儀式テーマである影霊衣(ネクロス)は現在では制限なども緩和され、非常に強力なテーマデッキです!
暗黒の遊戯王9期で環境を支配していたテーマですが、セレクション10で強化されたテーマとなっていおります。
今回は現在の環境にも対応できる「影霊衣」デッキレシピの紹介を行なっていきますので、是非参考にしていただければ幸いです!
「影霊衣」デッキの歴史を振り返る
【#本日の遊戯王OCGカード紹介】こちらのカードが登場したのは3年前!ここで、みんなにお願い!自身が『影霊衣(ネクロス)』デッキを持っている。もしくは『影霊衣(ネクロス)』デッキをあやつるデュエリストとデュエルで対戦した事が「いいね」を押してほしいぞ! pic.twitter.com/1X5MLRPwyk
— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) March 16, 2017
暗黒の遊戯王第9期を支配していたとして、恐らく知らない方はいらっしゃらないとは思いますが、最近遊戯王を始めたばっかり人復帰したばかりで「そもそも影霊衣って何ぞや?そんなに強かったの?(笑)」という方の為にもう一度歴史を振り返ってみましょう!
前置きはええわ!っという方はここは飛ばしちゃってください(笑)
遊戯王第9期、ブースターSP-トライブ・フォース-で登場したテーマ「影霊衣」
儀式召喚をテーマとしており、影霊衣儀式モンスターは手札から捨てて発動できる誘発効果を持っており、手札で腐りにくいという利点があるのと「影霊衣」と名のついた儀式魔法は以下の共通効果を持っております。
(2):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、 自分の墓地からこのカードと「影霊衣」モンスター1体を除外して発動できる。 デッキから「影霊衣」魔法カード1枚を手札に加える。
現在では珍しくもなくなってきた墓地で発動することができる儀式魔法の墓地効果ですが、当時は「影霊衣」モンスターの手札誘発に加え、影霊衣儀式魔法の墓地で発動できる効果で儀式テーマにもかかわらず驚異的な安定性を誇っておりました!
またエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターへのメタ性能を持っているモンスターも多く、当時、エクストラデッキ全盛期だった「今もですが(汗)」この時代に環境の座にいたテーマの1つでございます!
その結果、登場からしばらくし「マンジュゴット」「センジュゴット」などの儀式汎用カードを巻き込む形で、主力カードが次々と制限カード入りした「マンジュゴット」「センジュゴット」「影霊衣の術士 シュリット」などなど
環境のインフレの波に耐え切れず姿を消してしまったテーマですが、以前強力なテーマであることには変わらず、2020年現在では制限から緩和したカードも多く、以前にも増して強力なデッキです!
新規強化された【影霊衣(ネクロス)デッキレシピ2021】の紹介!
モンスターカード
「影霊衣の術士シュリット」×3
「マンジュ・ゴッド」×3
「宣告者の神巫」×3
「灰流うらら」×3
「増殖するG」×2
「クラウソラスの影霊衣」×3
「ユニコールの影霊衣」×3
「ブリューナクの影霊衣」×3
「トリシューラの影霊衣」×2
「アラドヴァルの影霊衣」×2
魔法カード
「影霊衣の万華鏡」×3
「影霊衣の降魔鏡」×2
「影霊衣の反魂術」×2
「儀式の準備」×3
「増援」×1
「墓穴の指名者」×2
エクストラデッキ
「旧神ヌトス」×2
「虹光の宣告者」×3
「サイバース・クアンタム・ドラゴン」×1
「電脳堺狐-仙々」×1
「神樹の守護獣-牙王」×1
「星態龍」×1
「炎斬機ファイナルシグマ」×1
「深淵に潜む者」×1
「No.41 泥睡魔獣バグースカ」×1
「No.82 ハートランドラコ」×1
「天霆號アーゼウス」×1
「トロイメア・フェニックス」×1
新規【影霊衣(ネクロス)デッキレシピ】の回し方を紹介!
