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昨今の遊戯王では墓地で効果を発動する効果が大幅に増え、墓地にどんなカードを送れるかが戦況を左右する場合も少なくありません。
墓地のカードの重要性が高まり、必然的に墓地肥やし用のカードの採用も求められています。
汎用性の高い墓地肥やし魔法カードについて紹介します。
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汎用性の高い墓地肥やし魔法カード一覧
「おろかな埋葬」
通常魔法(制限カード)
(1):デッキからモンスター1体を墓地へ送る。
デッキからモンスター1枚を墓地へ送る効果を持つ通常魔法カードです。
シンプル故に大抵のデッキへの採用が見込める、汎用性の高い墓地肥やし魔法カードです。
このカードの登場時点では、墓地アドバンテージを得られるモンスターがそこまで多くなかったため、利点が少なかったものの、墓地で発動する効果を持つモンスターが増えるとともにその有用性が注目されてきました。
何よりも優秀なのは墓地へ送るモンスターに制限がないことで、高レベルであろうと関係なく墓地へ送れるため、用途がかなり広いです。
「おろかな副葬」
通常魔法(準制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから魔法・罠カード1枚を墓地へ送る。
カード名ターン1の制限付きで、デッキから魔法・罠カード1枚を墓地へ送る効果を持つ通常魔法カードです。
「おろかな埋葬」の魔法・罠カード版であり、2024年10月現在2枚まで採用することができます。とはいえ、魔法・罠カードで墓地アドバンテージを得られるカードはモンスターほど多くありません。
テーマによっては墓地の魔法・罠カードのサルベージが出来るものもあるので、疑似的なサーチとして使えます。この効果が噛み合うテーマデッキも最近では増えています。
前述もしましたが魔法・罠カードはモンスターよりもサーチがしにくいため、墓地で効果を発動する魔法・罠カードを墓地へ送っておくことで、いつでも発動できるようにしておくという風にも使えます。
「おろかな重葬」
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は魔法・罠カードをセットできない。
(1):LPを半分払って発動できる。
EXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
カード名ターン1と発動するターン魔法・罠カードをセットできなくなるという制限が付きで、ライフポイントを半分払うことでエクストラデッキからモンスター1体を墓地へ送ることが出来る通常魔法カードです。
制限もライフコストも決して軽くはないですが、エクストラデッキから直接墓地へ送る効果は希少であり、それだけでも優秀です。
ライフを半分にするというコストは逆を言えば、ライフがどれだけ低い状況でも使えるということなので、そのターン中での展開やコンボで一気に決めたい時に役立ちます。
墓地へ送られたときに効果が発動するモンスターや、墓地から融合素材を選ぶ融合魔法、墓地のモンスターの効果をコピーするモンスターなどと相性が良いです。
また、エクストラデッキから直接墓地へ送るモンスターは蘇生制限を満たしていないため、フィールドに出すことは諦めましょう。
「隣の芝刈り」
通常魔法(準制限カード)
(1):自分のデッキの枚数が相手よりも多い場合に発動できる。
デッキの枚数が相手と同じになるように、自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。
自分のデッキ枚数が相手のデッキ枚数よりも多い場合に発動でき、デッキの枚数が同じになるように自分のデッキの上からカードを墓地へ送る通常魔法です。
その特性上、自分のデッキ枚数を増やせば大量の墓地肥やしが可能になります。
先攻を取ったときに手札にこのカードがあれば最大20枚の墓地肥やしが出来るため、墓地アドバンテージを得たいデッキにとってはかなり戦術の幅が広がります。
このカードを採用する場合にはデッキの枚数を60枚近くにしたいため、お互いのデッキをシャッフルする時点でどのようなデッキ傾向なのかバレることは覚悟しましょう。
「名推理」
通常魔法
(1):相手は1~12までの任意のレベルを宣言する。
通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、
そのモンスターのレベルが宣言されたレベルと同じ場合、
めくったカードを全て墓地へ送る。
違った場合、そのモンスターを特殊召喚し、
