遊戯王にはアンデット族という種族が存在し、その名の通りゾンビや妖怪なんかがモチーフになっているモンスターが属している種族になっています。
今回はそんなアンデット族のサポートカードを紹介していきます。
アンデット族をサポートするカード一覧!
「ヴァンパイア・フロイライン」
モンスターの攻撃宣言時に手札から自己特殊召喚ができ、ライフを払うことでその数値分(最大3000まで)アンデット族モンスターを強化できます。
自身の守備力も2000あるため最大5000までの攻撃に耐えることが出来たり自分の他のモンスターを強化してフィニッシャーにしたり等、肉を切らせて骨を断つ戦法が可能なため強力です。
「黄金卿エルドリッチ」
魔法・罠カードがコストとして必要になりますが、除去効果や間接的な自己蘇生が出来ます。
間接的な自己蘇生に関しては必ずしも自身を特殊召喚しなくても良いため、手札の他のアンデット族モンスターを強化&耐性付与して特殊召喚が可能です。
コチラではこのモンスターについての考察を行なっております!
「ゾンビマスター」
手札のモンスターを墓地に送ることで自分か相手の墓地からレベル4以下のアンデット族を特殊召喚することが出来ます。
このカードの効果で手札のアンデット族を捨てることでそのまま蘇生に繋げることが出来るので、その流れでリンク召喚やシンクロ召喚に繋げていくことが可能です。
「堕ち武者」
アンデット版「終末の騎士」と言えるモンスターです。
2つ目の効果は相手依存ですが、デッキからレベル4以下のこのカード同名以外のレベル4以下のアンデット族を1体を特殊召喚することが出来ます。
デッキに複数枚は入らないものの、1枚入れておくといざという時に便利です。
「不知火の隠者」
自分フィールドのアンデット族をリリースすることで、デッキから守備力0のアンデットチューナーモンスターを1体をデッキから特殊召喚することが出来ます。
このカードをリリースしデッキから「ユニゾンビ」→「ユニゾンビ」効果で「馬頭鬼」を墓地に→「馬頭鬼」効果でこのカードを墓地から特殊召喚し、シンクロ召喚に繋いでいくのが主に使われる動きです。
アンデット族デッキであればほとんどのデッキにコンボに使う3枚が入っているほど優秀なモンスターであります。
先ほどの動き以外にも用途は様々で、アンデット族の中では非常に優秀なモンスターです。
「妖刀ー不知火」
墓地に送られたターンは効果を発動できませんが、墓地のチューナー以外のアンデット族とこのカードで擬似シンクロできるモンスターです。
アンデット族の特徴の関係でこのカード自体墓地に送る手段には困らないものの、特殊召喚したアンデット族シンクロモンスターはあくまでも特殊召喚なので、その後の蘇生制限を満たすことが出来ない点は要注意です。
「死の王 ヘル」
自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスターを墓地に送ることでカード名の異なる「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスターを特殊召喚することが出来ます。
このカードの利点は相手ターンでも特殊召喚出来る点で、「死霊王ドーハスーラ」と相性が良いです。
「グローアップ・ブルーム」
墓地へ送られた場合にレベル5以上のアンデット族モンスターをサーチでき、「アンデットワールド」発動下であればサーチではなくリクルートが出来ます。
どこから墓地へ送られても良いので、その使いやすさも相まって高レベルアンデット族モンスターを利用するデッキでは採用する価値が十分あるモンスターです。
「牛頭鬼」
起動効果でアンデット族モンスターの墓地肥やしができ、自身が墓地へ送られた場合に手札のアンデット族モンスターを特殊召喚することも出来ます。
どちらの効果もアンデット族デッキにとっては有用であり、アンデット族デッキ構築の際にはとりあえずの採用候補として名前が挙がるカードです。
「ゴブリンゾンビ」
フィールドから墓地へ送られた場合に守備力1200以下のアンデット族モンスターをサーチできるためデッキを回したり更なる展開に役立ちます。
