【初心者や復帰勢必見!】遊戯王の複雑化したわからない間違えやすいルールを徹底解説!!

「遊戯王のルールは複雑でよく間違えてしまう」

というのは初心者や復帰勢の方には尚更多いかと思います。

確かにこれまで幾度もルールの変更をしてきた結果、遊戯王のルールは複雑化してきていて

「慣れているユーザーでもルールがわからない」

ベテランユーザーでもルールを間違えてしまうことも実際に多いのが、遊戯王のルールの難しいところです。

今回はそんな間違えやすいルールについて遊戯王を始めたての初心者にも分かるように解説していきます。

遊戯王の間違えやすいルール!間違えやすいルール一覧

遊戯王は他のカードゲームと比べると効果テキストに専門用語が少ないです。

これはルールを齧った程度でもある程度分かるという長所でもありますが、それ故に受け取り方によっては齟齬が生まれてしまう場合もあります。

召喚方法が増えたりルールが変更される中、それに応じて効果テキストの仕様も変えて分かりやすいようにしてくれてはいますが、複雑なためカバーしきれていないのが現状です。

間違えやすいルールの具体例を一覧として紹介しながら解説をしていきたいと思います。

起動効果・誘発効果・誘発即時効果・永続効果の違い

水精鱗-メガロアビス

効果モンスター
星7/水属性/海竜族/攻2400/守1900
(1):手札からこのカード以外の水属性モンスター2体を墓地へ捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードの(1)の効果で特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「アビス」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):このカード以外の自分フィールドの表側攻撃表示の水属性モンスター1体をリリースして発動できる。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。

モンスターカードの効果は主にこの4つに分類されています。

テキストによって多少の違いはありますが、

  • 起動効果は自分のメインフェイズに任意のタイミングで発動できる効果。
  • 誘発効果は発動タイミングが決まっている効果
  • 誘発即時効果相手ターンでも任意に発動できる効果。
  • 永続効果は発動するものではなくそのモンスターが存在する限り適用され続けている効果

です。

効果テキストで具体例を挙げると、

  • 起動効果は『1ターンに1度発動できる』
  • 誘発効果は『~~された時(場合)……発動できる(する)』
  • 誘発即時効果は『この効果は相手ターンでも発動できる』
  • 永続効果は『このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り~~』

と記載されている場合が多いのでテキストに注意してみると良いです。

任意効果と強制効果

増殖するG

効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。
(1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
このターン、以下の効果を適用する。
●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、
自分はデッキから1枚ドローする。

モンスター・魔法・罠カードの効果にもいくつか種類があり、その内の2種類の分類です。

任意効果は文字通りプレイヤーが任意に発動できる効果のことで、

『~~のとき……出来る』

といったように効果テキストに書いてあり、

『~~の場合……出来る』

も任意効果になります。

一見同じように見えるこの2つには実は明確な違いがあり、それによってタイミングを逃すというこれまた複雑なルールと密接に関係しています。

タイミングを逃すについては詳しく書くと長くなってしまうので省略させていただきます。

強制効果は

『~~のとき……する』

といったように効果テキストに書いてあるもので、こちらは発動条件(~~のときという部分)が満たされた時点で発動しなければならない効果になります。

「タイミング」についてはコチラの記事で行なっております。初心者の方やベテランの方でも「タイミングのことってあんまり深く知らないな、、」という方も是非コチラの記事を読んでいただけたらと思います⬇︎

遊戯王の効果を発動するタイミングを逃すとはどういうことなのか。複雑なルールを出来るだけ簡単に説明します!

