2022年3月19日(土)デッキビルドパック タクティカル・マスターズにて新たに「ラビュリンス」テーマが登場しました。
「ラビュリンス」テーマは通常罠カードを駆使して戦う悪魔族のテーマで、相手を翻弄して戦うデッキテーマとなっております。
そこで今回は「ラビュリンス」デッキレシピやその回し方などを紹介していきます。
「ラビュリンス」デッキレシピの紹介!
モンスターカード
「白銀の城の狂時計」×2
「白銀の城の火吹炉」×2
「白銀の城の竜飾灯」×2
「白銀の城の召使い アリアンナ」×3
「白銀の城の召使い アリアーヌ」×3
「白銀の城の魔神像」×2
「白銀の城のラビュリンス」×2
「悪魔嬢リリス」×1
「天獄の王」×1
魔法カード
「白銀の迷宮城」×3
「ラビュリンス・セッティング」×1
「墓穴の指名者」×2
罠カード
「ウェルカム・ラビュリンス」×3
「フェアーウェルカム・ラビュリンス」×2
「ラビュリンス・バラージュ」×1
「悪魔の技」×3
「ドラグマ・パニッシュメント」×3
「神風のバリア -エア・フォース-」×1
「イタチの大暴発」×1
「トラップトリック」×1
「天龍雪獄」×1
エクストラデッキ
「旧神ヌトス」×3
「F・G・D」×2
「ウィンドペガサス@イグニスター」2
「PSYフレームロード・Ω」×1
「No.41 泥睡魔獣バグースカ」×1
「トロイメア・ケルベロス」×1
「トロイメア・フェニックス」×1
「トロイメア・ユニコーン」×1
「トロイメア・グリフォン」×1
「破械雙王神ライゴウ」×1
「閉ザサレシ世界ノ冥神」×1
「ラビュリンス」デッキの回し方を紹介!
✨ ラビュリンス ✨
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📝デッキレシピ紹介📝
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デッキのコンセプトとしては、「ラビュリンス」テーマの特徴を活かして相手を罠にかけていくことでデュエルを有利に進めていくというものです。
今回紹介したデッキレシピではエクストラデッキを活用することもできる構築にしましたが、「ラビュリンス」テーマはエクストラデッキが無くても回していけるため「強欲で金満な壺」や「金満で謙虚な壺」のコスト用にしてしまうのも有りでしょう。
デッキの回し方ですが、まずは「ラビュリンス」カードを使って罠カード等の準備を整えていきます。
白銀の迷宮城
フィールド魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):セットされた「ウェルカム・ラビュリンス」通常罠カードを自分が発動した場合、
その効果に以下の効果を加える事ができる。
●フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
(2):自分が「ラビュリンス」カード以外の通常罠カードを発動した場合に発動できる。
自分の手札・墓地から悪魔族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
ウェルカム・ラビュリンス
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから「ラビュリンス」モンスター1体を特殊召喚する。
このカードの発動後、次のターン終了時まで自分は悪魔族モンスターしかデッキ・EXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分の通常罠カードの効果でモンスターがフィールドから離れた場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
最序盤での目標としては「白銀の迷宮城」と「ウェルカム・ラビュリンス」を用意することです。
白銀の城の召使い アリアンナ
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守2100
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「白銀の城の召使い アリアンナ」以外の「ラビュリンス」カード1枚を手札に加える。
(2):自分の通常罠カードの効果でモンスターがフィールドから離れた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
その後、以下の効果を適用できる。
●手札から、悪魔族モンスター1体を特殊召喚するか、魔法・罠カード1枚をセットする。
白銀の城の召使い アリアーヌ
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札及び自分フィールドにセットされたカードの中から、
通常罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから「白銀の城の召使い アリアーヌ」以外のレベル4以下の悪魔族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):自分の通常罠カードの効果でモンスターがフィールドから離れた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
その後、以下の効果を適用できる。
●手札から、悪魔族モンスター1体を特殊召喚するか、魔法・罠カード1枚をセットする。
召喚・特殊召喚成功時の効果で「ラビュリンス」カードをサーチできる「白銀の城の召使い アリアンナ」は非常に使い勝手が良いため、「白銀の城の召使い アリアーヌ」でリクルートしたりすることで積極的に活用していきたいです。
白銀の城の火吹炉
効果モンスター
星2/闇属性/悪魔族/攻 0/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札・フィールドのこのカードを墓地へ送り、手札を1枚捨てて発動できる。
手札・デッキから「ラビュリンス」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分の通常罠カードの効果でモンスターがフィールドから離れた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
白銀の城の竜飾灯
