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2025年9月27日に発売予定のワールドプレミアパック2025では「王家の神殿」関連カードや「アポピス」カードなどが収録されます。
これらはアニメ遊戯王DMに登場したリシドをイメージしたカードであるため、リシドテーマという総称でも呼ばれています。
リシドテーマと相性の良いカードについて紹介します。興味がある方は参考にしてみてください。
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「王家の神殿」関連(リシドテーマ)と相性の良いカード7選
「天獄の王」
効果モンスター
星10/闇属性/岩石族/攻3000/守3000
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
手札のこのカードを相手ターン終了時まで公開する。
この効果で公開し続けている間、フィールドにセットされたカードは効果では破壊されない。
(2):セットされた魔法・罠カードが発動した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
手札で公開されている状態でこの効果を発動した場合、
さらにデッキから魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。
そのカードは次のターンのエンドフェイズに除外される。
手札の自身を公開することでセットされたカードに効果破壊耐性を付与できるため、罠モンスターである「アポピス」カードを相手の破壊効果から守ることができます。
「アポピス」カードを効果破壊から守るだけであれば、「刻印を持つ者」の永続効果でも可能です。そのため、相手の破壊効果にチェーンして「アポピス」カードを発動することで対処できます。
しかし、「澱神アポピス」や「聖神蛇アポピス」効果を相手の行動妨害として使いたい場合、自分の意図しないタイミングで発動させられると盤面の制圧力が大きく低下するため、このカードでセット状態の「アポピス」カードを守れるのは利点です。
さらに、このカードは1の効果を使った後、相手ターンに2の効果を使うことで、自己特殊召喚しつつ任意の魔法・罠カードをデッキからセットできます。これに「王家の神殿」を組み合わせれば、セットしたターンでも罠カードを発動できるため、実質的に相手ターン中に好きな罠カードを発動する運用が可能です。
また、このカードは岩石族であるため、「御影志士」のサーチ効果に対応しています。したがって、レベル4の「刻印を持つ者」や「アポピスの蛇神」などをエクシーズ素材にして、このカードを引き込む動きも有効です。
「超融合」
速攻魔法(準制限カード)
このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
自分・相手フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。
このカードは、相手フィールドのモンスターも融合素材にでき、さらにチェーンを組めない効果外テキストを持つため、展開妨害にも切り返しにも使える強力な除去手段となります。
「聖神獣セルケト」の素材指定を踏まえると、自分フィールドに「セルケト」モンスターを用意することで、相手の攻撃力2500以下のモンスターを素材に巻き込みつつ、「聖神獣セルケト」を融合召喚できます。
同様の動きは「神殿の守護者」でも可能ですが、こちらは速攻魔法カードであるため、バトルフェイズや相手ターン中にも発動できる点で大きく差別化できます。
採用する際は、「セルケト」モンスターを用意できない場合に備え、「共命の翼ガルーラ」や「沼地のドロゴン」など、素材指定が緩い融合モンスターも併せて採用すると良いでしょう。
「苦紋様の土像」
永続罠
(1):このカードは発動後、効果モンスター(岩石族・地・星7・攻0/守2500)となり、
モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしても扱う)。
(2):このカード以外のモンスター扱いの罠カードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカードの効果で特殊召喚されたこのカードを効果の対象にできない。
(3):このカードの効果で特殊召喚されたこのカードが存在する状態で、
自分の魔法&罠ゾーンのカードがモンスターゾーンに特殊召喚された場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
罠モンスターとなれる永続罠カードであり、魔法&罠ゾーンからモンスターが特殊召喚された場合に使える除去効果を持つのが特徴です。
リシドテーマでは罠モンスターの「アポピス」罠カードを駆使するため、ターン1指定のないこのカードの除去効果と併用することで相手の展開を妨害することが出来ます。
対象を取らない効果無効化効果を持つ「澱神アポピス」と合わせれば、対象耐性・効果破壊耐性を持つカードもこのカードで破壊できるようになったりと、より高い制圧力を発揮できます。
このカード自体は汎用リンク2モンスターである「影法師トップハットヘア」効果でデッキからセットすることが出来るため、合わせて採用すると活用しやすいでしょう。
「無限泡影」「聖王の粉砕」「命王の螺旋」
無限泡影
通常罠
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
セットされていたこのカードを発動した場合、
