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遊戯王はずいぶん昔からアニメが地上波で放送しており、新たな召喚方法が登場したりするときには世代交代のような形でタイトルの一部が変わっています。
遊戯王のアニメと一括りにすれば、約20年間放送している長寿アニメでもあります。
今回は、そんな遊戯王のアニメについて考察や個人的な感想を書いていきたいと思います。
最近の遊戯王のアニメが、昔に比べてつまらないと言われているのは何故?
最近とは言いますが、そういった否定的な意見が大きく出るようになったのは遊戯王ZEXALあたりからです。
そして遊戯王ARC-Vでその声はさらに大きくなり、遊戯王VRAINSには以前ほどではなくなっています。
つまらないと言われてしまっている理由を挙げると、脚本や設定、アニメ独自ルールなど様々な要素があるかと思います。
しかしそんな中でも、設定やアニメ独自ルールにおいては遊戯王5D’sも同様の問題点を抱えていましたが、プラスに評価されているという点を鑑みるに、一番の違いは脚本の優劣なのでないでしょうか。
物語である以上、キャラや設定などを活かすも殺すも脚本次第だという意見もあります。
しかしながら、ただ脚本が悪かったという理由だけでは済まず、アニメ独自ルールを視聴者が納得できるか否か、アニメ中のデュエル内容がどういったものなのかも面白さの評価のポイントなのだと思います。
要点をまとめると、脚本の優劣が一番の理由として挙げられるが、何もそれだけが理由というわけでも無い。
ということになります。
最近の遊戯王のアニメは面白い?つまらない?冷静に評価と感想を書いてみた!
ここでは最近の遊戯王に対して私の個人的な感想と評価を書いていきたいと思います。
極力客観的な視線も交えながらにするつもりですが、不快に感じる方がいたら申し訳ありません。
今の所、私は遊戯王のアニメを全話視聴しております。
その前提の上で最近のことについて触れていきます。
まず、世間一般でつまらないという意見が増え始めた遊戯王ZEXALについてですが、確かに最初の頃にルール説明が長くデュエルも話も進まなかったり、シャイニングドローというドローカードを創造するというのはいかがなものかと思いもしました。
キャラ同士の掛け合いが長くキャラの掘り下げが出来ているとも言えましたが、肝心のデュエル内容は途中で回想シーンが入ったりでデュエルが終わってみれば数ターンで決着がついていたというようなことが多かったように思います。
とはいえ、否定的な意見ばかりでもなく、個性的なキャラがいた点は面白いと思いました。
中でも一部では顔芸キャラとも呼ばれている真月ことベクターは見ていて飽きず、主人公の九十九遊馬ばりに活躍もしていました。
彼は、真ゲスとの愛称を付けられるほどでした。
その他にも、モンスターやキャラクターを含めても全体的に作画が安定していたことも良かったです。
次に一番叩かれている、遊戯王ARC-Vですが、これに関してはなかなか厳しい作品だったとというのが正直な感想です。
主人公のキャラ性やストーリー展開、アニメ独自ルールのアクションマジックにご都合感が強い等々、挙げ出したらキリがないと言うほど欠点がありましたが具体的なことは控えさせてもらいます。
あくまで個人的な感想ということを強調しますと、単純につまらなかったです。
良かった点については、度々既存テーマが専用強化込みで、出たことは良かったと思います。
とはいえ、過去作品の登場キャラも出たことで、過去作品のキャラが目立ちすぎて、遊戯王ARC-Vから登場したキャラが、途中からモブキャラ扱いされてしまうのはいかがなものかと感じました。
あくまでもメインは過去作品のキャラクターではなく、現作品のキャラクターがメインなのに、
最終回から2話前でのジャックとのデュエルはどうなのか?
と、個人的には感じてしまいました。
恐らく、過去作のキャラクターを出すことで、話題性やストーリーにアクセントを付けたかったのかもしれませんが、それが帰ってアダになってしまった印象です。
次に、遊戯王VRAINSについてです。
一部では前述した、2つも合わせて三大駄作なんて呼ばれていますが、私個人としてはそこまで悪いものではないと思います。
確かに、少々無理のあるストーリー展開も散見されますが、キャラ性やデュエル自体は面白いものだと思います。
アニメ独自ルールのスピードデュエルとスキルですが、スピードデュエル自体がリンクモンスターの特性と噛み合っていない点は、失敗したところなのかとは思うものの、スキルについては一部の強引な物を除けばそれなりにバランスの取れた設定なのだとは思います。
スキルという物自体はスマホアプリのデュエルリンクスにもありますし、お互いに独自の物を持っているなら一種の公平さはあるような気がしました。
また、アニメ自体もキャラクター設定は良かったものの、個人的には、もう少しキャラクターについて、深掘りをした回があったり、主人公達との関わりについて、深掘りしても良かったのではないかという物足りなさがありました。
後半になるにつれ、主人公と敵対していたリボルバーや、ブラッドシェパードが仲間になる展開は良かったものの、話数の関係もあったのかも知れませんが、「いつの間にか仲間になっていた感」が否めない印象でした。
遊戯王VRAINSでは、ソロテクノロジー社を牛耳る権力者の存在も、ストーリー中にありましたが、結局そのあたりも謎のまま、最終章が終わってしまったのも不完全燃焼感が否めません。
遊戯王VRAINSについては、恐らく、Playmaker対AIの後に、ソロテクノロジー社を牛耳る権力者との戦いが最終章にあったのではないかと推測します。(予算の問題や、視聴率の問題で打ち切りになったとの噂もあります。)
遊戯王VRAINS終了後は、ラッシュデュエルを物語とした遊戯王セブンスと遊戯王ゴーラッシュが放送され、ターゲット層が小学生にまで下がった印象でしたが、小学生層の視聴者よりもやはり、遊戯王OCGで遊んでいる10代〜30代の視聴者が圧倒的に多いイメージでした。
内容に関しては、小学生向けを想定して作られた作品かと思いますが、個人的には、大人でも楽しめる内容になっていたのではないかと感じます。
遊戯王セブンスも遊戯王ゴーラッシュも、主人公や魅力的なヒロインも多い点が評価に繋がっているのかも知れません。
以上のことを総合して評価しますと、最近の遊戯王のアニメはつまらないという評価は、やや言いすぎだと思います。
まとめ!
遊戯王のアニメについては、正直賛否両論が分かれる作品だと思います。
特に、遊戯王ZEXAL以降はカードを想像したり、アクションカードを拾ったり、デュエルに乱入したりと、カードゲーム本来のルールすら捻じ曲げている印象でした。
個人的に遊戯王VRAINSに関しては、キャラ設定や世界観は良かったものの、話数の問題もあったのか、諸所雑な部分が目立つ印象があり、非常に残念と感じてしまいました。
ラッシュデュエルを題材とした遊戯王セブンスと遊戯王ゴーラッシュに関しては、ターゲット層が小学生層ではあるものの、大人でも楽しめる内容だと個人的には感じているので、今後の遊戯王アニメの動向に期待したいところです。
今回の個人的な感想だけを見ると、悲観的な意見が多いかと思いますが、遊戯王にはストーリー以外にもぶっ飛んだネタや迷シーンが多い作品ですので、ネタ目当てに遊戯王のアニメを視聴するのも面白いかと思います。(笑)
遊戯王アニメのぶっ飛びネタの紹介についてはコチラ⬇︎