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遊戯王のデッキにはいろんな種類があり、ガチデッキやファンデッキにキャラデッキなどが存在します。
そんな中でも一際異例とも言えるのがネタデッキです。
名前からしてどんなデッキなのかは察しが付くとは思いますが、今回はそんなネタデッキについての説明と紹介をしていきます。
ネタデッキって何?
まず最初にネタデッキとはどんなデッキのことを指しているのかと言いますと、ネタカードと呼ばれるカードをメインに据えたデッキのことです。
この説明だけだとファンデッキとどう違うかということになりますが、1つのテーマとして強化されたり専用のサポートカードが出ているかの違いになっています。
専用のサポートカードもなくネタに走ったデッキ構築になるため、基本的にデッキの強さは度外視したほうが良いです。
ネタによってはデュエルに勝つことを目的としていないものもありますし、あくまで使うことでデュエルを見ている人や対戦相手を笑わせるために使うというスタンスの方が良いと思います。
ネタと一言に言っても種類は様々で、どんなデッキ構築になるのかはプレイヤーの腕次第になります。
遊戯王アニメでのネタを持ち出したりする場合には対戦相手も元ネタを知っているという前提が必要になりますので、そのネタがどれだけ遊戯王ユーザーの中で知られているかも考えたほうが楽しいデュエルが出来るでしょう。
当サイトが選んだ遊戯王のネタデッキを紹介
「ポケモン」デッキ
ネタデッキとは代表格とも言えるデッキです。
「ライトロード・ハンター・『ライコウ』」や「『炎帝』テスタロス」などカード名にポケモンの名前も入っているカードをとにかく集めただけのデッキです。
その特性上性能については度外視で、デュエルをプレイしている際に遊戯王のカード名ではなく該当したポケモンの名前を呼んだりすると相手にも分かりやすいでしょう。
「音楽」デッキ
「魔人」や「音響戦士」など既に存在する楽器などをモチーフにしたカードを詰め込んだデッキになります。
あんまり種類がないかと言われればそんなことはなく、「チューニング」は元々音楽用語ですし楽器と言うなら「角笛」も間違いなく楽器に含まれます。
実際に集めてみると思ったよりも、多種多様なデッキ構築になるでしょう。
また音楽といえば初代遊戯王でも有名なあのモンスターを覚えているでしょうか?
そう「音楽家の帝王」です。
女性二人が融合して美少女が登場するかと思えば、何故彼が出てきたのか?
いまだに謎ですが、彼は「簡易融合」で出せるので素材としては優秀です。
「大逆転クイズ」デッキ
文字通り「大逆転クイズ」を使うことを目的としたデッキになります。
自分の手札とフィールドのカード全てをコストに払い、デッキトップのカードの種類を当てることでライフを入れ替えるのが「大逆転クイズ」です。
この特性を活かして勝利を目指すため、自分のライフを積極的に削ったあとに「大逆転クイズ」を使い少量のバーン効果で勝利します。
「光の護封壁」や「黒いペンダント」と相性が良くかなり偏ったデッキ構築にはなりますが、手札に必要なパーツが揃えば勝つことも難しくないデッキと言えます。
「アイツ・コイツ・ソイツ・ドイツ」デッキ
非常にユニークな見た目をしておりながら紙飛行機に乗っている謎のモンスターですが、対応するユニオンを装備することで「青眼の白龍」を超えた攻撃力を得ることができます。
こちらも古参プレイヤーから懐かしく思われるカードでうまく使えば、非常にウケが良かったりします。
しかし、わざわざこのテーマでなくとも違う3000が出て来るテーマで良いんじゃないか?