効果外テキスト

光の創造神 ホルアクティ(開封済み)

効果モンスター
星12/神属性/創造神族/攻 ?/守 ?
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上の、元々のカード名が
「オシリスの天空竜」「オベリスクの巨神兵」「ラーの翼神竜」となるモンスターを
それぞれ1体ずつリリースした場合のみ特殊召喚できる。
このカードの特殊召喚は無効化されない。
このカードを特殊召喚したプレイヤーはデュエルに勝利する。

主にモンスターですが、効果の所に書いてあっても効果ではないテキストが存在します。

『~~の場合に手札から特殊召喚できる』といった特殊召喚の条件や、『~~の時、デュエルに勝利する』といった特殊勝利条件などが当てはまります。

効果ではないためカード効果を無効にする効果では無効にできません。

効果による特殊召喚とそうでない特殊召喚

融合

通常魔法
(1):自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。

特殊召喚にも種類があり、何かのカード効果で特殊召喚する場合と効果ではなくルールや効果外テキストで特殊召喚するものがあります。

「死者蘇生」「融合」等は代表的な効果による特殊召喚です。

それに対してシンクロ召喚やエクシーズ召喚、効果外テキストで特殊召喚のための条件を満たしたモンスターの特殊召喚は効果で特殊召喚したわけではありません。

『特殊召喚を無効にする』といったテキストのカードを使う場合には、そのカードがどういった特殊召喚に対応しているのかをよく知っておく必要があります。

コストと効果の違い

通常魔法(制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):1000LPを払って発動できる。
レベル5以下の融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。

モンスター・魔法・罠カードに関わらずカード効果にはコストを払うものがあります。

  • 『手札を1枚捨てて発動できる』
  • 『1000ライフポイントを払って発動できる』

等が主に挙げられます。

これらは発動と同時に払わなければいけないコストなので、発動を無効にされた場合でも払わなければいけません。

誤解しやすいのですがコストと効果は全くの別物になります。

効果が無効にされている状態でもコストを払うことは出来るという状況がときたまありますので気を付けましょう。

蘇生制限と召喚条件を無視

古代の機械射出機

通常魔法
「古代の機械射出機」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、自分フィールドに「古代の歯車トークン」(機械族・地・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。

エクストラデッキのモンスターや特殊召喚条件を持つモンスターが持つルール上特別な制限のことです。

正規の召喚方法を持つモンスターのみの話ですが、そういったモンスターは正規の召喚方法で出していない場合は墓地からの蘇生や除外からの特殊召喚が出来ません。

例えて言うと、エクストラデッキから直接墓地へ送った融合モンスターは「死者蘇生」等で選ぶことは出来ません。

蘇生制限のことで間違えやすいのが召喚条件を無視して特殊召喚したモンスターです。

一部のカード効果を使えば特殊召喚条件を持つモンスターの召喚条件を無視して特殊召喚することが出来るのですが、これも正規の方法で特殊召喚しているわけでは無いので蘇生制限を満たしていないことは覚えておくと良いです。

対象を取る効果・対象を取らない効果

堕天使の戒壇

通常魔法
「堕天使の戒壇」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の「堕天使」モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。

コチラに関しては環境に足を踏み入れれば嫌と言うほど耳にするかと思います。

簡潔にまとめると

  • 対象にする効果は発動時に何に対してそのカードを打つのかが対象を取る効果。
  • 対象に取らない効果は発動時にどのカードに影響を及ぼすかを選ばない効果。

例を挙げるなら「死者蘇生」は蘇生対象を選択し、初めて発動できます。

対象を選んだ後に「DDクロウ」で妨害し不発にすることが出来ます。

しかし「堕天使の戒壇」は対象を取りません。

理由としてはコチラは効果処理時に蘇生対象を選びます。

少し分かりにくいかと思いますが、

  • 「死者蘇生」は先に対象を選び効果を発動。
  • 「堕天使の戒壇」は効果を発動後に蘇生効果を処理

コチラの場合は相手に蘇生先の「堕天使」を宣言しなくていい為、妨害されにくいというメリットが生まれます。

そのほかにも有名なのが強力なシンクロモンスターである「氷結界の龍 トリシューラ」です。

「氷結界の龍 トリシューラ」はフィールド・墓地・手札のカードに同時に影響を及ぼすので、対象をとらない効果になります。

まとめ

今回紹介した他にも間違えやすいルールはあります。

しっかりと細かい部分までルールを熟知した上でゲームを遊びたいという方は覚えることがたくさんありますが、そうでない場合はやりながら覚えていくというのも手だと思います。

ルールを知っている人にデュエルを見てもらって教えてもらったり、自分も相手プレイヤーも分からなかったらwiki等で調べてみると実体験として覚えられるため良いかと思います。

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