当サイトはプロモーションに繋がる広告を使用しています。
「R-ACE(レスキュー・エース)」は属するモンスターが全て炎属性、機械族か戦士族で統一されたテーマであり、相手モンスターの効果発動に反応し、効果を発動するテーマ群です。「R-ACE(レスキュー・エース)」は大会環境でも結果を出しているテーマであり、構築の幅も広いのも特徴です。
「R-ACE」テーマの特徴や相性の良いカードについて紹介します。
▼今回紹介するカードを探す▼
「R-ACE」と相性の良いカード一覧
「ジェット・シンクロン」
チューナー・効果モンスター
星1/炎属性/機械族/攻 500/守 0
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「ジャンク」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在する場合、手札を1枚墓地へ送って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
手札1枚をコストに自己蘇生が出来るレベル1チューナーであり、「R-ACE」デッキのキーカードである「R-ACEハイドラント」とステータスが似ていることからサポートも共有しやすいです。
「R-ACE」は様々なレベルのモンスターが存在するため、それらとこのカードを併せることでシンクロ召喚を取り入れることができます。
また簡単に自己蘇生が出来るということからリンク素材などとしても利用しやすく、後述する「転生炎獣サンライトウルフ」のサルベージ効果のトリガーとしても使えます。
「ホップ・イヤー飛行隊」
チューナー・効果モンスター
星2/風属性/獣族/攻 300/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手メインフェイズに、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、そのモンスターとこのカードのみを素材としてS召喚する。
相手メインフェイズに自己特殊召喚し、自分フィールドのモンスター1体と自身でシンクロ召喚を行う効果を持つチューナーです。
戦士族の「R-ACE」モンスターはトリガーさえ満たせれば相手ターン中でも使える特殊召喚効果を持っているため、このカードを併用すれば相手の先攻1ターン目にシンクロ召喚を行うことも狙えます。
中でもリクルート効果かつ高レベルのモンスターも出すことが可能な「R-ACEインパルス」とは相性が良く、このカードと合わせることで汎用レベル8シンクロや汎用レベル10シンクロといった強力なものも多いシンクロモンスターに繋げられます。
「火霊媒師ヒータ」
効果モンスター
星5/炎属性/魔法使い族/攻1850/守1500
このカード名はルール上「霊使い」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカードと炎属性モンスター1体を捨てて発動できる。
このカード以外の捨てたモンスターより攻撃力が高い炎属性モンスター1体をデッキから手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は炎属性以外のモンスターの効果を発動できない。
(2):自分の炎属性モンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
手札の自身と炎属性モンスター1体を捨てることで、このカード以外のコストにしたモンスターよりも攻撃力が高い炎属性モンスターをサーチできる効果があります。
その特性上攻撃力の低い炎属性モンスターはサーチし辛いですが、自己特殊召喚効果を持つ高レベルの「R-ACE」モンスターのサーチや「R-ACEエアホイスター」を引き込むことで「EMERGENCY!」のサーチに繋げば、間接的に任意の「R-ACE」モンスターのリクルートを行えます。
効果の使用後は炎属性モンスターしか効果を発動できなくなる制約がありますが、炎属性で統一された「R-ACE」モンスターや後述する「賜炎の咎姫」などのエクストラデッキの炎属性モンスターを利用する分には問題はないでしょう。
「焔聖騎士ーリナルド」
効果モンスター
星1/炎属性/戦士族/攻 500/守 200
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに戦士族・炎属性モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、
「焔聖騎士-リナルド」以外の戦士族・炎属性モンスター1体または装備魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
戦士族「R-ACE」モンスターがいれば、特殊召喚することができ、墓地の戦士族をサルベージすることができます。
チューナーとして扱える点や「聖騎士の追想 イゾルデ」と相性がよく、あちらの2の効果で装備魔法を1枚墓地に送れば、このカードを特殊召喚することができ、更なる展開へ繋げることが狙えます。
このカードを採用し「聖騎士の追想 イゾルデ」効果と組み合わせる場合、採用する装備魔法は上級「R-ACE」モンスターをサーチできる「焔聖剣-デュランダル」や汎用蘇生カードである「リビング・フォッシル」もセットで採用すると良いでしょう。
