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2024年8月も終わりということで、今月の大会環境について振り返っていきます。
8月に行われた大会で活躍したテーマデッキとその特徴も合わせて紹介していくので、これから大会への参加を考えている人は参考にしてみてください。
▼今回紹介するテーマを組む▼
2024年8月大会環境で活躍したテーマデッキ一覧!
「デモンスミスアザミナスネークアイ」デッキ
「罪宝スネークアイ」に「デモンスミス」と「アザミナ」の出張セットを採用した構築であり、「アザミナ」に関しては「罪宝」関連カードを利用するということで、カテゴリ面でのシナジーもあります。
「デモンスミス」出張セットと「アザミナ」の出張セットはどちらも召喚権を温存したまま動くことが可能であるため、これらを積極的に利用することで相手の妨害に対する貫通力や自分の作る盤面の制圧力を上げることに繋がります。
展開力・アドバンテージ獲得能力の高い「スネークアイ」テーマの動きが強力なのは言わずもがなです。
上記の「デモンスミス」や「アザミナ」の動きと併用することで、より制圧力の高い盤面を作ったり相手の妨害を乗り越えて攻勢に出たりも狙いやすくなっています。
その強力さから使用率・戦績共に8月の大会環境でトップレベルに活躍したテーマデッキです。
「天盃龍」デッキ
炎属性・ドラゴン族モンスターをメインとし、バトルフェイズ中に展開する動きが特徴的なシンクロテーマです。
大会環境ではデッキの半分以上を手札誘発カードにすることで相手の先攻1ターン目の動きを妨害し、自分の後攻ターンには「天盃龍」の動きによって、一気にワンターンキルを狙うという構築が主流となっています。
元々「天盃龍」は自分のメインフェイズ中の耐性付与やバトルフェイズ中の相手の効果発動を封じる効果によって相手に妨害され辛い攻撃と展開を仕掛けられます。
「天盃龍」が炎属性モンスターをメインとしていることから「霊王の波動」を手札から発動した場合でも動きを制限されずに済むというのも利点です。
こちらも8月の大会環境では使用率・戦績共にトップレベルとして活躍したテーマデッキであり、大会によっては参加者の半数近くが「デモンスミスアザミナスネークアイ」デッキか「天盃龍」デッキのどちらかということもあったほどです。
「天盃龍」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「メメント」デッキ
自壊と墓地肥やしを行うことでアドバンテージを稼ぎ、墓地リソースを活用して展開に繋ぐ動きが特徴のテーマデッキです。
最近では「メメント・ゴブリン」のリクルートが可能な「百鬼羅刹大収監」を採用することで相手の「無限泡影」や「エフェクト・ヴェーラー」を躱しつつアドバンテージを稼いだり、ダブついた手札誘発モンスターを「メメント・ゴブリン」に変えられたりすることから、安定力を上げた構築が主流となっています。
上記の2つのテーマデッキが幅を利かせる8月の大会環境でも着実と活躍の場を広げ、ベスト4やベスト8に入るという好成績も残しました。
「メメント」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「神碑」デッキ
速攻魔法カードを駆使することで、相手のデッキ破壊を行う戦法が特徴のテーマデッキです。
「インスペクト・ボーダー」や「御前試合」などのロック効果を持ったカードで相手の動きを抑制し、「神碑」速攻魔法カードによって相手のデッキを削ったり「神碑の泉」で「神碑」速攻魔法カードを繰り返し利用したりして戦います。
デッキ破壊を狙うことやロックカードを使うという点から、他の環境デッキとは構築やコンセプトが大きく異なるため、デッキによっては対処しづらいというのも環境においては利点となります。
昨今では墓地を活用する「スネークアイ」などに刺さる「次元の裂け目」を採用しているデッキが主流となっており、「神碑」デッキはその特性上、環境トップデッキへのメタカードを採用した構築もしやすいこともあって度々好成績を残しました。
「神碑」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「デモンスミス魔弾」デッキ
相手ターン中でも手札から速攻魔法カードや罠カードを発動する動きが特徴的な「魔弾」と光属性・悪魔族モンスターを利用するという点でシナジーのある「デモンスミス」を合わせた構築です。
「刻まれし魔の詠聖」を「魔弾」モンスターのサーチに使ったり「魔弾」モンスターを「デモンスミス」リンクモンスターの素材に使ったりと無理なく互いのサポートの恩恵を受けられるほか、「デモンスミス」の制圧力や打点に「魔弾」の奇襲性の高さを組み合わせることでより強力な盤面構築も図れます。
他の環境デッキと比べると使用率などは低かったですが、汎用性の高い出張セットとして利用されることが多い「デモンスミス」がしっかりとシナジーのある「魔弾」との組み合わせで8月の大会環境でも時折好成績を残したということから一部で注目を集めました。
「デモンスミス魔弾」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
まとめ!
2024年8月に活躍したテーマは、7月と大きく変動はありません。しかし「アザミナ」が登場したことで、「デモンスミスアザミナスネークアイ」という強いテーマに強いテーマを混ぜれば強いという中々にカオスなデッキが登場しました。
2024年9月は例年通りに行けば、10月リミットレギュレーションの発表が控えており、今回紹介したテーマの規制は免れないでしょう。
9月の大会環境に向けてデッキを組みたい人は、10月リミットレギュレーションをしっかりと加味した上でカードの購入やデッキを構築していくことのがおすすめです。
▼今回紹介したテーマを組む▼