と言うのが本音ですが、非常にユニークな見た目と古参プレイヤーから懐かしく思われるカードでうまく使えば非常にウケが良かったりします。実は私の愛用デッキだったりします(笑)
「狂戦士の魂」デッキ
初代遊戯王のアニメにて、遊戯がインセクター羽蛾をオーバーキルしたことでも有名なカードであり、実際にカード化したこのカードを使って勝つこと(オーバーキルをして見ていた人に止められHA☆NA☆SE!!と言うまでがワンセット)を目的にしています。
カード化したテキストでは1枚につき500の効果ダメージを最大8回行えるので、相手のライフをそれ以下にすることと発動条件を満たすことが重要です。
「エレキリン」であれば条件は簡単に満たせますし、相手のライフを下げるには「時戒神ミチオン」を使って相手のライフを半分にしておくと良いでしょう。
都合上デッキのモンスター割合が必然的に多くなるので、難しい構築になります。
「戦士ダイ・グレファー」デッキ
元は戦士族の通常モンスターであった「戦士ダイ・グレファー」がいろんなカードのイラストに描かれていることに注目し、カードイラストに「戦士ダイ・グレファー」が映っているカードを集めたデッキです。
絵柄で集めてデッキになるのかと思うかもしれませんが、「戦士ダイ・グレファー」が映っているカードは「戦士ダイ・グレファー」も恩恵が受けられたり汎用性があったりとデッキとして問題なく機能します。
「戦士ダイ・グレファー」の派生形と言えるモンスターもそれなりに種類がいるので作ってみると面白いかもしれません。
「ゴブリン部隊」デッキ
「ゴブリン〇〇部隊」という名前のカードやイラスト的に判断した関連カードを集めたデッキです。
原点でもある「ゴブリン突撃部隊」の攻撃力は現在でも油断できないほど高いこともあり、メタデッキとなめてかかると痛い目を見ることに。
他にもレベル4以下限定ではありますが、優秀なモンスターもいるためデッキ構築によってはファンデッキなどと普通に良い勝負が出来るでしょう。
「軍貫」デッキ
「しゃりの軍貫」に関連する効果を持ったモンスターをメインとしたエクシーズテーマであり、「軍貫」エクシーズモンスターは特定のモンスターをエクシーズ素材としてエクシーズ召喚した場合に固有の効果を発揮できる特徴があります。
カードイラストを見れば分かるかと思いますが、寿司の軍艦巻きをモチーフとしたテーマです。そのユニークなイラストと寿司ネタという二重の意味でネタデッキと言えます。
「しゃりの軍貫」をサーチ・リクルート・蘇生することでエクシーズ素材を用意し、各種「軍貫」エクシーズモンスターに繋ぐことでアドバンテージを稼ぎ、攻勢に出られます。
「しゃりの軍貫」として扱う「赤しゃりの軍貫」の登場以降はデッキの安定力が格段に上がったため、他のネタデッキと比べると実用性もかなり高いでしょう。
「究極完全態・グレート・モス」デッキ
トップレベルに難易度が高い召喚条件を持つ「究極完全態・グレート・モス」を中心としたデッキです
「究極完全態・グレート・モス」を出すだけであれば「超進化の繭」や「寄生虫パラノイド」で召喚条件を無視して特殊召喚するのが手っ取り早いですが、ネタデッキとしては勝敗を度外視にして「究極完全態・グレート・モス」を正規の方法で特殊召喚することを目指すのも面白いでしょう。
正規の方法で出すには「進化の繭」を装備した「プチモス」を自分のターンで数えて6ターンもの間守らなければならないため、別のカードで耐性を付与したりなどすることになるかと思います。
「進化の繭」「プチモス」「究極完全態・グレート・モス」の3種を引き込みやすくするためにサーチカードやドローソースを採用するのはもちろん、上記のような防御手段も多数投入する必要があることを考えると、やはり難易度は極めて高いでしょう。
「ダイス・ポット」デッキ
お互いにサイコロを振り出た目に応じて自分か相手に効果ダメージを与えるリバース効果を持つ「ダイス・ポット」を中心としたデッキです。
最大で6000もの大ダメージを与えられる効果は非常に強力であり、この運要素のある大量バーンで相手のライフを消し飛ばすことを目的として、構築することになります。
