「ヘカトンケイル」デッキレシピ2025の回し方・展開例!9月環境ガチ構築!

ヘカトンケイルデッキレシピ

8月末に発売したデッキビルドパック ファントム・リベンジャーズでは新規テーマとして「ヘカトンケイル」が登場しました。

「ヘカトンケイル」デッキのコンセプトは、「ヘカトンケイル」カードで相手モンスターのコントロールを奪い、デュエルを有利に進めることです。

「ヘカトンケイル」デッキレシピやその回し方などを紹介します。

「ヘカトンケイル」デッキレシピ2025

モンスターカード

「見えざる手イブエル」×3

「見えざる手ヤドエル」×3

「見えざる手ガイガス」×1

「見えざる手ゴッドス」×3

「見えざる手ブレアス」×1

「幻惑の見習い魔術師」×3

「魂の造形家」×3

「増殖するG」×2

「灰流うらら」×3

「マルチャミー・フワロス」×3

魔法カード

「神の見えざる手」×3

「見えざる幽獄」×1

「心変わり」×2

「墓穴の指名者」×2

「抹殺の指名者」×1

罠カード

「見えざる誘い手」×1

「見えざる招き手」×1

「影帽子」×1

「無限泡影」×3

エクストラデッキ

「見えざる神ジャウザー」×3

「見えざる神ゼノ」×2

「フルール・ド・バロネス」×1

「交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン」×1

「真血公ヴァンパイア」×1

「厄災の星ティ・フォン」×1

「影法師トップハットヘア」×1

「トロイメア・フェニックス」×1

「I:Pマスカレーナ」×1

「S:Pリトルナイト」×1

「トロイメア・ユニコーン」×1

「閉ザサレシ世界ノ冥神」×1

「ヘカトンケイル」デッキの回し方

 デッキのコンセプトは、「ヘカトンケイル」カードを駆使して相手モンスターのコントロールを奪い、デュエルを有利に進めることです。

今回紹介するデッキレシピは「ヘカトンケイル」を軸にした構築ですが「強奪」などの汎用的なコントロール奪取カードを増やしたり、「ヘカトンケイル」が幻想魔族の融合テーマである点を活かして「キマイラ」との混合構築にしたりするのも良いでしょう。

デッキの回し方ですが、まずはキーカードを引き込みつつ、モンスターの展開をしていきます。

神の見えざる手
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
このカードは自分フィールドの他のカード1枚を墓地へ送って発動する事もできる。
(1):デッキから「ヘカトンケイル」モンスター1体を手札に加える。
カードを墓地へ送って発動した場合、
さらにデッキから「神の見えざる手」以外の「ヘカトンケイル」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
相手は1枚ドローする。
その後、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。

通常魔法カードである「神の見えざる手」は任意の「ヘカトンケイル」モンスターのサーチが出来るだけでなく、自分フィールドの他のカード1枚をコストにすれば追加で「ヘカトンケイル」魔法・罠カードをデッキからセットできるため、キーカードを引き込むうえでも積極的に活用したいカードです。

見えざる手ヤドエル
効果モンスター
星6/光属性/幻想魔族/攻2100/守1600
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
このカードをデッキに戻す。
その後、デッキから「ヘカトンケイル」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体は戦闘では破壊されない。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「ヘカトンケイル」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。

また「見えざる手ヤドエル」は、手札の自身をデッキに戻して「ヘカトンケイル」魔法・罠カードをサーチできる効果を持ち「神の見えざる手」と相互にサーチし合えるため、安定してハンドアドバンテージを稼ぐことができます。

幻惑の見習い魔術師
効果モンスター
星6/闇属性/幻想魔族/攻2000/守1700
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは手札を1枚捨てて、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
「幻惑の見習い魔術師」以外の幻想魔族モンスター1体をデッキから手札に加える。
(3):このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体はその戦闘では破壊されない。

「ヘカトンケイル」モンスターは幻想魔族で統一されているため「幻惑の見習い魔術師」を展開要員兼サーチャーとして活用でき、また通常召喚権が余りやすい「ヘカトンケイル」テーマでは「魂の造形家」をリリースコストにすることで「見えざる手イブエル」「見えざる手ヤドエル」「幻惑の見習い魔術師」をサーチでき、デッキの安定性向上につながります。

