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2024年10月も終盤ということで、今月の大会環境を振り返っていきたいと思います。
10月に行われた大会で活躍したテーマデッキとその特徴を紹介します。今後大会への参加を考えている人は是非参考にしてみてください。
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2024年10月の大会環境で活躍したテーマデッキ一覧!
「ライゼオル」デッキ
レベル・ランク4モンスターの展開に特化した動きが特徴のエクシーズテーマデッキです。
展開の初動となれるカードが豊富に存在することから、手札消費の少なさと高い安定力を誇っており、無効化や除去が出来る「ライゼオル」カードを並べた強力な盤面はもちろん、種類も多い汎用ランク4エクシーズも利用できることから対応力もあります。
登場後すぐに大会環境で結果を残したことから注目を集めたテーマデッキでもあり、10月の大会環境では使用率・戦績共に環境トップとして活躍しました。
その活躍ぶりからミラーマッチを含め対「ライゼオル」デッキが想定されることも多くなったことで、「ライゼオル」デッキの作った盤面を切り崩せるよう「月女神の鏃」と「メレオロジック・アグリゲーター」のセットをサイドデッキなどに採用するデッキも非常に多くなりました。
「ライゼオル」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「M∀LICE」デッキ
サイバース族モンスターをメインとし、除外された場合の帰還効果を活用して、展開を行うのが特徴のリンクテーマデッキです。
デッキから除外して帰還させることで疑似リクルートを行えるだけでなく、リンク素材に使用した「M∀LICE」モンスターを墓地から、除外し帰還させることで更なる展開に繋ぐといった動きも得意としているため、少ない消費で高リンクモンスターを出せるのも強力なポイントです。
こちらも「ライゼオル」同様に登場してからすぐに大会環境で活躍したテーマデッキであり、10月の大会環境では「ライゼオル」に次ぐレベルの高い使用率と好成績を残しました。
9月末に登場した「盛悴のリザルドーズ」や10月からの規制改定で緩和された「封印の黄金櫃」など、「M∀LICE」と相性の良いカードの登場・緩和が追い風となったのも活躍の一因と言えます。
「ライゼオル」と同じく使用率の高さから対策も講じられており、手札から使えて相手ターン中の除外を封じられる「アーティファクト-ロンギヌス」をサイドデッキに採用するデッキもかなり増えました。
「M∀LICE」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「天盃龍」デッキ
炎属性・ドラゴン族モンスターを主軸としており、バトルフェイズ中にモンスターを展開や、シンクロ召喚を行う動きが特徴のシンクロテーマデッキです。
大会環境においては手札誘発カードを多数採用することで、相手の先攻1ターン目の動きを妨害しやすくなります。後攻ターンで「天盃龍」の動きでワンターンキルを狙うという構築が主流となっています。
10月から適用された新リミットレギュレーションによってキーカードの内の1枚である「天盃龍チュンドラ」が規制されたことで「盃満ちる燦幻荘」に続く2枚目の制限カードが出ましたが、10月の大会環境でも度々好成績を残す活躍をしました。
後攻ターンでの切り返しに特化していることもあり、上記でも触れた「ライゼオル」対策となる「月女神の鏃」と「メレオロジック・アグリゲーター」のセットに加え、リンクモンスターをメインとする「M∀LICE」に対しては「月女神の鏃」のコストに「鉄獣式強襲機動兵装改“BucephalusⅡ”」を選び、その効果で「共命翼ガルーラ」を墓地へ送ることで、相手リンクモンスターの除去をしつつドローを狙うセットをメインデッキに投入している構築も少なくありませんでした。
「天盃龍」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「メメント」デッキ
自壊と墓地肥やしによって一気に墓地リソースを稼ぎ、ステータスが高く強力な効果を持つ融合モンスターや特殊召喚モンスターに繋ぐ動きを得意としてます。
「メメント」以外の融合モンスターや汎用リンクモンスターの利用も可能であるため対応力があります。
「メメント」モンスターを墓地に溜めつつも、相手の盤面を崩すことが狙える「禁じられた一滴」とも相性が良いことから切り返しで一気に攻勢に出る動きも強力です。
10月の大会環境では「メメント・ゴブリン」にアクセスできる「百鬼羅刹大収監」を採用した構築だけでなく、「百鬼羅刹大収監」を採用しない構築も活躍しました。
「メメント」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「粛声」デッキ
光属性の戦士族・ドラゴン族儀式モンスターに関連するカードをメインとしているのが特徴の儀式テーマデッキです。
「粛声の祈り手ロー」を筆頭に「粛声の結界」「粛声の竜賢姫サフィラ」「粛声なる守護者ローガーディアン」とデッキの「粛声」カードにアクセスできる手段が多いため高い安定力を誇ることに加え、それらで作る盤面も高打点・耐性・妨害効果を持つシンプルに優秀なものであるため優秀です。
元々エクストラデッキに依存しないテーマであることから、上記で挙げた「ライゼオル」などへの対策手段も無理なく組み込むことができ、サイドデッキに「月女神の鏃」や「アーティファクト-ロンギヌス」を採用した構築は10月の大会環境でも引き続き活躍し優勝記録も残しました。
「粛声」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
まとめ!
2024年10月は新リミットレギュレーションがスタートしたこともあり、これまで大会環境を支配していた「デモンスミス」が退場する形となりました。
規制を受けなかった「ライオゼル」「M∀LICE」は、大会環境での活躍が目立ち、この2テーマを想定した対策前提でデッキを組まれる結果に。
また、これまで「デモンスミス」の影響で使用頻度が減ったテーマが、着々と大会環境で上位に入りこみ、再び様々なデッキを見かける機会が増えたような気がします。
2024年11月環境も引き続き、今回紹介したテーマが上位に食い込むかと思いますので、大会に出る予定のある方はそれらの対策をしっかり行いつつ、出場するデッキを選ぶと良いでしょう。
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