低ステータスのリバースモンスターであるこのカードを使いやすくするために各種サポートカードを採用するのはもちろん、サイコロの出目をある程度操作できる「出たら目」なら「ダイス・ポット」効果で6000ダメージを与えられる確率が大幅に上げられるため出来る限り併用したいカードです。
その他にも「運命の分かれ道」など、運次第で相手に効果ダメージを与えられるカードを採用すれば、ギャンブルバーンデッキと呼ばれる構築にできるでしょう。
運が良ければ高速で相手のライフを削り切れる一方、運が悪ければあっという間に自滅しかねないという点もネタデッキらしい所です。
「一撃必殺!居合ドロー」デッキ
特定の条件を満たした場合に全体除去とバーンを行える「一撃必殺!居合ドロー」で勝利することを目的としたデッキです。
条件を満たすには「一撃必殺!居合ドロー」の効果を使って同名カードをドローしなければならず、墓地肥やしをした後にドローする特性上、確実に成功させるにはデッキトップから何枚目に同名カードがあるのか把握しなければならない点が難易度の高いポイントです。
バーンの倍率自体は除去したカード1枚につき2000とかなり高く、破壊したカードは自分のカードでも良いため、フィールドに破壊できるカードが4枚さえあれば8000ダメージで勝利が出来ます。
狙った位置に同名カードを入れることが可能な「鎖龍蛇-スカルデット」、デッキのカードを引き切ることも狙えるほどの回転力を誇る「未界域」テーマ、この両方を活用すれば「一撃必殺!居合ドロー」を成功させやすくできます。
現在では規制されたため難しくなりましたが、一時期は「一撃必殺!居合ドロー」軸の「未界域」は先攻ワンキルも可能だったことからも強さが窺えるかと思います。
「アルカナフォースXXI-THE WORLD」デッキ
「アルカナフォースXXI-THE WORLD」の持つコイントスが表の時に得られる相手のターンをスキップする効果を使って勝利を目指すデッキです。
まず前提としてコイントスで表が出た状態の「アルカナフォースXXI-THE WORLD」を用意しなければならず、そこに更にコストとなるモンスターの確保が必要となります。
「アルカナフォースXXI-THE WORLD」を出すには属性や種族に注目して「神の居城-ヴァルハラ」などを使って特殊召喚するのも良く、確実にコイントスで表とするためにも「光の結界」を利用したい所です。
コストとするモンスターの確保としては、数ターン限りだけで良いならステータス面でシナジーのある「光の創造者-ヴィーナス」が候補となります。その他にもライフが続く限り繰り返しフィールドに出せる「H・C サウザンド・ブレード」と「Emトリッククラウン」のセット等があります。
他にも「アンデットワールド」デッキに組み合わせることで「アルカナフォースXXI-THE WORLD」を蘇生しやすくし、コストとなるモンスターを確保する上では「死霊王 ドーハスーラ」や「ゾンビマスター」と「ゴブリンゾンビ」の組み合わせを使うというのも有りでしょう。
上手く決まればデュエルに勝利するまでずっと俺のターン状態に出来る、非常にロマンのあるコンボを狙えるでしょう。
逆「エクゾディア」デッキ
エクゾディアパーツ5種を手札に揃えることで特殊勝利できることから非常に有名な「エクゾディア」ですが、ここで紹介するのはあくまで逆なのでエクゾディアパーツを相手の手札に揃えることで、デュエルに敗北することを目的としたデッキです。
自分が勝つことを考えていないどころか相手に勝たせることを目的にしているというコンセプトはネタデッキの中でも極めて稀と言えます。
「プレゼント交換」「星の金貨」「エクスチェンジ」「ジャック・イン・ザ・ハンド」などを使うことで、相手の手札にエクゾディアパーツを揃えることになるため、それらを引き込むためにもドローソースとなるカードを多用することになります。
上手く決まれば相手を驚かせられること間違いなしの正真正銘ネタデッキです。
「眠れる巨人ズシン」デッキ
「眠れる巨人ズシン」はカード効果を受けない耐性や相手の攻撃力を上回る効果を持っている代わりに、ズシンカウンターが10個置かれた自分のモンスターをリリースした場合のみ特殊召喚できるという召喚条件の難易度が非常に高いカードです。