また、モンスターの展開手段としては、現在3種存在するレベル7の「ヘカトンケイル」モンスターが、相手がドローフェイズ以外でカードを手札に加えた場合の自己特殊召喚が可能です。

見えざる手ゴッドス
効果モンスター
星7/闇属性/幻想魔族/攻2300/守2000
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):ドローフェイズ以外で相手の手札にカードが加わった場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体は戦闘では破壊されない。
(3):相手メインフェイズに、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。

中でも「見えざる手ゴッドス」は相手メインフェイズ中に相手の墓地のモンスターを自分フィールドに蘇生できる効果があるので、疑似的に手札から展開しつつ相手の墓地利用の妨害を図れる手札誘発モンスターとして利用することもできます。

「見えざる手イブエル」は手札の自身をデッキに戻して「ヘカトンケイル」モンスターをリクルートすることが出来るため、「見えざる手ガイガス」「見えざる手ブレアス」といった自分ターン中に元々の持ち主が相手のモンスターを自分フィールドに用意できるモンスターへのアクセス手段として活用できます。

次に展開したモンスターを使って融合モンスターなどを展開していきます。

見えざる神ジャウザー
融合・効果モンスター
星8/光属性/幻想魔族/攻2400/守2500
「ヘカトンケイル」モンスター+幻想魔族モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみEXデッキから特殊召喚できる。
●自分フィールドの、幻想魔族モンスター1体と
元々の持ち主が相手である表側表示モンスター1体をリリースした場合に特殊召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキ・墓地から「ヘカトンケイル」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体は戦闘では破壊されない。

融合モンスターである「見えざる神ジャウザー」は正規の方法での融合召喚以外にも、自分フィールドの「ヘカトンケイル」モンスターと元々の持ち主が相手のモンスターをリリースすることで特殊召喚できるため、レベル7の「ヘカトンケイル」モンスターや汎用的なコントロール奪取カードと合わせることで素材を用意できます。

「見えざる神ジャウザー」は起動効果で「ヘカトンケイル」カードのサーチ・サルベージが出来るため状況に適した「ヘカトンケイル」カードの用意・再利用が図れます。

見えざる神ゼノ
融合・効果モンスター
星9/闇属性/幻想魔族/攻3400/守3500
「ヘカトンケイル」モンスター×3
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
相手のEXデッキの裏側のカードをランダムに2枚確認する。
その中から1枚を選んで自分フィールドに特殊召喚できる。
(2):このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体は戦闘では破壊されない。
(3):融合召喚したこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
相手フィールドのモンスターを任意の数だけ選び、そのコントロールを得る。

同じく「ヘカトンケイル」融合モンスターである「見えざる神ゼノ」は「ヘカトンケイル」テーマの融合手段である「見えざる幽獄」で出すのが基本です。

見えざる幽獄
速攻魔法
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる
(このカードの名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●自分フィールドに「ヘカトンケイル」モンスターが存在する場合、
相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に戻す。
●自分のフィールド・墓地のモンスターを融合素材として除外し、
「ヘカトンケイル」融合モンスター1体を融合召喚する。
元々の持ち主が相手である自分フィールドの表側表示モンスターを融合素材とする場合、
「ヘカトンケイル」モンスターとして扱う事ができる。

素材指定が3体と重いものの「見えざる幽獄」は墓地のモンスターも素材にでき、さらに元々の持ち主が相手である自分フィールドのモンスターを「ヘカトンケイル」モンスターとして融合素材に使えるため、コントロール奪取と組み合わせることで消費を抑えることができます。

「見えざる神ゼノ」は高い攻守に加え、効果を使えばランダム性はあるものの相手のエクストラデッキ次第で強力なモンスターを展開でき、さらに幻想魔族特有の戦闘耐性と、効果破壊された際のコントロール奪取効果によって相手の行動を牽制できます。

交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/闇属性/アンデット族/攻2600/守1000
レベル6モンスター×2体以上
元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、
そのレベルを6として扱う。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
(2):1ターンに1度、フィールドのモンスターカードが、
効果で相手の墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され相手の墓地へ送られた場合、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
そのモンスター1体を自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。

今回紹介したデッキレシピでは、元々の持ち主が相手であるモンスターも素材にできる「交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン」「真血公ヴァンパイア」を採用しており、さらに汎用性の高いリンクモンスターなども取り入れているため、先述の「ヘカトンケイル」の動きと合わせて状況に応じた使い分けが可能です。