「焔聖騎士-リッチャルデット」
チューナー・効果モンスター
星1/炎属性/戦士族/攻 500/守 0
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札からレベル4以下の戦士族・炎属性モンスター1体をチューナー扱いで特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合、「焔聖騎士-リッチャルデット」を除く、
自分の墓地のレベル4以下の戦士族・炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は戦士族モンスターしか特殊召喚できない。
炎属性レベル1戦士族チューナーなので「R-ACE」と属性・種族で噛み合うほか「ワン・フォー・ワン」や「増援」に対応しています。
流行りの「罪宝R-ACE」で採用される「原罪宝-スネークアイ」1の特殊召喚効果に対応している点も優秀です。また「黒魔女ディアベルスター」の特殊召喚コストにしても、このカードの効果で墓地蘇生できるのも注目ポイント。
「焔聖騎士ーリナルド」同様「聖騎士の追想 イゾルデ」の特殊召喚効果に対応しており、こちらは元々のステータスにチューナーが入っているため「焔聖騎士ーリナルド」と使い分けができます。
「機巧鳥-常世宇受賣長鳴」
効果モンスター
星2/光属性/機械族/攻 950/守 950
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体をリリースして発動できる。
攻撃力と守備力の数値が同じで、リリースしたモンスターより低いレベルを持つ
機械族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
裏側表示で除外されている自分のカードの中から、
攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体を選んで手札に加える。
「R-ACE」では攻撃力・守備力が同じであり、機械族はレベルもバラけているため、このカードの効果に対応しているモンスターが多いです。
「機巧伝-神使記紀図」に対応しているかつ、デッキの要である「R-ACE-ハイドラント」にアクセスできる手段として利用できます。
また「スモール・ワールド」の除外コストにこのカードを使えば「R-ACEハイドラント」をサーチ可能です。
「セリオンズ“キング”レギュラス」
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻2800/守1600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の、「セリオンズ」モンスターか機械族モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを装備魔法カード扱いでこのカードに装備する。
(2):相手が効果を発動した時、自分の手札・フィールド(表側表示)から
「セリオンズ」モンスターカード1枚を墓地へ送って発動できる。
その効果を無効にする。
(3):このカードを装備した「セリオンズ」モンスターは、攻撃力が700アップし、このカード名の(2)の効果を得る。
機械族のテーマなので、このカードの特殊召喚条件を簡単に満たすことができ、攻撃力も2800とアタッカーとしても申し分ありません。
盤面を固める際の妨害役として機能するかつ、戦士族である「セリオンズ“ブルズ”アイン」や発動時にサーチが行える「円盤闘技場 セリオンズ・リング」と合わせれば、事故率を減らせるかつ、このカードを活かしやすくなります。
またレベル8なので、いざとなれば「ホップ・イヤー飛行隊」と合わせてレベル10シンクロ狙うこともできます。
「アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン」
シンクロ・効果モンスター
星8/風属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚した場合に発動できる。
自分の墓地からレベル2以下のチューナー1体を特殊召喚する。
(2):自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
EXデッキから「スターダスト・ドラゴン」1体をS召喚扱いで特殊召喚する。
その後、Sモンスター1体のS召喚を行う。
この効果でS召喚したモンスターは、このターン相手が発動した効果を受けない。
「ホップ・イヤー飛行隊」と組み合わせることで、相手ターン中に「ホップ・イヤー飛行隊」+レベル6「R-ACE」モンスターでこのカードをシンクロ召喚→このカードの1の効果を使い「ホップ・イヤー飛行隊」を蘇生→このカードの2の効果で「スターダスト・ドラゴン」1体をシンクロ召喚扱いで特殊召喚し「スターダスト・ドラゴン」+「ホップ・イヤー飛行隊」で「フルール・ド・バロネス」をシンクロ召喚。
結果「このターン相手が発動した効果を受けない」効果を付与された「フルール・ド・バロネス」を相手ターンに展開という流れを作ることができます。
「リンクリボー」
リンク・効果モンスター