さらにこのターン中、このカードと同じ縦列の他の魔法・罠カードの効果は無効化される
聖王の粉砕
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
相手フィールドにカードが存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):デッキからカードを手札に加える効果を含む、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果を無効にする。
自分の墓地に罠カードが存在する場合、さらにその無効にしたカードを破壊する。
このカードを手札から発動した場合、発動後、
このデュエル中に自分は闇・水・炎属性モンスターの効果を発動できない。
命王の螺旋
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動したターン、
このカードの発動は手札からもできる。
(1):相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札・EXデッキに戻す。
自分の墓地に罠カードが存在しない場合、
さらに相手は自身の墓地からモンスター1体を特殊召喚できる。
このカードを手札から発動した場合、発動後、
このデュエル中に自分は光・闇属性モンスターの効果を発動できない
いずれも条件を満たした場合に手札から発動可能な通常罠カードであり「ドミナス」カードについては手札から発動した場合そのデュエル中に適用される制約がある点には注意が必要です。
手札から発動できることから高い奇襲性で相手の先攻1ターン目の動きを妨害することが可能であり、使用後は墓地に罠カードがある状態になるため「王の遺宝祀りし聖域」のサーチ効果の発動条件を満たせます。
リシドテーマのカードは地属性で統一されているため、「聖王の粉砕」や「命王の螺旋」などの「ドミナス」カードの制約を気にせず運用できます。さらに、「アポピス」カードなどの罠カードを多用するため、墓地に罠カードが溜まりやすく、それらのカードの性能を最大限に活かしやすい点も特徴です。
ただし、「天獄の王」や「影法師トップハットヘア」、手札誘発モンスターなど、地属性以外のモンスターを採用する場合は、「ドミナス」カードの制約との兼ね合いに注意が必要です。
「春化精」モンスター
このテーマは、地属性モンスターの蘇生を含む地属性サポート効果を持つ、地属性・天使族のテーマです。
リシドテーマのモンスターはすべて地属性であるため高いシナジーがあり、特に「セルケト」モンスターは地属性・天使族で統一されているため、「苗と霞の春化精」でのサーチが可能です。
また、「王家の神殿」の2の効果を活かす際、「聖獣セルケト」は自己特殊召喚効果を持たない上級モンスターであることがネックになりやすいですが、「春化精」モンスターの蘇生効果を使えば、通常召喚権を「刻印を持つ者」に使った場合でも「聖獣セルケト」を展開できます。この点でも両者の相性は良好です。
「春化精」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「エルドリッチ」テーマ
このテーマは、「黄金卿エルドリッチ」を中心に「エルドリクシル」カードや「黄金郷」カードといった魔法・罠カードを駆使して戦うのが特徴です。
罠モンスター化できる「黄金郷」カードを活用する点はリシドテーマと共通しており、また魔法・罠カードの採用枚数が多くなりやすいことは「王の遺宝祀りし聖域」のサーチ効果を序盤から使えるようにするうえで役立ちます。
さらに、「黄金卿エルドリッチ」はレベル10であるため、「守護獣セルケト」を特殊召喚するための除外コストにできるほか、疑似的な自己蘇生によって効果破壊耐性を持つ3500打点のアタッカーとしても機能します。
ただし、「アポピス」カードに加えて「エルドリクシル」カードや「黄金郷」カードも併用する場合、魔法&罠ゾーンが圧迫されやすい点には注意が必要です。
「エルドリッチ」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「ARG☆S」テーマ
固有の条件を満たした場合にモンスターとして特殊召喚できる効果やフリーチェーンで自身を魔法&罠ゾーンに置ける効果を持つ永続罠カードを駆使するのが特徴のテーマです。
リシドテーマとは罠モンスターを活用するという点でシナジーがあり、「刻印を持つ者」や「アポピスの蛇神」を素材にして「ARG☆S-勇駿のアリオン」をエクシーズ召喚すれば「澱神アポピス」を用意しつつリシドテーマから「ARG☆S」テーマの動きに繋ぐということも可能です。
「ARG☆S」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「王家の神殿」関連(リシドテーマ)は属性・種族サポートにも恵まれ他テーマとの混合構築も面白い
2025年9月発売のワールドプレミアパック2025では、アニメDMのリシドをイメージした「王家の神殿」関連や「アポピス」カードが収録されます。
罠モンスターや地属性サポートを組み合わせることで、「天獄の王」や「超融合」による展開妨害や除去、「春化精」による安定展開、「エルドリッチ」や「ARG☆S」との混合構築が検討します。
多彩な罠カードで序盤から相手の動きを抑え、「聖神獣セルケト」などの切り札へ繋げれば、リシドのような戦術的なデュエルを楽しめるでしょう。初代遊戯王ファンに特におすすめのテーマなので、デッキ構築の参考にしてみてください。
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