遊戯王には相手に効果ダメージを与えるカードが存在し、それを界隈ではバーンカードと称しています。
バーンカードを主軸にして相手のライフを削りきることを目的としたデッキもありますし、そうでないデッキでも初手やトドメなど様々な場面で活躍してくれます。
そこで今回は強力だったり使いやすいバーンカードについて紹介していきたいと思います。
目次
- 1 強力なバーン効果を持つカード達を紹介!
- 1.1 「アリジバク」
- 1.2 「星因士 シャム」
- 1.3 「マシュマロン」
- 1.4 KA-2 デス・シザース
- 1.5 Emスティルツ・シューター
- 1.6 「ヴォルカニック・バックショット」
- 1.7 「超弩級砲塔列車グスタフ・マックス」
- 1.8 「溶岩魔神ラヴァーゴーレム」
- 1.9 「The blazing MARS」
- 1.10 「ダーク・ダイブ・ボンバー」
- 1.11 「悪夢の拷問部屋」
- 1.12 「連鎖爆撃」
- 1.13 「ミスフォーチュン」
- 1.14 「仕込みマシンガン」
- 1.15 「停戦協定」
- 1.16 「墓穴ホール」
- 1.17 「魔法の筒」
- 1.18 「自業自得」
- 1.19 「破壊輪」
- 1.20 「破壊輪廻」
- 1.21 「不運の爆弾」
- 1.22 「業炎のバリア-ファイアー・フォース」
- 1.23 「ドゥーブルパッセ」
- 1.24 「バイバイダメージ」
- 2 遊戯王のバーンカードについてのまとめ!
強力なバーン効果を持つカード達を紹介!
「アリジバク」
リバース効果でお互いに1000ダメージ、戦闘・効果で破壊された場合に相手に1000ダメージを与えられる下級モンスターです。
セットしたこのモンスターに対して相手が攻撃力1000超えのモンスターで攻撃してきた場合、リバース効果と破壊された場合の効果を併せて自分に1000、相手に2000のダメージを与えることになります。
相手が警戒していないことが前提になりますのでその点は注意が必要ですが、最悪の場合自爆特攻でも相手に1000の効果ダメージを与えられます。
「星因士 シャム」
召喚・反転召喚・特殊召喚成功時に相手に1000ダメージを与えられる下級モンスターです。
光属性・戦士族・レベル4であることから恩恵を受けられるサポートカードが非常に多く、他のカードと併せて展開することでバーン効果を使いつつ各種召喚方法へと繋げていけます。
「マシュマロン」
戦闘では破壊されず、裏側表示のこのカードを攻撃したモンスターのコントローラーに1000ダメージを与える効果を持つ下級モンスターです。
歴史も長く有名なモンスターであり、ロックを主軸としたバーンデッキでは戦闘耐性を持っていることも非常に有難いため優秀です。
KA-2 デス・シザース
戦闘によって相手モンスターを破壊し、墓地に送った時に破壊したモンスターのレベル×500ダメージを相手に与えるモンスターです。
そのままの攻撃力は1000と破壊できるモンスターが限られてきてしまう上に、大ダメージを与えるのは難しいですが、このカードを強化するカードと組み合わせることで、戦闘ダメージをこのモンスターの効果ダメージで大ダメージを相手に与えることも出来ます。
また種族、属性共に恵まれている点もこのモンスターの長所です。
Emスティルツ・シューター
フィールドにモンスターが存在しない場合このカードを特殊召喚でき、自分の墓地に「Em」モンスターが存在し相手にダメージを与えるカードの効果を発動した時にこのカードを墓地から除外することで、相手に2000ダメージを与えることが出来ます。
墓地に他の「Em」モンスターが必要になるので、採用する際は「Em」モンスターを何枚か採用しなければなりませんが、ダメージ量は多いので相手を追い詰めるのに役に立ちます。
「ヴォルカニック・バックショット」
このカードが墓地に送られた場合に相手に500ダメージを与えることの出来るモンスターカードです。
このカードのダメージ量自体は少ないものの、「ブレイズ・キャノン」と合わせることで相手のモンスターを全て破壊できます。
相手のフィールドを一掃したい時に非常に強力なモンスターです。
「超弩級砲塔列車グスタフ・マックス」
ランク10のエクシーズモンスターであり、エクシーズ素材を1つ取り除くことで相手に2000ダメージを与えられます。
バーン効果を持つカードの中でもかなり有名であり、このカードの効果で2000ダメージを与えた後戦闘に特化した性能を持つ「超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ」を重ねて出して相手のライフを削り切るという流れは非常に強力です。