リンク1/闇属性/サイバース族/攻 300
【リンクマーカー:下】
レベル1モンスター1体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをリリースして発動できる。
その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで0になる。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドのレベル1モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
レベル1モンスターを素材にリンク召喚でき、相手の攻撃からの防御手段として利用出来る効果や自己蘇生効果を持っています。
手札が悪い場合などに棒立ち状態になってしまった「R-ACEハイドラント」を素材にすれば、防御手段を用意でき、「R-ACEハイドラント」を墓地に送ることで「R-ACEタービュランス」などを特殊召喚するためのコストに使うこともできます。
またこのカードはフリーチェーンで自己蘇生が出来るため、相手の切り返しで効果を無効化されてしまった「R-ACEハイドラント」をコストにすることで攻撃に備えるといった運用も可能です。
「転生炎獣サンライトウルフ」
リンク・効果モンスター
リンク2/炎属性/サイバース族/攻1800
【リンクマーカー:上/下】
炎属性の効果モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのリンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
自分の墓地から炎属性モンスター1体を手札に加える。
このターン、自分はこの効果で手札に加えたモンスター及び
その同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できない。
(2):このカードが「転生炎獣サンライトウルフ」を素材としてL召喚されている場合に発動できる。
自分の墓地の「サラマングレイト」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
炎属性の効果モンスター2体をリンク召喚でき、リンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合に炎属性モンスターをサルベージする効果があります。
サルベージしたモンスター及びその同名カードはそのターン通常召喚・特殊召喚が出来ませんが、相手ターン中でも手札から効果を使える「R-ACE」モンスターであればデメリットもそこまで気になりません。
戦士族の「R-ACE」モンスターを使うなどし、相手ターン中にこのカードのリンク先にモンスターを特殊召喚すれば、再びサルベージ効果の利用を図れます。もちろん汎用性の高い「灰流うらら」のサルベージも可能なので、相手の動きに備える際にも活用していけるでしょう。
「I:Pマスカレーナ」
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/サイバース族/攻 800
【リンクマーカー:左下/右下】
Lモンスター以外のモンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてL召喚を行う。
(2):このカードをL素材としたLモンスターは相手の効果では破壊されない。
相手ターンに展開した「R-ACE」モンスターと組み合わせることでに「閉ザサレシ世界ノ冥神」の実質的な除去に繋げたり「S:Pリトルナイト」での妨害を構えたりすることが狙えます。
「閉ザサレシ世界ノ冥神」であれば、耐性を持ったモンスターの除去に役立ち「S:Pリトルナイト」をリンク召喚した場合、相手のフィールドか墓地のカードを1枚除外することができます。
汎用性リンク2モンスターであり「R-ACE」デッキではエクストラデッキの枠が確保しやすいため、1枚入れておいても損はないリンクモンスターです。
「賜炎の咎姫」
リンク・効果モンスター
リンク3/炎属性/悪魔族/攻2700
【リンクマーカー:左/右/下】
効果モンスター2体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は炎属性モンスターしか特殊召喚できない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分の墓地から炎属性モンスター1体を特殊召喚する。
(3):このカードが墓地に存在する状態で、相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、
自分フィールドの炎属性モンスター1体と相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、このカードを特殊召喚する。
汎用リンク3モンスターであり、永続効果で炎属性モンスターしか特殊召喚できなくなる代わりにノーコストで炎属性モンスターを蘇生する効果や墓地で発動できる除去&自己蘇生効果が優秀です。
炎属性で統一された「R-ACE」であれば、「R-ACEタービュランス」を筆頭に状況に適したモンスターを蘇生するための手段として利用できます。
