コレクションパック2020が発売し、遂にOCG化した「化石」テーマを使えるようになりました。
OCG化するテーマを決める投票企画が行われ、そこでアニメ遊戯王GXに登場するジムの「フォッシル」が見事1位となりました。
投票の際には「フォッシル」という名前でしたが実際カード化したものも「フォッシル」と名の付くカードが少なく、「化石」と名の付く融合モンスターを主軸としているため当サイトではテーマ名を「化石」とさせていただきます。
今回はそんな「化石」デッキレシピやその回し方を紹介していきます。
「化石」デッキレシピの紹介!!
モンスターカード
「風化戦士」×3
「フォッシル・ダイナ パキケファロ」×1
「地球巨人 ガイア・プレート」×1
「魔救の分析者」×3
「コアキメイル・ガーディアン」×2
「コアキメイル・サンドマン」×1
「コアキメイル・ウォール」×1
「リバイバルゴーレム」×1
「ネメシス・キーストーン」×2
「原始生命態ニビル」×1
「礫岩の霊長-コングレード」×1
「海亀壊獣ガメシエル」×1
「マスマティシャン」×2
「増殖するG」×2
魔法カード
「化石融合-フォッシル・フュージョン」×3
「タイム・ストリーム」×3
「標本の閲覧」×1
「奇跡の穿孔」×3
「死者蘇生」×1
「手札抹殺」×1
「サンダー・ボルト」×1
「おろかな重葬」×1
「おろかな埋葬」×1
罠カード
「岩投げアタック」×1
「激流葬」×2
エクストラデッキ
「新生代化石騎士 スカルポーン」×2
「新生代化石竜 スカルガー」×2
「中生代化石騎士 スカルナイト」×2
「古生代化石竜 スカルギオス」×2
「古生代化石騎士 スカルキング」×2
「魔救の奇跡-ドラガイト」×1
「御影志士」×1
「リンクリボー」×1
「クロシープ」×1
「ミセス・レディエント」×1
「化石」デッキレシピの回し方と戦術例を紹介!
まずデッキのコンセプトですが、「化石」融合モンスターを使用したビートダウンとなっています。
サポートカードによってアドバンテージを稼ぎつつ、展開した強力な「化石」融合モンスターでバトルを行い勝利を目指します。
デッキの回し方としては、まずは「化石融合-フォッシル・フュージョン」を手札に引き込んでいきます。
「化石融合-フォッシル・フュージョン」はお互いの墓地のモンスターを融合素材にすることで「化石」融合モンスターを融合召喚できる通常魔法カードで、「化石」融合モンスターを出していくにはこれが無くては始まりません。
「化石融合-フォッシル・フュージョン」を引き込む手段としてはいくつかあり、今回紹介したデッキレシピでは
・素引き(初手の5枚あるいは通常のドローで手札に加えること)すること
・「風化戦士」の効果
・「新生代化石竜 スカルガー」
の効果の3パターンです。
3枚積みしているため素引きする確率も十分にあり、「風化戦士」の効果は「マスマティシャン」や「奇跡の穿孔」で墓地肥やしをしても利用できるため使いやすいです。
「化石融合-フォッシル・フュージョン」を手札に引き込んだ後は「化石」融合モンスターの融合召喚を行っていきます。
基本的に融合素材の岩石族モンスター枠は自分の墓地から賄うことになります。
もう片方のレベル指定の融合素材ですが、出したい「化石」融合モンスター次第では相手の墓地から融合素材を選ぶことで相手の墓地アドバンテージの損失を狙いつつ「化石融合-フォッシル・フュージョン」の追加効果で耐性付与が出来ます。
切り札の「古生代化石騎士 スカルキング」や「古生代化石竜 スカルギオス」はデュエルを決め得るだけのパワーを持ったカードですので、自分や相手の墓地の融合素材や「タイム・ストリーム」を活用して積極的に出していき相手に大ダメージを与えていくと良いでしょう。
「ネメシス・キーストーン」は相性が良く、融合素材にしたモンスターあるいは墓地で発動する効果を使った「化石」融合モンスターを除外からデッキに戻して自己特殊召喚ができ、自身が融合素材になった場合でもエンドフェイズには手札に戻ってくるため繰り返し使えます。
フィールドに出たこのカードは「リンクリボー」のリンク素材に使うことで盤面の防御力を上げつつ融合素材として利用できます。
今回のデッキレシピでは「魔救の分析者」も採用しており、自己特殊召喚効果による展開だけでなくデッキトップから5枚の中に下級岩石族モンスターがいれば特殊召喚してリンク・シンクロ・エクシーズが狙えるため使い勝手が良いです。
「化石」デッキの戦術例を紹介!
具体的な戦術例を1つ紹介します。
自分が後攻以降であり、相手の墓地に下級モンスターが1体でも存在し手札に「マスマティシャン」+「タイム・ストリーム」の2枚があれば使えるコンボです。
「マスマティシャン」を通常召喚して効果によりデッキから「風化戦士」を墓地へ送る→
「風化戦士」の効果により「化石融合-フォッシル・フュージョン」をサーチ→
「化石融合-フォッシル・フュージョン」を発動して自分の墓地の「風化戦士」と相手の墓地の下級モンスターを素材に「新生代化石騎士 スカルポーン」を融合召喚→
「タイム・ストリーム」を発動して「新生代化石騎士 スカルポーン」をリリースし「中生代化石騎士 スカルナイト」を特殊召喚→
墓地の「新生代化石騎士 スカルポーン」の効果により自身を除外して2枚目の「タイム・ストリーム」をサーチ→
2枚目の「タイム・ストリーム」を発動して「中生代化石騎士 スカルナイト」をリリースして「古生代化石」融合モンスターを特殊召喚出来ます。
「タイム・ストリーム」の効果によって特殊召喚する「古生代化石」融合モンスターはどちらでも良いため、状況に応じた方を選ぶと良いでしょう。
墓地の「中生代化石騎士 スカルナイト」の効果を使えばフィールドのモンスター1体を破壊できるのでそのことも踏まえると良いかと思います。
このコンボでは初動は「風化戦士」を墓地へ送れさえすればいいので、「マスマティシャン」でなくとも「奇跡の穿孔」でも可能です。
もちろん相手の墓地に上級・最上級モンスターがいれば「タイム・ストリーム」を使わずとも「中生代化石騎士 スカルナイト」や「古生代化石」融合モンスターを出せるためそちらを狙っていくと良いでしょう。
「化石」デッキレシピの回し方と戦術例についてのまとめ!
長いことOCG化が待ち望まれていたテーマの1つでございましたが、今回のコレクションパック2020で無事1位を獲得し、OCG化を果たしました。
「化石」テーマは相手の墓地のモンスターを素材として、「化石」融合モンスターを展開し、ビートダウンするテーマデッキですので、構築さえしっかりとしていれば比較的初心者でも扱いやすいテーマなのでは無いかと感じます。
もちろんトーナメントデッキとまではいきませんが、せっかく人気投票で1位になったテーマなので、気になる方は是非今回のレシピを参考にしていただけると嬉しいです。