残りのめくったカードは全て墓地へ送る。
相手に1~12までの任意のレベルを宣言させ、通常召喚可能なモンスターが出るまでデッキからカードをめくり、そのモンスターが宣言されたレベルと同じレベルなら、墓地へ送り、違った場合は特殊召喚できる。
その後めくったカードはすべて墓地へ送るという通常魔法カードです。
特殊召喚することが目的であれば様々なレベルを持つモンスターを採用しているデッキとの相性が良いですが、墓地肥やし自体が目的の場合は相手にある程度読まれても、墓地を肥やすこと自体には成功するため、ノーコストなのも含めて損はしにくいです。
似た効果として「モンスターゲート」がありますが、あちらは確実に特殊召喚できる反面コストが必要になるので用途は若干違います。
「一撃必殺!居合ドロー」
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
相手フィールドのカードの数だけ自分のデッキの上からカードを墓地へ送り、
その後自分はデッキから1枚ドローし、お互いに確認する。
それが「一撃必殺!居合いドロー」だった場合、
それを墓地へ送り、フィールドのカードを全て破壊する。
その後、この効果で破壊され墓地へ送られたカードの数×2000ダメージを相手に与える。
違った場合、自分はこの効果でデッキから墓地へ送ったカードの数だけ、
自分の墓地のカードを選んでデッキに戻す。
相手フィールドのカードの数だけ自分のデッキトップからカードを墓地へ送って、1枚ドローし、そのカード次第で除去とバーンあるいは墓地のカードをデッキに戻せます。
同名カードをドローしていない場合には墓地へ送った枚数分、墓地のカードをデッキに戻すため一見すると墓地肥やしは出来ていないようにも見えますが、墓地へ送ったカードとデッキに戻すカードは別のものでも良いため、好きなカードを墓地に残すことができるという点では墓地肥やしとして機能しています。
墓地へ送る枚数は相手のフィールド次第で変わってきますが、場合によっては多数枚の墓地肥やしとして利用できます。
1枚ドローしているものの発動のために手札コストを要することを踏まえると1枚分のディスアドバンテージと言えるため、このカードの効果で墓地に残したカードをその後に利用し、損失以上のアドバンテージを稼げるようにすると良いでしょう。
「サプライズ・チェーン」
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):同一チェーン上で複数回同名カードの効果が発動していない場合、
そのチェーン2以降に発動できる。
このカードの発動時に積まれているチェーンの数によって以下の効果を適用する。
●2つ以上:このカードの発動時に積まれているチェーンの数だけ自分のデッキの上からカードをめくり、
好きな順番でデッキの上に戻す。
●3つ以上:自分のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。
●4つ以上:自分はデッキから1枚ドローする。
発動時に積まれているチェーンの数によって、適用される効果が増えていく魔法カードです。
中でも墓地肥やしが出来るのは3つ以上の場合の効果であり、デッキトップのカード1枚を墓地へ送るというものです。
仮にチェーン3でこのカードを発動した場合、2つ以上の効果もあるため事実上『デッキトップのカード3枚を確認し、その中か1枚を墓地へ送る』という墓地肥やしができます。
フリーチェーンで発動できるカードや相手の魔法・罠・モンスター効果の発動に対して使える誘発効果を持つカードと合わせれば、チェーン3以上にするのはそこまで難しくないでしょう。
4つ以上の効果では1枚ドローができ、デッキトップから確認できるカードの枚数が増えることに加え、ハンドアドバンテージを稼げるため、狙いたい効果でもあります。
「デーモンの宣告」
永続魔法
(1):1ターンに1度、500LPを払い、
カード名を1つ宣言して発動できる。
自分のデッキの一番上のカードをめくり、
宣言したカードだった場合、そのカードを手札に加える。
違った場合、めくったカードを墓地へ送る。
カード名を1つ宣言し、デッキトップのカードがそのカードなら手札に、違ったら墓地に送る効果を持ちます。
デッキに入っていないカードを宣言するなどすれば、確実にデッキトップのカード1枚を墓地へ送るカードとして機能します。
ライフコストがあるため使い過ぎには注意が必要ですが、永続魔法カードであるこのカードを維持できれば、毎ターン墓地肥やしをすることも可能でしょう。
確認や操作するなどし、既に自分のデッキトップのカードが分かっている場合は、それを手札に加えるか敢えて墓地に送るか好きな方を出来るため、状況に応じて選んでいけます。
