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2023年7月も終盤ということで、今月にシングル価格が高騰したカードについて振り返っていきます。
シングル価格が高騰した理由についての考察や、7月27日現在時点での平均相場価格も一緒に紹介します。
カードの売買を考えているという人はぜひ参考にしてみてください。
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2023年7月のシングル相場価格の動きを軽くおさらい!
主に7月のシングル価格に影響を与えたのは新商品や大会環境の変化、新リミットレギュレーションの適用でした。
7月22日には基本パック エイジ・オブ・オーバーロードが発売しました。
「ホルス」や「スネークアイ」等の新テーマの登場に加え、「覇王」デッキを強化できるカードや「溟界」「ヌーベルズ」「エレキ」などを強化できる新規カードも収録されました。
それら新規テーマと相性の良い既存カードや、強化された既存テーマのデッキを構築する上で採用優先度やレアリティの高いカードは価格が上がりやすい傾向にありました。
次に大会環境ですが、7月の環境では規制の影響が軽微で済んだ「R-ACE」や「ピュアリィ」の活躍が特に目立っており、それ以外にも「ティアラメンツ」や「クシャトリラ」「烙印」「ラビュリンス」等も好成績を残していました。
詳しくは後述しますが、「トランザクション・ロールバック」は昨今大会環境での使用率が上がってきたカードとして注目を集めています。
7月から適用された真リミットレギュレーションですが、禁止カードになったカードが複数あった一方で、禁止カードから復帰して久々に使えるようになったカードもありました。
カードパワーの高さから禁止カードになっていたことも有り、今回の制限復帰を機に需要が増加したことで価格上昇に繋がりました。
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2023年7月にシングル価格が高騰したカード5選!
「R-ACEインパルス」
スーパーレア | 相場価格:800~1200円 |
2の効果が特に優秀で、相手のフィールドでモンスター効果が発動したことをトリガーに機械族の「R-ACE」モンスターをリクルートできます。
このカードの2の効果は手札からでも使えるため相手ターン中に不意を突いてリクルートをしたり、残り手札などの状況に応じた「R-ACE」モンスターへのアクセス手段として使えます。
昨今の大会環境で活躍中の「R-ACE」デッキのキーカードとしてフル投入されていることも多く、「R-ACE」デッキの活躍に応じて価格も上がりました。
「トランザクション・ロールバック」
ノーマルパラレル | 相場価格:1500~1700円 |
普通に発動する1の効果では相手の墓地に依存することになるため、基本的には墓地で発動する2の効果を目的に使うことになります。
ライフコストは半分と大きいものの、自分の墓地の通常罠カードの効果をコピーする効果は優秀であり、墓地肥やし手段などでコピー先の通常罠カードと一緒に墓地へ送っておけば任意のタイミングで使用できます。
「逢華妖麗譚-魔妖不知火語」をコピーすることでコストを無視してあちらの強力なロック効果を使用したり、通常罠カードを駆使する「ラビュリンス」デッキで墓地から使える通常罠カードとして利用したりと、昨今の大会環境での採用率上昇によって価格が高騰しました。
「宿神像ケルドウ」
スーパーレア | 相場価格:1200~1500円 |
シークレットレア | 相場価格:2000~2300円 |
「イシズ」関連カードであり、自己特殊召喚とサーチ効果や墓地で発動する効果で墓地のカードをデッキに戻せます。
7月の大会環境では「ティアラメンツ」デッキがまたも戦績を伸ばし始めてきており、このカードを含めた「イシズ」関連カードをはもはや必須カードとして組み込まれています。
フリーチェーンで相手の墓地利用を妨害できる点はシンプルに優秀であり、ミラーマッチ時でも役立つことやレアリティの高さも含めて価格が上がりました。
「M.X-セイバー インヴォーカー」
ノーマルパラレル | 相場価格:450~600円 |
スーパーレア | 相場価格:700~800円 |
シークレットレア | 相場価格:900~1000円 |
汎用ランク3エクシーズであり、地属性・レベル4の獣戦士族モンスターか戦士族モンスターをリクルートできる効果を持っています。
7月の新リミットレギュレーションで制限復帰したカードであり、デッキのキーカードを呼び出したり更なる展開に繋いだりといった運用が可能です。
これまで使用不能だったこともあって、制限復帰によって相場価格は大きく上がることとなりました。
「シューティング・スター・ドラゴン・TG-EX」
ウルトラレア | 相場価格:1000~1300円 |
20thシークレットレア | 相場価格:3000~4000円 |
モンスターを対象とするモンスター効果の無効化、相手の攻撃無効化、相手ターン中の自己蘇生効果を持っています。
「TG」テーマはエイジ・オブ・オーバーロードで登場した新規カードによって大幅に強化されたため、このカードをシンクロ召喚する難易度も下がりました。
このカードは「TG」シンクロモンスターでもあるため一部の「TG」モンスターの持つ制約を気にせず出すことができ、今回の強化を機に「TG」デッキに興味を持ったという人による需要増加やファンからの人気もあって価格が上昇しました。
まとめ!
2023年7月は新リミットレギュレーションの適用や、エイジ・オブ・オーバーロードの発売で、高騰したカードの多い月でした。
高騰したカードの中でも特に印象的だったのが、「トランザクション・ロールバック」です。
「トランザクション・ロールバック」に関しては、やや使いどころが難しいカードではあるものの、「逢華妖麗譚-魔妖不知火語」のコピーや、エイジ・オブ・オーバーロードで強化された「ラビュリンス」テーマの影響で今後も注目が集まるカードと言えるでしょう。
今回紹介したカード以外にも、エイジ・オブ・オーバーロードで強化された「TG」関連など、少しずつ価格の上昇が目立つカードも出てきていますので、これからデッキを組む予定の方は、早めに購入を検討することをおすすめします。
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