デッキのコンセプトですが、「影霊衣」テーマの回転力の高さを活かして儀式召喚などを行っていくことで、相手の行動を妨害したりビートダウンを狙っていき勝利を目指すというものです。
今回紹介したデッキレシピは環境対応構築ということで、手札誘発モンスターによる相手の妨害や相手の手札誘発モンスターへの対策、対応力向上のための複数種類の除去手段等を意識して紹介させていただきました。
デッキの回し方ですが、まずはサーチカードを使っていくことで状況に適したカードや強力なカードを手札に引き込んでいきます。
「影霊衣」テーマでは「クラウソラスの影霊衣」と「ブリューナクの影霊衣」が手札の自身を捨てることで発動出来るサーチ効果を持っているため使い勝手が良いです。
また「影霊衣」は儀式テーマである故にサーチカードが多く、汎用儀式サポートの「マンジュ・ゴッド」はもちろんのこと「儀式の準備」や「宣告者の神巫」を採用することで安定力が格段に増します。
「影霊衣」では「影霊衣の降魔鏡」と「影霊衣の反魂術」の存在もあるため墓地肥やしもその後の展開に有効です。
中でも「アラドヴァルの影霊衣」は手札の自身を捨てることで複数枚の墓地肥やしを狙えます。
「影霊衣」儀式モンスターは儀式召喚以外で特殊召喚することが出来ないという特徴があるため、自身の効果などで墓地へ行った「影霊衣」儀式モンスターは「ユニコールの影霊衣」のサルベージ効果や「影霊衣の反魂術」による墓地からの儀式召喚などで再利用を狙うと良いでしょう。
キーカードである「影霊衣の万華鏡」はエクストラデッキのモンスターを素材に儀式召喚を行えるというもので、レベルを併せれば複数体の儀式召喚が可能という特異な効果を持っています。
出したい儀式モンスターを手札に揃える必要はありますが、エクストラデッキの高レベルモンスターを素材に複数体の儀式モンスターを儀式召喚する運用は間違いなく強力です。
手札・フィールド・墓地に必要なカードが揃ったら儀式召喚を行っていきます。
いずれも強力な効果を持つ儀式モンスター達ですので、相手の行動を妨害したり除去効果を使うことでデュエルを有利に進めていくことが狙えます。
今回採用を見送った「影霊衣」とカードをいくつか紹介!
次は今回、採用を見送った「影霊衣」と相性の良いカードをいくつか紹介していきます。
デッキを改造する際に是非、参考にしていただければ幸いです。
またコチラでは「影霊衣」と相性の良いカードとテーマについてより詳しく紹介しておりますので、是非参考にしていただければと思います↓
「儀式魔人デモリッシャー」
墓地から儀式素材になれる効果と自信を使用して儀式召喚したモンスターに対象耐性を付与する効果を持っています。
「儀式魔人リリーサー」が禁止カードになった今、「儀式魔人」関連では「儀式魔人デモリッシャー」が採用候補となります。
「影霊衣の降魔鏡」以外にも墓地から素材を供給できる手段として使えるほか、このカードを素材に「クラウソラスの影霊衣」を出すことであちらの効果と相まって高い場持ちを発揮できます。
「サイバー・エンジェル-弁天-」
リリースされた場合に光属性・天使族モンスターをサーチできる効果を持つ儀式モンスターです。
「ブリューナクの影霊衣」等の高レベル「影霊衣」儀式モンスターを儀式召喚するためのリリースに使うことで「マンジュ・ゴッド」や「宣告者の神巫」のサーチが出来るため、儀式召喚をしつつハンドアドバンテージを稼いでいけます。
ただしこのカードはリリース要員であり、それ以外に利用手段が無いため採用する際には事故率に気を付けた方が良いでしょう。
「異次元からの埋葬」
除外されているモンスターを3体まで墓地に戻せる速攻魔法カードです。
「影霊衣の降魔鏡」で除外したモンスターを墓地へ戻すことによって再利用を図れます。
「影霊衣」儀式魔法は共通で墓地の自身と「影霊衣」モンスターを除外することで「影霊衣」魔法カードをサーチする効果を持っているため、「異次元からの埋葬」があれば比較的気軽に墓地の「影霊衣」モンスターを除外してしまえる点は有用です。
【影霊衣(ネクロス)デッキレシピ2021】回し方と相性の良いカードを紹介!環境対応構築!まとめ!
新規カードが加わり、強化された【影霊衣(ネクロス)デッキレシピ】の紹介でしたが、参考になりましたでしょうか?
今回紹介した「影霊衣」デッキは元環境に対応できる構築の純構築でありましたが、「影霊衣」は「ドラグマ」とも相性が良く、最近では混合構築を良く見かけます。
過去には環境にも入っていたテーマであり、「影霊衣」の特徴はやはり、エクストラのモンスターに強い点と安定した回転力では無いでしょうか?
セレクション10で過去に高額だったカードも今では安く手に入れることができるので、是非この機会に「影霊衣」デッキを組んでみても面白いかと思います!!
フリーで使われるとつまらない事この上ない。