2020年3月7日に発売予定のデッキビルドパック シークレット・スレイヤーズに収録される「黄金卿エルドリッチ」の情報が公開されました。
そこで今回は「黄金卿エルドリッチ」の効果考察や相性の良いカードの紹介をしていきます。
「黄金卿エルドリッチ」の効果考察!
よぉぉおおし!!来ましたねぇ😁
ビルドパックのアンデッド新規は黄金卿エルドリッチですかぁ〜中二病感盛り盛りですねぇw
効果は思った以上に強そうですが、アンデッドは手札消費が激しいのでちょい考えないと難しそうですね🤔
まぁ、それ用のカード…出ますよねきっと🙂 pic.twitter.com/mXv2leSNWc
— Gsan. 金柑beans (@GsanBeans_g) January 16, 2020
黄金卿エルドリッチ
効果モンスター
星10/光属性/アンデット族/攻2500/守2800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカードと魔法・罠カード1枚を墓地へ送り、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札に加える。
その後、手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターは相手ターン終了時まで、
攻撃力・守備力が1000アップし、効果では破壊されない。
光属性・アンデット族のレベル10モンスターであり、攻撃力は2500守備力は2800になっています。
通常召喚可能なアンデット族では最高レベルであり、光属性・アンデット族である点もそうですが攻守が両方とも高いアンデット族という意味でも非常に珍しいステータスをしています。
1つ目の効果ですが、手札から自身の魔法・罠カード1枚を墓地へ送ることでフィールドのカード1枚を対象にして発動でき、そのカードを墓地へ送るというものです。
手札の自身だけでなく魔法・罠カード1枚をコストに要求していますが、フィールドのカード1枚と範囲が広い上に対象に取る墓地へ送る効果ですので対象耐性が無いカードであればほぼ確実に除去が可能です。
ただ使うだけでは消費が重くディスアドバンテージになってしまいますが、墓地で発動できる効果を持つ魔法・罠カードをコストにすることで消費を抑えられます。
フィールドで発動しない除去効果であるため、「スキルドレイン」や「虚無空間」、「琰魔竜 レッド・デーモン・アビス」等にも強い点は魅力的です。
2つ目の効果ですが、自分フィールドの魔法・罠カード1枚を墓地へ送ることで墓地の自身をサルベージし、その後手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚できます。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻守は相手ターン終了時まで1000上がり効果破壊されなくなります。
コストとしてフィールドの魔法・罠カード1枚が必要でありますが、1の効果や各種墓地肥やしカードで墓地に送っておいた自身をサルベージしつつ特殊召喚効果が使えるため優秀です。
1の効果同様にコストに使うのは墓地で発動できる効果を持つ魔法・罠カードであればその後に活かせますし、こちらはフィールド指定である分効果を使い終わったフィールド魔法・永続魔法・永続罠カードもコストに出来ます。
手札から特殊召喚するのはアンデット族なら何でも良いため、自身を特殊召喚して強化されたステータスと付与された効果破壊耐性で戦うのも良いですし、他のアンデット族モンスターを出して展開や打点に繋げつつ手札に残した自身は1の効果を狙うというのも有りです。
攻守もレベルも高いですが、「グローアップ・ブルーム」でサーチもしくはリクルートが出来ますし、2の効果で自己サルベージもしくは疑似的な自己蘇生も出来るため「ユニゾンビ」「堕ち武者」「牛頭鬼」等でデッキから墓地へ送るのも有用だったりと汎用的なアンデット族サポートカードでアクセスするのは難しくないでしょう。
どちらの効果も「マクロコスモス」や「墓穴の指名者」に弱いという弱点がありますが、墓地を多用するアンデット族関連にとっては今更なことでもあります。
「黄金卿エルドリッチ」と相性の良いカードは?
「錬装融合」
コストにしたい魔法・罠カードと言えばこのカードといっても過言ではなく、例に漏れず「黄金卿エルドリッチ」との相性も良いです。
「黄金卿エルドリッチ」の2つの効果のどちらのコストにも使えますし、「錬装融合」の効果で1枚ドローができるため実質的な消費枚数を減らせます。
「チキンレース」
こちらは「黄金卿エルドリッチ」の2の効果のコストにするのに相性が良いです。
「チキンレース」の効果で1000ライフをコストに1枚ドローした後であらかじめ墓地に送っておいた「黄金卿エルドリッチ」の2の効果で「チキンレース」をコストにする、という流れを使うことで消費枚数を減らせるだけでなく「チキンレース」のデメリットも気にしなくてよくなります。
「やりすぎた埋葬」
発動時の手札コストに「黄金卿エルドリッチ」を使うことで墓地に存在するレベル9以下のモンスターを蘇生できるだけでなく、墓地の「黄金卿エルドリッチ」の2の効果で装備カードとなっている「やりすぎた埋葬」をコストにすることで効果が無効化されるというデメリットも解除できます。
「黄金卿エルドリッチ」との相性が抜群に良いことを含め、「やりすぎた埋葬」の蘇生効果は墓地肥やしと蘇生に長けているアンデット族という種族とはシナジーもあるためオススメな組み合わせです。
「黄金卿エルドリッチ」の評価は?まとめ!
前述もしたようにコストとなる魔法・罠カードで損失を軽減するといった工夫が必要ではありますが、1の効果による除去は強力ですし、2の効果で自身を出すだけでも攻撃力3500の効果破壊耐性持ちになるためエースとしては申し分ない性能をしていると評価できます。
コストとなる魔法・罠カードが重要ではありますが、「黄金卿エルドリッチ」は新たに登場するテーマのエースモンスターとなっていますので、同パックに収録されるテーマカード(「黄金卿」カード?)の魔法・罠カードが相性の良い効果になっているであろうことが予想されるのでそこまで心配はいらないでしょう。
魔法・罠カードだけでなくテーマの他のモンスターも気になる所なので、続報を期待して待ちたいと思います。