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1500/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札・フィールドのこのカードを墓地へ送り、手札を1枚捨てて発動できる。
手札・デッキから「ラビュリンス」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分の通常罠カードの効果でモンスターがフィールドから離れた場合に発動できる。
このカードを手札に加える。
また「白銀の城の火吹炉」と「白銀の城の竜飾灯」も手札コストは必要なものの「ラビュリンス」魔法・罠カードをデッキからセットできるため、必要なカードを引き込んでいけます。
「白銀の迷宮城」と「ウェルカム・ラビュリンス」が用意出来た後は、それらの効果を使いながらも「ラビュリンス」モンスターの効果を使ってより大きなアドバンテージを稼いでいきます。
「ウェルカム・ラビュリンス」はデッキから好きな「ラビュリンス」モンスターを特殊召喚できるため、デッキのエースである「白銀の城のラビュリンス」はリクルート先の候補として最有力になります。
「白銀の迷宮城」発動下であれば「ウェルカム・ラビュリンス」に除去効果を追加できるため、除去効果が「白銀の迷宮城」ではなく「ウェルカム・ラビュリンス」の効果という裁定であれば 、その効果で相手フィールドのモンスターを除去することで「ラビュリンス」モンスターの効果のトリガーとなれます。
「ウェルカム・ラビュリンス」自身の効果や「白銀の城のラビュリンス」の効果を使えば墓地の通常罠カードをセットして再利用していけるため、アドバンテージを補充していきながら通常罠カード等の効果で相手の展開や行動を妨害していけます。
「ラビュリンス」はテーマ以外の通常罠カードもサポート出来るのが特徴であり、「ラビュリンス」モンスターの効果のトリガーになれるよう除去効果を持った通常罠カードは特に相性が良いです。
悪魔の技
通常罠
(1):自分フィールドに悪魔族モンスターが存在する場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、デッキから悪魔族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
「悪魔の技」は悪魔族の墓地肥やしも出来ますし、「ドラグマ・パニッシュメント」は除去効果に加えて墓地へ送るカード次第で様々な用途に使えます。
通常罠カードや「ラビュリンス」モンスターの効果を活用することで、相手の行動を防ぎながらも自分は継続的にアドバンテージを稼いでいくことでビートダウンで勝利を目指していけるでしょう。
今回紹介したデッキレシピでは相手が耐性効果を持ったモンスターを出して来た時への対抗策として、耐性をすり抜けて除去できそうな通常罠カードをいくつか採用していますのでそちらも参考にしてみてください。
「ラビュリンス」デッキの展開例を紹介!
「ラビュリンス」デッキでの具体的な展開例を1つ紹介します。
先攻1ターン目であることを前提とし、手札に
「白銀の城の召使い アリアンナ」+「ウェルカム・ラビュリンス」or「白銀の迷宮城」or「白銀の城の火吹炉」or「白銀の城の竜飾灯」(今回は「ウェルカム・ラビュリンス」と仮定します)+手札コスト1枚
の計3枚がある場合に出来るコンボです。
「白銀の城の召使い アリアンナ」を通常召喚→
「白銀の城の召使い アリアンナ」召喚成功時の効果で「白銀の城の火吹炉」(「白銀の城の竜飾灯」でも可)をサーチ→
「ウェルカム・ラビュリンス」をセット→
手札の「白銀の城の火吹炉」の効果で自身と手札1枚をコストにデッキから「白銀の迷宮城」をセット→
「白銀の迷宮城」を発動します。
結果的に「白銀の城の召使い アリアンナ」と「白銀の迷宮城」、それとセットした「ウェルカム・ラビュリンス」を用意できました。
次の相手ターンに「ウェルカム・ラビュリンス」を発動してその効果により「白銀の城のラビュリンス」をリクルートし、「白銀の迷宮城」によって追加された「ウェルカム・ラビュリンス」の効果で相手フィールドのモンスターを除去すれば、それをトリガーとしてフィールドの「白銀の城のラビュリンス」と「白銀の城の召使い アリアンナ」、墓地の「白銀の城の火吹炉」の効果を使えます。
「白銀の城のラビュリンス」の効果では相手の手札・フィールドのカードを追加で1枚除去、「白銀の城の召使い アリアンナ」の効果では1枚ドローして手札から悪魔族モンスターを特殊召喚するか魔法・罠カードのセット、「白銀の城の火吹炉」の効果では自己蘇生が出来ます。
残りの手札に「ラビュリンス」以外の通常罠カードがあったのならそれらをセットしておくことで更に制圧力を上げたり、「白銀の迷宮城」の2の効果によって相手に除去や戦闘破壊された「白銀の城のラビュリンス」や「白銀の城の召使い アリアンナ」を蘇生することも狙えます。
最初に必要な手札枚数は3枚でしたが、「白銀の城の召使い アリアンナ」以外はかなり融通が利くので揃いやすいかと思います。
「白銀の城の召使い アリアンナ」が無い場合でも、追加で通常罠カードがコストに必要ではあるものの「白銀の城の召使い アリアーヌ」なら「白銀の城の召使い アリアンナ」をリクルートして上記の動きに繋げられます。
その際には結果的にフィールドに「白銀の城の召使い アリアンナ」と「白銀の城の召使い アリアーヌ」を並べられるため、次の相手ターンに両方の効果を使って更にアドバンテージを稼いだりそれを諦めて自分のターンにエクシーズやリンク召喚をすることも視野に入ります。
まとめ!
「ラビュリンス」テーマは悪魔族の通常罠カードを駆使して戦うテーマデッキであり、エクストラデッキを使う構築から、頼らない構築や、採用する罠カードを変えたり、他の悪魔族モンスターと組み合わせたりなど、デッキ構築の幅が非常に広いテーマデッキです。
今回紹介したデッキ構築はあくまでも、「ラビュリンス」らしさを最大限に活かした構築なので、是非色々な構築を試してみたり、今回の内容を参考にしてただければと思います。
今後も汎用罠カードや新規が増えることで強化が十分に臨めるテーマなので、気になる方は組んでおいて損のないテーマデッキかと思います。
「ラビュリンス」に関しての別途関連記事はコチラ↓
https://kata0003.net/labyrinth-compatibility-18688