ランク10エクシーズである故の出しにくさから使えるデッキは限られますが、「列車」等の影響から昨今では出しやすいレベル10モンスターも増えたので使いやすさは上がってきています。
「溶岩魔神ラヴァーゴーレム」
相手フィールドのモンスターを2体をリリースして手札から特殊召喚出来るモンスターです。
相手フィールドに攻撃力3000のモンスターを特殊召喚してしまう代わりに自分スタンバイフェイズ毎に相手に1000ダメージを与えることが出来ます。
このカードを使う際は攻撃を止めるロック系のカードと併用することで相手にダメージを与え続けることが可能です。
「The blazing MARS」
このカードが手札・墓地に存在する時に墓地のカードを3体除外してこのカードを特殊召喚することが出来ます。
このカード以外の自分フィールドのモンスターを全て墓地に送ることで墓地に送った数×500ダメージを与える効果があり、メインフェイズ2に相手にとどめを刺す際に使える効果です。
墓地に送ったモンスターはこのカードを蘇生させるためのコストとして使うことも出来ますので、このカードの場もちが良いのも嬉しいところであります。
「ダーク・ダイブ・ボンバー」
1ターンに1度、メインフェイズ1に自分モンスターを1体リリースすることでリリースしたモンスターのレベル×200相手にダメージを与えるモンスターです。
エラッタ以前はメインフェイズ2に発動可能かつ、1ターンの制限がなく、とどめの一撃にこのカードとして使われており、ゲームバランスを崩壊させたモンスターの1体でした。
現在は大幅に弱体化されておりますのが、機械族・闇属性ということでサポートカードは豊富です。
「悪夢の拷問部屋」
相手に戦闘以外のダメージを与える度に相手に300ダメージを与えることの出来る永続魔法カードです。
1回1回のダメージ量は多くないものの、相手に効果ダメージを連続で与えるテーマと相性が良く、少ないダメージでも連続でダメージを与えられれば相手もプレッシャーとなります。
「連鎖爆撃」
主に「チェーンバーン」デッキに使われるカードで、チェーンの数が多ければ相手を発動ターンで倒すことも可能なカードです。
このカードと他のバーンカードと併用することで1キルも視野に入ります。
「ミスフォーチュン」
相手フィールドのモンスターを1体選択し、選択したモンスターの元々の攻撃力分の半分のダメージを相手に与えることの出来る効果を持っている通常魔法カードです。
相手にモンスターを送って、このカードを発動したり、「ロックバーン」などで使えばデメリットなしで相手に大ダメージを与えることも可能な1枚であります。
「仕込みマシンガン」
相手の手札・フィールドのカードの数×300ダメージを与える通常罠カードです。
バーンカードの代表例でもあるカードで、展開力やデッキ回転力が上がっている高速化した昨今では初手以外でも1000以上のダメージを狙うこともそう難しくはありません。
相手に依存してしまうものの、ロックカードと併せて膠着状態を作り出せれば与えるダメージも増やしやすいです。
「停戦協定」
裏側守備表示モンスターを表側表示にし、フィールドの効果モンスターの数×500ダメージを相手に与える通常罠カードです。
上記の「仕込みマシンガン」と同じく昔からあるバーンカードです。
相手が大量展開を得意としているデッキあれば大ダメージも狙いやすく、自分の効果モンスターも含めるため理論上は最大6000の効果ダメージも可能です。
トークンや通常モンスターは含めないためその点だけは注意が必要です。
「墓穴ホール」
相手が手札・墓地存在するまたは除外されているモンスターの効果を発動した時、その効果を無効にし2000ダメージを与えられます。
手札誘発モンスターだけでなく、最近ではよく見かけるようになった『墓地に存在する自身を除外して発動できる』といった効果のモンスターに対しても使えるため利用機会は多いです。
「ホール」通常罠カードである故に「蟲惑魔」モンスターのサポートを受けられます。「落とし穴」「ホール」通常罠カードを間接的にデッキから発動できる「フレシアの蟲惑魔」は汎用ランク4エクシーズなので使いやすさもある点は大きなメリットです。
「魔法の筒」
相手モンスターの攻撃宣言時、攻撃モンスターを対象に取りその攻撃を無効にして攻撃力分のダメージを相手に与える通常罠カードです。
初期のころからあるカードで、相手の攻撃力が高ければ高いほど与えるダメージも増えるカウンター系のバーンカードです。
相手モンスターの攻撃をトリガーにしているバーンカードとしては、相手フィールドの攻撃表示モンスターを一掃し破壊したモンスターの元々の攻撃力の合計をお互いに受ける「業炎のバリア -ファイヤー・フォース-」、直接攻撃では使えず戦闘ダメージを受けるものの状況次第では8000以上の効果ダメージも狙える「バイバイダメージ」等があります。
