の機械族の「ヴァリアンツ」モンスターをエクストラモンスターゾーンと同じ縦列に出せば、素早く「ヴァリアンツG-グランデューク」に繋げることも可能です。
「ペンデュラム・パラドックス」![]()
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のEXデッキの表側表示のPモンスターの中から、
Pスケールが同じでカード名が異なるモンスター2体を選んで手札に加える。
メインデッキの「ヴァリアンツ」モンスターはスケールが1で統一されているため、このカードを使えば融合素材やリンク素材に使ってエクストラデッキに加わった「ヴァリアンツ」モンスター2体を手札に戻せます。
手札に戻した後は「ヴァリアンツ」モンスターのペンデュラム効果で自己特殊召喚に繋いだりすることで再び展開していけるでしょう。
同じ「ペンデュラム」魔法カードの中ではドローソースとして使える「ペンデュラム・ホルト」もありますが、発動後は「ヴァリアンツの巫女-東雲」のサーチ効果などが使えなくなる点には注意が必要です。
またこのカードや上記の「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」を多用するのであればそれらをサーチできる「デュエリスト・アドベント」の採用も検討できるでしょう。
「ペンデュラム・エクシーズ」
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のPゾーンのカード2枚を対象として発動できる。
そのカード2枚を効果を無効にして特殊召喚し、
そのモンスター2体のみを素材としてXモンスター1体をX召喚する。
その際、X素材とするモンスター1体のレベルは、もう1体のモンスターと同じレベルとして扱う事ができる。
「ヴァリアンツ」のレベルは2・4・6・8であり、融合ペンデュラムモンスターも合わせればレベル10もいます。
このカードを使えばランク2・4・6・8・10のエクシーズ召喚を狙えるようになり、エクシーズ召喚先を採用することで対応力が向上します。
「ヴァリアンツ」は構築を工夫しない限りペンデュラム召喚をする機会が少ないテーマですが、エクシーズ素材にしたペンデュラムモンスターが墓地へ行くことは損失になるためその点には注意が必要です。
「アスポート」
速攻魔法
(1):自分のメインモンスターゾーンのモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターの位置を、他の自分のメインモンスターゾーンに移動する。
フリーチェーンで自分のモンスターの位置を好きなメインモンスターゾーンに移動させられるため、「ヴァリアンツ」モンスターの移動した場合に発動できる効果のトリガーとなれます。
除去効果を持つ「ヴァリアンツの弓引-西園」やコントロール奪取効果を持つ「ヴァリアンツD-デューク」と併せれば、このカードを相手ターン中に発動することで相手の展開妨害などをしていくことも視野に入ります。
「スモール・ワールド」
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札のモンスター1体を相手に見せる。
見せたモンスターの種族・属性・レベル・攻撃力・守備力の内、
1つのみが同じモンスター1体をデッキから選んで確認し、
手札から見せたモンスターを裏側表示で除外する。
さらに確認したカードと種族・属性・レベル・攻撃力・守備力の内、
1つのみが同じモンスター1体をデッキから手札に加え、
デッキから確認したカードを裏側表示で除外する。
手札のモンスターを除外し、それと特定のステータスが同じモンスターをデッキから除外、デッキから除外したモンスターと特定のステータスが同じモンスターをサーチ出来ます。
「ヴァリアンツ」モンスターだけで運用するのは厳しいですが、一部の手札誘発モンスターや特定のステータスが共通しているモンスターと合わせて採用することでサーチ手段として利用できるようになります。
例としては、
手札の魔法使い族の「ヴァリアンツ」モンスター→
「エフェクト・ヴェーラー」→
「ヴァリアンツの巫女-東雲」、手札の「灰流うらら」or「増殖するG」→
「ヴァリアンツB-バロン」→
「ヴァリアンツの巫女-東雲」
など、キーカードである「ヴァリアンツの巫女-東雲」に繋ぐ方法だけでもいくつかパターンが考えられます。
既に「ヴァリアンツ」カードが十分手札にあるという場合であれば、上記とは違ったパターンで手札誘発モンスターをサーチするということも可能です。
まとめ!
デッキビルドパック タクティカル・マスターズに収録されるテーマの1つ「ヴァリアンツ」テーマの特徴を紹介してきましたが、「ヴァリアンツ」テーマはペンデュラムテーマで、様々な動きをするカードが多々あります。
純構築又は、構築が人によってそれぞれ異なるテーマになることが予想されます。
今回紹介したカード以外にも、相性の良いカードやペンデュラムサポートとは色々ありますので、是非、自分に合ったカードを探していただければと思います。
▼紹介したカードを購入するなら▼
「ヴァリアンツ」テーマについての別途紹介はコチラ⬇︎