「ヘカトンケイル」デッキの展開例

幻惑の見習い魔術師
効果モンスター
星6/闇属性/幻想魔族/攻2000/守1700
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは手札を1枚捨てて、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
「幻惑の見習い魔術師」以外の幻想魔族モンスター1体をデッキから手札に加える。
(3):このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体はその戦闘では破壊されない。

先攻1ターン目かつ相手のデッキトップ3枚の中に特殊召喚可能なモンスターが1体でもいることを前提とし、手札に「幻惑の見習い魔術師」(「魂の造形家」でも可)+手札1枚の計2枚がある場合に出来るコンボです。

見えざる手ガイガス
効果モンスター
星7/闇属性/幻想魔族/攻1200/守2800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):ドローフェイズ以外で相手の手札にカードが加わった場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
相手のデッキの上からカードを3枚めくる。
その中からモンスター1体を選んで自分フィールドに特殊召喚できる。
残りをデッキに戻す。
(3):このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体は戦闘では破壊されない。

手札1枚を捨てることで手札から「幻惑の見習い魔術師」を特殊召喚→「幻惑の見習い魔術師」特殊召喚成功時の効果で「見えざる手イブエル」をサーチ→手札の「見えざる手イブエル」効果で自身を公開することでデッキに戻し、その後の効果で「見えざる手ガイガス」をリクルート→「見えざる手ガイガス」効果で相手のデッキトップ3枚をめくりその中からモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚→「幻惑の見習い魔術師」と元々の持ち主が相手のモンスター1体をリリースすることで「見えざる神ジャウザー」を特殊召喚→

「見えざる神ジャウザー」効果で「神の見えざる手」をサーチ→「神の見えざる手」を発動し「見えざる手ガイガス」を墓地へ送ることで「見えざる手ヤドエル」をサーチしてデッキから「見えざる誘い手」をセット→手札の「見えざる手ヤドエル」の効果で自身を公開することでデッキに戻し、その後の効果でデッキから「見えざる招き手」をセットします。

結果的に「見えざる神ジャウザー」を出し、セットした「見えざる誘い手」+「見えざる招き手」を用意できました。

次の相手ターン、以下のカードでで相手の行動を妨害できます。

  • モンスター効果の発動を無効にして破壊しそのモンスターを自分フィールドに特殊召喚できる「見えざる誘い手」
  • 魔法・罠カードの発動を無効にして破壊しその魔法・罠カードを自分フィールドにセット出来る「見えざる招き手」

「見えざる神ジャウザー」は幻想魔族モンスター特有の互いに戦闘破壊されない戦闘耐性も持っているため場持ちがあり、維持できれば次の自分のターンには再びサーチ・サルベージ効果でアドバンテージを稼げます。

初期手札に「見えざる誘い手」または「見えざる招き手」がある場合、「見えざる手ヤドエル」のアクセス先を「見えざる幽獄」に変えることで、次の相手ターンには「見えざる幽獄」を発動し、フィールドの「見えざる神ジャウザー」「見えざる誘い手」で奪った相手モンスター、さらに墓地の「見えざる手ガイガス」を素材として除外し「見えざる神ゼノ」を融合召喚することも可能です。

「ヘカトンケイル」は相手モンスターのコントロール奪取に特化したNTRテーマデッキ

「ヘカトンケイル」デッキは、相手モンスターのコントロールを奪いながら自軍の展開や融合召喚へと繋げる独自の戦術が魅力です。

手札・墓地・奪取した相手モンスターを融合素材に活用できるためリソース消費を抑えつつ、「神の見えざる手」「見えざる手ヤドエル」による豊富なサーチで安定した動きが可能です。

特に「見えざる神ジャウザー」「見えざる神ゼノ」は場持ちの良さと強力な牽制力を兼ね備え、状況に応じて柔軟に攻め手を変えられる点が強みといえるでしょう。

一方で、相手依存の効果も多く、展開の安定性は他テーマに比べるとやや不安定になりやすい点が弱点です。それでも、奪取によるアドバンテージ獲得と独特なプレイングで相手を翻弄できるのが「ヘカトンケイル」の大きな魅力です。

「ヘカトンケイル」と相性の良いカードの紹介はコチラ⬇︎

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