いずれも事前除去に弱いため、特にマッチ2戦目以降では相手も警戒してくることが予想されます。
「自業自得」
相手フィールドのモンスター1体につき、相手に500ダメージを与えることが出来る罠カードです。
効果自体はシンプルで、相手が大量展開した時や、展開しないデッキでも相手にトークンなどモンスターを展開させるカードと併用することで相手に大ダメージを与えることが出来ます。
デメリットが一切ないカードなので使いやすいバーンカードです。
「破壊輪」
相手ターンに相手のライフ以下の攻撃力を持つモンスターを1体を破壊し、自分がその元々の攻撃力分のダメージ分を受け、相手も自分と同じダメージを後から受けます。
エラッタされたカードの1枚で、効果に制限がついたことで発動できる盤面が大幅に限られました。
相手ライフの少ない後半では使いどころが限られてくるものの、前半であれば、ほぼ相手のモンスターを破壊することが出来ます。
自分もダメージを受けてしまうのでダメージを受けることで発動する効果を持つカードと併用すると良いでしょう。
「破壊輪廻」
「破壊輪」として扱える永続罠カードで1ターンに1度モンスターが効果で破壊された場合、フィールドのモンスター1体を対象として、そのモンスターを破壊し、お互いに500ダメージを受ける効果を持っております。
「破壊輪」の様な大ダメージは狙えないものの、こちら永続罠カードであり、小回りが効く利点がありますので、「破壊輪」とは用途を使い分けると良いでしょう。
「不運の爆弾」
相手フィールドの表側表示のモンスターを対象に発動できる罠カードで、自分はその表側表示のモンスターの攻撃力の半分のダメージを受け、その後自分が受けたダメージ分相手にダメージを与えることが可能です。
自分がダメージを受けてはしまうものの、バーンカードとして使えるカードで、相手によってこのカードを破壊され墓地に送られた場合、相手に1000ダメージを与えることが出来ます。
「ロックバーン」など伏せカードが多いデッキにこのカードを入れておくことで、魔法・罠カードの全体破壊を受けてしまってもこのカードで相手にダメージを与えるといった不意打ちを狙うといった戦術が可能です。
「業炎のバリア-ファイアー・フォース」
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる、攻撃反応型の罠カードです。
相手モンスターを全て破壊し、破壊したモンスターの元々の攻撃力の合計分自分がダメージを受けて、その後相手にも同じダメージを与えることが出来ます。
自分もダメージを受けるリスクがあるので、自分のライフが少ない時には使いにくく使い所を選ぶカードですが、相手に大ダメージを与える意義のあるデッキであれば採用の余地があるカードです。
「ドゥーブルパッセ」
相手モンスターが自分フィールドの攻撃表示のモンスターに攻撃宣言時に発動できる罠カードです。
攻撃対象モンスターの攻撃力分を相手に与えて、その相手モンスターの攻撃を直接攻撃にします。
自分の選択したモンスターは次の自分のターンに直接攻撃することが出来ます。
トリッキーなカードでありますが、選んだ自分のモンスターの攻撃力が高ければ相手に大ダメージを与えられる上に、次のターンに直接攻撃をすることが可能です。
やや癖のあるカードですが、使い方によっては相手に大ダメージが期待できるカードであります。
「バイバイダメージ」
自分のモンスターが攻撃されたダメージ計算時に発動でき、その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、その戦闘で自分が受けたダメージの倍、相手にダメージを与えることが出来る罠カードです。
「魔法の筒」と効果が似ているものの、違う点は直接攻撃時には使用できない点と、自分のダメージは無効にできないので、使う際はどちらが良いか吟味する必要があります。
自身のダメージは防げないものの、攻撃力が高いモンスターに対して使えば、相手に大ダメージを与えることが可能です。
遊戯王のバーンカードについてのまとめ!
遊戯王のバーンカードについての紹介でしたが、いかがでしたでしょうか?
バーン戦術は遊戯王の基本戦術の1つであり、ダメージを徐々に与えるカードから一気に大ダメージを与えるものなど、その種類は様々です。
今回紹介したもの以外にもバーン効果を持ったカードはたくさんありますので、是非バーンデッキを組む際は参考にして見てください。
コメント
残念ながら、MARSはメイン2では使えません。
漫画版でやたら強力だった所為で、弱体化してしまったんですよね。
コメントとご指摘誠にありがとうございます。
こちらのミスですので、訂正しておきます。