このカード自体の攻撃力も2700と十分アタッカーとして使えるレベルにあるため盤面の強化が出来ます。墓地へ送られた後も除去&自己蘇生効果を利用できるため、相手の特殊召喚を牽制していけるでしょう。
「神聖魔皇后セレーネ」
リンク・効果モンスター
リンク3/光属性/魔法使い族/攻1850
【リンクマーカー:左下/下/右下】
魔法使い族モンスターを含むモンスター2体以上
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。
お互いのフィールド・墓地の魔法カードの数だけこのカードに魔力カウンターを置く。
(2):フィールドに「エンディミオン」カードが存在する限り、
相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。
(3):1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに、
自分フィールドの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。
自分の手札・墓地から魔法使い族モンスター1体を選び、
このカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
魔法使い族を含むモンスター2体以上でリンク召喚できるリンク4モンスターです。「灼熱の火霊使いヒータ」をセットで採用することで、スムーズにリンク召喚を狙うことができます。
「罪宝R-ACE」であれば「黒魔女ディアベルスター」を蘇生させることができるかつ「罪宝」魔法カードでこのカードの魔力カウンターを稼ぐことができるため、相性が良いです。
「灼熱の火霊使いヒータ」を経由し、このカードの3の効果で特殊召喚した後「灼熱の火霊使いヒータ」+このカードをリンク素材にすることで「アクセスコード・トーカー」をリンク召喚できます。
上記流れで「アクセスコード・トーカー」をリンク召喚すれば、最低でも墓地には火属性と光属性のリンクモンスターが揃っている状態なので「アクセスコード・トーカー」の除去効果を2回発動することが狙えます。
「罪宝」関連カード
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカード以外の自分フィールドの表側表示カード1枚を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキから炎属性・レベル1モンスター1体を特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「スネークアイ」モンスターか
「ディアベルスター」モンスター1体を対象として発動できる。
デッキから炎属性・レベル1モンスター1体を手札に加える。
その後、対象のモンスターをデッキの一番下に戻す。
「罪宝」カードの内の1枚である「原罪宝-スネークアイ」は「R-ACE」デッキのキーカードである「R-ACEハイドラント」をリクルートできるため相性が良いです。
「原罪宝-スネークアイ」を引き込む手段としては「黒魔女ディアベルスター」と「蛇眼の炎燐」があり、「黒魔女ディアベルスター」は「“罪宝狩りの悪魔”」で、「蛇眼の炎燐」は「篝火」で引き込めるため、それらも合わせて採用することで安定力が格段に向上します。
特に「“罪宝狩りの悪魔”」か「篝火」から動き始めた場合は実質的な手札消費枚数1枚で召喚権を温存したまま「R-ACEハイドラント」を出せるため、「罪宝」関連カードを採用することで得られるメリットはかなり大きいです。
「ピリ・レイスの地図」
通常魔法
(1):自分メインフェイズ1開始時に発動できる。
デッキから攻撃力0のモンスター1体を手札に加え、自分のLPを半分にする。
このカードの発動後、次のターンの終了時まで、
自分はこの効果で手札に加えたモンスターまたはその同名カードの召喚に成功しない限り、
そのモンスター及びその同名カードの効果を発動できない。
攻撃力が0の「R-ACEハイドラント」をサーチすることができます。
ライフ半減というデメリットは序盤ではかなり重いものとなりますが、上記の通り「R-ACEハイドラント」は「R-ACE」テーマにおけるキーカードなのでサーチする意義は大いにあります。サーチした「R-ACEハイドラント」は通常召喚することで、サーチ効果を使うことができます。
しかし召喚権を使うという点では「機巧鳥-常世宇受賣長鳴」で「R-ACEハイドラント」をリクルートする場合と同じなので、どちらをどれくらい採用すべきかは慎重に検討する必要があるでしょう。
「リミッター解除」
速攻魔法
(1):自分フィールドの全ての機械族モンスターの攻撃力は、ターン終了時まで倍になる。
この効果が適用されているモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。
「R-ACEハイドラント」以外の機械族の「R-ACE」モンスターはいずれも攻撃力が2000以上あるため、このカードで倍化すれば4000越えの火力を得られます。
この効果の影響を受けたモンスターは自壊してしまいますが、「R-ACE」では「RESCUE!」や「ALERT!」の存在もあって、墓地の「R-ACE」モンスターを蘇生・サルベージして再利用することはそう難しくありません。元々の攻撃力が0の「R-ACEハイドラント」は倍化しても攻撃力こそ変化しません。