ズシンカウンターを置く効果は起動効果であるため、「眠れる巨人ズシン」が手札にある状態で自分フィール
ドにレベル1通常モンスターを何ターンも維持しなくては召喚条件を満たすことはできません。
相手のロックや防御手段を多数採用することで、レベル1通常モンスターを守り続けたり、手札に複数枚の「眠れる巨人ズシン」を用意することで1ターンでおけるズシンカウンターの数を増やすといった運用が求められます。
効果自体は強力なものの出せれば必ずデュエルに勝利できるというわけではないため、基本的には勝敗に関係なく「眠れる巨人ズシン」を出すこと自体が目的となりやすいです。
「創(双)星神」デッキ
現状で該当するカードは「創星神 sophia」「創星神 tierra」「双星神 a-vida」の計3種であり、いずれも難易度の高い召喚条件とお互いのフィールドや墓地のカードを除外したりデッキに戻したりといったリセット効果を持っているのが特徴です。ちなみにこの3種は攻守の合計が7000になる共通点もあります。
3種ともは流石に無理がありますが、いずれか1体だけなら専用の構築をすれば特殊召喚を狙うことは十分可能です。自身以外のお互いの盤面をリセットすることで有利な状況を作り出せます。
召喚条件を満たす都合上、デッキの展開力が高くなりやすいため「創(双)星神」を引き込めていない場合でも普通に戦えます。
「六武衆-ヤリザ」デッキ
効果の扱い辛さや他の「六武衆」カードとのシナジーの薄さもあり、「六武衆」デッキでも採用を見送られることが多いことから、一部の界隈ではネタカードとして有名な「六武衆-ヤリザ」を主軸に据えたデッキです。
アニメやゲーム作品での扱いもあって公式からもネタカードとして認識されている節があり、そういった点も「六武衆-ヤリザ」がネタとして人気のあるポイントになっています。
直接的なシナジーこそ薄いものの「六武衆」は優秀なサポートカードも多いので、それらを活用すれば「六武衆-ヤリザ」を素早くフィールドに出すこともダイレクトアタッカーとして運用することも可能でしょう。
「六武衆-ヤリザ」を装備魔法カードなどを使い、強化することで直接攻撃のダメージを大きくして勝利を目指すというのも有りです。
「自爆スイッチ」
自分のライフが相手より7000以上少ない場合に引き分けに持ち込める「自爆スイッチ」の使用を目的としたデッキです。
デュエルの勝敗を完全に度外視しているあたりネタデッキと言えますが、マッチ戦において2勝目を勝ち取るのが難しい場合に「自爆スイッチ」で引き分けに持ち込む戦術は敬遠されがちなので、ネタとして割り切るのであればシングル戦で利用するのも良いでしょう。
「自爆スイッチ」の発動条件を満たすためにも相手のライフを回復させるか自分のライフを削るカードを多用し、ドローやサーチカードで「自爆スイッチ」を引き込むことで引き分けを狙っていきます。
ゴールドレアデッキ
レアリティの一種としてゴールドレア・ゴールドシークレットレア・プレミアムゴールドレアというものがあり、これらはイラストだけでなくカードの枠やイラストの縁が金色に光っているためパッと見ただけでも豪華な印象を受ける仕様となっています。
これらゴールドレア系列のレアリティのカードのみを採用したデッキです。
これまでゴールドレアで登場したカードには「サイクロン」「死者蘇生」「くず鉄のかかし」などといった汎用カードも多く存在するため、テーマなどのシナジーを考えなければ戦えるデッキを構築することは十分可能となっています。
デッキのカード全てが金ピカなため、リッチ感を得られる上にお互いの目を眩ませられるでしょう。
まとめ
ネタデッキについて紹介してきましたが、最後に一番大事なことを書きたいと思います。
「勝負に勝つ」というコンセプトとは違った方向でデュエルを楽しむデッキになりますので、相手が真剣勝負をしたい場合には使うのは避けたほうが良いです。
また中にはそういったネタデッキを敬遠する人もいるので、使う際にはその場の空気を読んだり相手を選びましょう。
その点を踏まえて楽しくデュエルが出来たら良いと思います。
またコチラの記事ではネタカードの紹介も行っております。より遊戯王のネタを極めたい芸人デュエリストに是非一度読んでいただきたいと思います⬇︎