似た用途が出来るカードとしては「真実の名」がありますが、通常魔法カードであるあちらは除去に弱くない代わりに1回だけの使い切りとなるので差別化は十分可能です。
「リンク・バック」
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):EXモンスターゾーンの自分のリンクモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターの位置を、そのリンク先となる自分のメインモンスターゾーンに移動する。
その後、そのモンスターのリンクマーカーの数だけ、
自分のデッキの上からカードを墓地へ送る事ができる。
エクストラモンスターゾーンの自分のリンクモンスター1体をそのリンク先となるメインモンスターゾーンに移動し、その後リンクマーカーの数だけ、デッキの上からカードを墓地へ送れます。
エクストラモンスターゾーンにリンクモンスターがいなければ使えませんが、現在では多くのデッキで採用可能な汎用素材で出せるリンクモンスターも数多く存在します。
ルールの都合上、リンクモンスターはまずエクストラモンスターゾーンに出さなくてはいけないため腐り辛いです。
エクストラモンスターゾーンからメインモンスターゾーンとなるリンク先へ移動する都合上、リンク先として左下・下・右下の3つの内いずれかを持ったリンクモンスターでなければこのカードは使えません。
墓地肥やしが出来る枚数はリンク数次第となりますが、デッキ次第では複数枚の墓地肥やしをしつつも更なる展開に繋ぐことも狙えるでしょう。
「繁華の花笑み」
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の「繁華の花笑み」の数+3枚を自分のデッキの上からめくる。
その中に3種類(モンスター・魔法・罠)のカードがあった場合、
その内の1枚を選んで手札に加え、残りのカードを墓地へ送る。
無かった場合、めくったカードを全てデッキに戻す。
墓地の同名カードの数+3枚デッキトップのカードをめくり、その中にモンスター・魔法・罠カードが全て含まれていれば内1枚を手札に加えて残りを墓地へ送り、含まれていなければ、全てデッキに戻す効果があります。
墓地に同名カードが無い場合はデッキトップ3枚がモンスター・魔法・罠カードで無ければ、手札に加えることも墓地肥やしも出来ないため、予めデッキトップを操作しておかなければ成功する確率はかなり低いでしょう。
同名カードが墓地にあるほどめくれる枚数が増えるため成功する確率も増えますが、デッキのカードの割合次第では上手くいかないため、その点も気にしたい所です。
「狂戦士の魂」
速攻魔法
「狂戦士の魂」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドのモンスターが直接攻撃で
相手に1500以下のダメージを与えた時、
手札を全て捨てて発動できる。
自分のデッキの一番上のカードをめくり、
それがモンスターだった場合、そのモンスターを墓地へ送り、相手に500ダメージを与える。
その後、モンスター以外がめくられるまでこの効果を(最大で7回)繰り返す。
めくったカードがモンスター以外だった場合、そのカードをデッキの一番上に戻す。
直接攻撃で相手に1500以下のダメージを与えた場合、手札を全て捨てることでデッキトップからカードをめくり、それがモンスターであれば墓地へ送って効果ダメージを与えられます。
トリガーとしては直接攻撃が可能な効果を持つダイレクトアタッカーの多くが該当しますし、単に低攻撃力のモンスターでの直接攻撃が通った場合も考えられます。
デッキトップのカードがモンスターであれば墓地へ送って効果ダメージを与えるという流れを最大7回まで行えるため、上手くいけばモンスター7枚の墓地肥やしと計3500の効果ダメージを与えられます。
安定して複数回成功させるためには、モンスター割合がかなり多いデッキでの使用やデッキトップ操作が出来るカードとの併用が望ましいでしょう。
まとめ
デッキからモンスターを特殊召喚するよりもデッキから墓地へ送ることの方が容易であり、魔法カードという即効性の高さからコンボの起点としても有用です。
墓地で発動する効果を持つカードが増える以前も墓地肥やしは、デッキ圧縮としての価値があり、今後も需要は高まることが予想されます。
墓地アドバンテージを得るためには墓地肥やしカードは必須ですが、墓地に頼るテーマデッキは墓地封じに弱いことを忘れないようにしましょう。
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