各種召喚方法の素材として使うことで条件を満たすというのが基本的な運用方法になります。
「ピラミッド・タートル」
アンデット族専用のリクルーターですが、他の属性や種族のリクルーターと違って守備力を参照するため非常に幅広いアンデット族モンスターのリクルートが可能です。
実際問題、守備力が2000を超えているアンデット族モンスターの方が少ないため大抵のアンデット族をリクルートできると考えれば仮に自爆特攻をしたとしてもメリットは十分にあります。
「馬頭鬼」
墓地の自身を除外することでアンデット族モンスター1体を蘇生できます。
アンデット族サポートカードの代表的な1枚であり、レベルや攻撃力の指定も無ければその後の制約やデメリットも無いためアンデット族の蘇生手段としては極めて強力です。
各種アンデット族の墓地肥やしカードを使った際には真っ先に候補として挙がるカードと言っても過言ではないでしょう。
「アドヴェンデット・セイヴァー」
墓地肥やし&相手モンスターの弱体化ができるため、「死霊王 ドーハスーラ」のような高レベルアンデット族を採用しているなら攻撃力3000のモンスターも戦闘破壊できる優秀なリンク2モンスターとなれます。
「ヴァンパイア・サッカー」
1つ目は相手の墓地のモンスターをアンデット族にして特殊召喚する効果。
2つ目は自分・相手の墓地からアンデット族が特殊召喚され場合にドローする効果。
3つ目は自分モンスターをアドバンス召喚する場合に代わりに相手フィールドのアンデット族をリリース出来ます。
相手のモンスターをアンデット族に出来るので、一部アンデット族と相性が良く、アンデット族を墓地から特殊召喚することで1ドロー出来る点は便利です。
「アンデット・ストラグル」
計2度までアンデット族モンスターの強化or弱体化ができ、その数値も1000と大きいため状況に応じて使い分けられます。
再利用するにはターン数がかかる点には要注意です。
「アンデットワールド」
フィールド・墓地のモンスターをアンデット族に変更することで相手の種族サポートカード等を妨害できる一方、相手のフィールドも参照しているアンデット族サポートカードの用途を広げてくれるためこのカードを主軸にしたデッキ構築も存在します。
「威圧する魔眼」
攻撃力2000以下のアンデット族モンスターに直接攻撃を可能にさせる効果で、このカードの発動後そのモンスターの攻撃力が2000を超えても直接攻撃する権利は失われないため前述した「アンデット・ストラグル」のような強化カード等と併せることで大ダメージも狙えます。
「生者の書-禁断の呪術-」
アンデット族モンスターを完全蘇生できる通常魔法カードであるため即効性が高く蘇生札として使いやすいです。
相手の墓地に1体モンスターがいない場合には発動できない点には要注意です。
「不知火流 才華の陣」
手札のアンデット族モンスターを特殊召喚できる効果とアンデット族モンスターに耐性を付与する効果を持ちます。
特に耐性付与効果が強力であり、耐性効果を持つものが少ないアンデット族を強固に守ってくれます。この効果を目当てにあらかじめ墓地に送っておくというのも一つの手です。
「もののけの巣くう祠」
自分フィールドにモンスターが存在しない場合という条件で、フィールドと墓地で計2度のアンデット族蘇生効果を使えます。
2回の蘇生効果は非常に便利であり、罠カードである故に相手ターン中でも使える点はいざというときにも使えます。
アンデット族サポートについてのまとめ!
アンデット族サポートカードの種類は非常に豊富であり、今回紹介した以外にもたくさんあります。
アンデット族のテーマには「不知火」や「魔妖」に「ヴァンパイア」等がありますが、テーマカードの中にはカテゴリを参照するサポートカードだけでなく種族を参照するサポートカードもあるというのがアンデット族サポートカードが確実に増えていく理由かと思われます。
アンデット族という種族自体がモンスターの蘇生を得意としているため墓地利用の妨害には弱いですが、種族そのものに何度でも蘇るという一貫したコンセプトがあるのも魅力の一つでしょう。