2倍になった結果0になっているという扱いとなるため、「リミッター解除」効果の影響を受けたとしてエンドフェイズに自壊し得る点には要注意です。
「ワン・フォー・ワン」
通常魔法(制限カード)
(1):手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。
レベル1モンスターである「R-ACEハイドラント」をリクルートするために活用できます。このカードでリクルートした「R-ACEハイドラント」効果で「R-ACEエアホイスター」をサーチすれば、「R-ACEエアホイスター」を通常召喚してあちらのサーチ効果に繋げられます。
「R-ACEエアホイスター」効果で「RESCUE!」をサーチしたなら「ワン・フォー・ワン」を発動するための手札コストにした「R-ACE」モンスターを蘇生可能です。
「ALERT!」をサーチしたならあちらの効果で「R-ACEタービュランス」をサーチして墓地の「R-ACE」モンスターと「ALERT!」をコストに「R-ACEタービュランス」を自己特殊召喚することもできます。
「増援」
通常魔法(制限カード)
(1):デッキからレベル4以下の戦士族モンスター1体を手札に加える。
戦士族の「R-ACE」モンスターをサーチするために活用できます。
前述もしましたが戦士族の「R-ACE」モンスターは手札から使える効果も持っているため、「R-ACEハイドラント」や「R-ACEタービュランス」のリクルートも出来る「R-ACEインパルス」はサーチして手札に持っておくだけでも妨害こそできないものの相手への牽制として機能します。
また「R-ACEエアホイスター」は「R-ACE」魔法カードをサーチする効果により更なるアドバンテージ獲得に繋げやすいため、積極的に引き込む価値も十分あります。戦士族の「R-ACE」モンスターは炎属性でもあるため、装備モンスターさえいれば「『焔聖剣-デュランダル』」でもサーチが可能です。
「機巧伝-神使記紀図」
フィールド魔法
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキの上からカードを3枚めくる。
その中から攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。
残りのカードは裏側表示で除外する。
(2):攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスターが召喚・特殊召喚される度にこのカードにカウンターを1つ置く。
(3):このカードのカウンターの数が10以上の場合、
攻撃力と守備力の数値が異なるフィールドのモンスターは効果を発動できない。
重要なのは1の効果であり、デッキトップ3枚の中から攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体を手札に加えられます。機械族の「R-ACE」モンスターであればこの効果で手札に加えられるため、「R-ACEハイドラント」などを引き込む手段としても利用できます。
「R-ACE」なら2と3の効果を狙うことも可能ではありますが、用が済んだら「R-ACEヘッドクオーター」に張り替えてしまうというのも有りです。
「強欲で貪欲な壺」
通常魔法(準制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
デッキトップからカード10枚を裏側表示で除外する代わりに2枚ドローできるカードであり、ドローソースとしても優秀です。
アメイジング・ディフェンダーズに再録されている「機巧鳥-常世宇受賣長鳴」を組み合わせた「R-ACE」と相性が良く、「機巧鳥-常世宇受賣長鳴」2の効果を使えば裏側表示で除外されているカードの中から機械族の「R-ACE」モンスターを手札に戻せます。
「機巧鳥-常世宇受賣長鳴」1の効果でリクルートした「R-ACEハイドラント」効果で本命となる「R-ACE」モンスターをサーチしてから「強欲で貪欲な壺」を使うようにすれば、デッキのカードを除外し過ぎるが故の不都合もある程度は抑えられます。
上記の「機巧伝-神使記紀図」でも似た運用が出来るため、どちらも「R-ACE」デッキに「機巧鳥-常世宇受賣長鳴」を組み込む際には併せて採用を検討したいカードです。
まとめ!
「R-ACE(レスキュー・エース)」は最上級モンスターをいきなり特殊召喚したり、最大4枚ものカードをセット出来たりと、大型モンスターで戦うテーマですが、ステータスに恵まれておりサポートの面でも困ることのないテーマデッキというのも利点です。
「R-ACE(レスキュー・エース)」は大会環境も活躍しているテーマデッキであり、他テーマとの混合構築も強力なのが特徴です。
現在では「EMERGENCY!」や「罪宝」関連である「蛇眼の炎燐」「黒魔女 ディアベルスター」が制限カードに指定され、弱体化したもののいまだに強力なテーマであることには違いありません。デッキを組む際は是非紹介したカードの採用を検討いただければ幸いです。
▼今回紹介したカードを探す▼
「R-ACE(レスキュー・エース)」テーマに関しての別途関連記事はコチラ⬇︎